大会二日目、今日は準決勝が行われる。
そのためかアリーナのいたるところに張り紙がしてあった。
Aブロック代表
突如現れたファイティング執事
田村翔
VS
Dブロック代表
旧地獄の伊達兄弟(兄)
欠鬼
Cブロック代表
大会会長推薦の暴れん坊ルーキー
和泉恭典
VS
Bブロッ
満鬼
…………ふむ、旧地獄の伊達兄弟とやらの兄を俺が、弟を恭典が相手をするらしいな。
恭典と当たるためには今日勝たなくてはならない。
昨日はなんとなくやってたらたまたま勝ち抜いてしまった感じだったからな今日からは自分の力でしっかり勝ち残らなくては!
「おい、お前が田村翔か」
翔
「ん?そうだが…………げっ、あんたはこの間の」
話しかけられて振り返るとついこの間喧嘩を吹っかけて来た体が細い奴が立っていた。
細いの
「俺がお前と当たる欠鬼(ケッキ)だ。
始まる前におっ始める気はないがこの間と同じように行くと思うなよ、とだけ言いに来た。
楽しみしにしてるぜ」
なんか戦線布告されたんだが………………。
翔
「道端で喧嘩吹っかけてきたわりにはこうゆうばめんではちゃんとしてんのな」
名前に鬼ってついてるところを見るに奴も鬼の一種なんだろうけど…………。
鬼という種族に変わり者が多いのか、あいつらが変わってるだけなのか。
翔
「自分のことながら戦線布告されていながら呑気なものだ」
とは言っても準決勝までにできることなんてないのでとりあえず精神統一して過ごした。
【数時間後】
「準決勝第1回戦!
赤コーナー、突然現れて準決勝まであっさり勝ち上がった謎の執事
たーむらー!しょーう!」
リングに上がるなりボクシングでも始まりそうな選手紹介が始まった。
観客席からは何やら声援やら野次やらが飛んできている。
というかこの服(執事服)のせいで執事だと勘違いされてんだよな
翔
「ひとつだけ言っておくぞ観客席の諸君!
この服はな……………………ただの趣味だーーー!」
どっ。と観客席から笑いが湧いた。
「続いては青コーナー
旧地獄の連中はこの兄弟を放っておいていいのか!?
その実力を地底に知らしめる為参上した伊達兄弟の兄
けーっきー!」
またしても観客席が盛り上がる、が聞いた感じだと紹介が長いみたいな野次が多い気がするが…………。
欠鬼
「田村翔、この間の借り…………倍返しにさせてもらうぞ…………!」
「準決勝第1回戦
始めぃ!」
欠鬼
「先手必勝!」
合図とともに距離を詰めてくる欠鬼、ただ前回と違うところがある。
欠鬼
「ダラァ!」
翔
「っ、速い⁉︎」
無駄の無いラッシュをガードでしのぐ。
欠鬼
「どうした!この間みたいに捕まえてみせろよ!田村翔!」
ちぃ、好き勝手言ってくれる…………!
後書きに書くネタがなくなったでごさるの巻