どうやら幻想入りしたみたい   作:ベホマラー

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今日の妖怪は絶対そんな気がする


優しい人ほど見た目が怖い

「あ・・・れ・・・ここどこだ?」

 

 

 

萃香にぶん投げられた拓海はとある花畑で目を覚ます

 

 

 

「いって~俺何してたんだっけ? 確か霊夢たちに酒を飲まされてそれで・・・」

 

 

 

「人間風情がよくも私の育てた花を踏みにじってくれたわね」

 

 

 

 

俺は物凄い殺気を背中から感じた 振り返れば鬼の形相をした女性が俺を睨んでいた

 

 

 

「覚悟はいいかしら?(ニッコリ」

 

 

 

うわーー すっげー笑顔めっちゃ怖いんですけど

 

 

 

「ちょっと待ってくれ俺が何をしたんだ?」

 

 

 

「あらすっとぼけないであなたがこんな事をした犯人でしょ?」

 

 

 

 

女性が指をさした方向を見れば車でも通ったかの様な跡があり

その跡が俺がいる場所で終わっていた

 

 

 

「・・・思い出した やったのは俺じゃない」

 

 

 

「この状況でよくもそんな事が言えたわね」

 

 

 

 

「この傷跡は確かに俺のせいかもしれないがわざとじゃない

俺が寝ている間に萃香が俺を投げたんだ それでたまたまここに落ちただけだ」

 

 

 

「そんなでまかせを私が信じるとでも?」

 

 

 

「無理だろうな なら俺は勝手にこの花畑を治させてもらうぜ」

 

 

 

「出来るものならやってみなさい もし嘘だったらあんたを喰うからね」

 

 

 

「わかってるよ」

 

 

 

 

あんたも妖怪なのか いや今はどうでもいいか

 

 

 

 

「さてと・・・」

 

 

 

拓海は念のため写輪眼を開き第三の能力で花畑の『傷』を治していく

数十秒ほどで踏み倒された花は元通りになった

 

 

 

「ふう こんなもんでいいか」

 

 

 

「・・・本当に治すとわね あなたは本当に人間?」

 

 

 

「ああ人間だよ 転生者っていった方が正しいけどな」

 

 

 

「転生者ねぇ・・・・・」

 

 

 

「?」

 

 

 

「ならあなたも戦えるって事よね!」

 

 

 

「っ!やっぱそうなるのか」

 

 

 

 

女性はいきなり差していた日傘を振り下ろしてきた拓海はそれを見切り軽くかわす

 

 

 

「あなた中々やるじゃない」

 

 

 

「俺はあなたじゃない上城拓海だ こうなったからには大人しくさせてもらうぞ」

 

 

 

「私は風見幽香 あなたを倒す妖怪よ覚えておきなさい」

 

 

 

「幽香 いきなりだがここで戦うとお前の見たくない物を見せるかもしれないぞ」

 

 

 

「あら是非見せて欲しいもの・・・ねっ!」

 

 

 

幽香は空へ飛び上がり俺に向けてあの日傘を構える

 

 

 

 

「元祖『マスタースパーク』!」

 

 

 

「げぇ!? ってあれ動けない?」

 

 

 

「ふっふっふ 終わりね」

 

 

 

 

拓海の腕と足には植物のつたの様な物が巻きついており身動きが取れなかった

 

 

 

 

「OH・・・」

 

 

 

「この場所で私に勝とうなんて甘いんだよ人間! くらいな!!」

 

 

 

「身動きが取れないなら・・・」

 

 

 

 

 

拓海は万華鏡写輪眼を開眼しあの技を発動する

 

 

 

「幻像『須佐能乎』」

 

 

 

「なにっ!?」

 

 

 

幽香の放ったマスパは須佐能乎の圧倒的な防御力を突き破る事ができなかった

その隙に拓海はつたを天照で焼き切り脱出することに成功した

 

 

 

「くっ・・・ならばこれでどうだ!」

 

 

 

幽香は目にも留まらぬ速さで拓海の前に現れ正拳突きを繰り出す

だが幽香の怪力を持ってしても須佐能乎は 拓海は微動だにしない

 

 

 

 

「そんな馬鹿な・・・私の攻撃が一切効かないなんて・・・」

 

 

 

「無駄だ諦めろ」

 

 

 

「くそっ 私がこんな人間ごときに・・・!」

 

 

 

 

幽香は須佐能乎の一点に向けてパンチの連打を始める

それはもうどこかのゴム人間もびっくりするくらいのパワーとスピードで

だがそれでもヒビ一つ入らない それどころか逆に幽香の手がどんどん傷ついていく

 

 

 

(なんなのよこの人間は・・・・・はぁもうだめかしらね 手が限界だわ)

 

 

 

(何か様子がおかしい・・・・・ ハッ!? マズイ!!)

