なんか名探偵コ○ンっぽくなってしまった
「萃香 こっちであってるか?」
『ああこのまま真っ直ぐ進んでくれ』
久しぶりだな皆拓海だぜ 俺は勇儀に勝利した後萃香の案内で『地霊殿』に向かってる
呪印状態2で空を飛びながら
「にしても地底は広いし居酒屋ばかりだな」
『はっはっは鬼にとってはこれほど住みやすい場所は無いけどねぇ』
「てか地霊殿遠くね?まだ着かないの?」
『もうすぐ見えてくるはずだよ』
萃香にそう言われて十分程飛び続けると確かに大きな館が見えてきた
・・・・・戦闘準備万端の門番付きで
「ッ! 貴様どこの妖怪だ今は地霊殿は立ち入り禁止だぞ お引取り願おう」
拓海は勘違いされたままだと困るので地面に降り
警戒中の女性に呪印を解きながらゆっくりと近づいていく
「俺は人間だ ここの主に話があってきた通らせてもらえるか?」
「に、人間だと?ならば余計に通すわけにはいかないよ!」
「・・・異変が解決出来なくてもか?」
「・・・・・・・」
「そっちにも深い事情があるみたいだな 俺は上城拓海
わけあって博麗の巫女の手伝いをしている あんたの名前は?」
「私は火焔猫燐だよ さとり様のペットさお燐って呼んどくれ
それよりも本当に人間かい?あの姿はどう見たって妖怪にしか思えないよ」
「あれについては今度話すよ 話を戻す前に今さとり様のペットって言ったな?
てことはこの異変の犯人はあんたなのか?」
「私じゃないよ犯人は私と同じさとり様のペットであるお空さ」
「お空?」
「本名霊烏路空 あたしの仲間さ」
「仲間か・・・・・でそのお空は今どこにいるんだ」
「それがどこにいるか分からないんだよ・・・」
「・・・?」
お燐はお空について話すたびにいや俺と会話してる最中ずっと体を震わせている
「お燐 俺になにか隠し事してないか?」
「ッ・・・!」
お燐はとうとう我慢していた感情が抑えきれなくなり
大粒の涙を流しながら拓海に懇願する
「助けておくれ拓海・・・あのままじゃお空が・・・お空が壊れちゃうよ・・・・」
「落ち着けお燐 なにがあったかゆっくり話せ」
「グスッ・・・うん 実はね・・・」
「外の様子を見に来れば 情けないですよお燐」
拓海がお燐をなだめているとレミリアと同じ身長くらいで
薄紫色の髪をしたやや癖のあるボブで深紅の瞳をしており
ヘアバンドや腰に巻きつけてある複数のコードで繋がれている目のようなものを
胸元に飾り付けている少女?幼女?が玄関の方から歩いてきた
「この作者はいつも失礼な方ですね」
「元からそういう奴なんだ気にするな(何者だこいつ・・・)」
「私があなたの探している妖怪 古明地さとりよ」
「なにっ!?(今なにが起こった?こいつまさか・・・)」
「そのまさかよ私は相手の心を読めるのよろしくね上城拓海?」
拓海は動揺を隠せない隠そうにも心を読まれるそしてその考えすらも読まれてしまう
「・・・なら単刀直入に言うお空に命令したのはお前か?」
「私は何も知らないわそのことについては私もお燐から聞こうと思っていたのよ」
「さ、さとり様もですか?」
「だってあなた真相を全て・・・・・」
「ッ!?危ねぇ!!」
突如眩い閃光弾が拓海たちに正確にいえば拓海に向かって飛んできた
強い力を上空から感じた拓海はとっさに防御をとる 万華鏡写輪眼を開眼して
「幻像『須佐能乎』大丈夫か二人とも」
「ええ問題ないわ」
「あ、あたいもです」
拓海は須佐能乎の中に二人を入れ飛んできた何者かによる攻撃を防ぐ
「おっかしいなぁ~ 倒せると思ったんだけどなぁ~」
「お空・・・」
「どういうことよお燐!あれがお空だというの?前と姿がぜんぜん違うじゃない」
「さとり様~私人間一人を倒しましたよ~ ほら~凄いでしょ~」
お空は左手で抱えていた人を拓海の前に投げ捨てた
拓海は須佐能乎を解除しその人物を見てみる拓海にはそれが誰なのかは一目瞭然だった
「魔理沙!? おいしっかりしろ今すぐ治してやるからな!」
「このくらい・・・・・なんともないんだぜ・・・・・」
「いいから大人しくしてろ」
「あいつは強いぜ・・・・・たく・・・・・み・・・・・」
魔理沙はそれだけを伝え俺の腕の中で気絶し眠りにつくそこにちょうど霊夢もやってきた
どうやら魔理沙のことは予想外で霊夢も魔理沙に駆け寄る
「ちょっと魔理沙しっかりしなさい!」
「大丈夫だ霊夢寝ているだけだ傷も俺の能力で手当てしてある」
