どうやら幻想入りしたみたい   作:ベホマラー

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NARUTOの新作映画が冬に公開されるということで早くも興奮してます
あ、輪廻眼の説明は後書きに載せます


それぞれの未来

ここは妖怪の山 一人の人間が神々を相手に死闘を繰り広げ

その神々をも恐れさせた巨大な落雷によって終止符が打たれた場所

 

 

そこには弾幕を打ち合いぶつけ合う音も無い静寂の空間

そこにあるのは一人の人間が神々を無言で見下すまさに人間が神を超えた証だけ

 

 

 

「な、何故だ」

 

 

「なんで私たちを助けたんだ」

 

 

「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

神奈子や諏訪子が聞くのも無理はないなぜなら妖怪の山は特に変化もなく

落とされたはずの麒麟を自分たちは無傷でいられたからだ

その質問に拓海はふうっと息をつき話し始める

 

 

 

 

「俺はお前らを助けたつもりはないけどな」

 

 

「ならなんであの雷を消したんだ」

 

 

 

 

麒麟は落とされなかった いやこれでは語弊があるかもしれない

拓海は確実に麒麟を落としたのは事実だが拓海は落とした瞬間に麒麟を消したのだ

 

 

 

 

「別にお前らの事を思ってやったんじゃないここに住む天狗達が可哀想だと思ったからだ」

 

 

「なら天狗達がいなかったら雷を消さなかったのかい?」

 

 

「それでもお前らは無傷になるだろうな」

 

 

「どういうことだ」

 

 

「それは私から説明するわ~」

 

 

 

 

突然紫が拓海の背中に抱きつけるように調整された角度でスキマから現れた

 

 

 

 

「紫重いんだけど」

 

 

「あら 女の子が背中からハグしてるのよ?」

 

 

「それは後だ早くこいつらに話せ」

 

 

「わかったわ でもこのままね」

 

 

 

 

紫は拓海に抱きついたままの状態で神奈子たちに視線を向け

いつもの様に自分の持ってる扇子で口元を隠しながら神奈子たちに説明を始める

 

 

 

「はぁ~いお久しぶりね神奈子に諏訪子 元気ハツラツ?」

 

 

「あんたは相変わらずだねさっさと用件を伝えな」

 

 

「つれないわねぇ まあいいわ雷を消した いや移動させたのは私よ」

 

 

「なんだって」

 

 

「まあほぼ拓海君の力なんだけどね」

 

 

「? 移動させたってどういうことさ雷は拓海が消したんじゃないのかい?」

 

 

「確かに俺は麒麟を放った だがその瞬間に麒麟を空間ごとどこかに移動させた」

 

 

「空間ごとだと」

 

 

「そうだ俺の輪廻眼でな」

 

 

 

拓海は左眼の輪廻眼を開眼させる

 

 

 

「ならその移動させた麒麟ってのはどこへいったのさ」

 

 

「それは拓海君の力で麒麟を私のスキマに移動させ私がスキマごと消滅させたわ」

 

「ならなんで私たちを助けたのか教えてくれないか」

 

 

「拓海君」

 

 

「分かってるよ紫」

 

 

 

 

拓海は深く眼をつぶり輪廻眼を解きもう一度眼を開く

そして神奈子たちに声がハッキリ聞こえるように一歩前に出て諭す様に語りかける

 

 

 

 

「俺は助けるつもりはなかったがこれも早苗のためだ」

 

 

「早苗のためだと・・・・・貴様いい加減にしろよ」

 

 

「ほおうこの状況でよくそんな口が聞けたな

なんならもう一発麒麟を発動したって構わないんだぜ?」

 

 

「落ち着きな諏訪子」

 

 

「拓海君もよ」

 

 

「・・・・・・分かってるよ」

 

 

「・・・・・話を続けるが俺があんたたちを殺したとすればの話だが」

 

「すればねぇ」

 

 

「もしあの麒麟でお前らが死んだら早苗は一人になるだろ」

 

