なんだかいきなりネギま!のソシャゲというかブラウザゲーが出てきた。
しかも、あの頃(いつだよ)色々と二次キャラや士郎やエミヤに絡むことが多かった葛葉刀子先生を早々に出してくるとは……スタッフは分かってらっしゃる(ファン心理を)
まぁ後のUQにも繋がるキャラではあるが、まさかコレットや高音、メイちゃんを差し置いてこの年m―――まぁそれはともかく、最新話お送りします
全てのプログラムを終えて、最終日の会食ならぬダンスパーティーなのだが、正直言って出たくない感バリバリだった。
だから一高の集団の中にいながら『絶』を展開することで景太を認識させなかった。
(どうせ。魔法師の名士たちは魔法師だけを相手していればいいのさ)
俺などただの異端なのだから。天下のジャンプの中にヤンキー賛美漫画のマガジン出身作家がいるようなものである。
マガジン臭(?)のする作家がジャンプに合わないように。
マギステルはマギクスの中に合わないのだ。
(……例外なのは
などと己に理屈を付けて会場入りをするのだった。
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「ねぇ達也くん……」
「なんでしょうか会長?」
この後、どっかにフケちゃおうよなどと古典的なことでも言い出しかねない言葉の応酬だが、実際は違う。
そう、彼女は不在確認をしたいのだ。
「浦島君は、この会場内にいるのよね?」
「そのはずです……はずですが」
達也も先程から精霊の眼を用いて浦島の姿を捉えようとするのだが、その度にその姿が『ボヤけて』、そして別の場所に出現するのだ。
(『絶』ってヤツか……己の存在濃度を限りなく薄くさせる能力とか言っていたが……)
こんなことが可能なのか!?
精霊の眼という情報次元にアクセス出来る自分の眼を誤魔化すほどの隠蔽術をマギステルは出来るなど……。
恐らくこれ程の隠蔽術を習得するには、かなりの努力があったはずだが。
(やつはまだ俺と同じく15歳ないし16歳……だというのに、これほど違うのか!?)
時間の密度が違う!!
凡人とは全く!!
出来ることとその為に掛かる時間の見積もりが、自分への見積もりが根本的に違うのだ!!!
『レベルアップは坂ではなく階段だって誰かが言っていたが……まぁいい。やってやる……!! 削り出してやるよぉ……!!』
などとどっかの第四王子並みの鬼気迫り血走る眼でやってきたに違いない。
しかし、その全てが『凡人』になるための努力であるなど頭が痛すぎる!!
などと言いながらも達也も色んな人々との話に入らなければならない。自分の技術力を称賛されてスカウトのような事を言われているが――――
(なんだろうな。全然、嬉しいと思えない……)
別に自分が実は四葉の魔法師で、FLTの主任研究者であるということを隠しているからとかではなく……。
―――マギステルの術を見て、それとリンクしている
何より自分の担当した選手たちはそのマギステルの術者に殆どがやられていた。
深雪は、ピラーズでアンジェリーナに負け、ミラージでは一色愛梨に負けた。
同じく新人戦では、ほのかとスバルはカトラ王女にやられた……。
まるで『魔法師の
当然、達也の被害妄想なのだとしても、そう感じるだけの『感性』が今の達也には備わっていた。
そんな達也に関わらず俯瞰で状況を見ていた啓太は、誰にも気付かれずに軽食をつまみながら……アンジェリーナが多くの魔法師の名士に構われていて礼賛されるのを見ながら、『これでいいんだ』としておいた。
そもそも啓太は、いまのクライシスに対して誰も巻き込まずにただ1人で解決するべきだと考えていたのだ。人類滅亡の危機だの、魔法世界崩壊の危機だのそんなのは誰にも知らせず、誰にも知られずに『いつもどおり』に平穏になっていればいいのだ。
(ネギじいさんは仕方ないさ。彼は十歳にしてそれに関わり、彼には多くの自分を慕う女子がいて、彼女たちは彼と共に歩くことを良しとする人たちばかりだったから)
だが、結果としてそれが仇となった―――。それは誰かに寄りかかった強さ。それはそれで良かったかもしれないが、それでもヨルダという存在を前にしてカウンターになりすぎた……。
