原作と違うのは嫌だという方はすぐにブラウザバックをしてください
それでも許しちゃうんだぜという方はゆっくりしていってね
「なんで自分の妹を地下深くに閉じ込めてるんだ 可哀想だろ」
「あの子は危険なのよ」
「?」
「あの子は普段はおとなしい子なんだけど遊びの事になると人格が変わるのよ」
「その人格に問題があるだけだろ?」
「最近ではいつ暴走が始まるか分からなくなってきたのよだから・・・」
「いつ暴走してもいいように地下に閉じ込めたと・・・」
「仕方なかったのよ ああするしか」
「いやでも・・・」
「お嬢様も苦渋の決断だったのよ」
「大丈夫ですか~?お嬢様~」
俺がレミリアの話を聞いていると咲夜と美鈴が仲良く並んで歩いてくる
「お前らおとなしくしてろってあれほど・・・」
「心配しないで下さい私妖怪なんで治りが早いですから」
「あなたに治療もしてもらったしね」
「そうか お前らが平気なら別にいいんだ」
「やっぱり拓海さんは優しいですね~」
「そうね ところでお嬢様?」
「どうしたの咲夜」
「その様子だと拓海に負けてしまったようですね」
「見ればわかるでしょ ていうかあなたたちで拓海を止めなければいけないはずでしょ」
「いや~それが拓海さんが見かけによらず強くてですね」
「申し訳ありませんお嬢様 罰はなんなりとお申し付けください」
「今回は罰は無しよ咲夜 私も拓海に負けてしまったのだから」
「そう落ち込むなよ本当ならレミリアが勝っていた勝負だったんだ」
「え、そうなの?」
「作戦勝ちってやつだ」
「次にお嬢様は『あなたの作戦にまんまと乗せられたというわけね』という」
「あなたの作戦にまんまと乗せられたというわけね・・・ハッ!」
「そんなことやってる場合じゃないですよ咲夜さん」
「なによ美鈴 いま面白いところなのに」
「そうかもしれませんが拓海さんがいないんですよ」
「えっ?」
「まさかアイツ・・・」
三人は急いで拓海を探し始めるだがレミリアは拓海がどこにいくのか見当がついていた
レミリアはその予想通りの場所で美鈴は気の流れで咲夜は時を止めてる間に見つけ出す
拓海がいたのはフランドール・スカーレットがいる部屋の前だった
「あなた本当にフランのとこへ行くの?」
「困ってる人、もしくは妖怪や吸血鬼を放ってはおけないからな」
「拓海さん こればっかりはやめた方がいいですよ」
「美鈴の言うとおりだわ」
「って言ってもな レミリアのこの紅魔館のためにもなるからな」
「なによ私の為って」
「だってお前妹と一緒にいれなくて寂しかったんだろ?
さっきお前自身も仕方なくって言ってたじゃないか それにフランも救えるしな」
「え?フランを救う?」
「そうだ一番寂しい思いをしてるのはフランのはずだ」
「でもそんなの思い過ごしかもしれませんよ?」
「それを今から確かめに行く 危なくなったら自力で逃げてくるさ」
「あなたはフランの力を知らないから・・・」
「もう行くって決めたんですね」
「さ、咲夜!?」
「ああ 自分の言葉は真っ直ぐ曲げねぇ これが俺の信じる道だ
絶対フランを救ってみせるし 生きて帰ってくる・・・・・約束だ!」
「・・・いってらっしゃい拓海さん 帰ってきたら組み手でもしましょう」
「ああ」
「ちょっと美鈴まで何言ってんの?」
「大丈夫ですお嬢様 いざとなったら私が助けに行きますから」
