「月光」
―光あるところ漆黒の闇あり
古の時代より人類は闇を恐れた
しかし
暗黒を断ち切る騎士の剣によって
人類は希望の光を得たのだ―
「ねぇねぇ知ってる、ホラーの都市伝説のやつ最近さ夜な夜な怪物が人間の体を乗り移っちゃうだって、あれ?もしもし...ごめん充電切れそ、うんはーいまたね」女子高生がケータイを切ると後ろから何者かに連れ去られてしまった。
冴島邸
「コラ!ピクピクしない、もーう集中力途切れた。」はやてが冴島邸に居てゴンザに絵のモデルをさせている。「わたくしめには無理でごさいますよ」「何をやっているんだ」「え?あっ!お、お帰りなさいませ今お夕食の準備を」鋼牙の帰宅にゴンザは慌ててキッチンに向かった。「ちょっと...お帰り、お帰りなさいませ」ペコリとお辞儀をするも鋼牙の顔は無愛想のままだった「なんでお前がここにいる」「君が...言ったんやで俺の傍に居ろって」(今後は出来るだけ俺の傍に居ろ安易に動き回られちゃ迷惑だからな)一週間前、鋼牙は確かにはやてに言った。「そうだった」「あたしかて不本意やったけど...」「この屋敷居付くからにはそれそおうの仕事はしてもらうからな」ズイっとはやての顔に近ずいて睨む鋼牙、睨んだあとはやての部屋を出た。
「お待たせしました、さぁ召し上がれ」はやての出した料理はまぁ極々ふつの和食
「なんだこれは...ゴンザの口に合えば俺も認めてやろう」「えー」鋼牙はゴンザに料理を手渡す手渡されたゴンザは料理を口にした。「...美味しゅうございますよ鋼牙様」「やろ料理得意やねんでわたし」渋々と鋼牙ははやての料理を口にした感想は
「......まずい」鋼牙はそう言って箸を置き立ち上がって自分の部屋に行った。「なんやねんあいつ人が折角作った料理をまずいって」「こ、鋼牙様は恥ずかしがり屋な時がございまして...」ゴンザはなんとか鋼牙のフォローを入れるが
「もういい...」はやても自分の部屋に戻った。
冴島邸内でのはやての部屋ではやては絵を描き始めた
わたしは家族のだんらんなんて知らへん
幼くして両親を失ったあたしはずっと一人やった
家族や恋人同士だって誤解やすれ違いは生じる
ましてや...全くの他人同士が一つ屋根の下で暮らしてゆくのはどんなに大変な事やろう
そんな今日の夜のラジオにニュースが流れる 【今日午後4時ごろ海鳴市にアパートで坂下玲子さん28歳が死亡しているのを隣の住人が発見し110当番通報をしました。警察では坂下さんの交際相手で同じアパートに同居している薬剤師の森野仁志容疑者を殺人の容疑で全国指名手配しました。】
海岸近くの倉庫
「痛い!離して!一体何...何なの...」「致死量0.01ミリの激毒物だ、チクリと感じた瞬間には天国に上っている。心配するな基本的には君に危害を加える気はない」
「基本的にってどういう事...分け解かんない」森野は連れ去った女子高生の首に注射器を当てる。そこに物音が聞こえ二人は驚く、その人物は「やっと追いついたぜ薬剤師さんよ」男だった。「薬剤師...」女子高生が疑問を浮かべるも男は近ずく「それ以上、近ずくなこの子が道ずれになるぞ」「これ以上、罪重ねんなおとなしく俺の手に落ちろ」男は警察手帳と手錠を出す。「警察の人!助けて!」女子高生は森野からの拘束を振りほどくが森野はすぐに引き戻す、引き戻すと注射針を目に近ずける。「僕は玲子を殺してないなのにお前は僕を犯人に仕立て上げようとしている、個人的な恨みをはらそうとして...」「変わってないな森野お前、高校時代からそうやって聞き分けなかったよな」
