面倒くさいので、取り敢えず寝る ~IS編ifストーリー~   作:とんこつラーメン

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暑いような寒いような、最近の気温は本当におかしいですね。

ここ数日は普通に半袖で過ごしてましたよ。

11月でこれって…今年も結局、秋は無かったな…。







面倒くさいので、取り敢えずほっとく

 加奈の眼光に気圧された一夏は、そのまま校舎内へと逃げるように戻っていていた。

 

「なんだったんだ…あれは…」

 

 他の生徒達がなにやら騒いでいたので、その騒ぎの源である剣道場にちょっとした好奇心で向かった一夏。

 鈴は姿を消し、セシリアも箒も戻って来ていない。

 そして、少し前から姉の千冬の姿も見かけない。

 頼れる存在が悉く消え、今の一夏は言い知れぬ不安に押し潰されそうになっていた。

 だから、少しでも気晴らしをしようと思い剣道場までやって来たのは良いが、そこで彼は驚くべき光景を目撃することになった。

 

「三人共…明らかに人間の動きじゃなかった…」

 

 剣道場全体を縦横無尽に飛び回り、まるでアクション映画のような動きで木刀をぶつけ合う三人の少女。

 そのうちの二人は、自分の事を見下し、廊下の床に倒した相手でもあった。

 

「三人共…俺と同じ歳の子…なんだよな…」

 

 同じ一年生なのに、彼女達と自分との間にある差は歴然だった。

 自分にあんな動きをしろと言われても絶対に不可能だ。

 どう足掻いても出来る気はしない。

 

「はぁ……」

 

 何かあればすぐに溜息が出る。

 IS学園に来て初めて『本当の孤独』というものを味わっていた。

 親しい人間以外と碌な交流をしてこなかったツケがここに来て纏めて襲い掛かって来ている。

 

「…寮に戻るか」

 

 いつまでも校舎にいる意味は無い。

 完全に物事に関するやる気が失せた一夏は、猫背のままズボンのポケットに手を突っ込みながら学生寮にある自分の部屋へと戻ろうと歩く速度を上げると、ふと曲がり角から女子達の話し声が聞こえてきた。

 

「さっきの剣道場のやつ、マジで凄かったよねー!」

「うんうん! 最終的には負けちゃったけど、流石は中国の候補生だよね! もう別次元って感じだった!」

 

 どうやら、さっきの剣道場での事を話しているようだった。

 だが、今の一夏にはどうでもいい事。

 とっとと通り過ぎようと思ったが、気になることが聞こえてきたので思わず立ち止まって聞き耳を立ててしまう。

 

「そういやさ、さっき剣道場で夏さん達と戦ってた子ってさ、噂になってる例の子…だよね」

「だと思う。相良加奈さん…だったっけ。あの超天才科学者『相良夫妻』の一人娘だって子。風の噂程度で聞いたことはあるけど、まさか本当にいるとは思わなかった」

 

 あの前髪が長かった少女の事を話しているようだった。

 ここで初めて、一夏は加奈の名前を知ることになる。

 

「相良さんって確か一組だったよね。苦労してるんだろうな~」

「かもね。でもさ、あの子って確か、あのロラン様と超ラブラブだよね。やっぱ付き合ってるのかな~?」

「そうなんじゃない? 故郷に恋人が99人いるって聞いたことがあるけど、まさかの100人目がガチの本命になったってオチ? う~ん…ロマンチックだわぁ~…♡」

 

 まさか、加奈が自分のクラスメイトだったとは。

 今思えば、一夏は普段からよく話す箒やセシリア以外のクラスメイトの名前を殆ど知らない。

 辛うじて顔は覚えているが、それでも全員じゃない。

 その気になれば自分から話に行けるが、それをすれば箒とセシリアが怒りの形相を見せるし、女子達もまたそんな彼女達を恐れて遠慮がちに離れていく。

 鈍感な一夏は、その理由を知る由もなく、結果として少女達の嫉妬と怒りと恐れによる悪循環によって、今の一夏を見事なまでのコミュ症にしてしまっていた。

 

「相良さんと言えば、あの噂も本当なのかな?」

「どの噂?」

「ほら。この前の『クラス対抗戦』の時に乱入してきた謎のISを撃退した、白い全身装甲のISに乗ってたのが相良さんだって」

 

 それは、一夏が全く知らない事だった。

 そもそもの話、一夏があの時、すぐに倒されて気を失い、その後の事は全く聞かされていない。

 知っているのは、あの後にちゃんと乱入者は撤退したと言うことだけ。

 そこに至る経緯は全く教えて貰っていない。

 

「凄かったよねー。専用機持ちをフルボッコにした奴と互角以上に渡り合ってさ、マジでカッコよかったー!」

「って事は、相良さんって私達の命の恩人?」

「そうなるわね。ちゃんとお礼とか言った方が良いかもしれない」

 

 自分達が纏めて掛かっても文字通り手も足も出なかった相手に、たった一人で挑んで互角の戦いをし、その上で撃退した?

