7つの異世界 そして『魔王』   作:ずーさん

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LIVE A LIVE最終編の『魔王』オディオ側のストーリーです。所々、独自の解釈も含めて表現しております。
1994年にスーパーファミコンで爆誕し、半ば諦めていたところに、
長き年月を経て2022年7月にNintendoSwitchにて発売し(PlayStation4、〃5版は2023年4月)、
当時プレイしたユーザー含め、話題沸騰のリメイク版に触発されたので、投稿しました(>_<)!!

『人間』の汚い部分をこれでもか、と見せ付けられ、、『勇者』として己の責務を全うしていた一人の若者・オルステッドは、『魔王』・オディオとして生きる道を選ぶ、、、。果たして、復讐の闘いを終えた果てに待っているのは、一体、何なのだろうか、、、、!?


※※大きくネタバレしています。また、作品の核心にも大きく触れてますので、ご了承下さい❗ダークサイドがヒーローサイドを蹴散らし蹂躙するストーリーです。胸糞注意❗※※


『憎しみ』の名を掲げる魔王−最終編−

「俺には、、もう、、、何も残されていない、、、。

仲間も、、友も、、帰る場所も、愛する人も、、、信じる者さえ、、、、みんな、、、、、

 

魔王なんて、、何処にも居なかった。

 

、、、ならば、、この私が、、、愚かで、、自分勝手で、、、救い様の無い人間共に、、思い知らせてやる、、、!

 

、、、今より私は、オルステッド(人間)などでは無い、、、、我が名は、、、

、、、、魔王、、、『オディオ』、、、!!」

 

 

信じていた盟友・ストレイボウによる幻術を見せられ、、

夜な夜な城に侵入したと思われた真の『魔王』と思しき存在を倒すと、、その目の前の存在が、王都・ルクレチア城の王であった事に気づいたのである、、、!!

 

そして、、、王殺しの汚名を被せられ、王国から追われる立場になってしまう、、、

勇者・オルステッドを信頼する仲間、ハッシュとウラヌスは死に絶え、、盟友・ストレイボウには激しく責め立てられ、裏切られ、、、死闘の末、止むを得ず討ち倒してしまう。

 

ようやく見つけた最愛の王女・アリシアにさえも尽(ことごと)く裏切られ、ストレイボウの後を追って自害してしまう、、、。

 

 

やがて、、、途方に暮れるオルステッドが、その重い口を開いたのであった、、。

 

 

『人間』の汚い部分を尽(ことごと)く、、これでもかと見せ付けられ、、『勇者』として己の責務を全うして躍進していた一人の若者・オルステッドは、、、

 

その心を手酷く打ち付け、痛め付けられ、、そうして、、、

魔王『オディオ』として生きる道を選ぶのであった、、、

 

 

勇者オルステッドは、人間にほとほと愛想が尽き、深く傷つき、打ちのめされ、

そして絶望し、勇者として人々の期待に応えてきた今までの生き方に疑問を抱く。

 

 

そして、、彼の中で何かがプツリと音を立て切れたのである。

 

 

人間に振り回され、人間に邪魔され、人間にかき乱される、、、

そんなのは、もう沢山だ。

なら、人間で在る事もかなぐり捨て、、自らが、『人間』の最も恐れていた『魔王』へと

転生する決断を下すのである。

 

やがて、身も心も、、完全に『魔王』へと塗り潰されてしまった彼が取った行動とは、、、!?

 

 

 

 

しばらくの沈黙の末、導きだした答え、、それは、、、!

 

原始・西部・幕末・功夫・現代・近未来・SF、、、

 

様々な時代、場所の魔王となり得る強者達、、、そう、、『憎しみ』の名を掲げし、、その存在に一人一人問いかけるのである。

 

そして、7つの像が点在する謎の大広間にやって来た憎しみの権化と成り果てた、、、『魔王』オディオ、、、。

 

 

「口惜しかろう、、、お前達とて、、己の欲望、、感情のままに、、素直に行動していただけなのだから、、、

、、お前達は『敗者』故に、、『悪』にされてしまったのだ。

そう、、勝った者こそ、『正義』なのだ!!

歴史とは、いつの時代も、勝者が造り上げて来た。『敗者』には、、、

明日すらも無いッッ!!

、、、ならば、遥かなる場所、、遥かなる時をも超え、、その歴史を変えてみせよう、、!、、この私の、、『憎しみ』の力で!!!