「うーーー・・・・・わかったわよ 言ったからにはフランを救いなさいよ」
「約束は死んでも守る それが男ってもんだ」
「死んだらだめ 必ず生きて帰ってくることこれも約束よ」
「頑張るよ」
拓海は笑いながら部屋に入っていく
この異変の最後の戦いが・・・・・始まる
「これ絶対空間いじってるだろ」
部屋に入った最初の感想がこれだった 今更である
「あなたはだあれ?」
うおっ!後ろにいたのか気付かなかった
「俺は上城拓海 君と遊びたくてここに来たんだ」
「私はフランドール・スカーレット ねえねえ何して遊ぶ?」
「フランが遊びたいもので遊ぼう」
「んーとね じゃあ弾幕ごっこしよ」
やっぱりこうなるか 仕方ない呪印開放状態1だ・・・
「いいよ写輪眼も開いたし弾幕ごっこで遊ぼうか」
「わーい久しぶりの弾幕ごっこだ」
(特に変わった様子は無いじゃないかただの活発な女の子・・・)
「拓海、壊レナイデネ」
「っ!!??」
拓海は凍りつく 体の芯から恐怖という感情で埋め尽くされる
もう一人別の人間がいるように感じさせられるほどの変貌ぶりに拓海は動揺を隠せずにいた
「キャハハハハハ! 禁忌『クランベリートラップ』!!」
「くっ こんなの当たったらシャレになんねーよ」
拓海はフランに気をつけつつ拓海を狙いに来る弾幕を部屋中を縦横無尽に走り回りながらかわしていく
下手に反撃してカウンターを喰らうのはマズイと思ったからだ
「逃ゲテバカリジャ ツマラナイヨ」
「ならお望み通り 炎玉『火遁 豪火球』!」
呪印によって格段に強化された豪火球を放つ それはフランの弾幕を半分ほど打ち消す
だが全てではないため再び拓海は写輪眼で見切りつつ逃げ回る
「アナタ面白イネ!アハハハハ! 禁忌『フォーオブアカインド』!!」
フランは四人に分身しさらに濃い弾幕を放つ
「拓海!私スッゴク楽シイヨ!! マダ壊レナイデネ? キャッハハハハ!!」
「もちろんだ お前を助けるまでな」
「モット私ヲ楽シマセテネ拓海!? 禁忌『レーヴァテイン』!!!」
四人いる内の空にいる一人が紅く燃え盛る剣を持つ拓海はそれに気をとられ
他の分身体目が行かず正拳突きを喰らい壁に叩きつけられる
「がはっ・・・・・吸血鬼ってのはどいつもこいつも馬鹿力なのか」
「モウ終ワリ?マダマダ始マッタバカリダヨ」
四方向からフランが迫ってきている回復しつつギリギリまで引き付けろ
「ツマンナイ・・・モウ壊レチャエ!」
「・・・今だ! 雷陣『千鳥流し』!!」
俺は近づいてきたフランに合わせ周囲に千鳥を張り巡らす
「「「グゥアアアアァァァァ!!」」」
作戦は成功かな これで落ち着いて話が・・・・・
「アハハハハハ! ヤッパリ拓海ハ面白イネ!」
俺はおそらく本体であるフランを起こそうとした時だった
後ろで倒れていたはずの分身体が話しかけてきた 俺はもう一度千鳥流しを使おうとする
「サセナイヨ キュッとシテ グシャ」
「!? ぐぅう あ、足が・・・」
俺はいつの間にか両足の骨を折られていた 両足のためそのままうつ伏せに倒れる
(!? 触れられてもいないのに何故足が折れたんだ)
「コレデモウ逃ゲラレナイヨ」
フランはうつ伏せになった俺の背中にあの紅い剣を突き立て
さらには分身体で俺の腕まで折る
