元神様、提督になるってよ   作:餡 子太郎

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どうもです。

思いついたので書きました。

それではどうぞ。


東方鎮守府のルール

 

龍騎「zzz........」

 

元帥殿からの連絡により、別の鎮守府での悪質な行動を取った提督をぶっ潰した俺は、とにかく誰も来ない今が寝るときだと思い、机に突っ伏して寝ている。ちゃんと今日の分の仕事は終わってるし、夜が得意な人程、明るい日の時のみは平和なのだ。寝るのは今しかない。なんてたってあの夜戦バカが夜中に襲撃してくるからな!

 

高雄「提督、会議の準備が........」

 

龍騎「zzz........」

 

すると部屋の扉から高雄がやって来た。しかし、深い眠りに墜ちている俺はそれに気付く事は無い。

 

「........返事がない。ただの屍のようだ」

 

誰が屍だちゃんと生きてるわ、ド◯ク◯の用事なら他を渡ってくれ。

 

「し~れ~い~か~ん!!」

 

龍騎「........んだよ、今スッゲー眠いのに」

 

高雄「ヒトゴーマルマルから会議があると仰ったのは提督ですよね?」

 

ヒトゴーマルマル........、つまり十五時から会議?

 

龍騎「........あー、そっか。言い出したの俺か」

 

そう言って頭を掻きながら椅子から立ち上がる。普通に忘れてたわ........。俺の目の前に居たのは、セーラー服らしきものを着用している四人の少女だ。

 

「もしかして、ですが......寝てました......?」

 

茶色い髪をアップヘアーにした少女が、申し訳なさそうに尋ねる。

 

龍騎「まぁ寝てたけどお前達のお陰で目が覚めたよ。あと誰だ俺を屍認定した奴は?」

 

「........」

 

龍騎「お前だな響........」

 

銀髪の少女、響《ひびき》は分かりやすく目を逸らした。ちなみに他の三人は暁《あかつき》、雷《いかずち》、電《いなずま》、この四人は姉妹であり、今日から新しくうちの仲間になったメンバーだ。

 

龍騎「さて、んじゃ会議でもしますかね........」

 

そう言って俺達は、皆んなが待ってるであろう会議室へと向かった。

 

 

 

〜会議室〜

 

龍騎「え~、皆様。忙しい中集まって頂いてありがとうございます。それと遅れて申し訳御座いません」

 

ホワイトボードと任務に対する注意点的な物が書かれた紙を持ち、集まってくれたことについて礼と謝罪を言う。任務には、作戦無しで挑むのは自殺行為に等しい。だから俺は寝る間を惜しんで凄く考えた。

 

響「眠そうだね、司令官」

 

吹雪「大丈夫ですか?延期しても良かったんですよ?」

 

龍騎「大丈夫だ、問題ない。俺はやる時はやるんだ」

 

暁「あら、司令官も司令官らしい所もあるじゃない!」

 

龍騎「うん?それどういう意味かな?かな?」バキッ

 

暁「ニコニコしながらペン折るの止めてよ!?」

 

おっと、いけないいけない。つい手に力が入ってしまい、持っていたペンを腕力で折ってしまった。因みに、このペン三代目。一代目と二代目は川内による夜戦アピールによるストレスで逝った。

 

龍騎「........ってそうじゃなくて、えーまずはですね。今日から新しく仲間になりました、第六駆逐艦の皆さんです」

 

第六駆逐艦「「「「よろしくお願いします」」」」

 

龍騎「さて、今晩は歓迎会やるからそのつもりで」

 

川内「じゃあ夜戦やるの!?」

 

龍騎「(やら)ないです」

 

川内「(´・ω・`)」

 

そんな顔しても夜戦はしないからな。

 

龍騎「さて、お次はこの東方鎮守府の簡単なルールを決めようと思います」

 

吹雪「ルールですか?」

 

龍騎「そそ、仮にも俺達は軍人だからな。必要最低限の決まりは必要だと思って考えてみたんだ」

 

「ところでテイトク、そのルールとは、どう言ったルールデスカ?」

 

龍騎「ユー(貴方)達のライフ(命)をホールド(大事に)したルール(決まり)デース」

 

「オー、イエス!」

 

(((今ので通じたんだ........)))

 

中途半端な英語を混ぜる彼女は金剛《こんごう》は内容を聞いてきた。俺がが作った憲法は、作戦の成功よりも皆の命を大事にした作戦だ。

因みに、金剛は俺が着任してから暫く経ってからとあるブラック鎮守府で引き取ったのだ。最初の頃は俺に対して警戒していたが、今となっては『場所と時間を弁えればお触りオッケー』って言ってくるようになった。

 

........こいつって意外と痴女デスカ?

