7つの異世界 そして『魔王』   作:ずーさん

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LIVE A LIVE最終編の一つのストーリーです。バトル以外のストーリーを描きました。
1994年にスーパーファミコンで爆誕し、半ば諦めていたところに、長き年月を経て2022年7月にNintendoSwitchにて発売し、当時プレイしたユーザー含め、話題沸騰のリメイク版に触発されたので、投稿しました(>_<)!!


『人間』の汚い部分をこれでもか、と見せ付けられ、、『勇者』として己の責務を全うしていた一人の若者・オルステッドは、『魔王』・オディオとして生きる道を選ぶ、、、。果たして、復讐の闘いを終えた果てに待っているのは、一体、何なのだろうか、、、、!?


※※大きくネタバレしています。作品の核心に触れてますので、これから作品に触れたい方はご注意を‼️※※


『憎しみ』の名を持つ7つの存在 そして『魔王』ー序章ー

俺には、、もう、、、何も残されていない、、、。

仲間も、、友も、、愛する人も、、帰る場所も、、信じる者さえ、、、、みんな、、、

 

魔王なんて、、何処にも居なかった。

、、、ならば、、この私が、、、愚かで、、自分勝手で、、、救い様の無い人間共に、、思い知らせてやる、、、!

 

、、、今より私は、オルステッドなどでは無い、、、、我が名は、、、

、、、、魔王、、、『オディオ』、、、!!

 

 

何者かによる幻術を見せられ、、

城に侵入したと思われた『魔王』と思しき存在を倒すと、、その目の前の存在が、王都・ルクレチア城の王であった事に気づいたのである、、、!!

 

王殺しの汚名を被せられ、王国から追われる立場になってしまう、、、

 

『勇者』・オルステッドを信頼する仲間は皆、尽(ことごと)く死に絶え、、残された僅かな友、、恋人にさえも裏切られた彼は、、、初めて、その重い口を開いたのだ、、。

『人間』と言う己の私利私欲の為だけに生き、必要以上に欲望を貪(むさぼ)り、食らう悪しき存在に、ほとほと絶望した勇者は、自ら進んで、

人で在る事を捨て、『魔王』・オディオとして生きる道を選んだのであった、、、、!!

 

 

しばらくの沈黙の末、導きだした答え、、それは、、、!

 

原始・西部・幕末・功夫・現代・近未来・SF、、、

 

様々な時代、場所の魔王となり得る強者達、、、そう、、『憎しみ』の名を掲げし、、その存在に一人一人問いかけるのである。

 

 

「口惜しかろう、、、お前達とて、、己の欲望、、感情のままに、、素直に行動していただけなのだから、、、

、、お前達は『敗者』故に、、『悪』にされてしまったのだ。

そう、、勝った者こそ、『正義』なのだ!!

歴史とは、いつの時代も、勝者が造り上げて来た。『敗者』には、、、明日すらも無いッッ!!

、、、ならば、遥かなる場所、、遥かなる時をも超え、、その歴史を変えてみせよう、、!、、この私の、、『憎しみ』の力で!!!

戦うのだ、、『憎しみ』の名を持つ者達よ、、!!

、、我々は、、、、『敗者』では無い!!!!」

 

 

そして、魔王・『オディオ』は、

大広間に点在する、7つの石像一つ一つに、静かに語りかけるのであった、、、!!

 

 

超大型の絶滅危惧種・ティラノサウルスの、『おーでぃーおー』、、、

 

強力な銃器・ガトリングガンを振りかざすガンマン、『O・ディオ』

 

人外の化物に変身し、日ノ本を掌握しようと画策する幕末の城主、『尾手 院王』

 

残忍な性格で『心』を不要と言い切る、中国拳法の達人で義破門団師範代総帥、『オディワン・リー』

 

僧侶の戒律を破り、殺戮に手を染めし闇の破戒僧、『オディ・オブライト』

 

世界征服の野望を企てる悪の科学者、陸軍総帥、そして邪教の寺の住職の造りし殺戮兵器、『陰呼大仏像』

 

宇宙を航海する大型貨物輸送船の暴走したAIコンピューター、『ODー10』

 

 

思い上がり、勘違いし、『勇者』気取りになり、害毒を撒き散らす『人間』共に鉄槌を下すべく、、完膚無きまでに、奈落の底へと叩き沈め、、蹂躙(じゅうりん)する為、、、

 

、、今一度、その者達に再戦のチャンスを与えるのであった、、、!!

 

自らの都合ばかり押し付け、傲慢で、自分は何もせず他力本願、、、

己の私利私欲の為には、どんな薄汚れた事ですら、平然と行う様な、、正に、、!『獣』とも思しき、本能の赴くままに跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)せし、害毒、、、!!

だが、いくら『獣』と言えど、必要以上に命を奪ったりはしない。

だが、『人間』は違う、、、!

 

そんな醜い、見下げた、愚かしい存在の蔓延(はびこ)る、この世界に凄絶なる『破滅』を与えるのだ、、、、!!

 

 

そして、、、、、、、

 

 

SF・近未来・現代・功夫・幕末・西部・原始、、、

数多の時代・場所に生きる『人間』達に、尽(ことごと)く、『破滅』をもたらし、、凶悪な面持ちで、、最早、完全に『魔王』と成り果てたオディオは、刻一刻と変革してゆく世界の鼓動に、歓喜の声を張り上げ、

不気味な、恍惚の笑いを浮かべていたのであった、、、!!

 

 

「フハハハハハ、、、思い知ったか!、、『幻想』に囚われた人間共よ、、、!

我々こそ、、、真の『勝者』なのだ!!

フフフ、、、ハハハハ、、、、

フハハハハハハハハハァァ~~~~!!!、、、、ハ~~ッッハッハッハッハッハッハァ゛ァ゛ァ゛ァ゛~~~~~~!!!!」

 

 

、、、そして、魔王山を降り、誰一人居なくなった世界にて、立ち尽くしていた。

 

だが、その面持ちは、、、酷く虚しく、悲しみに溢れていたのであった、、、。そして、『魔王』・オディオの、その禍々しい表情が『勇者』・オルステッドの凛々しい表情と重なって写し出され、、、そして、、

 

静かに目を閉じ、うつ向いていったのである、、、、

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