冬休み中は時間があるので、執筆に集中出来るのがすごい良いところですね。
そろそろスピードを上げていきます。
よろしくお願いいたします。
【イメージOP】
PEOPLE1 - 銃の部品
【イメージサウンドトラック集】
https://open.spotify.com/playlist/23xA5ZAHZfdUR77F4JZ9lB?si=07c60fc3a3934b45&pt=97747cf874e1c0b08fb8e40c52da1ec2
Question013 What is these monsters' characteristics?
2021.11.19 12:10 東京都 新宿区 SOUP
報告書をなんとか書き終えた彼らは、安らかに休憩をとっていた。
外部に情報が漏れ出るのを防ぐために、本部に入れるのはSOUPのメンバー、遊撃車の運転手、医務室の人間のみに限られている。
なので昼食を買いに行く際には一度、入り口となる雑居ビルを出て、歩いて3分程のところにあるコンビニに行かなければならない。
毎回行くのは面倒なので、じゃんけんで一番負けた人が必要な分の昼食を買いに行くことになっている。
「お待たせしましたーっ」
コンビニ袋から一つずつ弁当を出して手渡していく。
「いつもじゃんけんに負けていますよね、深月さん」
「昔から弱いんですよ」
圭吾が弁当を開けながら言ったことに、深月も同じように弁当を開けて答える。
「これで3日連続ね。トータルで20日くらいかな」
「運が悪いのは、戦闘以外の時だけにしてほしいがな」
唐揚げ弁当を大口で頬張る薫。森田はコンビニの弁当を頼んでおらず、家から持ってきた弁当に食らいつく。
「僕に出来ることなんて、このくらいですから……」
自虐的な笑みを浮かべる深月。
いつもよりも暗いその表情に、その場の全員が違和感を覚えた。
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2021.11.19 14:58 東京都 新宿区 SOUP
「報告書とかの作業が無いと、本当に暇だな」
「まぁ、私は翻訳作業が残ってるけどね。あとは、ヘブライ語とエスペラント語だけ」
「因みに言うと、僕も
春樹に話しかけられている碧と圭吾は、パソコンに齧り付いている。
凄まじい勢いでキーボードを打っていく碧と、ゆっくり慎重にモニターに書かれた文字を指差し確認していく圭吾。
圭吾の画面には大量の文字と何かの設計図が表示されており、一番上にはでかでかと「BLAST POINTER」と書かれている。
その形状は小さな槍のようで、持ち手はバイクのハンドルのようにブレーキのようなものが付いている。
その時、森田のデスクの上に置いてある固定電話が着信音を鳴らした。
電話に出た森田は、受話器を置くと全員に通達した。
「第五十番と第百三十九番の柱に反応あり。あと40分程で出現します。
皆さん、出番です」
すぐに荷物を持って部屋の外に出るメンバーたち。
春樹と碧はカードを使用してアクトチェイサーを出現させた。
『This ACT CHASER can only be used by Haruki Shiina for twenty hours from now.』
『This ACT CHASER can only be used by Aoi Shiina for twenty hours from now.』
乗ろうとした深月はふと、バイクに跨ろうとしている二人の姿を横から見ていた。
しばらく何かを考え込んでいると、薫に声をかけられる。
「何してるの? 行くよ」
「あ、はい!」
急いで車に乗り込む深月。
だがその表情が晴れることはなかった。
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2021.11.19 15:31 東京都 港区
芝浦埠頭にあるコンテナ置き場に、数台の警察車両が停まっていた。その前では機動隊員が誰もいない海辺の方に銃口を向けている。
その後ろに遊撃車とバイクが停まると、春樹と碧は機動隊員の前に立ち、春樹は指をポキポキと鳴らし、碧は屈伸などのストレッチをしながらその時を待つ。
そして目の前に黒い穴が開いた。そこから今まで以上に
一体はマゼンタの大玉のような姿をし、もう一体は兜虫の幼虫を模した四足歩行の銀色の怪物だ。
『警察庁本部より入電。新型未確認生命体第三十二号、及び三十三号の命名完了。以降、銀色の方を『シェディング』、ピンクの方を『ストラテジー』と呼称する』
機動隊長からの着信に「いや、マゼンタだよ」と内心ツッコむ春樹と碧。
「今までにないタイプの奴らだね。なんか、あの銀色のやつはちょっとキモい……」
「同感だ。不快なものは早く取り除くぞ」
『ピンク色のやつ、あの大きな
