今回はかなり短いです。
感想や読了報告等くださると筆者の励みになります故、何卒宜しくお願いいたします。
【イメージOP】
ソナーポケット - GIRIGIRI
【イメージサウンドトラック集】
https://open.spotify.com/playlist/23xA5ZAHZfdUR77F4JZ9lB?si=07c60fc3a3934b45&pt=97747cf874e1c0b08fb8e40c52da1ec2
Question070 What cards did they use?
2022.04.01 11:09 東京都 江東区
ネクスパイに変身をした八雲が走って行き、パラレインに殴りかかる。だが至って冷静な彼奴は軽々と攻撃を避けられてしまう。
インディペンデントショッカー スタンガンモードの電極を当てようと何度も試みるが、武器を左手で掴まれ、これ以上の進撃が出来なくなってしまう。
「そんなに熱くなってはいけませんよ」
「
パラレインの手の中からスタンガンをぶん取り、振り回して電極を当てた。両肩や胸部、頭部に当てたのだが、全く手応えを感じられない。
彼奴がニヤリと笑ったような気がした瞬間、ネクスパイは胸部を右手で殴られ、吹き飛ばされてしまった。
「ガァッ!」
転がり込んだ八雲は変身を強制的に解除されて、うつ伏せの状態から動けなくなってしまう。
そんな彼にパラレインは一歩ずつゆっくりと足を進めて行く。けれども全く体が動かないために、どうしようもない。
その時、
「「変身!」」
『『Here we go!』』
後ろからリベードンアクトが現れ、左足で回し蹴りを食らわせようとする。その攻撃は確かに当たり、パラレインは横に飛ばされる。
さらに攻撃を食らわせるために、リベードンアクトは彼奴の目にも留まらぬスピードで動き始め、何発、何十発、何百発ものパンチやキックをお見舞いした。そして締めに右の拳を食らわせた。
「「ハァッ!」」
「!」
後退をするパラレイン。そこへまた攻撃をしようと試みた。
するとパラレインは彼らに対し、左手を出した。言うなれば「止めろ」という意味のジェスチャーである。
そんなものなど今の自分たちに通用する筈ないのだが、何故か動きが止まってしまう。
「今ここで争っても意味はありません。私は一旦失礼します」
次の瞬間、そこにいる筈のパラレインの姿が突然消えた。
動けるようになったリベードンアクトが辺りを見渡すが、何処にも姿が見えない。
「逃げたか……」
「そうだね……」
呟く春樹と碧。
その後ろで、うつ伏せになった八雲は拳を床に叩きつけた。
────────────
2022.04.10 08:40 東京都 中野区 トキワヒルズA 601号室
『えー今日から、新学期が始まります。年度の始めというのは出会いの場でありまして──』
パソコンの画面では始業式用の映像が表示されている。今は校長が始業に際しての言葉を話しているところであった。
それをあまねは自室の中で観ていた。
だが彼女にとってはそれどころではない。同じ画面を観ている筈の、
本来であれば、一緒にこの画面を観ている筈であったのに──。
あまねは画面の共有を切って、こっそりと透明なピンク色のコップの中に入った水を飲む。
水そのものの仄かな甘みを感じる筈であったのに、彼女の舌には緩い液体が触れる感覚があるだけで、味気など感じることは無かった。
2022.04.10 09:23 東京都 新宿区 SOUP
「そういえば八雲さんはどうしたんですか?」
深月が全員に訊いた。
始業時間になっても、八雲の姿が見えないのだ。
「というより、ここ最近来ていませんよね?」
圭吾も続ける。
「……彼なら、先週から休みにしている」
森田が静かに言った。
「もう壊れたんだよ……アイツは……」
春樹も静かに言葉を放った。
二人の表情が暗くなっているために、深月や圭吾、薫も察して表情を険しくする。
彼らは気が付かれないように碧の方を見た。
これまでの碧とは比べ物にならない程に暗い表情をしていた。そして顔をデスクにつけ、そのまま固まってしまう。
誰も何も彼女に言わない。
ただ見守ることしか出来なかった。
────────────
?????