十歳の彼が置かれた環境がある意味ではJCの『保護者』であり『恋人』であり『友人』であったりそういう関係を作らざるを得なかったのだ。
しかも子ども教師というトンデモをまかり通らせたのだから。
―――仕方ない。
全ての話を雪姫から聞いた後に、そう言った雪姫の表情は忘れられなかった。
だから、それとは真逆の道を行くべきなのだ。何よりヨルダは……啓太にとって何世代も前の……。
(……浦島の女であったヒトなんだ)
自分の竜宮城に呼び寄せた太郎と愛し合った時には、ヨルダは造物主として隠棲していたはずなのに、太郎……浦島景助との触れ合いが乙姫である彼女を変えてしまい―――。
(そこから始まった宿命を終えるためにも、俺は―――)
そうして孤独でいたかったというのに……。
(ちっ)
内心でのみ舌打ちしたくなるのは、『包囲網』とでもいうべきものを狭めて啓太を探してくる様子を見せている魔法科高校の連中である。
こちらは絶と『迷彩術』で隠れ潜んでいるのだ。
まぁ俺も動き、そして偽装する―――。
そうしていたのだが……。
「お前は何をやっているんだ?」
「ゲェーーー!!麻帆良の女ゴルゴ13!!」
制服の襟を掴んで持ち上げる褐色肌に黒髪の女である。
「誰が女ゴルゴだ!!」
「あびすぱっ!!」
持ち上げた後に、床に叩きつけられるもすぐに回復をして立ち上がる。
「むぅ。浦島の男にのみ出来る不死身にも近い超絶回復か……久々に見たが非常識な」
「ある意味、これだけはヒトヒトの実モデル『ニカ』のような不条理の塊ですからね。で、なんすか真名さん。こんなフジヤマくんだりまでやってくるだなんて」
自分でも良くわからないこの不死身の体質に感想を漏らしつつ、麻帆良学園の学園長サマに問う。
「まぁ色々と後始末だよ。お前が関わっていた『龍』の始末を着けとけと『古い友人』から言われてな―――」
チャオからアクションがあるとは思っていたが、こちらが動くとは思っていなかった。
「お前はヒトと話さずにやり過ごそうとしていたのか?」
「別にいいじゃないですか。というか俺と話したい相手なんていないでしょ? 不愉快さばかりを撒き散らす存在なんて腫れ物扱いでいいんですよ」
「―――ネギ先生とは真逆の道を往くんだな。お前は」
「そりゃネギ・スプリングフィールドは、メチャクチャいい男で、
多くの人と繋がり『絆』と『力』を兼ね合わせたネギじいさんと違い啓太にあるのは『チカラ』だけだ。
しかも、そのチカラは別に自分が望み修練した結果ではない。
旧時代に流行ったスマホゲームで言うところのリセマラなぞせずにウルトラレアばかりを引き当てて、その後の無料石でのガチャもウルトラレアばかりを引き当てているようなものだ。
ここまでシラケる『人生』もない。
自分の人生には熱が無い。
そんな自分の生き方を特に真名さんは、憐れむことはない。それが嬉しい―――。
雪姫などはあからさまに憐れんでくるのだが……。
「それで用件はそれだけですか?」
「いや、こっちが本題だな。あとで見ておけよ」
そうして渡されたのは古めかしくも、紙であった。手紙、便箋というものだろうが……とりあえず口頭では伝えられないものだと断じて四次元ポケットならぬ『ニンジャの外套』の中に入れておく。
そして再び『絶る』ことで―――。
「いや待たぬか―――!!!」
「お前に『絶』を展開されたらば、見つけるのが困難になるからな!!」
必死な表情の沓子とカトラによって両腕を掴まれてしまう。
これでは『絶』を展開したところで無意味である。
「啓太とダンスするためにもこの状態を維持しておくのも一つじゃが……」
「
その言葉に何用なのかと不機嫌になる。この広い会場でわざわざ俺を呼びつけるなど……お礼参りかと思いながらも。
(もしも、本当にそうならば
いつでもいいぜ。来るなら来い…!!などとベンジャミィ(?)の私設兵よろしくでいたのだが……。
「啓太!お主!気と魔力が自然と『合一』しとるぞ!!抑えなくても良いがな!!」
「くぅっ!やはりアタシもトーコもケイタとは仮契約状態だから自然と供給されちまうなっ、だがそれがイイ!」
(≧∇≦)bな顔をしているロリな美少女2人にまとわり付かれながらも三高がたむろっている場所まで赴くことになるのだった。