7つの異世界 そして『魔王』   作:ずーさん

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LIVE A LIVEのオリジナルストーリーです!

僧侶の戒律を破り、殺戮に手を染めた闇の破戒僧、、そして、人間で在る事すらかなぐり捨て、『最強』の強さの為には如何なる相手であろうと、トドメを刺す事を怠らない、、、堕ちた『魔神』オディ・オブライト、、、

対して、常に非情に己を、他者を追い込み、追い詰め、、人間的感情をかなぐり捨てる、冷酷無比な立ち振舞いをし、、仲間、友、愛、師弟、同門、そして『心』を不要と言い切り、『最強』の為には一切妥協せず、殺戮をも厭(いと)わない残忍な義破門団師範代総帥、オディワン・リー、、、

彼等が、もし、倒され絶命した後、不思議な力により奇跡の復活を遂げ、そして異世界に飛ばされて双方が鉢合わせたら、果たしてどうなってしまうのか⁉️、、、と想像して書き出しました ❗❗
互いに一切譲らぬ、凶悪な『力』と『力』のぶつかり合い、、確実に、どちらもタダでは済まないのは最早言うまでも無いでしょう(-_-;)ゞ❗❗


※※ほぼオリジナルストーリーですが、正規ストーリーの核心に触れていますので、ネタバレしたくない方はご注意を(^^;※※


堕落した『魔神』と残虐非道の『悪魔』

綺麗な夕陽に照らされた川原にて、大量の血を噴き上げ、全身至る所を骨折し絶命する、首から大きな数珠をブラ下げた、背中に大きな刺青を入れた半裸の大男が居た、、、。

この男は、僧侶の戒律を破り、殺戮に手を染めた『魔神』オディ・オブライトである!!

 

、、所変わって今度は、、、

 

豪華な装飾を施された大広間の最奥、、巨大なドラの真下にて白目を剥き、身体中をバキバキに複雑骨折し、口から大量の泡を吹いて激しく痙攣し悶える拳法着の男が一人、、やがて程無くして絶命する、、、

この男は『最強』の為に、人間らしい感情を一切捨てた、冷酷無比なる非情の拳法家、オディワン・リーである!!

 

 

 

両者各々の世界にて、何者かの謎の声が何処からともなく聞こえてくる、、、。

 

「、、、その絶大なる力、、そのまま散らすのには、まだ早い、、、

悔しいだろう、、、さぞ無念だろう、、、分かるぞ、、貴様等は何も間違ってなどいないのだ、、、自分勝手で、、愚かで、、そして無様、、、救い様の無い『人間』などと言う存在に、、、今こそ、、、、証明するのだ、、、己の信念、、理念こそが、、正しいのだと、、、!!我が世界へと来るが良い、、、、我に、その絶大なる力、、、与するのだ、、、、!!」

 

 

、、そして、、、その時!!

オディ・オブライトとオディワン・リー双方の身体が、たちどころに回復していき、何と、息を吹き返したのである、、、!!

その後、両者の身体の周囲を目映い閃光が包み込み、、そして、何やら奇妙な空間の中へと誘われて行ったのである。

 

 

 

力無く横たわる巨大な恐竜の頭上で、ほぼ裸同然の人間達が雄叫びを上げている光景だったり、、、

 

凄まじい大きさの鋼鉄の巨大ロボットが空を飛び、戦闘機や戦車を蹂躙(じゅうりん)する光景や、、、

 

和風の城の天守閣の屋根上で、男が二人、朝焼けの水平線を眺める光景、、、

 

颯爽と馬に股がり、広大な荒野を駆けるガンマンの光景だったり、、、

 

宇宙を航海する大型宇宙船、、そのコックピットで佇む、丸っこい小さなロボットと、その横にて船を操縦する赤いベレー帽の屈強な軍人の居る光景、、、

 

そして、、、、

 

幽玄なる山の頂にて、修行を行っており、やがて大岩を見事に突き割る三つ編みの少女の居る光景、、、

 

バンダナを巻いた格闘家っぽい青年が、夕闇に包まれている川原の前で佇む光景、、、

 

どれを取っても、馴染みの無い、不思議な空間であった。そう、、

ただ二つを除いては!!