どうやら二人は高校時代同級生だったらしい「お前だって変ってないじゃないか
その強引な性格は...羽沢」二人は睨み合う
冴島邸
鋼牙が訓練をしていると指令書を持ったゴンザが居た訓練をやめ鋼牙は指令書を持ち見つめる。
そして、また海岸倉庫
「おっかしいな、何で繋がらないんだ」羽沢刑事が無線連絡で応援を呼ぼうとするが無線が動かなかった。「基本的に応援が呼べないってことだな」「元々呼ぶ気なんかないぜ、お前と二人きりっでケリを付けよう思ったんだ」無線が動かないのを隠して無線機をしまった。「僕が玲子と付き合ってるのが、そんなに許せないのか」「刑事としてお前が犯人としてこうして追ってきたんだ、諦めて自首しろ」「僕は玲子を殺す動機がない」刑事は拳銃を抜き森野は注射針を構える「男と女の間の事だ、
どんな小さな事も動機になる」「冗談じゃない、はめられてたまるか」「やめてよ!女の人を巡っての痴話喧嘩なら私を巻き込まないで関係ないんだから」ジタバタと女子高をしっかりと拘束する森野、でも刑事の視点は森野ではなくその後ろ側だった3人しかいない筈の倉庫にもう1人、人がいるそれも若い女だったでも女はすぐに消えてしまった。今度は刑事の扉の窓から白い手が現われる。二人の驚きに刑事も振り返るが手は消えていた「誰か...誰かがいる」そして彼らは今日自分たちが体験する恐怖をまだ知らない...
そして2時間後の鋼牙はというと
ホラーの出現したゲートに居た
「不味いな鋼牙すでにこのオブジェの影をゲートにしてホラーは現われたらしいぜ」「どの位前だ」「まだ1、2時間前だな」そんなゲートの近くには女物のバックが落ちていた「この鞄の持ち主に憑依したようだな」「間違いないな、辺りに女の残留思念を感じるぜ」鋼牙はゲートの辺りを見る「どうしてわざわざこんな所に」
「さぁな此処はお前たち人間が好きな自殺の名所ってやつだからな、きっとこの女にもなにか陰我が有ったんだろう」鋼牙の周りを一匹の蛾が飛んでいた「これは...」
「あぁ女の残留思念が凝り固まった物だ」まるで何かを伝えよう飛び回っている「何かを伝えようしているな」「魔物になって死にたくない私の陰我を断ち切ってって言ってるぜ、どうする鋼牙」「どうやら道案内してくれるらしいな」鋼牙は蛾を追った。
海岸倉庫
「出てこいよ、馬鹿にしてるコラ!」刑事が懐中電灯を照らしあの女を探していた「なんでもいいから此処から出ようよ」女子高の言葉に男二人はドアを開けようとするもビクともしない「ダメだ完全に塞がれている、羽沢ココから出られたら僕の事はもう追って来るな」「お前が無実という証拠はない」「それをみつけるのがそっちの仕事だろ」「だからお前が犯人だろうが」二人はまた喧嘩をし始めた「あんたたちは何だかんだ言いながら結局は自分たちの事じゃない本当に亡くなった女の人の考えてるとは思えないは」女子高生に説教され落ち着いた二人だった。
蛾の道案内で海岸近くまで鋼牙は近ずいていた。「鋼牙、一つ厄介なことが分かった」「どうした」「ゲートからホラールナーケンだぜ」ザルバがホラーの名前を呼ぶ「ルナーケン?」「ルナーケンは憑依した人間を蛹して満月と共に覚醒するとても残忍で大食いな奴だと聞く」ホラーの性質を鋼牙に説明する鋼牙は空を見上げる
「満月まで...」「あと1時間だ」それを聞いた鋼牙歩き出す。
蛾の道案内が終わり着いたのは倉庫だった。鋼牙は倉庫の扉に近ずく「厄介な事が二つ」「なんだ、時間が無いぞ」満月までそう時間がない「一つは結界が張ってある