 

 

 

拓海は違和感に気付きすぐに須佐能乎を解除する

だが当然幽香の攻撃は続いているので・・・・・どうなるかお分かりですよね?

 

 

 

 

「ぐはぁーーーーっ!!」

 

 

 

「!!??」

 

 

 

 

幽香の攻撃を喰らい数メートル先の木まで吹っ飛ばされる

 

 

 

「・・・・・なんか災難続きだな俺」

 

 

 

 

拓海は自分の不運さを嘆きながら気を失う 一方幽香はというと

 

 

 

「勝った・・・・・いやあれは私のことを思って・・・・・

はぁ~私の完敗ね まさか人間ごときに負けるとわね 悪い夢でも見てるのかしら」

 

 

 

幽香は拓海に近づき背中に背負う

 

 

 

「私から喧嘩売ったんだ 目が覚めるまでは付き添ってあげないとね」

 

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

 

「それにこの子よく見れば可愛い顔してるじゃない」

 

 

 

 

 

 

30分後・・・ 風見幽香の家にて

 

 

 

 

 

 

「あれ・・・・なんでベッドで寝てたんだ俺は・・・・・・・・っ!?」

 

 

 

 

拓海は全てが止まる 手の動きも足の動きも思考も呼吸・・・・・は止まらないか

なぜなら幽香が隣で寝ていたからだ

 

 

 

 

「・・・起こしたら可哀想だし音を立てずにそ~っとそ~っと」

 

 

 

ゆっくり静かにベッドから出ようとする拓海だがしかし

 

 

 

 

「・・・・・あらおはよう 体は大丈夫かしら?」

 

 

 

 

ゆうかりん起床

 

 

 

 

「大丈夫だけど何で俺は幽香と同じベッドで寝てるんだ?」

 

 

 

「仕方ないじゃない一つしかないんだもの」

 

 

 

「俺は床に寝かせとけばよかったじゃないか」

 

 

 

「それはあなたに失礼でしょ、それに私のせいでもあるんだから」

 

 

 

 

幽香さんこう見えても優しい人でした

 

 

 

 

「まあいいや あ、花畑はわざとじゃないからな」

 

 

 

「それはもういいわ、元通りにしてくれたし」

 

 

 

「そうかなら俺は帰るぜ」

 

 

 

「今度は敵としてじゃなく観光客として来なさい 待ってるわ」

 

 

 

「幽香が勝手に攻撃してきたんだろ」

 

 

 

「それもそうね」

 

 

 

幽香はクスクスと笑う

 

 

 

「じゃあな あとここの土変えた方がいいぞ」

 

 

 

「え?どういうことよ」

 

 

 

「俺は花について詳しくないから自分で確かめてくれ力の流れが良くないのは確かだ」

 

 

 

土の状態が良くない事だけ伝えた拓海は気付けば消えていた

 

 

 

「まったく 何なのよ一体・・・・・」

 

 

 

幽香は言われた通り花畑の土を確認しに家の外に出る

 

 

 

(特に変わった様子はないわね・・・・・なにが良くないのかしら)

 

 

 

幽香は土を見るだけじゃなく触ってみる そこで拓海の言っていた意味を理解する

 

 

 

(! いつもより土が湿っている? 水はけが悪くなっているのね・・・

これじゃ花が余分に水を吸い取ってだめになってしまう・・・・・)

 

 

 

 

幽香は対策を練るよりも先に自分の不甲斐なさに笑ってしまう

 

 

 

 

「・・・・・あっはははははははは!」

 

 

 

そして一呼吸置き改めて考える

 

 

 

(私も土を触るまで気付かなかったことをあいつは見ただけで・・・・)

 

 

 

 

そして幽香はあることに気付く

 

 

 

 

「私より強くて顔も整っていて優しくてあの様子だと花は嫌いじゃなさそうね・・・

確か上城拓海と言ってたわね・・・・・・・ふふふ意外と私好みの人間じゃない」

 

 

 

 

幽香はまたクスクスと笑う

 

 

 

「いつでも遊びに来なさいよ 拓海」

 

 

 

また会える日を楽しみにして

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいどうも~ベホマラーです
作中で花について書いてますが全部適当です それっぽい理由を書いてるだけです

あと2、3話挟んで次の異変に入りたいと思います
でも異変入る前に主人公設定挟むかも

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