撃破するときは、二体とも必ず海の中に放り込んでください』
「「了解!」」
深月からの提案を聞いた二人は、腹部にドライバーを出現させる。
右側に着いているカードケースの後方のスロットから、それぞれ1枚ずつカードを取り出し、端末に装填した。
『"RYUKI" LOADING』
『"WIZARD" LOADING』
電源ボタンを押す。
ゲートから龍とドーナツ状のオブジェが現れ、龍が口からエネルギー弾を発射して怪物を攻撃する。
だがその体表は異常に硬いらしく、びくともしない。
「「変身!」」
【【Here we go!】】
ポーズをとり、端末をドライバーに挿し込んだ。
それぞれが素体へと変化すると、鎧が次々と装着されていく。
『Come across, Participate, Fight each other! You cannot survive without fighting! FLAME RYUKI! I will never die.』
『Witchcraft, Activate, Bibi de bob de boo! I’ll be your last hope. MYSTERIOUS WIZARD! It’s showtime.』
変身した二人はそれぞれ怪物に向かって行き、その拳で怪物に右手で一発お見舞いした。
だが
「「いっ……たっ!」」
逆に自らの手に痛みが走る。
ビリビリと痺れる手を払うと、リベードは剣を出現させシェディングに斬りつけた。
刃先を右手で押さえ込むと、怪物は左手でアッパーを繰り出し、リベードを吹き飛ばす。
「グァッ……!」
一方のアクトはというと
「
転がってくる
体表が硬く、攻撃しても止まることがないため、とにかく逃げ回るしかない。
「どうする? マジでまずくないか!?」
「そうだね。まずは強烈な一撃をお見舞いするしかないよね」
二人はカードケースの前方から1枚ずつカードを取り出した。
アクトが取り出したカードには、赤い龍の頭部が描かれており、「STRIKE VENT」と印字されている。
リベードのカードには、龍の後ろに巨大な影が現れる絵が描かれており、「BIG」と白く書かれている。
それらをドライバーに挿し込んである端末の裏側にかざした。
『STRIKE VENT』
『"BIG" please』
アクトの左の前腕にあるパーツが移動。左手を覆い隠すような形になる。
一方のリベードの前には巨大な魔法陣が発生した。そこに右手を入れると、なんと手が巨大化した。
「「ハァァッ!」」
アクトは左手のパーツから炎を吹き出し、シェディングの体を火炙りにする。
リベードはその巨大な右手を振り落とし、ストラテジーに凄まじい一撃を食らわせた。
続けて必殺技を繰り出そうと、ドライバーを操作しようとしたその時、遊撃車の中の深月が何かに気がついた。
「何ですかね……? あの、
「?」
よく見ると、二体の体には微かにヒビのようなものが入っていく。
何だ何だと熟考する四人。
「ちょっと待ってください。すごく嫌な予感がします……」
「同感だ。自分の人生の中で3・4番目くらいに不幸なことが起こる気がする」
『その予想当たっているかもしれません……
二体の身体から高エネルギー反応! すぐに退避してくださいっ!』
だが時すでに遅し、と言ったところだろうか。
全身に行き渡ったヒビから眩い光が吹き出している。
同じように嫌な予感がしたアクトは、2つの盾──ドラグシールドをリベードに手渡す。
「逃げろ碧っ!」
遊撃車の中にいる全員を襲ったのは、目も開けられないほどの眩しい光だ。
思わず目を塞ぐと、車内が信じられないほど揺れる。
揺れが治ったところで目を開けると、次に見えたのは物凄い爆炎だ。
急いで車から出る。
目の前に見えたのは……
「春樹っ! 春樹っ!」
変身を解いた碧が、倒れ込んだ春樹の体を揺すっている。
春樹の顔は擦り傷や黒炭があり、衣服はボロボロになっている。
そんな春樹の姿を見たことのない彼らは、ただ茫然と立ちすくむしかない。
碧はふと、爆炎があった方を見た。同じように他のメンバーもその方を見る。
そこに立っていたのは、今までとは違う2体の怪人だった。
全身がマゼンタの怪人は、ドレッドヘアに銀色の鎧を着けている。
もう一体は兜虫のような赤い怪人だ。
それは言わば、怪人たちの
これまでと全く異なる形状の化け物たちを、碧はひたすらに睨みつけていた。
文章書くのって難しいですね。
でも楽しいので、やっていけます。
次回もお楽しみに。
今作のキャラクターたちの日常を描いたスピンオフがあったら、読みたいですか?
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読みたい。
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そうでもない。