戦うのだ、、『憎しみ』の名を持つ者達よ、、!!

、、我々は、、、、『敗者』では無い!!!!」

 

 

思い上がり、勘違いし、『勇者』気取りになり、害毒を撒き散らす『人間』共に鉄槌を下すべく、、完膚無きまでに、奈落の底へと叩き沈め、、蹂躙(じゅうりん)する為、、、

 

、、今一度、その者達に再戦のチャンスを与えるのであった、、、!!

 

自らの都合ばかり押し付け、傲慢で、自分は何もせず他力本願、、、

己の私利私欲の為には、どんな薄汚れた事ですら、平然と行う様な、、正に、、!『獣』とも思しき、本能の赴くままに跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)せし、害毒、、、!!

だが、いくら『獣』と言えど、必要以上に命を奪ったりはしない。

だが、『人間』は違う、、、!

 

そんな醜い、見下げた、愚かしい存在の蔓延(はびこ)る、この世界に凄絶なる『破滅』を与えるのだ、、、、!!

 

 

そして、魔王・『オディオ』は、

大広間に点在する、7つの像一つ一つに、静かに語りかけるのであった、、、!!

 

 

手始めに破滅を与えんとする世界は、、、

 

そして、魔王・『オディオ』が一つの像の前に立った。

 

 

「『無』より生まれし者よ、、いや、お前もまた、人間の手によって生を受けたのだ、、、

さぁ、闘うのだ、、今一度!!」

 

宇宙を航海する大型貨物輸送船の暴走したAIコンピューター、『ODー10』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【SF編 ODー10VSキューブ戦】

 

船内・リフレッシュルームのゲームマシンにて、、何者かが通信ユニットを通して語りかけてくる、、、、。

 

「ホンセンナイニ オイテ スベテノ コウドウハ チョウワノ トレタモノデ アラネバナラナイ_

ワタシハ センナイノ チョウワヲ イジスルタメ キノウシテイル_

ヨッテ ワタシノ イシハ ゼッタイデアル_

ダレモ コレヲ ボウガイシテハ ナラナイ_

ボウガイスルモノハ タダチニ ショウキョスル_」

そして、その後、いつもお馴染みのゲーム『キャプテン・スクエア』のタイトル画面が突如、途中で止まり、、、ザザーーー、、ザ、、、ザザーーーーー、、、ザ、、、、ザ、、、そして画面は真っ黒になってゆく。そして、その暗闇の画面に文字が入力され、表示していった、、、、、

 

 

「、、、KILL YOU、、、、_」

 

 

やがて、意識を電脳空間に飛ばされた小型作業用ロボットのキューブは、目の前に立ち塞がる巨大な悪魔の頭みたいな化物・ODー10と対峙する。そう、コイツが、貨物輸送船の暴走AIコンピューターの正体である。

 

キューブは先手必勝と張り切り、身体を回転させながらの体当たり「スピンドライブ」で攻撃するも、ODー10は即座に「システムリカバー」を発動し、瞬く間に修復させた。

 

続けて動いたのはODー10!キューブの全身を、まるでCTスキャンの様に調べ尽くした後の、強烈な衝撃波「高速アナライズ」を浴びせ、所々を破損させ、性能も低下させたのであった。

 

だが、大ダメージ受けたキューブは、搭載された修復プログラム「ハイスピードオペ」を発動し、忽(たちま)ち回復させてしまう。

 

ならば、これならどうだ!とでも言わんばかりの禍々しいオーラを醸し出したODー10は、

そこから、大容量のデータの波「ハードプロテクト」を展開したのである。

細かい英数字や記号が刻まれた、膨大なデータの波に飲み込み、更にOD−10の周囲の迎撃防衛ユニットによる援護射撃も加わり、、!

 

立ち所に大ダメージを受けるキューブ。このまま押し切って破壊してしまおうと、次の攻撃を企てていると、キューブが、そうはさせないと直ぐ様「ハイスピードオペ」を自身に施し、破損箇所を殆ど回復させた。更には「アップグレード」で、そのスペックまで大きく向上させたのであった。

 

そこからキューブは、広範囲に展開する、まるでブラウン管テレビのノイズ画面の如き、

強力な雑音電波「ノイズストリーム」で迎撃ユニットもろとも、その半数以上を撃破し、ODー10はそのスペックを大きくダウンさせてしまう、、。

 

しかし、そのまま手を拱(こまね)くだけのODー10の訳は、あり得ないのである!