 

 

「「!!!」」

 

 

「それでも俺が止めるつもりがなかったらその時は紫一人で麒麟を何とかしたはずだ」

 

 

「もう勘弁よあんな力の塊を受け止めるなんて」

 

 

「じゃあなぜお前は麒麟を止めたんだ?」

 

 

「早苗が一人になるつまりは孤独だ 孤独を味わうのは嫌なんだ

自分がなるのも それ以上に他人が孤独になるのもな」

 

 

 

 

拓海は孤独がいかに残酷で悲しいものだかを理解しての行動だった

思い出して欲しい拓海が転生前に助けた少年の話を

あの少年も一人道路に取り残され誰にも助けてもらえなかった

そこに拓海は救いの手を差し伸べる見事拓海は少年を救い出し少年は母との再会を果たす

拓海の命の引き換えに少年は母の元へ無事に帰ることができ少年は孤独ではなくなった

そう拓海の体があの少年を助けるために勝手に動いてしまった本当の理由は

少年を孤独から救いたかったからなのである

 

 

 

 

「いくらお前らが極悪非道な奴らでも早苗の側にいてやれ」

 

 

「お、お前本気で言ってるのか?」

 

 

「それに・・・・・・」

 

 

 

拓海は神奈子たちではなく

神奈子たちの後ろに開かれたスキマの中から出てきた人物に向けて言い放つ

 

 

 

 

「誰かが泣いてるのは見たくないからな」

 

 

「神奈子様・・・・・諏訪子様・・・無事だったんですね」

 

 

「早苗・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

早苗はこらえきれず神奈子に飛びつく

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん よかった・・・・本当によかった・・・・」

 

 

「泣かないでおくれ早苗」

 

 

「私たちは無事だったんだから」

 

 

「でも・・・・ぐすんひっぐ それでも私は・・・・・・・」

 

 

「ごめんよ巻き込んで」

 

 

 

神奈子は泣きついてきた早苗の頭を撫でる

 

 

 

 

「これからはあんたとずっと一緒にいれるようにするさ」

 

 

 

 

諏訪子は早苗を暖かく抱擁する

 

 

 

 

「だから泣き止んで」

 

 

 

「「私たちにとびっきりの笑顔を見せてくれ」」

 

 

 

「・・・・・はい 神奈子様!諏訪子様!」

 

 

「いい話ねぇ で拓海君どうよ私のハグは」

 

 

「紫のせいで台無しってことだけは分かるな」

 

 

 

 

紫とコントじみた会話繰り広げていた拓海に早苗は

お礼をするため今までの明るい笑顔で拓海の前まで歩き深く頭をさげ感謝の言葉を述べる

 

 

 

「ありがとうございます拓海さん私なんかの為に」

 

 

「気にすんなって、だが俺は神奈子と諏訪子を許したわけじゃないからな」

 

 

「そう・・・・・ですよね」

 

 

 

 

落ち込む早苗を見かねた神奈子と諏訪子は早苗に近づき

問題ないと言わんばかりにポンと肩に手を置き二人も拓海に感謝と謝罪の言葉を述べる

 

 

 

「いいよ早苗こうなることも承知のうえだ」

 

 

「早苗がそこまで背負う必要はないよ これは私たちの責任だからね」

 

 

「で、でも諏訪子様 神奈子様だって」

 

 

「いいんだ早苗さっきも言っただろう?」

 

 

「私たちの問題だってね だけど拓海お願いがある」

 

 

「なんだ」

 

 

 

神奈子と諏訪子は顔を合わせ声を揃えて拓海にお願いを申し付ける

 

 

 

 

「「どうか早苗の友達になってくれ」」

 

 

「別に構わないがお前らはどうする」

 

 

「そ、そうですよ諏訪子様と神奈子様だって」

 

 

「いいさ気持ちだけで十分だ」

 

 

「私たちは本当の神様になるためにやらなきゃいけないことがたっくさんあるからね」

 

 

 

