「ねえねえ
「相変わらずはやいわね、
「はいどうぞ♪今日も
あれから時が経ち----私と
他にも、所かまわず手を繋げれる様になったり、一緒にご飯を食べたり…………
互いの家に泊まり新曲の作詞作りに精を出したり、カラオケに行って互いの歌唱力を競ったりした。
…………え?キスや所謂夜の営みをしたのかですって??此処は仮にもR15指定の小説なのよ?そんなセンシティブなこと、できるわけないじゃない(メタい)。
でも----キスは
この間なんて教室で、クラスメイトの人達の目の前でキスをしたわ♡
波跡はとても恥ずかしがっていたけど…………「私達は恋人同士なのだから、他の人たちに見せつけったっていいじゃない」って教えたら、波跡はそれっきり恥ずかしがらずにいろんな場所でキスをしてくれるようになったわ♡♡
(閑話休題)
今日も学校が終わり、バンド練習へ行こうと荷物をまとめていたら…波跡が今日も今日とて私達Roseliaの為に----というよりかは私の為に沢山の歌詞を考えてきてくれたのだ。
「フフッ♡今日もステキな歌詞の提供をアリガトウ♡流石は私の恋人ネ♡」
「エへへ♪友希那の為に今日も頑張れて、私とっても嬉しいなぁ♪----ねえ友希那?今日も頑張ったからサ?ご・褒・美♡頂戴♪」
私が波跡にお礼を言うと上目遣いで、ねだってきた。
「しょうがないわね----っと言いたいところだけど、ごめんなさい。今日はバンド練習の日だから、また今度よ♡」
「むぅ~!……残念。でもよく考えたら私もカバー曲の収録日だった……。お互いに頑張ろうね!友希那♪」
波跡の言った『ご褒美』…というのは-----今は言わないでおくわ。
それよりも、今日は私はバンド練習。波跡はカバー曲の収録という形で、ご褒美はお預けとなった。
「それじゃあ友希那、
「えぇ、また明日、波跡♡」
そう言って私と波跡は教室を出て、互いの帰路についた。
-----途中まで一緒だった為、別れるまで手をつないで歩き、別れ際でキスをしたのだった。
今日も、とても充実した練習ができたわ。それもこれも、私の愛しの波跡のおかげ♡
そう思いながら私は自分の家へと歩き出した。
ピロリン♪
私の携帯の着信音が鳴った。電源を入れると、そこには波跡----いえ、『ブルーローズ・エンジェル』が新しいカバー曲を動画をアップした。とのYouTubeからのメッセージだった。
私は早速ブレザーのポケットからイヤホンを取り出し携帯につなげて動画を再生した。
彼女が今回アップしたカバー曲は、とあるゲームのテーマソングとも言える曲で、イントロの部分とサビの部分が私のお気に入りなのだけれど----
「波跡が歌うとなれば話はべつね。波跡の歌う曲は全て、私にとっての癒しの曲になのだから♡」
ウフフ♡今日もステキな歌声を、アリガトウ、
私は目を濁らせ、息を少し荒くさせながらそうつぶやいた。
決してこれは、何かの病気でも何でもない。
いや……病気と言うよりかは、精神的な心の病み。
波跡の事を好きになりもっと…、もっともっと、もっともっともっともっと好きになって、
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと波跡のことを愛して、波跡に愛されて----
波跡無しでは生きていけない精神、身体になってしまう症状・発作…………
それを治す薬なんて市販化されてないから治すことなんて出来ない。
否、そもそも病気ではない時点でそんなものに頼っても意味が無い。
あるとすれば、…………そうね。
そしてそれは、その薬は作る必要がない。だって----今もこうして彼女のステキな歌声をイヤホンから私の耳へ、そして私の脳内へ響かせているのだから。
それに、私の携帯のロック画面・ホーム画面は波跡の画像。
つまり----発作が起きたとしても私の携帯の電源を入れれば、
もし----治まらなかったら?
いいえ。例えそんなことがあったとしても問題ない。
ロック画面・ホーム画面が波跡の画像であるならば、私の携帯の画像フォルダの中には----
何十枚、何百枚もの波跡の画像で、埋め尽くされているからだ。
その画像を眺めているだけで----私の目に焼き付けるだけで、私の発作は治まる…………
ならもし、画像でもダメなら----?
正直、画像でもダメになるくらいな症状・発作に陥った事はまだない。
だがもし----そんな事態になった時は、
…………波跡と『常に毎日、発作とかが治ったとしてもずっとずっと----そばに居続け無ければならないかもしれない』
多分----そうなった時、私のそれは初めて『禁断症状』として発症し私の人生を本格的に狂わせるだろう。
そうならないためにも、何時かは波跡を独占しなきゃいけない。
だってそうでしょ?そうしなきゃ私は…………何するかわかんないから。波跡無しじゃ生を実感出来なくなるかもしれないから。
「ただいま…」
動画を見ながらいろんな事を考えていたら、家についてしまった。
お母さんにそう挨拶をして二階へ上がっていく。
その際に、お母さんが何か返事以外で何か喋っていたが----その時私は聞く耳を持たなかった。
母さんがさっき『波跡ちゃんが部屋に上がっていった』と言っていたことすら気に留めず。
だから----
「波跡…………??貴女、
波跡が私にとって秘密の部屋
----『禁忌の部屋』にいて、跪いているのを見て…………私の頭の中は真っ白になった。
~END~
次回、最終話です。友希那の秘密の部屋の全貌とは----友希那が波跡に抱く愛のが、あきらかになります。お楽しみに!
感想、高評価等よろしくお願いいたします。