「美貌」
―光あるところ漆黒の闇あり
古の時代より人類は闇を恐れた
しかし
暗黒を断ち切る騎士の剣によって
人類は希望の光を得たのだ―
鋼牙のほかに魔戒騎士がいることは解っていた。でも会ったことはない。でもわたしは鋼牙とはちがう魔戒騎士と出会うのでした。
5月中旬の朝
朝の冴島邸はゴンザの清掃姿からはじまる、その静寂を元気なあいさつともにやってくる。少女、八神はやて「いってきます」「あ、行ってらっしゃいませ」ゴンザははやてを見送った「あ...」何かを思い出した様に止まる「帰ってきたら絵のモデルお願い」はやてに絵のモデルを頼まれたゴンザは引きつった笑顔だった。はやては玄関をのドアを開けると左手に傷を負った鋼牙がいた「怪我してるやん!」「触るな」「鋼牙様、一体何が」鋼牙はコートの中に有った布をゴンザに渡す「こ、これは...!」ゴンザは布の中に入っていた物を見て驚愕する。
「救急箱の一つも無いんかこの屋敷は!」はやてが救急箱を探してるなかゴンザは布に入った短剣の説明をする「破邪の剣、普通の人間なら傷をうけて数分で死に至ります」「なんやって?!」「古にはこの刃に命を奪われた魔戒騎士が何人も」「もう解説してる場合やないやん早よ消毒せなその前に石田先生に連絡をケータイケータイ」「騒ぐな」「だって!」鋼牙の注意を受けてもはやては救急箱を探して行ってしまった。「あ、あの...」「はぁ、ゴンザ、リヴァトラの時を」「かしこまりました。」ゴンザがもって来た重厚感ある箱から一本の小瓶を鋼牙が渡す鋼牙は小瓶の液体を飲み干して傷を負った手に魔導火を当てるすると
傷は綺麗に無くなっていた。はやてはウイスキーの瓶を持って現れた「これしか無かったけどかんべんしてな」ウイスキーを口に含み傷を消毒を試みようとしていた。「あ、あの
はやてさ...ま...」吐き出したウイスキーはゴンザの顔にかかってしまう。「ご、ごめんなさいゴンザさん、もう一回」はやては再度ウイスキーを口に含むが鋼牙が瓶をクイッと上げウイスキーを飲んでしまう。「三匹の番犬の所に行ってくる」コート持って鋼牙は番犬所と行く「なんて奴や、人の親切を...」「はやて様、大丈夫ですか?」冴島邸の朝は騒がしい。
だが鋼牙に破邪の剣で攻撃をしたのは何者なのだろうか・
番犬所
三神官の元に迫る破邪の剣をコダマを刃に触れず掴む「破邪の剣!?」「どうしてそれを」「誰かに貰った」三神官は剣を投げた鋼牙に問う「そいつを扱えるのは魔戒騎士だけだ」「だから?」「仲間があなたを狙ったという事?」「友達いるの?」鋼牙は振り返り「お前たちのコレクションに加えるがいいさ」鋼牙は番犬所を出た。
公園
八神はやては公園に居た。先日鋼牙が怪我を負って帰ってきたその時消毒しようとウイスキーを飲んでしまい二日酔いになっていた。はやては木の影に隠れ頭を押さえる「なんで酔っぱらった状態で病院に行かなあかんねん、みんなあのバカのせいうぅ気持ち悪い」胸をさすりながらため息を出すそこに男二人がやってきた。「ずっと見てたけどそんな気持ち悪いなら俺たちが介抱してやるよ」「結構ですほっといて」「そうも行かないないんだ~」男たちはしつこくはやてに絡んでくる「じゃあ行こうか」男たちは車いすを押して進む
「車取ってくるわ」「おぉ頼んだ」男たちは誘拐しようとする輩だったらしいはやてを車いすを押している帽子を被った男の頭を鷲掴みする『「手」』「痛て、痛て痛てててて」男を投げ飛ばしたのは黒いコートを着た青年。青年ははやてに笑顔を向ける「ちょっとだけ待っててね」青年は数人の男たちに近ずくその内のふたりが青年のコートの襟を掴む「やめてよ皺になっちゃうでしょ」青年はふたりを倒しナイフを持った別の男たちを倒した最後の一人になった男はナイフを構える「うぇええい!うぇええい!」「君らを見てたら思い出したよ。チワワいっつも小刻みに震えてさ」「う、うるせー!」ナイフを突き立てる男を投げた青年、青年に負けた男たちは退散していった。「あんなアホな連中より俺とどっか行かない?」