 

オディワン・リーは、幽玄なる山頂の光景、、オディ・オブライトは、格闘家風の青年の佇む川原の光景が、、各々、とても身に覚えの在る光景であったのである、、、!!

 

 

 

やがて、強烈な光に再び包まれ、そして広がる光景は、、、!?

 

しばらくして目を覚ます両者。

 

オディは、何やらとても寒そうな、雪山の山頂に居た。

 

対してリーは、とても立派で荘厳な、何故か、もぬけの殻となっている西洋風の城の謁見の間にて辺りを見渡していた。

 

オディとリー両者は、各々全く訳も分からず、一先ず場所を移動して行った。やがて、両者とも互いに、広大な森林へと差し掛かり、そして、、、、

 

半裸の、大きな数珠をブラ下げた、背中に大きな刺青を入れた大男と、

派手な装飾の拳法着を身に付けた武道家が、互いに存在を認識したのであった!

 

、、、決して出逢う事などあり得ない二人が、、出逢ってはいけない二人が、今こうして出逢ってしまったのである、、、、!!

 

そして、オディ・オブライトが口を開いた。

「ム、、貴様、、、何者だ、、?

オイ!此処は一体何処だ?、、俺は、、あの時、、確かに、、死んだハズ、、、ならば、、此処は地獄なのか、、!?」

 

対してオディワン・リーは、

「、、、貴様こそ何者だ?、、クッ、、頭が混乱しそうだ、、、。

聞きたいのはこちらの方だ、、、。

私は、あの時、、間違い無くアイツ等に、、、まぁ、この際、此処が何処なのかなど、どうでも良い。、、、しかし貴様、、相当出来るな!?、、よもや、この私より格上だとは、、、思ってはおるまいな、、!?クククク、、私こそ『最強』!!、、義破門団師範代総帥、、オディワン・リーだ!!」

 

そしてオディは、

「ククククク、、、面白い事を言う奴だ。、、お前の様な半端者のボンクラ風情が、、、『最強』だと!?、、クククク、、笑わせてくれる!!、、いいか、、『最強』とは、如何に相手にトドメを刺せるかどうかで決するのだ。、、、俺か?、、ククク、、、俺こそが『最強』、、、オディ・オブライトだ!!」

 

だが、それを聞いて臆するどころか、より好戦的な態度を示し、こう言ったリー。

 

「フハハハハハ、、、貴様の様な死に損ないが?、、『最強』を語る、、、か。ククク、、クククク、、クハハハハハーーーー!!

冗談は顔だけにしておくんだな!!、、ならば、どちらが真の『最強』か、、、、雌雄を決しようではないか!?」

 

対するオディは、

「クククク、、お前こそ死に損ないではないか!?粋がるなよ、、、半端者のボンクラが、、、後悔して泣きを見ても、、命乞いをしようとも、、許しはせん、、、行くぞ!!

力の差とゆうモノを、、、見せ付けてくれるわァ゛ァ゛ァ゛ーーーー!!!!」

 

 

 

こうして、互いに主張する、、、『最強』VS『最強』同士の、血で血を洗う、、文字通りの『死闘』の幕が、切って落とされたのである!!

 

 

双方共々、凄まじい程の瘴気・闘気が溢れ出て、横溢(おういつ)していった、、、!!

 

そして、オディが口を開く。

「この俺と闘いたいなどと言うタガの外れたイカれ野郎は、お前が初めてだ。クククク、、どうなっても知らんぞ、、、。文字通り、『死』を覚悟してもらわねば、この俺と渡り合えるなどと言う幻想は抱かん事だ!!」

 

その後、リーが口を開く。

「フン、、望むところだ。貴様こそ、この私と拳を交えると言う事が、、、どんなに愚かしい事なのか、、クククク、、、その身に刻み、、、叩き込んでやろう、、、。

そう、、『恐怖』と『絶望』を、、、な!!」

 

 

こうして、互いに一歩も譲らぬ、、人で在る事を捨てた『魔神』と、冷酷非道なる『悪魔』との死闘の幕が、、今、切って落とされたのだ!!!!