もう一つは中に人間がいるそれも一人じゃない」鋼牙は結界に触れる「結界の方は子供騙しだな、それより人間がいるほうがまずい」「人の前で鎧を召喚した者は...」「わかってるそれはあの女の時で懲りてるからな」「例のアレを使うか」「あぁ」鋼牙は剣を抜き結界を破壊倉庫内に侵入した。人間の叫び声を聞いた鋼牙は声のした場所に向かった。倉庫内で3人の人の額に札を貼り3人を寝かせた。そして鋼牙は覚醒したルナーケンと対峙した
覚醒したルナーケンは色鮮やかな女性だった。鋼牙はルナーケンを向かったルナーケンは月の球体で鋼牙を押し戻す、鋼牙から離れた月に剣を抜き月を防ぐ
鋼牙の辺りを月が回り鋼牙は神経を巡らせる、ルナーケンは月を手に戻し月から刃が生え
月は鋼牙に襲い掛かる剣で月を飛ばし近くのテーブルを蹴りで月に当てるが月は破壊して
更に刃が増え鋼牙に攻撃をする鋼牙は剣で防御する、月はバウンドして巧みに動く鋼牙は
後ろに追いやられ月の刃の狭間に腕を入れ剣とで防いだ剣は火花を散らし月を弾き飛ばしてルナーケンに斬りかかるがルナーケンは絹のような翅で防がれ飛ばれてしまう。
鋼牙は立ちあがり剣を空にかざし円を描き鎧を召喚した。少年は【牙狼】えと変身する
ガロはルナーケンを一刀両断するも無数の蛾が飛び回る、ガロの後ろでルナーケンが現れる。「どういう事だ?」「月だ、月が奴の本体だ」後ろには月、前にはルナーケン
ガロは手の甲に剣を乗せ構える。
ルナーケンの翅の攻撃をガロは鎧の籠手で防ぎ牙狼剣で月を貫いた!「女の怒りと苦しみなぜ...わからない」「どうしても女心がわからない男でね」ガロは月を破壊してルナーケンを斬った。「この女は恐らく男との因縁によって陰我を生み出しルナーケンに憑依されたんだろう、厄介だがしかし極めて興味深いのが男と女だ」「俺にとってはどうでもいい事だ」
鋼牙は鎧を解除して寝ている三人を見て倉庫を出た
冴島邸
ゴンザがテーブルクロスをキレイしている時にはやてがゴンザに近ずいた「あの子...いつもあんなに無愛想やの」「どうかクールと言ってあげてください」「そんなかっこいい言葉、似合わへん乙女心の何たるかがまったく分かってへん、変なのはあいつのほうや!」
「ただ...これだけは理解してあげてください、あの方は早くにご両親を失くされあえて
家族と呼べるのは執事のこのわたくし一人です、ですので極力他人との関わりを避け感情を押し殺しておられるのです、多少の無愛想は」「あの子はあたしに剣を突きつけたやで
それはなんで」「それは...いずれご本人の口から直接...」「教えてお願い」はやての真っ直ぐとした瞳でゴンザを見つめる「あの方もお辛いのですどうか察してあげてください」
そう言ってゴンザはリビングを出た。
はやては自分の部屋の窓で空を見た
朝になって倉庫から出た三人は女子高生を送り森野を警察に出頭させるためにタクシーに乗っていた、タクシーのラジオが流れているそこには「海鳴市、アパート女性殺害事件ですが急転ちょかの解決をみせました。物取り目的でアパートに侵入し帰宅した坂下玲子さん見つかり殺害に及んだ無職の男を逮捕、警察は緊急逮捕しました当初犯人として指名手配を受けた森野仁志さんに対して警察では珍書の意しめしておりこのような事がないと謝罪しました」タクシーを降りた女子高生は公衆電話で友人に連絡していた「ごめんごめんケータイまでもう最低、え都市伝説...そんな話したっけ忘れちゃったよ、うんじゃあね
美由紀」
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