翔side
そんな訳で情報収集をする為に里まで足を運んで来た。
翔
「しかしなぁ…………スペルカードルールの事なんて誰に聞けばいいのやら」
試しに有名な人物に喧嘩を吹っかけるか………?
等と考えた途端馬鹿馬鹿しいと考え直す。
…………一番最初に浮かんだのは同じ種族、永遠に幼き紅い月……………………状況にもよるが状況収集程度の事でアレに喧嘩を売る気にはなれない、彼女に限ったことではないが、友好関係を築く方がプラスになることが多いと考えている。
村の人(♀)
「あ、吸血鬼の人だ。どうかしました?」
普段から思考に耽るのが得意ではないので急に話し掛けられた事に驚いたがちょうどいい、先ずは彼女に話を聞こう。
翔
「あぁ、すまないが聞きたい事がある。
争いごとを解決する弾幕ごっこの事なんだが、積極的にルールを破る輩がいたりするのか?
妖怪だけではなく人間にも、だ」
この様な聞き方をしたのは場合によっては人間すらも排除する。といった裏の意味を込めたつもりだが恐らく聞かれた相手はそうは思って無いだろう。
村の人(♀)
「たまにあるわね、そんな話…………この里の人は被害にあってないみたいだけどやっぱり急に妖怪に襲われて食べられちゃう人もいるみたい。
それと人間と無駄話をする様な妖怪はどれだけ凶悪な力を持っていても積極的に力に訴える事は少ないみたい。
あなたもその口でしょ?」
…………なるほどつまりは中途半端な頭や強さを持つ妖怪は危ないということになるか。
村の人(♀)
「あとは人間がルールを破るかについてなんだけど残念ながらよく聞く話なの、弾幕ごっこで自信をつけた血気盛んなは人が妖怪を襲撃して返り討ちに会うまでがお約束よね。」
翔
「人間も妖怪も半端者が厄介なんだな…………何処にいようとこれだけは変わらんな。
俺も半端者ではあるがその様な末路は辿りたくないものだ」
素直な感想を口にし、女性に礼を言って家に帰る事にした。
さて
何に気を付けるべきかの方針が解った所で次はいよいよ行動を起こすとしよう、こちらに来る前に読んだ幻想入り系の物語でもやはり有名な人物に挨拶に行く行動が目立つ様だし、俺達もそれに習って見ようではないか。
家に帰り着いてすぐに翔子と紅零に情報共有を行い、話し合いをした。
翔
「では次の満月の夜、目的地に向かう。
最初の標的は…………」
一同
「紅魔館!」
こうして俺達が最初に突撃する場所が決定した。
愉快な事になりそいな予感に年甲斐も無くワクワクして堪らない。
待っていろ、紅魔館!
次回、紅魔館に凸します