 

双方の身体中からは甚大なオーラが放出されていき、、!

オディの全身からは、赤黒い瘴気、深紅の闘気が、、

リーの全身からは、煮え滾(たぎ)る朱いマグマの如き瘴気、そして深紅の闘気が溢れ出てきていた!

 

そして、オディが突如、大気を震わせる程の身の毛もよだつ咆哮を張り上げ、その全身の筋肉がボコボコと揺れ動いていた、、!!

対するリーからは、その放っていた朱い闘気や瘴気を濃い紫色に変化させ、リーの表情が、より鋭く、より険しくなっていった、、!!

 

そして、口火を切ったのはオディであった!その巨体に似つかわしくない、凄まじい超スピードでリーの眼前に迫り、そこから無数の拳や掌底を繰り出していったのだ!!

その型は、日本古来より伝わる伝統武道の一角、、骨法の達人、森部生士の技にも、とてもよく似ていたのである。その技の名も『骨法鉄砲』!!

 

だが、リーは元々、格闘武術・拳法の最も盛んな頃の、、遥か昔の中国の達人である。

そんな彼にとって、生半可な見せ掛けの拳法や真似事など、単なる児戯にも等しいのだ。その、凄まじい攻撃の大半を往(い)なし、 躱(かわ)していったのである!

 

 

そして次に仕掛けるのはリー!

深く呼吸をし、精神統一した。

その瞬間!両方の拳に強烈な青白い闘気を熾烈に纏い、無数の拳や手刀、掌底を叩き込んでいった!

その名も『狂狼拳』!!

 

その激烈な猛攻の、半数以上を 躱(かわ)しきれずに食らってしまったオディだったが、ほぼ何も無かったかの様に半笑いを浮かべ、リーを見下し、勝ち誇っているのであった!

人で在る事を捨てた『魔神』であるオディは、その身体も並の人間と大きく違い、酷く異質なのであった。

筋肉の硬度を自在に操る事が出来、最早、そのオディの防御力は、、、鋼鉄にも等しく同等なのである!!

 

そして彼は、

「手ぬるいぞ、、、お前の攻撃には蚊程の力も、何も感じぬわ!重みの無いヤワな拳なんぞ、、、この俺の鋼鉄と化した肉体には、一切通用しない。目論見(もくろみ)が外れた様で残念だったなァ、、、クククク、、、クハハハハハハーーーーー!!」

 

そしてオディは、鋼鉄の身体の状態で、まるで疾走する狂気の如く、、死神の大鎌で、その魂ごと刈り取ってしまうかの如き、超強力な威力の二連撃ソバットを繰り出していったのだ!その名も『デスズサイズ』!!

 

だが、超が付く程の拳法の達人であるリーにしてみれば、然程の驚異でも無いのである。

その、持ち前の超速の動きで、攻撃の大半を往(い)なし、 躱(かわ)していったのである!

 

そしてリーは、

「フハハハ、、、どうした?、、何処を見ている?、、見かけ倒しか!?、、デクノボウ、、、!!

クク、、、私は此処だ。、、遅い、、、遅い、、、、遅いわァァァーーー!!フハハハハハハハーーーーーー!!!!」

 

両者は互いに、一切弱みを見せる事無く、双方共々、凄まじい形相で睨み合っていたのである!

そして、再び闘いは苛烈に繰り広げられてゆく、、、!!

 

 

口火を切ったのはリー。その全身から燃え盛る業火を勢い良く纏い、そして両拳や両脚からは青白い闘気が!!

その状態で、オディ目掛けて幾重もの残像を発生させ、激しく撹乱しながら超速で突進し、そこから無数の拳・手刀・掌底・蹴りを浴びせていったのだ!そう、『狂装炎舞』と『狂狼拳』の痛烈コンボである!!

