仮面ライダーアクト   作:志村琴音

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第41話です。
スタークの真の力を見せる時が来た……!
感想等書いてくださりますと、筆者の励みになります。
宜しくお願いいたします。



【イメージサウンドトラック集】
https://open.spotify.com/playlist/23xA5ZAHZfdUR77F4JZ9lB?si=07c60fc3a3934b45&pt=97747cf874e1c0b08fb8e40c52da1ec2


Question041 Why did she do that?

2022.02.03 13:10 東京都 品川区 平井ホールディングス本社 19階 社長室

 さて、平井に話を聞いている碧と八雲であるが、平井は一向に話をしない。

 ただでさえ忙しい彼だ。もしこの機会を逃せば、いつまた事情を聞けるかどうか分からない。

 なんとかして話を引き出さなくては──。

 

 すると

 

「お二人は、誰か大切な方を亡くされたことはありますか?」

 

 突然平井が口を開いた。だが出た内容は全く関係の無いことである。

 

「「え?」」

「……ありますよね? 私には分かります。同じですから」

 

 平井は突然立ち上がって自らのデスクの方へと向かい、自身の席に着席した。

 何をするつもりかと碧と八雲も立ち上がってそっちを向かおうとする。

 

 その時、壁に付けられているテレビに映像が映った。

 

 そこに映っているのは、眠っている女性の顔だった。だが撮っているカメラのレンズに霜らしきものが付着しており、やや見にくくなっている。

 映っている女性の顔に、二人は見覚えがあった。

 

「これって……」

 

 

 

「娘の亜美です」

「「!?」」

 

 衝撃的な言葉に二人は声を出せなくなる。

 何せ平井亜美はもうすでに亡くなっている筈なのだから」

 

「え、でも」

「言いたいことは分かります。亜美はもうすでに事故で死んだ。けど、こうして遺体を保存しています」

 

 この発言で、碧と八雲の脳裏にある一つの言葉が浮かび上がった。

 

 コールド・スリープ。

 それは様々な理由で未来に身体を残す必要がある人々が、身体を急速冷凍することによって半永久的に保存する技術のことだ。

 

「娘をこうして冷凍保存し、未来で蘇生させる。そのためにこうしているんです。けど……もし今の技術で生き返らせることが可能ならば、それは素晴らしいことでしょうね……」

 

 そう言う平井の顔は良く見えなかったが、表に出ていく時の笑顔は消えているような気がした。

 

 そして、平井勝司への聞き取りは終わったのだ。

 

 

 

────────────

 

 

 

2022.02.03 18:49 東京都 新宿区 SOUP

「これが、現場にあった物と同じペンライトです。製造会社から持ってきました」

 

 薫の手に握られていたのは、白いペンライトだった。彼女の言う通り、現場にあった物と同じである。

 

「設計図を見てみても、特に妙な部品は無かったですね。何処から毒が入ったのか……」

 

 圭吾が頭を抱えながら言う。

 彼がそう言うのだから、本当に見当たらないのだろう。

 

「なんだったら、私、押してみようか?」

「いや、ちょっと待ってください! いくらなんでも危険過ぎますよ!」

 

 碧の提案を、深月が全力で止める。

 だが碧はその警告を無視して、ペンライトを右手に取る。

 

 そして、ペンライトのボタンを押した。

 

 しかしながら何も起こらない。

 試しに振ったりもしてみたが、身体に異常が起こることは無かった。

 

「何も起こらないですね」

 圭吾が呟く。

 

「そうですね……」

 薫も同調した。

 

 ペンライトを自身のデスクに置いて着席をする碧。

 何も起こらずに全員がホッとした。

 

「話を戻すと、平井社長はやっぱり()()か」

「ああ。間違い無くそうだな。フォルクローに改造出来るような技術力で娘を蘇らせようとしているんだろうな」

「そのために常田海斗に出資をした……」

「恐らく、そうだと思います」

 

 これで平井がフォルクローの開発に関わっていたことは、ほぼ確定と言うことだ。

 全ては娘のために。

 

 暫く流れる沈黙。

 

 すると突然、八雲が声を発した。

 

「待てよ……。『ゲームみたい』とか言ってたけど、ゲームに与えられた条件はペンライトだけか?」

 

 八雲の発言に全員が首を傾げる。

 