 何も見ていないままの一夏だったら即座に否定していただろうが、それが現実であるという確固たる証拠をこの目で見てしまっている。

 生身であんな超人的な動きが出来るのならば、自分達が勝てなかった相手を倒す事も出来るかもしれない。

 

「しっかしさー…思った以上に専用機持ちってヘッポコだったよねー。どいつもこいつもすーぐにやられちゃってさ。あ、ロラン様たちは別だけどね」

「寧ろ、確実に邪魔にしかならない負け犬連中を回収して、相良さんの手助けをしてたよね」

「同じ専用機持ちでも、ちゃんと自分のするべき事を分かってる人達と、実力も弁えずに無駄に倒されに行くバカの差ってどこで生まれるんだろ?」

「あれじゃない? 倒された連中って候補生の中でも底辺の中の底辺だったりして」

「それめっちゃ有り得るー! しかもさ、なんか特攻してた中に篠ノ之博士の妹もいたよね?」

「あー…いたいた。無断で訓練機を使って壊すとか、どんな神経してるんだッつーの。同じ有名人の身内でも、相良さんとは雲泥の差だよねー」

「もしかしてさ、『自分は篠ノ之束の妹だから、何をしても許される』とか思ってんじゃね?」

「絶対にそれだよ。マジで害悪じゃん。あれ絶対に姉貴の七光りで入学してるって。じゃなきゃ、あんな奴がIS学園に入学なんて出来るわけないし」

 

 自分の友人達に対して好き放題言う女子達。

 何も知らない癖に。

 そんな怒りが込み上げてくるが、それでもフェミニストである一夏は、拳を握りしめるだけで何もしない。否、出来ない。

 

「七光りって言えば、織斑君もそうじゃない?」

「あー…男でISを動かしたからってやつ? そもそもさ、実の姉が担任しているクラスに弟を配置するって時点でおかしいよね。確かさ、親兄弟とかが担任をしている場合、その家族が同じクラスになる事って禁止されてるんじゃなかったっけ?」

「それ私も聞いたことある。理由は知らないけど…無意識の内に贔屓しちゃうからとか? 実際に贔屓されてるっぽいけど」

 

 今度は自分が話題になった。

 別に贔屓なんてされていない…と本人は思っている。

 だがそれは、あくまで自分主観であるからこその意見だった。

 

「データ取りの為とか言って何の苦労もせずに専用機貰ってさ。データ取るだけなら訓練機でもいいじゃん」

「マジそれな。織斑先生って、あの篠ノ之束の友人なんでしょ? ってことはさ、絶対に博士になんか言って専用機を優遇して貰ってるじゃん」

「普通に有り得ない。私達の苦労なんて知ったこっちゃないってか? 流石は有名人の弟さんですなー」

「ま、実力の方は姉貴とは全く違うみたいだけど」

「「あははははははははは!」」

 

 悔しい。悔しいけど…何も言い返せない。

 自分が弱いのは紛れもない事実であるし、あの束ならば何をしてもおかしくは無いからだ。

 

「そういや、これも知ってる?」

「今度は何?」

「IS学園ってさ、途中編入とかは例外として、入学時の生徒の定員数は完全に決められてるって」

「へー…そうなんだ。で?」

「いつもなら何にも問題は無いんだけど、今年は『織斑一夏』っていう『イレギュラー』が出た事で、急遽として彼を入学させた。ってことは…?」

「まさか…誰か一人が何の理由もなく、単に『男がISを動かした』って理由で落とされたって事?」

「そのまさか。その子の事、ネットニュースとかに割と今でも出てるよ。ある界隈じゃかなり有名」

「ある界隈って?」

「IS被害者の会。IS関連で被害を受けた人達のサイトの中で、その子の事がずっと話題に上がってるの」

 

 冷や汗が背中を流れた。

 自分がISを動かしたせいで、強制的に落第させられた人間がいた?