即座に修復システム「システムリカバー」を発動し、迎撃システムは完全復活させ、自身は大きく修復させ、更にはそのスペックも大幅に向上させたのであった!

 

そこから再び、衝撃波「高速アナライズ」をキューブに浴びせ、避ける間も無く破損させていった!!

だが、負けじとキューブは高速回転体当たり「スピンドライブ」をブチかますも、強力なパワーアップを果たしたOD−10の前には、ほぼほぼ通用しないのであった、、!!

 

やがて、迎撃ユニットが一斉に援護射撃をし、あちらこちらを破損させてゆくキューブだったが、必死の抵抗を見せ、、またも広範囲雑音技「ノイズストリーム」を展開させた。

 

だが、大きくパワーアップしたのはOD−10だけでは無い。周囲の迎撃ユニットも同じく大パワーアップをしており、食らったダメージはほんの僅か程度であった!

 

殆(ほとん)ど堪(こた)えていない事に、酷く焦ったキューブは回復の「ハイスピードオペ」とパワーアップの「アップグレード」を試みるも、既に内装された基盤が完全にイカれていたのか、回復とパワーアップは何も反応しなかったのであった。

 

だが、キューブの体内のICチップが突然反応し、、そして、しばらくの沈黙が続いた、、、。

 

 

と、その時!キューブの頭上からは、何やら大きな砲台が出現した!!

そして、強力なエネルギーを集束し、砲台に充填している様な素振りを見せた。

 

取り急ぎ、阻止しようと、広範囲に落雷を落とす「ドライブバック」を仕掛けようとするも、、、寸でで間に合わずに、キューブの放った強力無比な極太レーザー砲「メーザーカノン」の直撃を受けてしまったOD−10、、。

 

だがしかし、不気味なサタンの大首となったODー10から、赤黒いオーラや瘴気が漂い、、破損した内部からショートした電流が流れながらも、不敵な笑みを浮かべるのであった。

 

「_ _ _ガガガガ_ _ _ _ _ピピピピピピ_ _ _チョウワヲミダシモノ_ _ _アトカタモナク_ _ _ハカイスル_ _ _ハカイスル_ _ _ _ ハカイスル!!!!_ _ガガガ_ _ _ピピピ_ _ _ _!!!!」

 

 

そして、そのスペックを大きくパワーアップさせたODー10は、そこから、空間全体を覆い尽くすかの如き、超膨大な量のデータの波となった「ハードプロテクト」をぶつけていく!!

 

 

だが、キューブは、再度、強力な「メーザーカノン」を照射した!!、、、が!

 

その「メーザーカノン」ごと、とんでも無い大容量データの波に飲み込まれたキューブは、

その身体を木っ端微塵にされるのであった。

 

そして、OD−10は、不敵な笑みをより一層大きくさせながら、、!

 

 

「_ _ _ ピピピ_ _ _コレデ_ _チョウワハ_ _タモタレル_ _ _オロカナルモノヨ_ _ _ _ピピ_ _ガガガガ_ _ _ _ _」

 

 

 

 

次に、別の像の前に立つオディオは、、、

 

「人と人との同化を目指した者よ、、目指すべきは同化などでは無い、、!圧倒的な『破壊』をもって、、汚れた人間の蠢く世を、、、浄化するのだ!!」

 

世界征服の野望を企てる悪の科学者、陸軍総帥、そして邪教を崇拝する御出居寺の住職の造りし殺戮兵器、『陰呼大仏像』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【近未来編 陰呼大仏像VSブリキ大王】

 

超能力使いの青年・アキラは、亡き無法松の意思を受け継ぎ、並々ならぬ精神力を注ぎ込み、今まで動かす事の出来なかったブリキ大王を動かしたのである!!

 

次々と襲い掛かる戦車・戦闘機を蹴散らしながら、悪の伏魔殿・御出居(おでお)寺に乗り込んでゆく!

そして、待ち受ける、悪の科学者・シンデルマン博士、ヤマザキ陸軍総帥、御出居寺住職・雲龍、、、

彼らの最高傑作にして最凶の殺戮破壊兵器・陰呼大仏像が牙を剥く!!

 

ブリキ大王とシンクロしたアキラは、激しく闘志を燃やし、、!

