もう、今後の展開はお分かりですよね? お分かりだったとしてもどうかお付き合いください。
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【イメージED】
AI - 最後は必ず正義が勝つ
【イメージサウンドトラック集】
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2022.03.04 12:42 東京都 品川区
「何、あれ……」
うつ伏せに倒れている碧が静かに言う。だが八雲はいつものように解説をしようと何故かしない。
「まさか……!」
それ以降は何も言わずにずっと黒い怪物を見つめている。
怪物は両脚を肩幅に開いた状態で腰を落とし、両腕を左右に大きく広げている。腕を広げながら指を不規則に動かしているその姿は、一体何に似ているのだろう。
「グルゥゥァァァッ!」
雄叫びと共に怪物はデモンズに襲いかかっていった。
その戦い方は、まさに「黒い獣」と呼ぶに相応しかった。
赤色の鬼が左手に持った盾を怪物が左手で粉々に粉砕し、左手で顔を払って右側にその鬼を飛ばす。
小さな棍棒を両手に持った3体の鬼たちのうち、一体が左手に持ったものを左へと振る。それを右手で掴んで、地面を蹴り上げて鬼の後ろ側に周り、左手の鰭のようなカッターを背中に突き刺した。そして残りの二体が棍棒で繰り出そうとする攻撃を、突き刺さっている鬼で防いで、三体を左足で一気に蹴り飛ばした。
今度は両手に鉤爪を付けた二体が来た。すると怪物は前宙をし、足を地面に着ける寸前に右足の鰭で一体の頭部に切り込みを入れる。残った左足で胸部を蹴って後ろに一回転することで離れた怪物は、二体もろとも左足を使った回し蹴りで蹴り飛ばした。
攻撃を終えた時、左腕に違和感を感じた怪物は右側を向く。そこではライフルを持った黄色い鬼と、ハンドガンを持った紫色の鬼が立っていた。次の標的を見つけた怪物は、猛スピードで二体に飛びかかり両手で武器を握りつぶして破壊した。
さらに斧を持った銀色の鬼と、巨大な棍棒を持った水色の鬼がゆっくりと迫って来る。棍棒を右から左へ振り攻撃をしようとしたが、怪物は武器を持っていた二体を盾にした。盾にされた二体がその場に倒れ込んでしまう。
後ろから斧を持った鬼が襲い掛かろうとしていた。だが怪物は棍棒を持っている鬼を掴んで後ろに投げた。結果、棍棒を持っていた鬼の背中に斧が刺さる形になる。そして二体共々仲良く怪物に蹴り飛ばされた。
蹴り飛ばされた銀色の鬼は仰向けの状態で吹き飛ばされる。だがすぐに立ち上がると、次の標的に狙いを定めた。
倒れている碧と八雲である。
武器も持たずにゆっくりと歩いて行く。だが碧たちは一切動くことが出来ない。このままでは二人とも──。
すると怪物はドライバーに付けられた黒い箱を、トランスフォンの方へと押し込んだ。
『Are you ready?』
トランスフォンを下へと押した。
『OKAY. CRACKED DISPEL EXPLOSION!』
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
声と言うにはあまりにも粗末な悲鳴が上がったのと同時に、怪物を中心に赤色の円が地面に浮かび上がっていった。それは徐々に広がっていき、全ての鬼たちを呑み込む。
だがそんなことを知らない銀色の鬼は、大きく腕を上げた。
その時、碧の頬に微かな痛みが走ったのと同時に、鬼の動きが止まった。見ると鬼の腹部を後ろから黒い大きな棘が貫いていた。目の前の鬼だけではない。円の中では大量の棘が地面から生えており、それらが鬼たちの身体を貫通していたのだ。
そして次の瞬間。
ゴオオオオオオオッ!
音と共に突如として大きな火柱が天高く上がった。碧の眼前で起こったその火柱はあっという間に鬼たちを呑み込んでいく。
火柱が止んだ円の中ではいくつもの焼け焦げた骸が落ちていた。碧の前にいた鬼も黒焦げになって後ろに倒れる。
ふと碧は自身の右の頬を触った。横一文字に切り傷が出来ており、血がいくつかの筋となって頬を伝って地面に落ちていく。どうやら先程の棘が当たったらしい。
その場で真っ直ぐ立っている怪物の姿をじっと見つめながら、碧と八雲は共通のことを考えていた。
アレは、誰なんだ──?
「ヤツは一体何者なんだ……?」
すると森田の端末が振動した。画面を見ると岩田室長からの着信である。「室長からだ」と森田が言うと、遊撃車の中にいる他のメンバーたちは左耳にイヤホンを付けた。
「はい」
『悪いニュースが2つも届いた。聞きたいか?』
いつもと同じ声色だが、何処か焦りを覚えているようだ。
車の中は暖房が効いている筈だが、何故か全員の背中には冷たい空気が吹いているような気がした。
「? 何です?」
『春樹君が、病院から姿を消した』
「「「「!?」」」」
岩田の発言に全員が驚愕する。春樹は今昏睡状態で意識が無い。それに警備は厳重で誰も連れて行くことなど出来る筈もない。
「どういうことです!?」
『今公安課の井川君から連絡があって、警備をしていた警察官たちは全員重症を負っていた。おまけに防犯カメラは全て壊されていて、誰が連れ去ったのかも不明の状態だ』
部屋の温度がどんどん低くなっている気がする。肝が冷めるとはこういう状態を言うのだろうか。
『それからもう一つ。SOUPで保管していた春樹君のトランスフォンが無くなった。君たち全員が出払っている中でこんなことが出来るのは、私以外ではただ一人しかいない』
「……まさか!」
「ねぇ」
怪物が振り返った。目線の先では碧と八雲がなんとか立ち上がってじっと前を見据えている。
「貴方、誰なの?」
短く素朴な疑問であった。だが彼女らはそれを知る必要があるのだ。
すると怪物はドライバーから端末を取り外した。黒い身体の棘が縮んでいき、棘の無い姿へと形状が変わっていく。黒いダッフルコートに同じく黒いスキニーパンツを身につけた姿だ。
「……え?」
その完成形を見た時、碧は思わず声が出たのと同時に呼吸をすることを忘れてしまいそうになった。
思い出したように息を吸って吐くのを短い間隔で何度か繰り返した。
そしてようやく、
「……春樹」
椎名春樹は自身の妻の顔を見つめる。だがいつものように笑みを浮かべることは無く、死人のような表情を見せていた。
ふと強い風が吹き、碧と八雲は腕で目元を隠す。
風が止んだところで腕を下げて前を見ると、そこには誰もおらず、黒くなり倒れた鬼たちが地面に転がっているだけだった。
新型未確認生命体の残り総数
【参考】
講談社シリーズ MOOK 仮面ライダー 平成 vol.6 仮面ライダー響鬼
(講談社, 2015年)
アクロバットの技一覧!難易度別に16種類をご紹介||Dews(デュース)
(https://dews365.com/archives/145036.html)
【コートの種類】メンズのコート&アウターおすすめ10選|The Style Dictionaly
(https://www.uktsc.com/thestyledictionary/mens_coat_style)
初心者でも分かる!メンズパンツの種類をシルエット・タイプ別に徹底解説
(https://c-edge.fashion/post/33308)
そう言えば、椎名夫妻とSOUPのメンバーの出会いを書いていなかったのですが、読んでみたいですか?
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本編で読みたい。
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スピンオフ形式で読みたい。
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どっちでも読んでみたい。
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そんなに読みたくない。