神奈子と諏訪子は吹っ切れたようにニカッと笑う

おそらく果てしなく遠い道のりであるはずなのにその顔はやる気と希望に満ち溢れていた

早苗も二人の手伝いがしたいですと張り切っている

その三人をみた拓海は口角を軽くあげ眼をつぶりフッと鼻で笑う

 

 

 

 

「ふふっ青春ね 私は先に帰ってるわよ拓海君」

 

 

「ありがとな紫 色々助かった」

 

 

 

 

バイバ~イと手を振りながらスキマへと消えてく紫

そこにはもう何もなく神社の境内の景色が映る

 

 

 

 

「さて俺もそろそろ帰るが宴会に参加したかったら遠慮せずに来い」

 

 

「おや私たちを許してないんじゃなかったのかい?」

 

 

「神奈子様!」

 

 

「許してはいないが嫌いになったわけじゃない

宴会は人数が多い方が楽しいしこれも本当の神様になる為に必要かもしれないぞ?」

 

 

 

「拓海さん・・・・・」

 

 

「私はもちろん参加するよ神奈子は?」

 

 

「私もさ、色んな妖怪と飲み比べってのも悪くないかもね」

 

 

「早苗はどうする?」

 

 

「もちろんお二人にどこまでもついていきますよ」

 

 

「決まりだな なら博麗神社で待ってるぜ」

 

 

 

 

拓海は天狗達を倒しながら上ってきた階段を今度はゆっくりと下りていく

そして三人だけになった守矢神社境内では

 

 

 

 

「にしても早苗はああいう男が好みなのかい?」

 

 

「いいい、いきなりなにを言い出すんですか神奈子様は!」

 

 

「拓海のどこが好きなのさ」

 

 

「えっと、やっぱり優しくて約束は必ず守ってくれて・・・・・ハッ!

あわわわわわ い、いや今のは違うんですよ ほらその場の流れってやつで」

 

 

「あっはっはっはいいじゃん別に」

 

 

「にしても上城拓海 あいつは本当に何者なんだろうね」

 

 

「悪い癖が出てるよ神奈子 拓海は私たちの恩人それでいいじゃないか ね、早苗」

 

 

「はい!諏訪子様の言うとおりです!」

 

 

「フフフ、それもそうだね」

 

 

 

 

 

その後怨霊によって暴れていた天狗達も元に戻り

神奈子と諏訪子はすぐに地底へと向かいお空と主であるさとりたちに誠心誠意謝罪し

その後話し合いによりお空たちには地底の間欠泉などの管理を任せることに決定した

そしてその帰りにて

 

 

 

 

「あのさぁ神奈子」

 

 

「どうしたんだい諏訪子」

 

 

「今、私はとっても清々しい気分なんだ」

 

 

「それは私も同じさ」

 

 

「ちょっとだけだけど本当の神様に近づいた気がするよ」

 

 

「そうだね」

 

 

 

神奈子は拓海に言われた事を思い出す

 

 

 

【自分の欲の為だけに他人を道具として利用しそれでいて平気でいられることに!】

 

 

 

「・・・・・・なんで私はあんなことをしたのかねぇ」

 

 

「過去の事はもうしょうがないよ罪を償うためにも

私たちは今を精一杯頑張らなくちゃ そうでしょ神奈子?」

 

 

「諏訪子の言うとおりだ、これからもよろしく頼むよ諏訪子」

 

 

「任せておきな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻博麗神社階段にて

 

 

 

 

「さてと皆はなにしてるかな」

 

 

 

こっそり様子を伺おうとした拓海だが何者かに左手を引っ張られ連れて行かれる

 

 

 

 

「遅いですよ拓海さん早くこちらへ」

 

 

「文?」

 

 

「おお今帰ってきたのかい」

 

 

「はっはっは神あいてに派手にぶちかましたねぇ」

 

 

「ふん妬ましい でも無事に帰ってきてよかったわ」

 

 

「あれ勇儀にパルスィまで」

 

 