「・・・・!ごはっ!げほっげほっ・・・・・ぐああああぁぁぁああああ!!」
「キャハハハハハ!イイ悲鳴ダヨ拓海! アッハッハッハ!!」
(くそ・・・・・俺は死ぬのか・・・・・皆と約束したのに・・・・・)
拓海は二度目の死の覚悟をする だが今度は違った
(いや・・・・・俺なら出来る 託されたもんがたくさんある・・・だから・・・)
拓海の中で何かが目覚める 全ての力が活性化される
それは自信にも変わり勇気にもなり拓海を心の底から奮い立たせる
「負けるわけには・・・・・いかねーーんだ!!!」
「今頃遅イヨ 壊レチャエ!!」
フランは拓海の背中に刺した剣を抜き拓海の首めがけて振り下ろす
「ナ、ナニコレ?」
振り下ろした剣は拓海の周りに突如現れた紫色のオーラを放つ
人間で言う肋骨のようなものに阻まれる しかもそれは何度攻撃してもびくともしない
「ハァ?ナンデ壊レナイノ? 壊レロヨ!!」
今度はさっきの肋骨のような物ではなく肉がついてない骨だけの腕のような物に剣を摑まれる
しかもその腕は剣を握ったまま微動だにしない
「ナンダヨコレ!? クソッ、離セ・・・!」
「無駄だよ」
「!」
剣を握っていた腕はいともたやすく剣を折る
そして拓海は傷を回復し終わりゆっくりと立ち上がる
「!!? ナンデ立テルノ? 足ヲ折ッタハズナノニ・・・」
「俺の力だ そんな事より自分の心配をしたらどうだ?」
「ナニヲ言ッテ」
「ギャアアアアアァァァァァ!!」
「ア、熱イヨ」
「ダ、誰カ・・・助ケ・・・テ」
「私ノ分身ガ・・・コンナアッケナク・・・」
「 絶炎『天照』だ 視たものを灰にするまで絶対に消えない炎・・・」
「エ・・・?」
「これが『永遠の』万華鏡写輪眼の力だ もうお前にはどうすることも出来ない」
「そ、そんな・・・・・や、やめて・・・・・」
「なあフラン 俺はお前と遊びたいとも言ったがお前と話をしたくてここに来たんだ」
「こ、来ないで 私に、私に近づかないで!」
「怖がらなくてもいいじゃあないか・・・ 俺は話がしたいだけなんだ・・・」
「助けて・・・・・誰か助けてぇ!!」
「落ち着けよ話ってのはお前の姉ちゃんの事なんだ」
「お、お姉様の?」
「そうだ だから心を落ち着かせてくれないか?」
「わかった わかったから私を殺さないで・・・」
「もともとそんなつもりはない それで話ってのは君をこの部屋から連れ出そうと思ってね」
フランは俺がこれ以上危害を加えない事を理解してようやく話を聞いてくれた
そうだフランが怖がるから万華鏡写輪眼解かなきゃな
でもフランが返す答えは予想がついてる
「ダメだよ 私はお外に出たら 皆を、傷つけちゃうから・・・
お姉様にも迷惑をかけちゃう・・・ 私はいらない子だから・・・」
やっぱりな フランは誰よりもこの屋敷の人の事を考えてる・・・
だからこそ深く考えすぎたんだな 全くこの姉妹は不器用にもほどがあるぜ
「おーーいレミリア聞こえてるだろ 入ってきてくれ」
「お姉様を呼ぶの?」
「ああ 直に話し合わないとな」
しばらくしてから重い扉が開かれる
「フラン・・・」
「お姉様・・・」
「レミリアはずっとフランの事を心配してたんだよ な、レミリア」
「お姉様が私を?」
レミリアはフランに力強く抱きつく
「ぐすっ ごめんなさい・・・ごめんなさい フラン」
(お姉様が泣いてるの?私の為に?)