「だって、最初の被害者は1人。2件目は2人。3件目は4人。そして今回は、計16人。殺害人数が規則正しくなっている。これって、ただの偶然か……?」

 

 頭の中で考えてみる。

 最初の1人、その次の2人は除いてみても

 

 $4=2^2$

 $16=4^2$

 

 前の被害者人数を2乗した数が、次の殺害人数と言うことになる。

 その規則性に、やはり全員が22年前の「殺戮(ゲーム)」を思い出してしまった。

 

 と同時に、碧と八雲、深月は怒りを覚えた。

 そんなゲームに、彼らの親は殺されたのだ。そして今もまた、ゲームが実行されている。

 

「それに場所もだ」

 

 今度は森田の解説が始まった。

 

「まず1件目は東京駅。2件目の被害者たちの最寄駅は有楽町駅。3件目の事件が起こった居酒屋は新橋駅の近く。そして4件目は浜松町の居酒屋。

 東京駅を最初に、山手線の外回りの駅の順番に殺害されていっている」

 

 全員が言葉を失った。

 ここまでも徹底しているとなと、最早感心さえしてしまう。

 

 恐らくは、これ以上の犯行は行われない筈だ。

 後はスタークを叩けば良いだけ。

 

 すると

 

「お待たせしましたーっ!」

 

 突然後ろから深月の声が聞こえてきた。

 振り向くと、その両手には何か大きな物が入った大量のビニール袋がある。

 

「どうしたの? それ」

「え? だって今日は泊まり込みになるかもしれないから、いつものお店にお弁当作ってもらうことにしたじゃないですか」

 

 そう言えばそうだった。

 捜査が難航する可能性があるために、()()()に弁当を作るように依頼していたのだ。

 だが、結局謎は殆ど解けてしまった。

 

 とは言え食べないのも勿体無い。

 深月から手渡された弁当を全員手に取り、自身の机で食べ始めた。

 

 そして深月は突然、モニターのリモコンを持って電源を点けた。

 表示されたのは夕方にやっているニュース番組だった。

 

「どう言うことだ?」

「この後やる番組にみーたんが出てくるんです。みーたんに事件が関わってるんだから、折角だし観ましょう」

 

 この際だ。

 折角だし観ることにしてみよう。

 

 時刻は19時になった。

 ニュース番組は終わり、次の番組が始まった。

 

 タイトルは「中テレ系 バラエティ大集合! 生放送3時間スペシャル」。

 司会はベテランのお笑い芸人で、アシスタントは中央テレビの女子アナウンサーだ。そしてひな壇には多くの出演者たちが座っていた。

 

 よくあるバラエティ特番に変わりは無い。

 

 暫くスタジオでのトークがあって、その後に司会の合図で何処かと中継が繋がった。

 そこに映っていたのは

 

「あ、みーたんだ!」

 

 江戸川ミソラ(渦中の人物)であった。

 どうやら着ているのは、6日のライブで着る予定の衣装らしい。黒いゴシック調のドレスで、頭部のリボンが輝いている。

 

 彼女はテレビの前の視聴者とスタジオの共演者に向けて、右手を挙げてを手を振った。

 

『みーたん。今日、番組の企画でスマホを使うんだけど、みーたんも協力して貰える?』

『勿論です!』

 

 ミソラよりも先に深月がスマートフォンを取り出す。

 そんな深月を横目に、他の全員が箸を進ませながら見ているモニターの中では、ミソラが鞄の中からスマートフォンを取り出した。

 

 

 

 と、その時。

 

「あーーーーーっ!」

 

 突然碧が立ち上がって叫んだ。

 

「ど、どうしました?」

「あれっ!」

 

 碧が指差した方は、ミソラのスマートフォンだった。

 表面に兎のキャラクターのステッカーが貼ってある、ピンクのスマホケースが付けられている。

 

 

 

「あれ、スタークが使っていたスマホと同じじゃない?」

 

 碧の言葉に驚いた深月が、自身のパソコンに先日の戦いの時の映像を表示する。

 

 そこに出ていたのは、今テレビに出ているスマートフォンをスタークが持っている様子だった。

 

 それに碧以外の全員が絶句する。

 そして一つの仮説が浮かび上がってきた。

 

 

 

「まさか……彼女がスターク……?」

 

 八雲が口に出してしまった。

 

