友希那の愛のカタチ   作:ヤミ澤 

1 / 4
どうも、ヤミ澤です。
PCでは初めての投稿です。
試運転感覚でこの作品を執筆及び投稿していくので、宜しくお願い致します。


#1・出会い

#1・出会い

 

 

 

「……………」

 

「じぃ-----…………」

 

「……………」

 

「じぃ-----…………」

 

「…………えっと、何か用?」

 

「-----っ⁉ご、ごめんなさい。授業中から、何をそんなノートに没頭して書いているのか、気になって…………」

 

 

 私の名前は湊友希那。羽丘女子学園にかよう三年生。他にも、『Roselia』というバンドのボーカルをやっているわ。

さっきまで私は隣の席の、名前は---希依符波跡(きいぷ はあと)。希依符さん…だったかしら?彼女は先の授業中、ずっと私の隣でノートに何かを書き込んでいて…、授業が終わっても尚ペンを止めないから、思わず見入ってしまったの。

 

 

「それで希依符さんは…先の授業から、いったい何をそのノートに書きこんでいたのかしら?」

 

「えっと…私のことは下の名前で----波跡でいいですよ。ノートに何を書き込んでいたのか…知りたいんですよね?」

 

「その通りよ、波跡さん」

 

 

私がそう答えると、波跡さんは机の中から先程のノートを取り出し、私に差し出した。「見ても大丈夫?」と私が聞くと「いいですよ」と、波跡さんは答えてくれた。

そして、私はそのノートを開いた。

 

 

「-----⁉これは…………」

 

 

私が目にしたもの、それは私にとってとてもなじみの深いもので-----もっと言えばそれは私もよく書いている(・・・・・)もの。それは-----

 

 

「これは…(うた)ね」

 

「これが何なのか分かるの?」

 

「えぇ…。私も、それを書いた事があるから」

 

「これを…?」

 

「私、バンドをやってるから…」

 

「バンドを?----湊…友希那………はっ⁉もしかして、Roseliaのボーカルの湊友希那⁉」

 

「あら?私の事知ってるのね?なんだかうれしいわ」

 

 

なんと、波跡さんは私の事を知ってたわ。それを知って私は嬉しくなった。

 

 

「はい!私、湊さん達Roseliaがデビューした時からずっとファンだったんです。この(うた)を書くようになったのも、湊さんの歌声に魅かれてはじめたんです!」

 

 

何だか、そう言われると………益々嬉しくなってきてしまうわね。

 

一種の----恋愛感情(・・・・)に芽生えてしまいそうな………。

 

そんな中、ふと、私の頭の中にとある疑問がうまれ、私はその疑問を聞くことにした。

 

 

「そう言えば…波跡さんは何か音楽関連のことをしているのかしら?」

 

 

今も、波跡さんの書いた(うた)を見ているのだけれども………文章力といい、発想力といい、こんなにも素晴らしい(うた)をかける人なんて----しかも、私がまだ読み切れてない事から察して、言葉のデパートリーというものなのかしら?それら諸々私よりも----認めたくはないが、()である。

 

嫉妬(・・)………してしまう位----。

 

 

「………///」

 

「………?波跡さん、どうかしたの?」

 

 

イケナイ感情を抱きそうになる前に、波跡さんが顔を紅くしながら私を見てきた。

 

 

「じ、実は私………誰にも言ってない秘密()があるんです」

 

「秘密………?」

 

 

意外………でもなさそうね。誰にでも隠したいこと一つや二つあるもの。恥じることじゃないと思うわ。

 

過去の私も----同じ経験をしたから。

 

それはともかく、波跡さんの秘密----正直言って、気になるわね。

だって………仮にもし、私言えない秘密だったら(高確率で有り得ないだろうけど)----その秘密を私だけが握って、波跡さんをあ~んな事や、こお~んな事をしt--ってダメよ友希那!波跡さんとは初対面なのにそんな感情を抱いちゃ!

----コホンッ、気を取り直して波跡さんの秘密をちゃんと聞かないといけないわ。

 

そう思った私は、一つ咳払いをして、波跡さんの秘密を聞くことにしたわ。

 

 

「私の秘密。それは-----」

 

「それは-----」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私-----歌い手の『ブルーローズ・エンジェル』なんです」

 

「………………嘘----波跡さんが…『ブルーローズ・エンジェル』??」

 

 

ブルーローズ・エンジェル………現在YouTubeでチャンネル登録者数100万人ものファンがいる、大人気の歌い手さん。

 

そんな彼女が、同じ羽丘女子学園に通っていて、同じクラスメイトで…隣の席。

 

私の脳内では----絶賛今起きている情報処理が追い付かず今にもパンクしそうな中、ある事を決断した。

 

 

「Roseliaの(うた)を----一緒に書いてくれないかしら?」

 

「喜んで」

 

 

無意識に発せられた私のお願い事に、波跡さん----否、私の大ファン(・・・・・・)『ブルーローズ・エンジェル』はなんの躊躇なくOKをしたのだった………-----。

 

 

これが………私と彼女との『出会い』。

 

 

 

~END~




こんな感じで、計四話程で完結させる予定です。
感想、高評価等宜しくお願い致します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。