拳を振り上げ、「メタルヒット」を叩き込んだ。

それは見事に炸裂し、大きくよろめく陰呼大仏像、、だが、直ぐ様反撃の「けるる~きっく」で大きくフキ飛ばしたのである!

 

だが、今だ熱烈なる、激しい気概を見せるブリキ大王は、天空に飛び上がり、そこから強烈な「バベルノンキック」をお見舞いした。

 

更に大きくフキ飛ばされた陰呼大仏像は、大きく破損し、ダメージを負ってしまう、、。

だが、池の大量の水、、、いや、60000Lの液体人間達が、次から次へと陰呼大仏像に纏わり付き、、

それらを全て吸収すると、立ち所に破損した箇所が修復され、食らったダメージも回復し、

その能力まで上昇させたのであった!

 

 

雲龍「けるけるけるける!!いいぞ、、これぞ、、我らが絶大なる神・御出居(おでお)様の力の賜物(たまもの)なのでける〜〜!!」

 

不敵な笑いを浮かべながら、恍惚の表情を崩さない御出居寺住職。

 

そして、陰呼大仏像は、池の大量の液体人間をブリキ大王にも、へばり付かせたのだ!

その名も「液体人間呪縛」!!

ブリキ大王は、何とか追い払おうとするも、ピッタリと張り付いた液体人間達は、そこから強力な負の思念を放出させ、みるみると、その性能を低下させたのである。

 

だが、それでも負けじとブリキ大王は背中のハッチを開き、そこから大量のミサイル「ジョムジョム弾」を撃ち込んできた!

 

天空を覆い尽くす程の凄まじい怒涛のミサイルの応酬に、たまらず大ダメージを被る陰呼大仏像、、、

 

だが!!再び大量の液体人間が陰呼大仏像に纏わり付き、吸収した事により、一層とパワーアップしたのである!!

そして、そのまま「液体人間呪縛」をブリキ大王へもへばり付かせ、強力な負の思念を放出させると、更に性能を大きく低下させたブリキ大王。

 

すっかり弱体化してしまったブリキ大王、、だが、それでも決して諦める事も無く、

胸のハッチを開き、極太レーザー砲「ハロゲンレーザー」を苛烈に放出するも、その弱体化した状態で放ったソレには、大した脅威も然程感じる事も無く、陰呼大仏像は少し焼け焦げる程度なのであった!!

 

ヤマザキ陸軍総帥「この程度が、、あの伝説のブリキ大王か、、ハハハハハハ!!やはり、御出居(おでお)様のお力は、絶大だ!!いいぞォォォ、、、そのまま、、ひねり潰してしまえーーーー!!!!」

 

そして、追い討ちを掛ける様に不気味な唱和と光の痛烈コンボ「けるる~しょうわ」と「後光」を浴びせ掛けたのである!!

禍々しいオーラを横溢させ、不気味な唱和を詠唱し、陰呼大仏像の上には、巨大な梵字が浮かび上がり、そして強烈な光を放っていった!!

 

それをマトモに浴びせられたブリキ大王は、更にその性能を頗(すこぶ)る低迷させたのだった。

 

逆に、陰呼大仏像は更なる飛躍を見せ、大きくその性能を向上させ、ダメージまでをも完全回復していたのである!

そして、今尚、液体人間のへばり付いている状態のブリキ大王に、情け容赦など一切無く、

その鋭い爪とクチバシで猛烈に啄み、引き裂き、怒涛の連撃をお見舞いする、、!!

そしてトドメに「けるる~きっく」でフキ飛ばすのであった!!

 

絶体絶命のアキラとブリキ大王は、、そこでしばらくの沈黙していた。

 

アキラ「くっっ、、!!まさか、、ここまで力の差が有るとは、、、これが、、俺の力の限界だってーーのかよォォーーー!!もう、、どうする事も出来ないのか!!!!」

 

だが、そこで、既に亡くなったハズの無法松の思念がアキラに飛び込んで来たのであった。

 

無法松「この馬鹿野郎がァ゛ァ゛ァ゛ーーー!!このまま諦めちまったら、、俺達は、一体、、、何の為に闘ってきたんだァ゛ァ゛ァ゛ーーーー!?、、、お前は、、そんなモンじゃあ、ねぇ!!そうだろ、、アキラ、、、根性すえろ、、!俺の精神とシンクロさせろ、、、出来るな、、アキラァァァ!!!!」

 

アキラ「ま、、松!?、、、、松なのか!!?、、、、そうだ。、、そうだよな!!