 

その猛攻を悉(ことごと)く浴びせられたオディは、たまらず全身を火ダルマになりながら大きく仰け反っていった。だが、それでも依然として禍々しい、その、瘴気・闘気は一切窄(すぼ)まる事無く、苛烈に放っていき、そして!リーの身体をガッと掴み、そこから強力なプロレスの関節技『コブラツイスト』をお見舞いし、リーの両腕両脚の関節は次々に痛々しい音をたて、外していったのだ!リーの全身からは、激しく締め付けられ、ビキビキと軋む音が鳴り、やがて、ボキッと大きな音が鳴り渡り、四肢の関節全てが外されていったのである、、、!!

それには流石のリーも苦悶の表情を隠せなかった、、。

 

最早、勝負は決した!!、、、と、

 

思ったのだが、そんなリーは、その両腕両脚の全関節を、苦しそうな表情を浮かべながらも、何と己の力のみで、、即座にくっ付けていったのである!!やがては、リーの全身からは再び、強大な濃い紫色の瘴気・闘気が漂っていき、そして、その顔は、もう人のソレとは程遠く、、まるで本物の魔界に住まう『悪魔』の様な、、酷く醜悪な表情であった、、、!そして、その負ったダメージすらも、みるみる回復させていったのである!

 

だが、オディも全身を大火傷を負い、焼け爛(ただ)れて、所々を手酷く痛め付けられている、、。

しかし、その時!凄まじい人外の『魔神』の表情で、またも地獄の底から響き渡る凶悪な咆哮を張り上げ、その全身の大火傷、大怪我を、たちどころに回復させていったのであった、、、!

 

 

 

そして、双方の、、、、

『魔神』と『悪魔』の熾烈を極める死闘は、、更なる激しさを増してゆくのである!!

やがては、オディ・オブライト、オディワン・リー両者から放たれる凶悪な瘴気・闘気は、みるみる範囲を拡大させていき、その激甚なるオーラが空間全体を支配し、、横溢(おういつ)していったのである!!

 

その、あまりの人智を超越した最狂の『魔』のオーラに晒された影響なのか、、、両者の周りの空間は非常に不安定になっていき、やがて、次第に大きく歪ませていき、、様々な場所へと、その景色を変化させていったのであった、、、!!

 

今まで繰り広げていた、森林とは全く別の、、何やらおどろおどろしい、薄暗い洞窟の中へと移り変わっていった。だが、オディとリー両者は、その激しい死闘に集中しているからなのか、全く気付きもしていない。、、、そんな中、またも景色は変化していった!先程の洞窟よりも更に不気味で禍々しい雰囲気の、まるで魔王の城の内部の様な、、仄暗い青い光に照らされた気味の悪い通路や扉、装飾が続いていた、、。

だが、依然として気にもせず、殺し合いを続けている二人、、、!!

そして、、更に景色は移り変わってゆくのである、、、。

 

 

 

、、、やがて広がって来た景色は、、、何やらタダならぬ雰囲気や気配を放っている様な、、酷く空気の淀(よど)んでいる山頂の様な場所が姿を現した、、、!!

そして、その山頂の一番奥には、何やら尋常では無い様な、悪寒を感じる程の殺気を放っている、、禍々しい巨大な石像がそびえ建っていたのである、、。その存在感は、、、正に、『魔王』と呼ぶに相応しかった。だが、しかし、そんな場所に身を置いても今尚、オディとリー双方は、熾烈に殺し合いを続けており、決して止める事は無かったのだ。

 

やがて、オディはまたも、地獄の底から響き渡る、、凶暴な雄叫びを張り上げ、、その身体中からは、最早、限り無く黒に近い深紅のオーラが強烈に漂っていた!

しかし、対するリーも全く引けを取らず、負けてはいない!

その身体中からは、オディ同様、限り無く黒に近いダークパープルのオーラを強烈に漂わせていたのだ!!

そして互いの表情も最早、完全に人間のソレとは呼べない様な、、『魔』に堕ちた存在となっていたのである、、!!