「そう・・・・・安心したわ んで魔理沙をやったのはあいつかしら?」
「そうだよ~ その人も中々強かったけどね~ あっはは~」
「なあお燐真実を聞かせてくれあいつに何があったんだ」
「お燐早く答えなさい事は一刻を争うわ」
「・・・お空は何者かによって強力な力を無理やり与えられ我を失っているんです
そして力を与えられている間に洗脳され幻想郷を地獄に変えようとしている」
「洗脳ってのはどういうことよ」
「さとり様のためだといわれ過剰なまでにさとり様のためになりたいと考えている
幻想郷を地獄に変えるというのもそこから来たものだと・・・」
さとりはお燐の話を聞き唇を血が滲みでるほど噛み締めたあと
拳を強く握り怒りをあらわにしてお空に怒鳴りつける
「さとり様~私やりましたよ?褒めてくださいよ~」
「いい加減にしなさいお空!こんなことで私が喜ぶと・・・」
「さとり様?」
さとりは気付いてしまった読んでしまった
心の奥底で涙を流しずっと助けを求め続けるお空の本当の声を
「今の内ね拓海悪いけど私は魔理沙の面倒を見るために地上に帰るわ
魔理沙もこのままだと天狗たちのようにいつ暴走が始まるかわからない」
「一応手当てをして完璧なはずだが?」
「この環境は心から乗っ取られていく危険があるのよ」
「わかった魔理沙を頼んだぞ」
「任せなさい・・・・・命に代えても守るわ」
魔理沙を担いだ霊夢は紫のスキマでお空にばれないように地上へ帰っていく
そしてお空の本音を知ったさとりはその場に立ち尽くす
「あなたずっと苦しんで・・・・」
「さとり様?」
「もう我慢の限界だ・・・・・・・呪印開放状態2」
拓海は再び呪印を開放し二人をかばうように前にでる
「俺があいつを倒して正気に戻してくる二人はそこで待っててくれ」
「その姿やはりあなたは外来人ですか」
「あたいと初めて出会ったときの・・・」
「俺のパワーアップみたいなものだ気にすんな」
「そう 出会ったばかりのあなたにこんな事をお願いするのも変な話だけど」
「?」
「あの子を助けてあげて・・・本当はあんなことをする子じゃないの」
さとりが拓海に深々と頭をさげる
「あたいからもお願いするよ」
さとりに続いてお燐までもが頭をさげる
「任せろあのバカを正気に戻す 約束だ」
拓海は背中だけ向け二人にそう伝えるとひざを深く曲げ
お空のいる上空へと勢いよく飛び立つ
「拓海さん頼みましたよ」
「どうかお空を助けてやっておくれ」
二人の想いを胸に拓海はお空と対峙する
「君を倒せばさとり様ももっと喜んでくれるよね~」
「悪いが俺はお前なんかに負けないんでな
むしろお前が負けたほうがさとりは喜ぶぞ?」
「嘘だ・・・そんなの絶対嘘だ!!」
「なら俺に勝って嘘って証明してみろよ 出来ればの話だがな」
「なめるなああああぁぁぁぁぁぁ!!」
お空は右手の武器を素早く拓海に照準を合わせマスパとほぼ同じ大きさの
破壊光線を撃つそれを拓海は
「蒼雷『千鳥』」
千鳥を纏った右手だけでお空にはじき返す 攻撃を返された事に驚きつつも
それを難なくかわしお空はスペルを発動する
「くそっ!決着つけてやる『ヘルズトカマク』これで終わりだあぁ!」
お空は両手に尾獣玉のような超巨大な紅き恒星弾を出現させる
それは見るものを圧倒させ誰もが自らの敗北を認めざるをえないほどの存在感をもつ
「消えて無くなれえぇ!!」
お空はそれを一つにまとめさらに巨大化したものを拓海に投げつける
拓海の視界はお空の攻撃によって埋め尽くされる だが拓海は動じなかった
「力は十分溜めさせてもらったぜ いくぞ超特大 炎玉『火遁 豪火球』!!」
拓海はお空の攻撃と同等の大きさの豪火球を放つ
それらは途中で激しくぶつかり合う 耳を劈くような轟音 吹き飛ばされそうな爆風
周囲の気温すらも上げてしまいそうな灼熱
力は拮抗するかに思えたが豪火球はお空の攻撃に徐々に押されていく
「これ・・・で! どうだああぁぁ!!」
「やるなお空だがこれでは俺には勝てない」
「自分の状況をよく見て言うんだね!」
「ああ そうだな」
拓海の眼が万華鏡写輪眼へと進化する
「無駄だ・・・・・ 絶炎『天照』」
「!? 急に力が強まった?」
「終わりだ・・・」
黒く燃え盛る天照は先ほど放った豪火球をも焼き尽くし
お空の攻撃を糸も簡単に押し返していく 黒き炎は全てを飲み込んでいく
