永遠の炎と共に   作:海地獄

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プロローグ

 

 

 

あぁ、この世界に生まれてきたことは間違いだったみたいだ。

あぁ、いつからだろ、こんな事を考えるようになったのは。

あぁ、もし、俺が死んだら、誰か、悲しんでくれるかな…。

むしろ喜ぶ奴の方が多そうだ。

じいちゃん、ごめんなぁ。

こんな孫でも愛してくれて、ありがとう。

次は、普通の家で、家族が居て、たくさんの人に愛される。そんな世界に、生まれ変わりたいなぁ…。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

俺はいつになったら平和な日々を送れるのだろうか?

今の世はとても乱れている。

天下統一を目指してたくさんの武将達が戦をしている。

なぜ戦わないと平和は取れないのだろうか?

なぜ同じ人が殺し合わなければ行けないのか?

ただ、自分はたくさんの命を守りたいだけなのに。

 

「よし、囲んだぞ!一斉に襲いかかれ!!」

 

「「「「「おう!!」」」」」

 

あぁ、俺はここまでみたいだ。

俺は大切な者を守るために踏ん張るしかない。

 

「何を手こずっておる!早くそやつを撃たんか!」

 

「「「「ハッ!!」」」」

 

あぁ、この草彅流の剣術がこの世に無くなるのは悲しい。

せめて俺さえ生き残れば良かったのに。

そんな気力は残ってない。

あぁ、もし、次の人生があるとすれば平和な生活をしたい。

愛される生活を送ってみたい。

あぁ、別に苦しい生活でも良い、平和さえあれば。

愛さえあれば。

どうか神様。

たくさんの人を殺めてしまった俺でも、最後の願いを叶えてくれないか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

今、この瞬間に、ただ”愛されること”を望んで人生を送ってきた2人が、死のうとしていた。

そんな2人の思いに反応して、決して交わることの無い二つの世界が一瞬だけ重なった。

その時、奇跡が起こった。

男は死んでしまったが、少年は自殺に失敗してしまった。

その奇跡は2人が望んだ奇跡ではないが、2人を必要とした世界がそうしたかもしれない。

生まれてきて、たった4年しか生きてない少年の魂に、最後まで愛されることを望んだ男の魂が、重なった。

ひとつの体にふたつの魂が入り込んだ事で、相殺することも無く、また、融合することも無く、ふたつの魂はそれぞれの意識を持ち、生きていくことになる。

そんな、珍しい事に巻き込まれた少年の名前をポートガス・D・エースという。

この世界は、もし、エースが幼少期の時に自殺をしてしまうとしたら。もし、その時に異世界の主人公が2つ目の人格として、エースを支えていたらの話。

 

 

 

 

 

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