「あ もう起きてたのね」
「部活やってたからな いつの間にか早起きになっちまった」
時刻は午前6時30分を過ぎたころ俺は目が覚めてしまったので外で深呼吸をしていた
そこに霊夢がやってきた 霊夢はいつも太陽が昇る前から行動を開始するんだとか
霊夢ってすっげぇ~(海賊王を目指す船長風)
「ちゃんと布団までたたんで そこまで気を使わないでいいのよ」
「飯まで食べさせてくれて寝るところまで用意してくれて些細なことでも霊夢の役に立たないと
俺の気がすまない」
「ふふ拓海らしいわね」
魔理沙とスペルカード対決をしたあと俺はここで自分の家がないことに気付く
すると霊夢が「うちに泊まっていきなさい」といってくれたのでその言葉に甘えた
・・・・でも顔を赤くして魔理沙ともめてたけどなにがあったのだろう
そんなこんなで霊夢の家に泊まることになり今に至る
「そろそろ朝ごはんにしましょう」
「ありがとう霊夢」
「これくらいどうってことないわよ」
霊夢さんまじ尊敬するっす
「ごちそうさまでした」
午前7時過ぎ俺は霊夢の作ってくれた朝ごはんを食べ終え食器を片付ける
朝ごはんまで作ってくれてもう霊夢には感謝してもしきれないな
「さて今日はちょっと用事があるからでかけるわね」
「あ、俺人里に行ってみたいんだけど どうすればいい?」
「あらそうなの?困ったわね」
霊夢が腕を組み考え始める 困ってるから今日はやめとこうかな・・・と思った矢先
「魔理沙~いるなら返事して~」
聞いたことのない声が聞こえた どうやら魔理沙に用事があるみたいだけど・・・
でもそんなことお構いなしに霊夢はその人に脅迫に近い形で話を進めた
「あらアリスじゃない丁度いいわ これから用事があるから拓海を人里へ案内してあげて」
「いきなりなによ 人に自分の用事を押し付けて私にも用事が・・・」
すると霊夢がいつの間にかアリスとかいう人の横にいき耳元でなにかをささやいた
そのアリスとかいう人はささやかれた途端に土下座をしてやめるように懇願していた
何を言ったんだろう凄い気になる
「はぁわかったわ今回だけよ」
「ありがとうアリス今度酒をおごるわ」
そういって霊夢はどこかへ飛んでいってしまった 酒?聞き間違えだよね?
「まったく人に物を頼む態度じゃないっての それであなたが拓海さんかしら?」
「あ、うん上城拓海です拓海でいいよ」
「アリス・マーガトロイドよ私もアリスって呼んでよろしくね拓海」
「こちらこそ」
アリス・・・これもまたどっかで聞いたことある名前だな なんだっけ?
「拓海は見たところこの世界の人間じゃないようだけど どこから来たの?」
「俺は転生してきたんだ だから元の世界では死んでる」
「そう・・・」
アリスはそれを聞くと嫌な思い出をおもいだしたようで顔をそらす
「・・・なにか嫌な思いさせちゃったかな?」
「ううん なんでもないわそれじゃさっそく人里へいくわよ」
こうして二人は人里へ向けて歩き出す
「あやや これは面白い記事が書けそうですね~」
二人を影から覗く怪しくて胡散臭い新聞記者・・・・
「胡散臭いは余計だと思いますよ?」
ごめんねby作者
博麗神社からアリスと歩くこと一時間半俺たちはようやく人里に着いた
「ここが・・・」
そこは江戸時代にタイムスリップしたような場所だった
家やお店なんかは全て木造でなんとも賑わいのある場所だ
「へ~いろんなものがあるんだな」
「一応 外の世界の物も置いてあるわよ」
えっ?そうなの?ここは外の世界から完全に遮断されてるんじゃないの?
「たまにだけど異世界の物が流れ着くことがあるのよ」
「あ、なるほど」
よくよく考えれば俺もその物の内にはいってるもんな
「だけど外の世界の物は使用方法がわからないうえにこの世界の人間や妖怪たちを
怖がらせるかもしれないから一部の店しか扱ってないのよ」
「そうなのかー」
「ふざけてる?」
「ごめんなさい。でもアリスは怖くないのか?アリスもこの世界の人間なんだろ?」
「・・・私も拓海と同じ異世界から来た人間なのよ」
そうだったのかさっきうつむいてた意味がわかったそっかアリスって不思議の国の・・・
そりゃそんな気分になっちまうよな
「ごめんな」
「いいのよもう未練はないから」
無理して笑顔をつくっている気がする 本当にごめんアリス
「じゃあその店にいくわよ」
「はいよー」
また歩くこと十分俺たちはその店に着いた 店の名前は『香霖堂』
外の世界の物を専門に扱ってる店らしい(もちろんそれだけではなかったけど)
「おやアリスじゃないか人形の布でも買いにきたのかい?」
「それはまた今度ね 今日はちょっとわけありでね」
「?そちらの方は?」
「はじめまして上城拓海です」
「拓海君だね ぼくは森近霖之助 この店の店主をやってるよこれからよろしくね」
「はいこちらこそ」
「で今日はどうしてここに?」
「あ、えっと・・・」
拓海事情説明中・・・
「なるほどこの世界に来たばかりの拓海君をアリスがいろんな場所へ案内してあげてると
アリスも大変だね」
「まったくよ」
霖之助さんはあははと苦笑いするそれと同時にアリスはやれやれとため息をつく
「それじゃ私たちはこれで」
「お邪魔しました」
「いつでも遊びにおいで」