オディは、まるで不動明王の如く、強力な覇気を纏い、、

リーは、『冷酷無比』と言う言葉を体現したかの様な、悪魔王『サタン』を彷彿とさせる、、強力な覇気を纏っていた、、、!!

 

そんな、人外の存在へと変貌した両者は、しばらくの間、激しく睨み合っていた。、、、そして先に仕掛けるは、リー!だが、技を仕掛けるのかと思いきや、その懐から、何やら大きな、鋭い手裏剣の様な武器をいくつも取り出したのだ!

そして、ソレをオディ目掛け凄まじい勢いで無数投げつけていった!

そう、これはリーの飛び道具技『飛爪』である!

 

、、だが、そんな攻撃も何のその。不気味な笑みを浮かべながら、余裕綽々で躱(かわ)してゆくオディ!

しかし、その内の一つが、オディの腕を僅かにかすっていき、忽(たちま)ち猛毒に犯され、絶体絶命かに思われた、、、が!何と、彼は何事も無かったかの如く平然としており、リーを静かに見下す様に、薄ら笑いを浮かべていたのである、、!!

どうやら、オディの放つ、凶悪な『魔神』のオーラの前では最早、、小手先の小細工や毒、罠などは何も意味を成さないのである。そんなモノ、子供のオモチャ同様なのであった、、!!

 

 

 

しかし、リーは、そんなオディを敵ながらに感心し、称賛し、褒め称えていたのであった。

 

「ほう、、、この私が特別に調合し、拵(こしら)えた特製の毒が、、効かないだと、、、ククク、、、クククククク、、、、クハハハハハハハァァァ~~~~!!面白い、、面白いぞォォ~~~!!貴様は、何て男なんだ!それ故に、、非常に惜しいな。貴様の様な男にこそ、私の、、我が『義破門団』の幹部に迎え入れたかったが、、、非常に惜しい、、、。この私の右腕として、役に立てたモノを!、、まぁ、致し方あるまい。残念ではあるが、、、

この私に闘いを挑んだ時点で、どの道、貴様には『破滅』しか残されていなかった、、、クク、、、、ただ、それだけの事だ。、、ククク、、クククク、、、クハハハハハハハハハァ゛ァ゛ァ゛~~~~~!!!」

 

そして、その瞬間!リーの全身から燃え滾(たぎ)る業火が放出し、苛烈に纏ってゆく!そして、その両腕両脚には青白いオーラを纏い、そこからオディ目掛けて、多重残像を発生させながら超速スピードで猛突進していった!

そう、またも『狂装炎舞』と『狂狼拳』の凶悪コンボである!!

しかも、先ほどとは比べ物にならない程に、、相当にパワーアップしているのである、、、!!

 

だが、しかし!その猛攻に抗う様に同レベルの凶悪なコンボを披露し、ブツけてゆくオディであった!!

凄まじい数の、目にも止まらぬ拳・手刀・掌底、、そして死神の大鎌の如き広範囲に凪ぎ払う狂暴な連続蹴り、、、その息もつかせぬ怒濤の応酬を展開していったのだ!

そう、『骨法鉄砲』と『デスズサイズ』だ!!

こちらも、リー同様、前とは比べ物にならない程に大きくパワーアップしているのである!!

 

 

 

、、、、どれ程の時が過ぎ去ったのだろう、、、永劫(えいごう)とも思しき時間の最中、無尽蔵のスタミナの怪物かと錯覚してしまう程の、、、

拳と拳、、蹴りと蹴り、、技と技の応酬に次ぐ応酬の数々、、、!!その、凄まじい勢いで殺し合っている、人間離れした力・体力・スピード、、、そして、気概を誇る彼等なのであった!!

