永遠の炎と共に   作:海地獄

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第1話

 

 

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………………ん、ここは、どこだ?

 

目が覚めたら知らないところにいた。

自分の周りが真っ暗で、とても寂しいところだと感じた。

俺は死んだはずだが?

そう思いながら、歩き進むことにした。

それから、何時間歩いたか分からない程歩いた。この空間だと疲れを感じないらしい。 そのまま歩いていると、

明るい場所が現れた。

そこには、1人の男の子が倒れていた。

 

「お、おい!!大丈夫か?」

 

「………んぁ……!、俺は死ねなかったのか………。」

 

そんな事を言った男の子に、とても驚いた。

こんな小さな時に、死にたいほど絶望するなんて。

俺は気になってしまって、思わず口に出てしまった。

 

「…………君は……、どうして死のうとしてるのかい?」

 

「おっさんにはかんけぇねぇだろ!!!!」

 

「確かにそうだが、こんなところで会った人と話をしてみたかったんだ。」

 

「……………………。」

 

「少しでも楽になって欲しいから、話してごらん。」

 

男の子は、それからずっと黙っていたが観念して話してくれた。

 

「俺のオヤジはゴールド・ロジャーなんだ…。」

 

「ゴールド・ロジャー?」

 

「あぁ、海賊王の息子なんだ。」

 

「それで?」

 

「は?、あの海賊王の息子なんだぞ!!」

 

「だから、それがどうしたと言うのさ。」

 

「お前、何とも思わないんだな…。」

 

「別に、海賊王とか知らないけど…、お前は何もしてないんだろ?なら、何も思わないんだが。」

 

「……………………。」

 

「お前が気にしていることは、この世界でちっさい事だ。」

 

「ちっさくない!!!!」

 

「お前はお前だろ?なら、親の罪は子に関係ない。」

 

「!!」

 

そう言うと男の子は黙っていた。

数分たった後、涙ながらに聞いてきた。

 

「お前は、俺が怖くないのか?」

 

「あぁ」

 

「お前は、俺が海賊王の息子でも生きていいのか?」

 

「あぁ」

 

「……………………っ」

 

男の子は泣き出した。

今まで自分の中で抑えていたんだろう。

その後俺は、男の子が落ち着くまで抱きしめていた。

すると、顔を赤くした男の子がお礼を言ってきた。

 

「っ、ありがとう」

 

「あぁ、どういたしまして。」

 

「ところでおっさんの名前は?」

 

「俺の名前か?俺の名前は蒼吉郎。ただの武人さ。」

 

「ソウイチロウ?変な名前だな。長いし、これからはソウって呼ぶよ!」

 

「蒼?まぁ、いいけど。」

 

「とりあえず、ソウはどこから来たんだ?」

 

「陸奥ってところだけど?」

 

「ムツ?聞いた事ないな。」

 

「まぁそうだろうね。田舎の方だし。」

 

「そうなんだ〜。」

 

「…………まぁ、こんな話より。君の名前は?」

 

「俺の名前は、ポートガス・D・エース!エースが名だ。」

 

「そして、今住んでいるところは、コルボ山の山賊達のアジトだ。」

 

「コルボ山?そんな山聞いた事がないな?もしかしてここは外海か?君の住んでる地名の名前は?」

 

「ゴア王国の外れだけど?」

 

「ゴア王国?やっぱり俺の住んでる国じゃないな……。そういえば、海賊王とか聞いた事なかったけどどんな事をした人なんだ?」

 

「!!海賊王を知らない!?今の時代なら誰でも知ってるぞ!!」

 

「いや、それが聞いた事が無いんだよな…海賊王って。」

 

「ゴールド・ロジャーも?」

 

「あぁ」

 

「お前、ほんとに変わってるな!」

 

そんな話をしている時に、ふと気になった事を聞いてみた。

 

「…………そういえば、ここってどこなんだ?」

 

「多分だけど、俺の心の中だと思う。」

 

「心の中?」

 

「あぁ、ここだととっても安心するんだ!」

 

「だとしたら、俺は本当に死んだんだな。」

 

「どうしてだ?」

 

「多分、俺の状態は魂なんだと思う。だから今、エースの心の中にいるんだと思う。」

「そっかぁ。じゃあ、俺が目を覚ましたら消えてしまうのかな?」

 

「いや、それはないんじゃないかな。何かここの空間に縛り付けられてる感覚がするからね。」

 

「それって大丈夫なのか?」

 

「大丈夫でしょ。エースの事も見守りたいし。」

 

「そっかぁ」

 

そんなことを話しているとエースの体がだんだんと薄くなってきた。

 

「お、おい!大丈夫なのか!!」

 

「多分だけど、目が覚めてきたんだろうな。」

 

「そうなのか。なら安心だ。」

 

「じゃあ、俺は行ってくるわ!!」

 

「あぁ、行ってらっしゃい!」

 

「おぅ!!」

 

そうして、エースの体が完全に消えた。

すると、目の前にデカい湖のようなものが出てきた。

エースの目線みたいだ。この泣き虫ってるおばさんが山賊の頭みたいだな。エースが言ってる割には愛されてる見たいじゃないか。

 

「なんだ、愛されてるじゃないか。」

 

そう呟くと、エースは驚いたように左右を見ていた。

すると、突然エースの声が聞こえてきた。

なんと、心の中で、強く願うと話せるらしい。

エースは1人の気分にならなくて良いと言ってくれた。

これからはどんな生活になるのか。楽しみだなぁ。

 

 

 

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