 

拓海は文に連れていかれ無理やり縁側に座らされた

すると室内からも拓海の帰りを待っていた者達が続々と拓海の元へと寄りそう

 

 

 

「たっくみさーんお帰りなさーい」

 

 

「ちょ美鈴そこ走ったら危ない・・・」

 

 

「へぶっ!?」

 

 

 

 

美鈴は境内の石畳の間につまさきをひっかけ盛大に転んだ

拓海があははと苦笑いしてると神社の大広間から数人出てきて拓海の側で話始める

 

 

 

「まったく お帰り拓海紅茶でも飲む?」

 

 

「やったねー拓海 でもあの雷怖いからもうやめてね」

 

 

「だそうよフランからのお願いを聞いてあげてくれるかしら」

 

 

「咲夜わるいけど緑茶で、あとごめんねフランレミリアも怖くなかった?」

 

 

「怖いわけないでしょ呪印状態2(あんなの)に比べればね」

 

 

「まったくレミィも意地っ張りねところで拓海あの技の仕組みを教えて頂戴」

 

 

「パチュリー様 拓海さんは今疲れてますから後にした方がよろしいのでは?」

 

 

「大丈夫だよ小悪魔 じゃあ説明するよパチュリー」

 

 

「詳しくお願いね」

 

 

 

拓海が麒麟についてパチュリーに教えようとしたところにさらに人が集まってくる

 

 

 

 

「おっ私も聞いてみたいね発明家として」

 

 

「そーなのかー」

 

 

「あたいにもその技教えろー!」

 

 

「チ、チルノちゃん?それはいくらなんでも無理があるんじゃ・・・」

 

 

「私のマスパよりも強そうだったんだぜ」

 

 

「パチュリーほどじゃないけど同じ魔法遣いとしては少し気になるわね」

 

 

「拓海さん是非!是非取材させてください!」

 

 

「おっとっと一気に増えてきたな」

 

 

 

 

 

拓海は皆を落ち着かせその場を離れ神社の屋根の上に寝転がる とそこに

 

 

 

 

「相変わらず人気者ね拓海は」

 

 

「やあ霊夢」

 

 

「さすがは拓海君ね」

 

 

「なんだ紫もいたのか」

 

 

「なんだとはなんだ怒っちゃうわよ」

 

 

 

 

 

プンプンと声に出しながら怒ってる紫を無視して(てか気付けばいなくなってた)

拓海は晴れ渡る青空を見つめ霊夢とこの幻想郷について話し合う

 

 

 

 

「拓海この世界に来てよかった?」

 

 

「ああもちろんさ いろんな人たちに出会って一緒にご飯を食べたり遊んだり

時には弾幕で戦ったり死にそうな時もあったけど凄く楽しいよ」

 

 

「そう・・・それならよかったわ」

 

 

「もちろんこんな時間はいつまでも続くんだろ?」

 

 

「ええその通りよ」

 

 

「くくっ」

 

 

「ふふっ」

 

 

 

 

 

 

 

拓海と霊夢は笑うこれからもずっと続くであろう面白いことが待ち受ける未来に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいさっそく輪廻眼説明~


輪廻眼(りんねがん)

最強の瞳術と言われ写輪眼が最終的に辿り着く究極系
模様は波紋のようであり色は薄い紫色をしていてサスケの場合波紋のような場所に
写輪眼の黒い勾玉がいくつか配置されている
能力はこの眼でしか見えないものが見える感じのやつと
一定の距離の空間を入れ替えるみたいなやつです

曖昧なのは原作とまるまる同じにしたくないためちょっとフワっとさせたいんです


大体こんなもんだと思います一応原作はしっかり読み直したのですが
それでも意味が複雑すぎたのでこんなんだろうなぁと簡単にまとめてみました

ホント手抜きですいません
で次回から結構日常回が続く予定ですなんかゆるふわな時間を過ごしてみたいんです
バトルもいいんだけどね

というわけで次回もゆっくりしていってね


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