青年はそっと近ずきはやての指にハメたリングを見る「フーン悪くないリングだねでも君の指にはチープすぎるな」青年ははやての指輪を取ろうとした。「痛た、何するんですか」
「ごめんごめん、かわいい声してるねやっぱり顔に正比例する物なのかな」「はぁ?」「でも悲鳴の方がもっと似合ったりして...」青年の笑顔は消えはやては寒気を感じたでも青年は、また笑顔を向けた「今度、会った時は絶っ対デートしよう!夜の方がベストかも色んな意味でさ」青年はそう言って何所かに行ってしまった。「今度会う時って...夜って...あ!いけない病院」はやては車いすを押して病院へと向かった。
「そうか、今日は診察だったね。」「でも少し不安で」「不安?」電話越しにはやての不安がる声が聞こえた。「だって診察の結果を知るのが怖いんです」「......確かに診察の結果は怖いかもしれないでも大丈夫、僕たちが全力で君を支えるよ」「先生...ありがとうごいます」龍崎の言葉はとても優しかった。「そうだ前々からはやて君が行きたがってた絵の展示会今日行ってみよう」「おおきに!龍崎先生やっぱ電話してよかったです」「幸運をね」はやては龍崎の電話を切った。
何所かなのアトリエ
「お前ではもう絵は描けない!」薄暗いアトリエで男がキャンパスに絵を描いているでも描いたキャンパスの絵を他の色で塗りつぶす。「なんでだよ!?」そう問いただす女、女の風貌は小太りで小じわが多い似合いもしないカツラを付けた中年女性 氷見川美琴は言った。「お前は確かに若く美しかった。だが!今のお前は醜い」この画家はかつて美琴の絵を描いて売れた画家そうはやてと龍崎が今日見る展示会の画家である。「あたしは...あたしは...悪くないよ」「もうお前とはこれっきり手は組まない」絵の筆をおいた。そして一人の女性を紹介する「この子が新しい私のキャンパスだ」画家は女性の肩に腕を置きながら部屋を出た。「なんでだよ...何で私がこんな目に...」美琴は肩を落とし床に顔をうずめる。その誰もいない部屋に声がした。「悲しいか?憎いか?お前の願いは何だ?」「私の...願いは美しくありたい」「いいだろう...この絵に触れてみろ」美琴は言われたとおり絵に触れたすると絵の中から素体ホラーが這い出てきたホラーは美琴に憑依した。「ぁぁああああぁ」もだえ苦しむ美琴立ち上がって前にある鏡を見た。そこに立っていたのは若い女性だった
冴島邸
鋼牙は修練の場で剣の修行をしている。修行を終え剣を収めるとドアにいたゴンザが話しかけてきた。話の内容は今朝の破邪の剣の事だった。「では...一体誰が破邪の剣を...?」
「誰であろうと同じことだ」「ですが」ゴンザはそれ以上口には出さなかった。その時鋼牙の魔導輪のザルバが話しかけてきた。「鋼牙、あの嬢ちゃんがホラーとニアミスだ」鋼牙は手練のを出てホラーを狩りに行った。
絵の展示会場
「わぁ、おおきに。龍崎先生」今はやてと龍崎は絵の展示会に来ていた。「いやいや、良いんだよ。はやてくんゆっくり見なさい。」はやては展示された絵を見ているとその画家の代表作が展示していた。絵を見ていると隣から男が話しかけてきた。「もしかして、八神はやてさんですか?」「え?はい...」「やはりそうですか」はやてに話しかけてきた男はこのえの画家だった。はやてはその画家と楽しく話していた。龍崎はその後景を微笑んで見ていた。(よかった。楽しそうだ)でも龍崎の意識は急に失った。
「あれ?龍崎先生...」「ほかの人は?」急にはやてと画家の男を残して辺りの人間は居なくなっていた。ただ一人を残して。「誰かお探し?」若い女がいた。「あーよかった。人だいや急に辺りの人が居なくなって困っていたんだ」画家は若い女に近ずづいていた。でもはやては嫌な予感をしていた。
「アンタって単純ね」「何だって?」女は画家にそう言った「分からない?そう...なら」
女が指を鳴らすと若かった女の姿があの時の老いたモデルだった。「お、お前は?!」「分かった」女は男の顔を掴み目から生気を吸って男を粉々に砕いた。はやては「もう...またかいな!」そしてはやては車いすを巧みに操り逃げた。はやてが逃げたが先は海岸だった。