 

高雄「提督、それだと任務はどうするのですか?」

 

龍騎「良いの良いの、大事なのは任務より命だから、任務自体は何度もやり直せる訳だし、命は一つだけなんだからもっと大事にしなくちゃ」

 

高雄「........了解です」

 

高雄が質問してくると、俺は丁寧に説明すると納得してくれた。

 

龍騎「........ってか誰だよ、いつの間にか『一日一回夜戦』って書いた奴は」

 

川内「はーい」

 

せめて否定してくれよ........。ここまでキッパリ言われると逆に清々しいな........。でも、隠し事が少なそうな彼女だから、結構安心出来るっちゃあ出来るが........。俺は溜め息を吐きながらホワイトボートに文字を書いていく。

 

龍騎「皆さんに守って欲しいのは全部で三つ。まず一つは『誰か一人でも中破、もしくは大破になった場合、任務を忘れて撤退に専念する事』」

 

相手の砲撃を食らって、中破、もしくは大破になり得る可能性もある........。轟沈されれば元も子もない、だから少しでも危険と感じれば直ぐに撤退させる。俺が戦えれば少しは戦力になれるのだが、ドクターストップを掛けられてるし、俺がぶっ倒れて艦隊が動けなくなったらこの鎮守府は終わりだ。

 

龍騎「二つ目、『その区域が危険だと判断した場合、提督の命令に逆らって撤退する事』」

 

響「........?それだとどう報告すればいいんだい?」

 

龍騎「んなもん『まだ勝てない』とか言い訳をでっち上げて報告してくれれば、何とかなるさ。ただでさえ戦力が少ないんだ、流石の上層部も見逃してくれるだろう、知らんけど」

 

響「そんな適当で大丈夫なのかい?」

 

龍騎「基本的にうちは自由をモットーにしてるから、その時は俺が何とかする(適当)」

 

響「Понятно(パニャートナ)」

 

さっきも言ったように、大事なのは任務よりも皆の命だ。俺は司令官としての才能は皆無。だからこそ危険な場所だという事は良く分からん。だから、その経験がある皆だから、自己の判断で行動してくれれば助かる。ってか響の言った言葉って何語だ?『了解』って意味だとは思うが........。

 

龍騎「ラスト三つ目、各自『凡事徹底』を心掛ける事」

 

電「あ、あの........、ぼんじてっていとは何ですか?」

 

龍騎「簡単に言えば『当たり前の事は徹底的にやる事』の意味だよ。一部の鎮守府の提督はお前達艦娘を『兵器』として見てないが、俺は違う。俺はお前達を人間として、一人の女性(仲間)として見ている」

 

「「「一人の女性(異性)として!?」」」

 

そう、俺は彼女達を兵器として見れない。いや、見られないのだ。幾ら大戦時に活躍した戦艦達とは言え、今では艦娘以前に一つの命を宿った少女なのだ。それなのに彼女達を兵器として見ている提督達が許せない........。だから俺は艦娘を兵器として見ている提督達を潰し、深海棲艦に勝つ。それが俺の目標である。

 

龍騎「良いか?俺達、東方鎮守府の真の任務成功は『全員が無事である』事だ。『任務を完遂した事』じゃない。其処はしっかり覚えておけよ」

 

「「「はい!」」」

 

龍騎「ついでに『夜戦は提督の気分次第で行う事』」

 

川内「ちょっと!勝手に変えないでよ!?」

 

龍騎「アホか!俺が寝不足な原因はお前なんだよ!何だったら睡眠薬常備させるぞ!はい、これで会議終わり!」

 

吹雪「え?もう終わりですか?」

 

龍騎「多いとモットーの意味がない(建前)それと考えるのがめんどい(本音)つー訳で解散!」

 

俺がバシンッと手を叩くと、其々解散して行った。俺は会議室を出ずに椅子に座って一息吐いていた。

 

吹雪「お疲れ様です、司令官」

 

龍騎「吹雪もお疲れー」

 

吹雪だけはまだ会議室に残っていたらしく、俺にお疲れ様と声を掛けてくれた。

 

吹雪「皆の命を大事にするとは、流石です!」

 

龍騎「別に褒められる事じゃないよ、当然の事を言ったまでさ」

 

吹雪「........あの、司令官」

 

龍騎「ん?どうした?」

 

吹雪「さっきの........、私達の事を一人の女性として見ているって事なんですが........」

 

吹雪が顔を赤くしてモジモジしながら訪ねて来た、可愛い。

 

龍騎「さっきも言ったけど、俺はお前達の事を兵器としては無く、人間として見ている。戦いが終われば、其々の道を歩んでいく........。学校に行ったり、就職したり、結婚して家庭を築いたりする。そんな未来を見る為に、お前達を大事にしたいんだ。戦う為の人生なんて、嫌だろ?俺は嫌いだね」

 

吹雪「司令官........」

 

龍騎「だからさ、他の提督より頼りないけど........。これからもよろしくな」

 

吹雪「........はい!私、頑張ります!」

 

吹雪は嬉しそうに笑顔を作って俺に敬礼する。俺も彼女達の未来の為に頑張らなくてはな........。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川内「提督ぅ〜、やーせーん」

 

龍騎「テメェ次夜戦って言ったら睡眠薬ぶち込むぞ?」




龍騎「さ〜て、次回の艦これは〜?」

金剛「金剛デース!テートクがワタシ達をあんなに大事に思ってくれるとは思わなかったデース!それは兎も角、どうやらテートクはまたブラック鎮守府に訪れて、新たな艦娘に出会ったそうデース!でもその艦娘、少しヨースが可笑しいネ。テートク、その娘の事頼んだヨ!さて次回は!」

   ブラック鎮守府から来た艦娘 その1

   ブラック鎮守府から来た艦娘 その後

金剛「の二本デース!」

龍騎「次回もまた見に来て下さいね!」

束「じゃないと束さん激おこプンプンだよ♪」

龍騎「何だこのおばさん!?(驚愕)
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