 しまった、と全員が思った。

 深月はミソラを推している。彼の前でそんなことを言うのは、以ての外とも言うべきだ。

 

 だが、当の本人は、テレビの画面が映っているモニターをじっと見つめて言った。

 

「みーたん……。いつもは両手で手を振っているんです。けど……今日は右手だけで手を振っていた……。

 確か、碧さんはスタークの左腕に剣を突き刺していましたよね……?」

 

 震える声で言った深月。

 

 そして、全ての点が繋がったような感覚に全員が襲われた。

 

 平井勝司がこの事件について情報操作を行ったのは、犯行を行ったのが自身の娘だったから。

 

「じゃあ、平井はそのために娘を改造させたってことですか?」

 圭吾が訊く。

 

「そう考えるしか無さそうですね」

 薫が全員の考えを代弁した。

 

 本当であれば、常軌を逸した行動であろう。

 実の娘のために、実の娘の人生を犠牲にする。

 通常では考えられないことだからだ。

 

 

 

「これで終わりですかね……?」

 

 深月が呟いた。

 

「どう言うことだ……!?」

 

「仰っていましたよね? 『殺害人数は前の被害者の数の2乗になっている』って。

 前回が16人だから、その2乗で256人。その次はさらに2乗して65536人。

 ……これ……256人がパブリックビューイング、65536人が次のライブの集客数に近いんですよ……」

 

 その言葉に絶句する。

 まだ、終わってはいなかったのだ。

 しかも今度は、今まででは考えられない程の人数が犠牲になる。

 

「すぐに江戸川ミソラを任意同行する。警視庁本部に問い合わせておく」

 

 森田が急いで固定電話で連絡をとり始める。

 その間、他の全員はモニターに釘付けだった。

 画面ではミソラが笑顔で受け答えをしている。

 だが彼女が人を殺しながら笑顔を浮かべていると思うと、背筋が凍ってくる感覚がしてきた。

 

「一刻も早く、彼女をどうにかしな」

 

 何故か碧の言葉が止まった。

 

 

 

 そして、突如として床に倒れ込んでしまった。

 

「碧っ!」

 

 八雲が碧の方に駆け寄る。

 

 彼女の身体を確認すると、首や顔にまるで血管のように紫色の線が不規則に浮かび上がっている。

 その線をかき消そうとするかのように、首を両手で押さえながら苦しんでいる。

 

「大丈夫か!?」

「……成程ね……」

 

 すると碧が荒い息の中で、何かを呟き始めた。

 聞き漏らさないように耳を傾ける八雲。

 

「すぐに毒が回るわけじゃ無いんだ。

 ……多分、ペンライトのボタンを押した時に、気が付かない程の穴を開けられて、そこからすごく少量の毒が回るんだ……。

 だから、押してから10分くらい時間がかかったんだ……。グァッ!」

 

 また苦しみ始めた。

 もう声を出すことは出来ず、ただ喘ぐことしか出来ない。

 

 その時だった。

 

「「あれ?」」

 

 薫と圭吾がテレビを観ながら呟いた。

 

 見るとミソラが何処かのスタジオの中におり、ドラムの目の前に立っている。

 そしてミソラはスティックを持つとドラムを叩き始めたのだ。

 

「どうした?」

「いや、この叩き方、なんかおかしくないですか?」

 

 よく観てみると、叩き始めたその位置は椅子の上ではなくハイハットシンバル*1の前で、尚且つハイハットだけを叩き始めた。

 それはクラシックや吹奏楽では決して珍しいことではない。曲によってはトム*2やキック*3を使わないことがあるため、ハイハットシンバルを単体で使うことがあるからだ。

 

 だが、おかしいことではなかった。

 明らかにビートを刻めてはいないし、オープンとクローズもまるで規則性等が無い。

 ただ単にリズム感が無い初心者と言えばそれまでだが、二人は何か引っかかるようだ。

 

 

 

「これは……モールス信号じゃ無いのか……?」

 

 森田が画面を観ながら呟いた。

 そしてリモコンでモニターを操作して、もう一度演奏を聴き、メモ用紙にボールペンで一つずつメモをしていく。

 

 その結果が以下の通りだ。

 

 

 

 タカナワ

 アス、ナナ

 

 

 

「それ、どう言う意味だ?」

 

