とあるオタク女の受難(ガンゲイル・オンライン編)。   作:SUN'S

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第5話

◇月⇔日

 

レンさんとエムを見つけた。

 

しかし、なんか誘拐現場っぽいわね。

 

そう言ったらサッと二人の距離が遠退いた。今のは私が一方的に悪かった、ハラスメントにはならないから近づいていいよ。

 

ちょっとだけ警戒する二人を連れて、私の経営と言ってもピトフーイ以外にお客さんの来ないガンショップに招き入れる。

 

今回は私も出るからな。この店内にある銃器は二人にだけ無料で提供しよう。もちろん、横流しや転売なんかしたら千回は確実に殺す。

 

レンさんは転売しないだろうけど、エムさんはピトフーイに唆されそうで不安だ。SJまで時間も日数もある。メインとサブ、その他も試すといい。

 

今大会に向けて私は変態的な兵器を開発する。

 

私の言葉に抗議するレンさんをエムさんに預け、イメージするのはデッドライジングだ。私ならできるはずだ。

 

◇月⊂日

 

私の作ったものを巧みに操作するレンさんとエムさんを眺める。

 

ここはヴァーチャルリアリティーなのに、旧式ゲームのリモコンを持っている二人の視線の先には、私のフリーダムベアがいる。

 

リモコンと連動してUZIを乱射するベアーに困惑する二人を尻目にクオリティーの低さに溜め息を吐いてしまう。

 

もっと上手く作れればいいのだが、これ以上の武装にベアーが耐えられない。いっそのことメカドラゴンで行ってみようか。

 

そんなことを考えているとエムさんに「このベアーアタック作戦は使える」と言われ、レンさんに「さっきのクルマ爆弾の方がいい」と言われる。

 

私は車両を奪取して改造したいんだが、それは時間が掛かりすぎると否定された。むしろベアー爆弾で行ってみようか?と相談したら「流石に盛りすぎだ」と怒られた。

 

たしかにパフェも盛りすぎると邪魔だ。

 

レンさんは同意してくれたけど、エムさんは例えが分かりにくいと呟いた。うん、そう言われると男の人には分かりにくい例えだ。

 

どう表現したものか。

 

あーっ、えと、つまり、コーヒーにシュガースティックを入りすぎるか入れすぎないかみたいなものかしら?いや、これも上手く例えられてないな。

 

◇月≦日

 

私もプレイヤースキルを磨いた。その成果を二人に見せよう。これこそ私の作ったミニガンMk3だ。三つのガトリングを融合し、如何なるものも火力でねじ伏せる。

 

エムさんなんで止めるんだ。

 

私は正気だ。

 

ねえ、レンさんも何か言ってくれ、ほんのちょっと寝てないだけで私の意識は正常だ。少しくらい試してくれても良いじゃないか。

 

エムさんにも作ったんだ。

 

ラハティ L-39 対戦車銃を改良し、ピトフーイのパニッシャーと外見を似せたパニッシャーMk7だ。ピトフーイとお揃いは嬉しいだろう。

 

こっちはレンさんにだ。

 

私の知恵を絞って作ったCOP.357カスタムだ。当たれば必殺の拳銃、しかも四発同時に射出されるのは357マグナム弾だ。

 

うっ、なにを、するんだ…。

 

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