しかし、そんな彼等だが、流石に当然の如く、、無傷ではいられなかったのである。その出で立ちは、どちらも手酷く痛め付けられ、満身創痍であった、、、。

 

オディの全身は重度の大火傷を負い、その顔の左半分は醜く焼け爛(ただ)れ、アバラは複雑骨折、、、そして内臓破裂、、、口から大量の血を吹き出し、吐き散らしながら、その身体中の傷口からも大量の血が滴り落ちていた、、、。更には、右腕の骨は粉々に粉砕されてしまい、全く使いモノにならなくなった、、。

そして右目も、リーの放った強力な拳の直撃により、潰されてしまっていた、、、。

 

だが、重症を負っているのはリーも同じである。

全身至る所を複雑骨折し、そして内臓破裂。オディ同様、口から大量の血を噴き上げ、吐き散らし、全身の傷口からも大量の血が滲み、滴り落ちていたのだ、、、。そして左腕は、二の腕を残して、そこから先がちぎれ取られていたのである、、。

そして、顔の右半分がグチャグチャに潰されていたのであった、、、。

 

双方共々、激しく息を切らし、最早立っているのもやっとであった。

だが、そんな手酷く重症を負った、見るに耐えない状態にも関わらず、その凶悪な闘気・瘴気は衰えるどころか、更に苛烈さを増していき、凄まじいまでの勢いを見せ付けていたのである、、、、!!

 

 

 

オディは、

「ハァ、、ハァ、、、ハァ、、、フ、、フハ、、、フハハハハ、、、なかなか、、やるじゃ、、ない、、か、、、お前の様な男が、、よもや、この世に存在しようとは、、、な、、、、ハァ、、ハァ、、、だが、、『最強』は、、、二人も要らぬ、、!!そろそろ、、決着を着けようではないか、、、!!、、、この俺の、、殺人秘奥義で、、、その身体、、バラバラに砕いてくれるわァァァ!!、、クク、、、ククク、、、、クハハハハハハハァ゛ァ゛~~~~~~!!!!」

 

対するリーは、

「ハァ、、ハァ、、、ハァ、、、フ、、フフ、、、フハハハハハ、、、キ、、貴様こそ、この私を此処まで追い詰めるとは、、、ハァ、、、ハァ、、、た、、大した奴、、だ、、、それ故に、、とても残念だ、、。我が、、、『義破門団』の繁栄に、、大きく貢献出来たモノを、、、ククク、、、クク、、、、だが、、やはり、、、貴様の様な奴が近くに居たら、、この私と言えど、、命を狙われて無事では済むまいな、、、、クククク、、、ソウズやマンズが知ったら、どんな顔をするのやら、、、クク、、貴様の言う通りだな。、、、『最強』の名を語るのは、、、一人で十分であろう!!、、クククク、、、この私の前から、、塵すら一片も残さず、、、消滅させてくれようぞ!!、、、クク、、、ククク、、、、クハハハハハハハァ゛ァ゛~~~~~~!!!!」

 

 

そうして、、双方共々、最後にして最凶最悪の大技を持ってして、、、滅殺するべく、、大きく構えを取ってゆく二人であった!!

 

 

 

オディの全身からは、最早、完全に漆黒に染まったドス黒い 瘴気が漂い、、暗黒闘気が横溢(おういつ)していった!!そして、、その顔は、髑髏の様な模様が浮かび上がっており、その背後からも、無数の髑髏の様な死者の怨霊や、、死んだ目をして睨み付ける何人もの僧侶達の亡霊が、見え隠れしていたのである、、、。

 

対するリーの全身からは、漆黒に限り無く近いダークパープルの瘴気が漂い、、限り無く漆黒の、深紅の闘気が横溢(おういつ)していった!!

そして、魔界の大悪魔『サタン』の凶暴な顔がリーと重なって見えており、そして、、その背後からは、何人もの血塗れの老若男女が、怨めしそうな表情で蠢(うごめ)いていたのだ、、。恐らく、リーが今まで有無を言わさず非情にも殺害し、葬ってきた者達の成れの果て、、、とでも言うのだろうか、、、!?

だが、、その中に、とても恰幅(かっぷく)の良いオカッパ頭の大男と、

頭に菫(すみれ)色のバンダナを巻いた少年の姿も、、、!!