「『タカナワ』……。高輪ゲートウェイ駅のことか?」

「じゃあ、明日の7時に高輪ゲートウェイ駅に来い、ってことですか?」

「でも何のためですか? ただの罠かもしれないですし……」

 

「兎に角行くしか無い。念の為、碧君も連れて行く」

 

 森田を最後に、この日は終わった。

 

 

 

────────────

 

 

 

2022.02.04 06:58 東京都 港区 高輪ゲートウェイ駅

 この駅は、まさに「日本の玄関」を印象づけるように折り紙が屋根のモチーフとなっている。

 全体がガラス張りで開放感のあり、晴れたこの日には打って付けの場所だ。

 

 中にあるホームの上のスペースで、八雲とその下っぱ四人、そして深月は辺りを見渡していた。

 そして外の道路には、救急車と遊撃車が停まっており、救急車の中では碧が苦しみながらストレッチャーの上に横たわっている。

 

 早朝に通勤する人たちで溢れる駅の中。

 その中に、必ず彼女は現れる。

 

 

 

 と、その時だった。

 

「おはようございまーす」

 

 目の前から可愛らしい声が聞こえてきた。

 

 声のする方に立っていたのは、江戸川ミソラだった。

 八雲たちの方は向いておらず、右腕を上へ大きく挙げている。

 

「みんなのアイドル〜、みーたんだよ!」

 

 両手を顎に当てて可愛くポーズを決める。

 

 マスクやサングラス等、顔を隠すことを全くしていないために、通行人はすぐに彼女に気がついた。

 何故、人気アイドルの彼女がここにいるのかは皆目見当つかないが、目の前に繰り広げられた光景をスマートフォンで撮影し始める。

 

「今日は、みんなにお願いがあるんだ」

 

 するとミソラの言葉と共に、野次馬の後ろに黒装束の集団が現れた。

 

「ソルダート……!」

 

 彼らの手元にコンバットナイフが握られていることが分かると、野次馬たちは悲鳴を上げながら一目散に逃げていった。

 だがミソラは野次馬たちと逃げ出すことは無く、少し離れたところにいる八雲たちの方を見る。

 

「とうとう気が付きましたか」

 

 ニッコリと笑みを浮かべる。

 テレビで観ているのと同じ笑顔であるが、怖さを感じてしまう深月。

 

「みーたん……。どうしてこんなことを……」

 

 

 

 すると、ミソラはハァと溜息を一つ吐いた。

 

()は言わば、利用されたんだろうな」

 

 ミソラの口から出て来た声は、スタークと全く同じものだった。

 可愛らしいルックスの者から、低い声が放たれることに驚く全員。

 

平井勝司(あの男)は、死んだ娘のために()()()を改造した。その技術を使って、娘を生き返らせることが出来るかを検証するための研究材料としてな」

「ん? ちょっと待てよ」

 

 八雲がミソラの発言に引っ掛かった。

 

「『この女』って、お前、自分のことだろ? 何でそんな言い方するんだ?」

 

 確かに、自分のことを第三者のように表現することはかなり不自然だ。

 

 八雲の発言を聞いたミソラは手を1回叩いて、両手の人差し指で八雲を指差しながらニヤリと笑う。

 

「流石! よく気が付いたな。

 俺はこの女を操っているだけに過ぎない。この女は改造された時のショックで自分の意志を失った。それを埋め合わせるために、俺が寄生させられた、ってわけだ」

 

 要は今喋っているのも、犯行を繰り返していたのも「江戸川美空」本人では無く、作られた「江戸川ミソラ」と言う別の人間だった、と言うわけだ。

 

「さて、アンタの妹がペンライトを押すのは想定外だったから、大サービスで毒は消しておいてやるよ」

 

 次の瞬間、彼女の目が赤く光った。

 それと同時に、八雲たちの無線に着信が入る。

 

『椎名碧から突如として毒素が消失。急速に快方に向かっていっています……!』

 

 どうやら彼女が行ったサービスは本当らしい。

 

 するとミソラは徐にトランスチームガンと、1本の紫色のボトルを取り出した。紫色のボトルの全面には、コブラを模様したものが貼られている。

 

 ボトルをトランスチームガンに挿し込もうとしたその時、乾いた音と共にミソラの左手に衝撃が走った。

 見ると左手に握られていたボトルが粉々に割れ、破片が手から落ちていく。

 

