とあるオタク女の受難(ガンゲイル・オンライン編)。   作:SUN'S

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第9話

□月*日

 

レンさんの友人が来た。

 

あっちもかわいい。こっちもかわいい。私はキュートな生き物を見つめる。私が養ってあげたい。そう思わずにはいられない可愛さだ。

 

そんなことを考えながらフカ次郎と握手を交わして、手ごろな銃器を探しにグロッケンを歩く。ゴツくて強い武器、私の作ったミニガンMk3とかどうだろうか。

 

フカ次郎さんにカタログを見せると「ダサい!ただの筒じゃなくてビューティフルかつアメイジングなフォルムのやつをだねぇ…」と言われた。

 

これはレンさんにも不評だ。

 

私の武器は不細工なのか。フカ次郎さんとレンさんに着いていき、ピトフーイも利用する隠れ家的な立地のガンショップへと入る。

 

なんで私のミニガンはダメなのにグレネードランチャーは良いんだ。かなり、ものすごく、悲しい気持ちになる。レンさんは分かってくれるよな。

 

□月∈日

 

私の動きが変だとフカ次郎さんに言われ、どういうこと?と首を傾げるレンさん。べつに体調は悪くないと私は思うけど。

 

私と知り合って間もないフカ次郎さんが言うんだ。

 

きっと何かしらの原因があるんだろう。そうフカ次郎さんに問えば「こう、レンのは銃って感じの動きじゃん。あんたの動き…どちらかと言えば『剣』っぽいような?」なんて曖昧に言葉を濁して唸り出す。

 

そんな話を遮るようにやって来たエネミーを乱獲し、グレランの弾薬を買い揃える。一応、私の方もP-90のマガジンは持ち込むつもりだ。

 

流石にエムさんほど大量に持ち運ぶことは出来ないが、それなりに持っていこう。今回のスクワッド・ジャムで何かが起こる。

 

レンさんやピトフーイの仲違い、という訳ではないんだろうが、私もピトフーイに言ってやりたいことは沢山あるからな。

 

私がピトフーイを殺すか、それともレンさんがピトフーイを殺すか。それも彼女の考えたシナリオかもしれないと考えると嫌になる。

 

ただ、一言だけ言いたい。

 

もう少しエムさんを労れよ。

 

□月⌒日

 

私の隣に座ったピトフーイにセカンド・スクワッド・ジャムで仕出かすことを問う。それは面倒事を通り越して厄介事だった。

 

なんと言えばいいのだろうか。

 

なんて考えながらピトフーイの自殺を止める方法を探す。それでも思い付くのはゲームで殺して命令する以外に名案が浮かばない。

 

私の気持ちも考えず笑みを浮かべながら「あんたも私と同類なんだからわかるでしょ?」と宣うピトフーイを見る。私が貴女と同類だったらGGOは壊れてると思うんだが…。

 

そう心の中で思いつつピトフーイの熱演を聞き流し、どうやって戦うのかを考える。私とピトフーイは、全距離、白兵戦、主戦力、どちらも互角だ。

 

そこにエムさんが加わるとピトフーイが勝る。私にレンさんとフカ次郎さんが加わって五分に戻るが、防衛に回ったエムさんの強さは並みじゃない。

 

本当に、どうやって倒そうか。

 

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