彼等は、その中で一際怨めしそうに睨み付けて、そして、とても苦しそうでもあったのである、、、。

リーの元居た世界で、一体何があったのか、、知る由は無いのだが、、

リーが如何に非情なる殺戮の悪魔なのかが、よく分かる。

 

 

 

そんな時、オディはまた再び、地獄の底から響き渡る、身の毛もよだつ咆哮を張り上げた!

それに対してリーは、逆に、とても冷静に目を閉じ、、深く、深く瞑想し、精神統一したのであった!

やがて双方からは、漲(みなぎ)る力が溢れ出てきて、その、両者の身体中の大怪我すらもモノともしない様な凄まじい気概と執念を見せ付けていた、、、!!

そしてオディは、突如、その首からブラ下げている大きな数珠を手に取り、振り翳(かざ)し、ブツブツと何かを呟いていた、、!

やがて、、、オディがその口から凄まじい速さで何か得たいの知れない様な念仏を唱えていった、、、。

 

「ノウマク・サンマンダバザラダン・カン、、、ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン、、、、ノウマク・サラバタタ・ギャティビャク・サラバボッケイビャク・サラバタタラタ・センダマカロシャダ・ケンギャキギャキ・サラバビギナン・ウンタラタ・カンマン!!!!」

 

その、とても異質な、、邪悪な、、、まるで呪いの言葉を口にしているかの、、邪教の儀式の様であった、、、。

やがて、念仏を唱え終えると、その表情を更に一段と強ばらせ、まるで不動明王の如く憤激しながら、こう唱えた、、、!!

 

「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)!!!!」

 

その瞬間!またもや地獄の底から響き渡る咆哮を張り上げ、叫び狂っていったオディ!!そして、、その周辺の地面がどんどん削り取られていき、、、その漆黒の瘴気と暗黒闘気を纏いながら、天高く跳び上がる!

そう、この大技は、、オディ・オブライトの誇る最凶最悪の殺人秘奥義『アクロDDO』である、、、!!

遥か上空のオディの全身は、最早真っ黒に塗り潰され、まるで巨大な暗黒の球体の様であった。

更には、オディの脚からもドス黒い瘴気や闘気が横溢(おういつ)していったのだ、、。その、あまりに凶悪な『負』のオーラに晒され、大気が大きく歪み、、淀み、、、山頂の岩肌までをも、みるみる削り、抉り取られていったのである、、、。

 

 

だが、対するリーも決して引けを取ってはいない!!凶悪なオーラを更に強大に放出しながら、リーの周囲の地面が、みるみる剥がれ、削られ、抉り取られていった!そして、深く構えを取り、天高く飛び上がって行った!!その刹那、地面の岩肌が轟音と共に陥没し、大穴を開けていたのであった。そして、天空から凄まじい『悪魔』の瘴気・闘気を辺りに漂わせながら、その脚からも、同様の凄まじいオーラが漂い、熾烈に纏わせながら、、まるで高圧電流の如き騒音がビリビリと鳴り響いていったのである!!この凄まじい大技こそ、義破門団師範代総帥、オディワン・リーの誇る最凶威力の最終奥義『狂襲飛竜脚』である、、、!!

 

 

 

双方共々、、ほぼ同時に技を仕掛け、そして、ほぼ同時にクロスカウンターの様な形で、互いに、その超特大威力の大技を食らっていったのであった、、、、!!!

 

人外の異形の化物そのものと化した『魔神』オディ・オブライトは、そこからリー目掛け、まるで瞬間移動の如き超速の急降下で、、、その凶悪な『魔』の一撃をモロに顔面にクリーンヒットさせてしまった、、、。大きくキリモミ状にフキ飛ばされ、そのフキ飛ばされた軌道の地形は直線状に剥ぎ取られ、抉れていった、、!!そして、そこからはあり得ない様な、、、黒ずんだ蒸気や高熱が発生していたのだ!!