「あなたの姉なのに あなたの事なんにもわかってあげられなくて
いつもいつも一人で寂しい思いをさせてしまって 遊んでもあげられなくって」
「お姉様・・・・・私」
「それでも こんなダメな私でもあなたは私の大切な妹なのよ」
「!」
「だから・・・だからいらない子なんて二度と言わないで・・・」
「お姉様・・・・・ひっぐ・・・ごめんなさい私わがままばかり言って」
「いいのよフラン・・・あなたはそれでいいのよ」
「フラン 俺からも一つ言っておく」
「・・・・・?」
「お前はいらない子なんかじゃないよ決して こんなにも愛してくれる姉がいて
いつも皆を支えてくれてるメイドがいて 一緒に遊んでくれる門番がいて
隣で本を読んでくれる魔法使いや悪魔がいて お前はこんなにも恵まれてるんだぞ」
「うん」
「だから自分一人で背負い込むな こんなにもお前を支えてくれる仲間がいるんだ」
「・・・・・うん」
「人間は支え合っていかなきゃ生きていけないというがこれは誰にでも言える事なんだ
吸血鬼のお前たちにも妖怪の美鈴にも もちろんその他全員にもだ」
「・・・・・・・」
「支えられてるという事は自分も知らない内に誰かを支えてるっていう事なんだ」
「そうなの?」
「そうだ フランなら誰を支えてるか分かるだろ?」
「この紅魔館の人達・・・」
「そういうことだ お前はもっと自分の気持ちに素直になれ
そしてもっと支えてくれてる人に頼れ 何でも自分で解決しようとすんな」
「ありがとうお姉様 私の事をずっと守ってくれてたのに・・・」
「もういいのよフランこれからはずっと一緒よ
二度と一人で寂しい思いなんかさせないわ 笑うときも泣くときもずっと一緒よ」
「うん! ありがとうお姉様!」
「一件落着だな」
「拓海もありがとね 拓海がここに来なかったら私ずっとこのままだった」
「気にすんな フランの嫌な力も吹き飛んだしな」
「あ、本当だ 私 自分でちゃんとコントロールできるようになってる」
「さてここからはレミリアとフランだけで話し合いな
姉妹じゃなきゃ話せないこともあるだろうからな 俺は退散するぜ」
「ま、また遊びに来るよね?」
フランが暗い顔でうつむきながら言う
「違うだろまったく 自分の気持ちに素直になれって言っただろ」
「そ、そうかじゃあ また遊びに来てね」
「おう!」
部屋の外では涙目の美鈴とどこか違和感のある咲夜が待っていた
「おかえりなさい拓海さん 私は・・・私は・・・」
「まったく美鈴みっともないわよ」
「そういう咲夜も目が赤いけどな」
「あ~本当だ~」
「う、うるさい!」
違和感の正体はこれだったのか
「ははは、さて俺は帰るよ」
「え~ 少しくらいゆっくりしてけばいいじゃないですか~拓海さん」
「いや待たせてる人がいるからな」
「そうね 美鈴玄関まで送ってあげなさい門番としてこれくらできるでしょう?」
「はいお嬢様!任せてください!」
拓海移動中・・・
「さようなら拓海さんいつでも遊びに来てくださいね 待ってます」
「レミリア達にもよろしく言っといてくれ」
「はい お気を付けて~」
美鈴と手を振り紅魔館を立ち去る
「さて 早く帰んないと霊夢たちが怒るぞ・・・・・・想像したらなんだか寒気が」
拓海帰宅中・・・
「はぁ はぁ ったくこの階段急すぎるだろ」
俺は参拝客が少ない理由に入ってるかもしれない急階段を駆け上がっていく
「お、噂をすればなんだぜ」
「待ってましたよ拓海さん さあ取材させて下さい」
「文、拓海は疲れてるんだから後にしなさい」
「皆待っててくれたのか 部屋にいればよかったのに」
「ばかね 皆あなたの事が心配だったのよ」
「部屋の中にいても結局落ち着かなかったから外で待つ事にしたんだぜ」
「霊夢さんはずっとそわそわしてましたけど・・・痛い!痛いです霊夢さん」
もう見慣れた光景なはずなのになぜか笑ってしまう どういうわけか涙もでてきた
「あやや 拓海さんどうかされましたか?」
「いやなんでもないよ ただ・・・」
「ただなによ」
「こんなことがずっと続けばいいなって」
「続くわよ いつまでもね」
霊夢と魔理沙 そして文は得意げに笑う 俺もそれにつられてニカッと笑う
そして俺に温かく微笑みながら三人は声を揃えて言う
「「「おかえり拓海」」」
「ああ ただいま」
元の世界の親友を思い出しながら
生まれ変わったこの世界で新しく出会った友や仲間を一生大切にすると誓った拓海であった
どうもベホマラーです 拓海ついに覚醒です テレテテッテッテッテー♪
一度死にかけることによってパワーアップして帰ってくる戦闘民族をヒントにしました
え?拓海の能力と戦闘民族は関係ないって?
しょうがないじゃん作者の私はジャンプが大好きなんですから