いつもの暗い空間の中で、日菜太とアールが向かい合った状態で椅子に座っていた。後ろの方ではフロワとピカロが彼らのことを見守っている。
「では、始めましょうか」
アールはメモリアルブックを取り出して開き、カードを何枚か取り出してスロットに挿し込もうとした。
だが、
「それは少し待っていただけませんか」
日菜太が直前で止めた。
「どうしてです? 今やっておけば──」
「解っています。けど、やりたいことがあるんです。それをやり終わってからでも、私が完全になることは遅くない筈ですよね?」
彼の発言は絶対だ。
アールは何も言うことが出来ず、メモリアルブックを仕舞った。
「フロワ、ピカロ。カードの回収を頼みます」
「はい」
「……」
フロワとピカロが後ろの方へと歩き始めた。
「あのさ」
暫くしてピカロがフロワに話しかけた。
「? 何?」
「お姉ちゃんはどうして、あんなヤツに協力するの? 僕たちの世界を壊した張本人なのに」
するとフロワは彼に笑顔を向けた。
「分かっているわよ。けどね、もう私はあのお方の虜なの」
そう言う彼女の表情はいつもの妖艶な表情ではない。まるで恋する乙女のように見えた。
そんな彼女の顔を見て、ピカロは左の拳に力を込めて握り締めた。
────────────
2022.04.10 14:29 東京都 文京区 本駒込公園
公園の敷地の一つであるテニスコートの中で、春樹と碧、フロワとピカロが向かい合っていた。ネットこそ無いが、丁度そこから陣地が分かれている。
ソルダートが現れたために向かってみたら、彼らがいたのだ。
「どうして呼び出したの?」
「くだらない用だったら帰るからな」
「くだらなくなんてないよぉ」
「貴方たちのカードを貰いに来たの」
フロワの言葉に春樹と碧は身構える。
その間に、フロワとピカロは腕輪を操作して戦闘態勢に入った。
「「変身!」」
『Here we go!』
ピアーズに変身をした二人。
それを見た春樹と碧も、端末を取り出して同じように臨戦態勢になった。
「「変身!」」
『『Here we go!』』
変身を遂げた春樹と碧。
各々が武器を取り出し、そして走り出して行った。
リベードの剣とピアAの剣同士がぶつかり合う。一度離してピアAが剣を優雅に振り回す。それをリベードは回転をして次々と避け流していく。
そして止まったところでリベードが振り向くと、アクトが彼女の剣を蹴り飛ばしてジャンプし、落下する勢いを利用してピアAに斬りかかった。
「ハァァッ!」
だが横からピアBが来てピアAの前に立つと、アクトの攻撃を同じ剣で防ぎ、一瞬の隙をついてピアAは剣を銃の形状へと変形させて、横から銃弾を腹部に発射した。
「ッ!」
アクトが後退をしたところがチャンスだと感じたピアーズの二人は、ピアBが剣でアクトとリベードに斬りつけ、その後ろからピアAが援護するという形をとった。
俊敏な動きと後ろからの射撃で繰り出される攻撃に、同じくらいに素早く動くことの出来るアクトとリベードも彼のペースに飲まれてしまう。
二人はピアーズの斬撃と銃撃に、後ろに吹き飛ばされてしまった。
「「ガァッ!」」
後ろの方で倒れ込んだアクトとリベードは、標的を見据えながら次の策を考える。
「ヤバい。コイツらかなり強いの忘れてた」
「どうするの? また合体する?」
そう言ったリベードであったが、それはあまりしたくなかった。
リベードンアクトに変身することは、心身共にダメージが加わる。先週のように連続で使った後では、満身創痍に近い状態になるのがオチだ。なのであれはあくまでも最終手段にしようと決めたのがつい最近の話であった。
「いや。別のカードを使おう」
「そうね……。折角だし、全然使ったこと無いカードにしない?」
リベードの提案を受けたアクトは彼女と共に立ち上がると、それぞれ1枚ずつ別のカードを取り出した。
アクトの持つカードには紫色の「J」の文字が大きく描かれており、下部には「No.084 INVESTIGATE JOKER」と書かれている。
一方のリベードのカードには同じように、緑色の「C」の文字が大きく描かれており、「No.083 SEARCHING CYCLONE」と印字されている。
トランスフォンを取り出して、カードをスロットに装填した。
『"JOKER" LOADING』
『"CYCLONE" LOADING』
電源ボタンを押すと、ゲートからWのカードを使った時に出てくるものと全く同じオブジェが出現した。だがアクトの両端には紫色の、リベードの両端には緑色のものが置かれていく。
端末をドライバーに挿し込んだ。
『『Here we go!』』
オブジェが分解されて鎧となり、二人に装着されていく。
完成した姿はやはりWのカードを使った際と形状は変わらないのだが、完全なる色違いとなっている。
『Lost, Found, The phone rings! We’re two as one! INVESTIGATE JOKER! Can you give half of your hand?』
『Drop, Store, Investigate! We’re two as one! SEARCHING CYCLONE! Do you have courage to carpool with me devil?』
仮面ライダーアクト ジョーカーシェープ。
仮面ライダーリベード サイクロンシェープ。
二人で一人の戦士の力を、個別に使用するための姿である。
更なる変身を遂げた二人は、標的に再度狙いをつけ、体勢を低くして言葉を放つと、彼らに向かって走り出した。
「「READY……GO!」」
もしR-18版を書くとして、碧さんのどんなプレイを読んでみたいですか?
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コスプレ
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SM
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GL
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NTR
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その他(リクエストさせてくれぇ!)