そういって俺たちは香霖堂を後にし次の場所へ向かう
「まったく君も懲りないね 新聞書くために話題探すのはいいけどほどほどにしなよ」
「あややバレてましたか」
そんな会話があったとかなかったとか
「で、つぎはどこへいくんだ?」
「寺子屋にでも行ってみましょうか」
おお!学校か懐かしいな・・・・・あいつら今頃部活の練習でもしてるのかな
「どうしたの?」
「いや、なんでもないよ さ、はやく行こう」
いけないいけないまた顔に出てたみたいだ
妖怪や人間が住むこの世界の学校か~楽しみだな
「おやアリスじゃないかそちらの男性は彼氏かい?」
突然後ろから声をかけられたので振り返る
そこにはメガネをかけ独特な帽子をかぶった女性がたくさんの荷物をかかえていた
「///ち、違うわよ今は人里を案内してるだけよ」
「『今は』か、 ははは若いっていいね」
女性にからかわれ顔が真っ赤になるアリス どうしたんだろう
「おっと自己紹介が遅れたな 私は上白沢慧音、寺子屋の先生をしている」
「上城拓海です わけあってこの世界に転生してきました」
「おうそうか色々大変だと思うが頑張れよ」
「あ、はい」
この世界はなんでもありか 転生したって言っても普通に信じてくれるし
昨日霊夢が常識にとらわれない方がいいって言ってた意味がわかった
「ところで拓海よ 君は外の世界の人間だね?」
「まあそうですね」
「今度生徒たちに外の世界の話をしてあげてくれないか?」
「別にかまいませんが外の世界のことを話してなにがあるんです?」
「なに同じ授業を繰り返しても生徒たちはつまらないだろうからな
たまには息抜きも必要だとおもってな」
おお立派な人だな こんな先生の授業を受けれて生徒たちが少し羨ましいな
「わかりましたその仕事承ります」
「ははそんな堅苦しくなるなあくまで課外活動なんだそこまで気負う必要はないよ」
「それもそうですね」
「では来週の同じ時間にまたここへ来てくれ」
「わかりました」
「まってるぞ~」
俺たちは慧音先生と別れ次の目的地へと向かう
突然の話で授業に先生としてでることになったが面白そうだしまあよしとしよう
「なあアリスも弾幕で戦うのか?」
「もちろんよこの世界は弾幕勝負で勝敗を決めるから大体の人がスペルカードを持ってるわ
私の場合人形を使って戦うけどね」
博麗神社に帰る途中聞けばアリスは相当な人形遣いらしく本気を出したことが無いらしい
そうと知ったらやることはただ一つ
「人形劇みせて」
「この流れでそっちなの!?」
アリスは たくみに ツッコミを かました
「冗談だよ、冗談」
「まったく・・・で?どうするの?」
「それじゃ軽く手合わせお願いできる?俺もスペルカードに慣れたいからさ」
「わかったわ」
二人は岩に囲まれた森から離れた場所で向かい合う
「さてと・・・」
俺は写輪眼を開く アリスも戦闘準備が終わったらしくいつでも戦えるといった顔だ
「ん?」
「どうしたの?こないならこっちからいくわよ」
「その人形ってストックある?」
「あるけどそれがどうしたの?」
「なら遠慮なく戦える」
「そう ならいくわよ咒符『上海人形』!」
「シャンハーイ」
「シャンハーイ」
「ブッコロース」
「おい!なんか変なのいたぞ!?」
上海人形と呼ばれるものはさまざまな武器を用いて突撃してきた
ランス持ってたり剣持ってたりしまいにはビームを放ってきたり・・・
「ってあぶね!」
俺はアリスの攻撃を紙一重でかわし続ける
「なかなかやるわね」
「シャンハーイ」
「シャンハーイ」
「シネバイイノニ」
「だから一人おかしいって!」
「さあいくわよ上海人形たち」
「「「シャンハーイ!!」」」
いっせいに上海人形が襲い掛かってきた
しょうがないアリスには悪いけど使わせてもらう ごめんね上海人形たち
「炎玉『火遁 豪火球』!」
突撃してきた上海人形たちを豪火球で焼き払う上海人形たちは力尽き倒れていった
黒焦げになりながら
「ああ上海人形たちが・・・」
「ごめんアリス・・・本当ごめん」
俺は勝負をやめようとしただがアリスはなにかに火がついたようで不気味に笑っている
怖い、怖いよアリス
「フフフフフ・・・・」
「だ、大丈夫?」
「やられたらやりかえす・・・」
「ア、アリス?」
「こいゴリアテ!十倍返しよ!!」
「うわーー!なんかガン○ムみたいな人形飛んできたしそのネタ古いよアリス!」
「上海人形の仇とらせてもらうわ!」
「アリス!?最初の目的忘れてない!?ねえ、ちょっ、うわーーーー!」
「逃がさないわよ!」
なんでこうなったと拓海は嘆きつつ結局日が暮れるまで逃げ続ける羽目になった拓海だった
「これはこれはいい記事が書けそうですね~」
胡散臭い新聞記者は岩の陰で二人のコント?を見て笑っていた
「さすがの私も怒りますよ?」
ごめんね僕も言い過ぎたby作者
場所は変わりとある建物の中・・・
「お嬢様 全ての準備が整いました」
「そう・・・なら始めましょうか」
幻想郷を脅かす何かが始まろうとしている・・・
すいません短くまとめようとしたのですがどんどん話を盛り込んでしまい
こんなに長くなってしまいました
挙句の果てにアリスのキャラも壊れ・・・・申し訳ありませんでした
次回異変突入ですお楽しみに