 信じられない。信じたくない。

 そんな事、姉からは全く聞かされていないから。

 

「その子…どうなったの? 別の学校に通ってるの?」

「ううん…その子さ、IS学園に入ることを夢見てて、受験もIS学園だけに絞ってたらしくて、他の滑り止めとか全く無かったらしいよ。それはそれでまた問題だけど、それだけ本気だったって証拠でもあるんだよね。だから…相当にショックだったんだろうね」

 

 猛烈に嫌な予感がする。

 この先は聞いてはいけない。

 頭が全力でそう告げるが、足は全く動かない。

 

「その落ちた子さ…自分の部屋で首吊り自殺したんだって。遺書には織斑一夏に対する恨み言をびっしりと書いて」

「うわぁ……」

 

 瞬間、頭が真っ白になった。

 自分がISを動かしたせいで自殺をした子がいた。

 顔は青ざめ、体は震える。

 

「その子の両親も物凄くショックだったらしくて、少し前までかなり精神的に追い詰められてたんだって」

「でも待ってよ。そんな事が起きれば、すぐにニュースとかになるんじゃないの? その手の話、全くテレビとかで聞いたことが無いんだけど…」

 

 そうだ。一夏も全く同じ事を思った。

 そんな事が起きれば、まず間違いなく世間を騒がさせるはずだ。

 

「最初はニュースで流そうとしたらしいよ? でも、すぐに情報統制が敷かれて中止させられたんだって」

「なんで?」

「ほら…男がISを動かしたってかなりの事件じゃん? 世界中の研究者たちとか政治家たち的には、これが女尊男卑を覆す切っ掛けになって、ゆくゆくは女性権利団体をぶっ潰す材料になればいいとか思ってる…らしいよ? だから、織斑一夏に対して不利となる情報は全て無かった事にしてるんだと」

「うわー…。つーか、一体どこでそんな情報を仕入れて来るの? 普通にドン引きなんですけど」

「ネットからに決まってるじゃん。今時、マジでネットの海の中には色んな情報が転がってるし」

 

 自分にそんな期待を抱かれているるなんて全く知らなかった。

 だって、誰も教えてくれなかったから。

 思わず、その場でしゃがみ込んで頭を抱えた。

 

「その自殺をした子の両親って、今はどうしてるの?」

「IS被害者の会に入って、ISの撤廃を訴えてるって話。表向きは頑張っているっぽいけど、裏じゃ未だに織斑一夏の事を滅茶苦茶に恨んでいるみたい。もしも本人に会ったりしたら、マジで殺されるかもね。だって、大切な一人娘を殺されたも同然なんだし。完全に家族の仇じゃん」

「織斑君がISを動かさなきゃ、その子が私達の同級生になってたのかもしれないのか―…。そう思うと、なんだか複雑だなー…」

 

 自分がISを動かさなきゃ、死なずに済んだ命があった。

 どうしてあの時、ISに触れてしまったんだろう。

 あれから自分の日常が完全に狂ってしまった。

 後悔先に立たず。

 今の状態はまさにそれだった。

 

(俺が…俺がISを動かしたから一人の女の子が死んだ…。俺が殺したんだ…!)

 

 一夏は声を殺して泣いた。

 不安で、辛くて、孤独で、無知な自分を恨んで泣いた。

 償いたい。けど、どうすればいいのか全く分からない。

 何も分からないまま、一夏は心の中で静かに最愛の姉に助けを求めた。

 

(怖いよ…助けてよ…千冬姉…)

 

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 

「ロラーン。そこのペンチ取ってー」

「了解だ」

 

 袖で汗を拭いながら、アルの指示に従いながらアーバレストを着実に修理していく。

 まだまだ先は長いが、それでもここで止まる訳にはいかない。

 

「相良加奈。こっちは終わったわ。次はどこをすればいい?」

「左膝の関節部をお願い。それと、私の事は普通に名前で呼んでいいよ」

「貴女がそう言うなら」

 

 いつまでもフルネームで呼ばれるのもウザいだけだし。

 普通に『加奈』って呼ばれた方がいい。

 

「そういや、さっきのガウルンのメッセージだけどさ、普通に先生達に教えてもいいの?」

「問題は無いと思う。何にも言ってなかったし、先生もそうなることを前提にしている節があった」

「だろうね。あれには別に聞かれて拙い話は一切無かった。ほんと…器用な話し方をする奴だよ」

 

 私がまだ幼かった頃、何回かガウルンとチェスや将棋で勝負したことがあった。

 勝率自体は五分五分って感じだったけど、私が負ける時はいつも圧倒されていた。

 こと『戦術』やら『戦略』やらに関して、ガウルンに勝てる奴はそういない。

 少なくとも、今の時代にはマジで数えるぐらいしかいないだろう。

 

「加奈さん、先生達に報告するんですか?」

「一応ね。つっても、教える先生は限定するけど」

「というと?」

「織斑千冬には絶対に教えない。教えても碌な事にならないのは目に見えてるから。そもそもさ…あの女、正規の教員じゃないでしょ」

「「「「「「え?」」」」」」

 