 

 

そして、完全なる殺戮の『悪鬼』と成り果てた義破門団総帥、オディワン・リーは、オディ目掛け超速で急降下して行った!!そして、、目で追う事などほぼ不可能な程の超速の、怒濤の連続蹴りの応酬に次ぐ応酬であった!!

それを、痛烈なまでに悉(ことごと)く食らい、大きくキリモミ状にフキ飛ばされ、その直線上の地面は深々と剥がれ、抉り取られていったのだ!!そこからは、ダークパープルの毒々しい瘴気が漂っていたのである、、、。

 

 

 

、、、両者共々、、最早、取り返しが付かない程の満身創痍の大ダメージを被り、オディは、リーの計り知れない強力な大技の前に、心臓を潰され、目・鼻・口から大量の血を噴き上げながら、、悶え苦しみ、虫の息、、、だが、大ダメージを被っているのはリーも同じ。

オディの放った、その激甚なる破壊力の大技の直撃を受け、首の骨が180°反対方向にヘシ折られてしまった、、、!そして、その全身も至る所を粉砕され、、骨折・打撲している、何とも凄惨な姿に成り果てていた、、、。

 

やがて、、、程無くして双方共々、、息を引き取り、絶命するのであった、、、。

だが、しかし、完全に息の根は止まっているハズの両者の身体中からは、今尚、、深紅の瘴気・闘気が横溢(おういつ)し続けていた、、、!!

何か、とてつも無い、、厄災の前触れの様な、、、不穏な空気の流れが辺りを包み込んでいたのである。

 

そして、その瞬間!!

オディ・オブライトとオディワン・リーの倒れている、、、

禍々しい巨大な像の有る山頂の、、その像の目が突如光り出し、、、

何処からともなく、また再び、、、何者かの声が聞こえて来たのだ、、!!

 

「我が力に匹敵する絶大なる力を持つ者共よ、、、そんな所で朽ち果ててはならぬ、、、我が、、『憎しみ』を晴らす扶翼(ふよく)となるべく、、今一度、、、その、、大いなる力を、、我に指し示すが良い、、、、

 

我が名は、、、『魔王』、、、、

オディオ、、、!!、、『憎しみ』の名を掲げ、それを執行(しっこう)する者なり、、、!!

、、、己が無念、、今度こそ、、、その純然たる『最強』の力を持ってして、、、果たしてみせよ、、、、!!」

 

 

そして、謎の声が止むと同時に、手酷く痛め付けられた大怪我がみるみる回復され、失った部位までも修復されていったのである!

こうして、再三、この世に舞い戻って来たオディ・オブライトとオディワン・リーであった、、、!!

 

 

 

だが、次の瞬間!たちどころに双方の身体の周りを目映い閃光が包み込んだ!、、やがて両者は、決着を着ける間も無く、元の世界へと戻されて行ったのである。

 

そして、、、、

 

 

オディ・オブライトが意識を取り戻すと、そこは、夕陽に照らされた川原の前だった。そして、遠くの川原では、その前で佇む赤いバンダナを巻いた筋肉質な男が、、、!!

 

 

所変わって、、、

 

 

オディワン・リーが意識を取り戻すと、背後に巨大なドラが置かれた大広間、、そして、その中央の大きなテーブルを囲む様に、義破門団幹部の拳法家達の顔ぶれが!

そして、リーの背後には、虎視眈々と命を付け狙う二つの殺気も、、!

、、、そして、程無くして、年老いた拳法着の男と共に、三つ編みの口の悪い気の強そうな少女が、復讐に燃える鬼の形相で入って来たのであった、、、!!

 

 

 

そう、、今一度、、敗北の未来を変える為、、雪辱を、、無念を果たし、完膚無きまでに叩きのめし、『最強』の力をまざまざと見せ付け、二度と浮上出来ぬまでに、蹂躙(じゅうりん)するのだ、、、!!

、、、今こそ、確実なる『勝利』を、その手に掴む為、、、彼等からは凄まじい程の、激甚なる覇気・闘気が漂い、それを熾烈に纏い、横溢(おういつ)し、、士気を上昇させていったのであった、、、!!!!

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