「嘘だ 私が負ける?これじゃさとり様に喜んでもらえない・・・・」
「・・・・・・・・」
拓海は眼をさらに見開きお空の攻撃を天照で全て焼き尽くす
負けを認めたお空は闇よりも深い黒き炎にただ身を焼かれるのを待つだけだった
「まったく もっとよく考えろこの鳥頭」
「あ、あれ? なんで? どうして??」
お空は目の前まで迫っていた天照を見て目をつぶり死を覚悟していた
だがいつまでたっても痛みを感じなかったため目を開けて周りを見てみる
すると黒き炎はどこにもなく空にいたはずの自分が地面に正座させられている
戦っていたはずの相手もいつの間にか変身が元に戻っていた
「あれ?私なにをして・・・・・」
パチイィィンとさとりのビンタがお空の右頬に当たる音が地底に響き渡る
「いい加減目が覚めたかしら」
「さ、さとり様 私・・・」
「お空私のことが分かる?」
「あたいのことも覚えてるかい?」
「もちろん!私の大切な友達のお燐に私の一番尊敬するさとり様です」
「元に戻ったでいいのか?」
「はい!」
「おかえりお空あたいはずっと心配だったんだよ」
「さとり様もお燐もどうかしたの?」
「「あなた(あんた)のせいよ!!!」」
「???」
「はは・・・・・さてお空に聞きたい事がある いいかな?」
「あなた誰?」
「俺は上城拓海 拓海でいいよ 話ってのはお空の力についてだ」
「私の力・・・・・ああこれ神様からもらったんだよ」
「神様からもらった?」
「どうも信じられない話ね」
「でもお陰で核融合できるし別にいいんじゃない♪」
核の力か・・・・・・・・って危な!危険過ぎるだろ!
「あたいお空にこんなことをした人の顔をみたわよ」
「それは本当なのお燐」
「みたことある奴だったか?」
「う~ん この地底の者ではなかったと思うわ」
「でも背中にしめ縄背負ってたよね あれかっこいいな~」
「・・・!! お空今の本当か?」
「う~ん記憶が曖昧だけど女の人が二人いてその人たちがこの力をくれたの」
「そういえば あたいも背中に何か背負ってる女性に脅されたね」
「それじゃ本当の黒幕は・・・・・」
「ははは なにが神様だふざけやがって」
拓海は陰陽玉で皆と通信を取り報告する
「終わったよ間欠泉は止まらないけど怨霊たちはもうじき止まるはずだ
一応写輪眼でみたけど力の流れが元に戻りつつある」
『そう助かったわ拓海 それと魔理沙は無事よ今も寝ているけど』
『やるねぇ拓海~神社で皆が待ってるよ~』
「俺にはまだやることがあるからもう少しだけ時間がかかる」
『あら異変は解決したんじゃないの』
「まあちょっとな」
『早く帰ってきてくださいね拓海さん 取材したいので』
「ああ」
一通り報告を終え通信を切る
喜ばしい報告のはずだが拓海の目からは涙が流れていた
「どうかされましたか拓海さん」
「なんでもないよ 大切な用事を思い出しただけさ」
「そうですかなら早く行かれた方がいいのでは?」
「ふふっ心を読んでるんだから俺がこれからなにをするか分かってるんだろ?」
「ですが私は止めませんあなたは恩人ですから」
「さっきからなんの話をしてるんですかさとり様~?」
「あたいたちにはなにがなんだかサッパリ・・・」
「いいから私たちは帰るわよ 拓海さんどうかお気をつけて」
「バイバイ拓海~」
「? じゃあね拓海また遊びに来るんだよ」
さとりたちは地霊殿に帰っていく そして必然的に拓海は一人になる
だが拓海は一人になるのを待ち望んでいた 決意が鈍ってしまうから
「なにが神だ・・・・・」
拓海の拳は爪が食い込み血が出るほど怒りによって強く握り締められていた
「ふざけやがって・・・・・・ぜってぇ許さねぇ・・・・・」
拓海は再び涙を流す
(俺はあんな奴を認めたっていうのか・・・くくく笑えるな)
拓海は出口に向かってゆっくり歩き出す
(覚悟は・・・出来てる・・・・・・)
拓海は五分ほど歩いたところで立ち止まり再び拳を強く握りなおす
「いくぞ・・・・・」
裏切られ自分の欲のために他人を利用し仲間を傷つけた者へ
「俺は・・・・・復讐者だ・・・・・・・」
今左眼に輪廻を宿し鬼が復讐という名の牙をむく
お久しぶりでございますベホマラーです
拓海とうとう輪廻眼開眼でございます いや~長かった~
次回一連の騒動の黒幕と決着をつけに拓海が戦います お楽しみに
てかさとりと戦ってない・・・・・ まあいいか