 私の一言に皆が呆然とする。

 てっきり気が付いてると思ってたんだけど。

 

『軍曹殿の仰る通り、織斑千冬は教員免許を持っていません。どうやら、IS委員会によって学園に特別教員枠として派遣されて来たようです』

「やっぱり…」

「か…加奈はどこで気が付いたんだい? 織斑先生が免許を持っていないと…」

「皆、あの女が一度でも通常授業をした場面を見た事がある?」

「「「「「「あ…」」」」」」

「つまりは、そゆこと」

 

 アイツが教えられるのは、どこまでもISのことだけ。

 しかも、かなり実戦形式の事を。

 明らかに初心者に教えるような内容じゃない。

 

「だから、教えるのはスコールさんとオータムさん、それから山田先生かな」

「山田先生も?」

「あの人はちゃんと教員免許を持っているみたいだし。織斑千冬よりは遥かに信用出来るでしょ」

「「「「「「確かに」」」」」」

 

 これで全員納得できるのも相当だけどな。

 どれだけ信用されてないんだって話ですよ。

 

『その織斑千冬ですが、どうやら今は学園内にいないようです』

「ふーん…因みに、何処に行ったとかは分かったりするの?」

『はい。IS委員会の日本支部に呼び出されたようです』

「怪しさ全開だな…。別にどうでもいいけど」

 

 すぐに織斑千冬の事を頭の中から忘れ去り、再びアーバレストの修理に専念する事に。

 後で知った事だけど、隣で私達の会話を聞いてた簪と本音が顔を真っ青にしていたとか。

 ちょっと悪いことをしちゃったかな…。

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 IS委員会 日本支部 最上階 特別会議室

 

「今回は随分とやってくれたようだな」

「まさか、正体不明のISの襲撃を許すばかりか、好き放題に暴れさせた挙句…」

「専用機三機を破損。その内の一機に至っては大破したという話ではないか」

「そればかりか、あの天災の妹も勝手に動き、訓練機を壊したと聞く」

「トドメに、第三アリーナが破壊寸前になる始末」

 

 男達に睨まれながら、千冬は歯を食いしばりながら俯く。

 その体は震え、何かに耐えているようだった。

 

「こんな事態を事前に防ぐ為に、ドイツに渡り教官をするなどと言う愚行を犯し、教員免許すら持っていないお前を特別にIS学園に置いているのだぞ!! その事を分かっているのか!!」

「はい…申し訳ありません…」

「本当に申し訳ないと思っているのか?」

「IS学園の運営には数多くのスポンサーの他に、国民の税金も含まれている。分かるか? 今回のアリーナの修繕にも国民の血税が使われるのだぞ?」

「有事の際の指揮をするのがお前の本当の役目だろう。それなのに、実際に貴様がしていたのは単なる傍観のみ。ふざけているのか?」

「そ…それは……」

 

 千冬はあくまで選手であり、操縦者に過ぎない。

 指揮なんて今まで一度もしたことが無いし、どうすればいいのか全く分からない。

 簡単な指示程度ならば出来るが、それが精一杯だ。

 

「これでは、お前の弟もどうなるか分からんな」

「織斑一夏が何事も無く学園に通えているのは、我々が各研究機関をどうにかして黙らせているからだ。つまり、我々がお前の弟を守っているのだぞ?」

「はい…仰る通り…です…」

 

 守っている…などと言われているが、実際には一夏を人質に取られているようなものだ。

 弟の身の安全と引き換えに、姉である自分が委員会の傀儡となる。

 そうなることで、今の状態が保たれていた。

 

「まぁ…襲撃者に関しては、相良博士の娘がどうにかしてくれたようだがな」

「流石は博士のご息女だ。伊達に幼少期から修羅場を潜って来てはいない」

「ま…待ってください」

「なんだ?」

「皆さんは…相良の過去を知っているのですか?」

「知っているとも。だが、お前には関係のない話だ」

 

 自分達を、弟を、学園を守ってくれた救世主。

 加奈の事を全く知らないばかりか、徹底的に嫌われている千冬には彼女に話しかける事は愚か、近づく事すら出来ていない。

 その彼女の過去を、この男達は知っている。

 その事が、もどかしかった。

 

「それよりも…織斑千冬。お前には学年主任として『責任』を取って貰わなくてはな」

「『責任』の取り方は…分かっているな?」

「は…はい…」

 

 獣欲の宴が始まる。

 

 

 

 

 




今度はR-18の方に話は移ります。

勿論、次のターゲットは千冬です。

彼女に関する話は複数考えているので、他のヒロインよりは楽しめる筈です。



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