 そして目の前では、深月が拳銃の銃口をミソラの方へ見つめていた。

 その目は真っ直ぐと標的の方を睨んでおり、再度引き金に指をかけようとしている。

 どうやらもう、迷いは無くなったようだ。

 

 ボトルを破壊されたミソラは顔を下に向ける。

 その間に深月は銃口を向けながらゆっくりと近づいて行く。

 

 

 

 だが、徐々に何かが聞こえてきた。ミソラの方からである。

 何だ何だ、とじっとミソラの方を見る全員。

 

「フハハハハハハ!」

 

 顔を前に向けた。

 彼女が向けた顔は、明らかに満面の笑みであった。

 

「まさか、俺がもう変身出来ないとでも思っているのか? だったら、見当違いだな」

 

 するとミソラはトランスチームガンを放り出し、何かを取り出した。そしてそれを腹部に装着すると、1本のドライバー──エボルドライバーになった。

 全体が赤いドライバーで、右側には2つのスロットが、左側には青色のレバーと天球儀のような丸いパーツが付いている。

 

 そして彼女は2本のボトルを取り出した。左手に握られているのはコブラの頭部を模したオブジェの付いた真紅のボトルで、反対にはプレス機を模したオブジェが付いた黒いボトルが握られている。

 

 ボトルのキャップの部分を正面に合わせてスロットに挿し込んだ。

 

『コブラ! ライダーシステム! エボリューション!』

 

 レバーを回し始めると、オブジェが交互に上下運動を始め、聴き覚えのある声が聞こえてきた。

 それはベートーヴェンの「歓喜の歌」をサンプリングしたもので、原曲の荘厳さは無くただ歪にしか聞こえない。

 

 その間、ミソラの周りにプラモデルのようなものが現れ、前と後ろには人の体の半分側を模した形のパーツがそれぞれ付いている。

 

『Are you ready?』

 

 そして腕を胸の前でクロスし、笑みを浮かべながら静かに言った。

 

 

 

「変身!」

 

 腕をまるでこの空間を掌握するかのように広げた瞬間、前後にあるパーツが身体に貼り付き、ミソラの身体は異形の者へと変貌を遂げた。

 

 赤い体に金色の鎧が着いており、その額と胸にはドライバーにあるような天球儀を模様したパーツが着けられている。

 禍々しくも、そのフォルムにあっと言わされるような見た目であった。

 

『コブラ! コブラ! エボルコブラ! フッハハハハハハハハハハ!』

「エボルト、フェーズ1、完了」

 

 仮面ライダーエボル コブラフォーム。

 嘗て宇宙の全てを喰らおうとした者が、再び現れた瞬間であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q: Why did she do that?

A: All for her happiness.

*1
スタンドに2枚のシンバルを重ね合わせるようにして設置した、打楽器の一種。ドラムセットではビートを刻むために使用する。

*2
様々な口径のものが存在する打楽器の一種。

*3
ドラムセットの中で、足で演奏をするバスドラムのことをこう呼ぶ。




【参考】
「仮面ライダービルド」第34話『離れ離れのベストマッチ』
(脚本:武藤将吾, 監督:柴崎貴行, 2018年5月6日放送)
Easy Copy Mathjax
https://easy-copy-mathjax.nakaken88.com
山手線の路線図・地図 - ジョルダン
https://www.jorudan.co.jp/time/rosenzu/%e5%b1%b1%e6%89%8b%e7%b7%9a/
ほぼ完成の高輪ゲートウェイ駅 気になる内部を公開|鉄道ニュース|鉄道チャンネル
https://tetsudo-ch.com/9897261.html
噂の新駅ってどんな感じ?開業間もない高輪ゲートウェイ駅に降りてみた! - Tripa(トリパ)|旅のプロがお届けする旅行に役立つ情報
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/D04ZG
変身ベルト DX エボルドライバー|仮面ライダーおもちゃウェブ|バンダイ公式サイト
https://toy.bandai.co.jp/series/rider/item/detail/5617/

そう言えば、椎名夫妻とSOUPのメンバーの出会いを書いていなかったのですが、読んでみたいですか?

  • 本編で読みたい。
  • スピンオフ形式で読みたい。
  • どっちでも読んでみたい。
  • そんなに読みたくない。
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