追い詰められたはやて。女が腕を振り上げる(もう...アカン!......あれ?)目を瞑るが痛みや衝撃がこないまさかと思い後ろを見たらそこに居たのは真っ白なコートを纏い抜身の剣を持った鋼牙だった。「逃げろ」それ言われたはやてはすぐに逃げた。
女は鋼牙に持っていたハンドバックで攻撃する、鋼牙が剣で防いで女がハンドバックを落す中に入っていたのは墓石の一部が入っている。女は気にせず攻撃をしかける、鋼牙はそれを巧みに防いでいた、女はジャンプし鋼牙の首に足で絞める。「どう...気持ちいいでしょ」「クッ!」鋼牙はなんとか振りほどき女は落ちていた墓石の一部を元の墓石に戻して。
浮遊のしている墓石に乗って辺りには別の墓石が浮いている。浮いた墓石で攻撃をしかけ
鋼牙は剣で打ち返していた。剣では追いつかず【拳】で石を破壊した。女が乗っていた石も破壊し落ちた女を蹴り飛ばした。
鋼牙が止めをさそうと剣を振り上げ近ずいたその時!鋼牙は後ろの異変に気が付き剣でそれを弾いた。地面に突き刺さる小さな刃それは紛れもない【破邪の剣】鋼牙は後ろを見た。
近ずいてきたのは昼頃はやてをチンピラか救った青年だった。「あなたは」青年は笑みを浮かべる「夜にデートしようって言ったろ」青年...いや、『涼邑零』はコートから二本の魔戒剣を出して走った。そして女を蹴り飛ばした。剣を逆さ持ちをして構える
「なんだお前は」横の鋼牙は零に聞いた「見て分かんないかな同業者って奴だよ」「同業者?...っ事は魔戒騎士なんか!?」そう零は鋼牙と同じ魔戒騎士だった。「破邪の剣はお前が」鋼牙の質問に零は答えず敵に行かった。鋼牙も後を追う二人の剣が女に迫る
「せっぁぁぁぁあ!」「うぅぉぉおお!」だが剣は地面からの墓石で防がれてしまう。
そして女はホラー【ウトック】に変わった。ウトックはふたりを突き飛ばす。
すぐに体制を立て直す。鋼牙がウトックを斬ろうとすると零が邪魔をする。
二人の剣をかわしながらウトックは地面に刺さった破邪の剣を投げつけた。投げつけられた破邪の剣を鋼牙は零に向けて剣を弾いた。零は刃の無い部分を掴む。鋼牙を睨んだが鋼牙は気にせず鎧を召喚した。そして【黄金騎士牙狼】へと変わる剣を構える鋼牙に零も
鎧を召喚しようとするが「だめよ今日は見学だけでしょ」自分の魔導輪に止められる。「そっか汗臭い体じゃデートも出来ないからな」零は鋼牙から離れた、鋼牙は剣を手の甲に置き構えるウトックが墓石を放った時、鋼牙はその墓石を踏み台にして跳んだ。月がバックになり牙狼の黄金の鎧が輝くそして牙狼剣がウトックを一刀両断した、止めに鋼牙はウトックを切り裂いた。ホラー体から人間の姿ホラーに憑依される前の姿に戻り後ろのはやてに助けを求めた「助けて...死にたくない」はやては車いすで後ろに下がる「無理だホラーに憑依された時お前の肉体は滅んだんだ」美琴は光の粒子になって消えた。「哀れな女よ器の輝きを求めなければ内に秘めた思いが美しければホラーに見染められなかったかろうに」ザルバはホラーに憑依された者を哀れんだ。はやては落ちていたカツラを見て思った
(またや...また...あたしはホラーに襲われた。なんでや?なんでこんなにホラーにあたしはホラーに襲われんねや)そう心の中で考えていると後ろから零が出てきた鋼牙と零は向かい合う「お前...」「俺は涼邑零またの名を絶狼」「ゼロ?」「ピンと来ないかな黄金騎士っ割と鈍いんだな」鋼牙に挑発的な発言をしてくる零「俺の狙いも分かんないだろうな
もしかしてこれが狙いだったりして」零はとなりのはやての指輪に口づけをした。はやては腕を振りほどき鋼牙の後ろに隠れる。零はそのまま鋼牙とはやての前から去って行った
でも鋼牙とはやては見ていた過ぎ去っていく零の後ろ姿を...
今日あたしは鋼牙の他の魔戒騎士に出会った名前は涼邑零
そしてこの物語は少しずつ進んでいく...
感想またはアドバイスをお待ちしています。