デミグラス・デッドコード   作:peg

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クソみてーな自分語り(プロローグ)

 TSチート転移したとおもったら現代だった。

 何をいってるかわからねーと思うが、私の脳も理解を放棄した為、詳細説明は割愛する。

 

 簡単に言えば、クソバランスのMMORPGで楽しく廃ゲーマーをやっていたら、プレイキャラクターの体ごと平行世界に転移したわけだ。

 

 幸いかどうかはわからないが、廃キャラだったので、割と何でもできる肉体で呼び出された。

 魔法使いキャラだったせいで、身体能力は低め……かに思われたが、スーパーユーニリティオリンピック選手(プレイヤー)くらいの能力があった。

 辛かったことは、平和で安定した生活と小汚いバベルの塔を喪ったことだった。

 

 私を呼び出した研究所は、複層なんちゃら召喚システムというやつを使って、現実に架空の存在を呼び出して良いように使おうと思っていたらしい。

 そして、その実験に良いように釣られたのが、平行世界の私だったという訳だ。

 

 ところがどっこい、呼び出されたその世界には、現代日本への異世界侵略を取り締まる、影の組織が存在していた。

 

 そして、私が転移したその日、その影の組織が研究所を襲撃したのだ。

 

 襲撃者の強さは、この世でナンバーワンクラスの人間だったらしい。それだけ、この研究施設は危険視されていたようだ。

 

 転移したての私は、右も左も分からない研究所の中で、敵も味方も分からずに、くっそ強い黒装束のオバサンと拳で友情を深めることになった。

 

 なかなか勝負がつかず、何度か逃げ出そうと思ったが、猛獣みたいに嗤った表情をしたオバサンに執着された。

 

 最後の方は、くっそ強い黒装束のオバサンに荷電粒子砲みたいなやつを撃たれた。普通の人間が食らったら、この世にいた痕跡まで消えるのだろう。

 

 しかし、謎のチート能力を発揮した私は、手から放ったビーム(超魔法)によって、くそ強オバのビーム砲を相殺し、見事研究所崩壊させた。

 

 その結果、くそ強猛獣フェイスオバサンに勝手に後継者として認められ、現代日本みたいな平行世界で影の組織に在籍することを勧められた。

 

 研究所を消し飛ばした為、汚いバベルの塔は疎か、戻る方法まで失って絶望した私には渡りに船だった。

 

 そうして、影の組織に所属して、今日までなんとか食いつないでいる。

 

 勝手に炎上するネット。

 何年経っても変わらない肉体年齢。

 体に引っ張られ、あざとい変身をしてしまったハート。

 何故かポンコツになった頭。

 勝手に積まれていく実績(キャリア)

 いつの間にか嵩んだ借金。

 いつの間にか増えた弟子。

 

 そんな感じで、コードネーム塵子と名付けられた私が、現代日本を生きるお話です。

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