、、、ここで俺が倒れたら、誰がコイツ等を止めるんだァァァーーーー!!」

 

 

アキラ&無法松「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーー!!!!」

 

 

やがて、激甚なる闘気を纏った二人は、激しくシンクロし、その精神はブリキ大王にも伝わり、性能を向上させ、光り輝くオーラを纏ったブリキ大王!!

 

そして、そこから渾身の超極太レーザー砲「ハロゲンレーザー」をブチかます、、、が!

 

 

だがしかし、、もはや後の祭りだったのである。その、あまりにも強力になり過ぎた陰呼大仏像にとって、その力量差は歴然、、、目の前のブリキ大王など、、単なる雑魚と変わらないのである。

 

やがて、凶悪なる赤黒い闘気と瘴気(しょうき)を横溢(おういつ)させ、、更に超絶パワーアップした陰呼大仏像は、

ブリキ大王の決死の思いで放った、、渾身のハロゲンレーザーを食らったにも関わらず、またもや、軽く焼け焦げる程度!!

 

 

しかし、諦めの悪い彼等は、今尚、眩い闘気を放ち、、激しく息巻いていた。

続けざまに背中のハッチから、とんでもない数のミサイル「ジョムジョム弾」を発射するブリキ大王!、、だったのだが、、

 

何と!その計り知れない大量のミサイルを、、食らいながらそのまま突進して行く陰呼大仏像!!

それは、攻撃を食らっても尚、一切仰け反りや痛がる素振り一つ行わない、よって隙が一切生まれないとゆう、、いわゆる、ハイパーアーマー状態なのであった!!

 

シンデルマン博士「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ〜〜〜〜!!!!

そうだ、、その勢いだ!!おぉぉぉ、、御出居(おでお)様ァァァ〜〜〜、、、何たる神々しいお姿だ、、!!!!行け、、行け、、!!行けェェェェーーーーー!!!!」

 

そして!大量の黒煙と凄まじい爆撃の最中、、凶悪な赤黒いオーラや瘴気を更に苛烈に撒き散らしながら、、、ゆっくりと進撃してゆく陰呼大仏像、、、!!

その後、天空に飛び上がり、、そこから超強力な、、全てを突き破るかの如き凄まじい威力になった「けるる~きっく」で、

ブリキ大王の硬い装甲を尽(ことごと)くブチ破り、貫通し、、!!

黒煙を立ち昇らせ、、木っ端微塵に破壊されてゆくブリキ大王なのであった。

そして、、、!

 

 

ヤマザキ陸軍総帥「我が陸軍に歯向かうなど、、愚かなり、、!!」

 

シンデルマン博士「これで、、邪魔者は居なくなった!、、我が野望も目前よ、、!!」

 

雲龍住職「汚らわしい世界も、、いよいよ、、浄化されるでける~~!!」

 

 

次に、別の像の前に立つオディオは、、、

 

「平穏なる時代において、闘いの道を選び、一度は『最強』の座に就いた者よ、、敗れたのは、、時の運であった事を示す為、、今一度、、、『最強』の座に返り咲くのだ!!」

 

僧侶の戒律を破り、幾度にも重なる殺戮に手を染めし闇の破戒僧『オディ・オブライト』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【現代編 オディ・オブライトVS高原日勝】

 

夕闇の川原の前で、対峙する格闘家の青年・高原日勝(たかはらまさる)と、

僧侶の戒律を破り、殺戮に手を染めた破戒僧、オディ・オブライトは、激しく衝突するのである!!

 

 

そして、、、怒りにうち震える高原日勝が、こう言い放った、、!!

 

「テメェ、、、テメェのやってる事は格闘技じゃねぇ、、、そんなモン、、、ただの『殺戮』だ!!

 

ナム・キャットの足技、、、

グレート・エイジャの飛び技、、、

トゥーラ・ハンの関節技、、、

ジャッキー・イヤウケアの相撲技、、、

マックス・モーガンの怪力、、、

森部のじーさんの奥義が!

そして、、、、この俺の怒りがッッ!!テメェをブッ潰す!!!!」

 

 

高原は、戦友(とも)を殺された計り知れない怒りを持ってして、、その凄まじい超スピードで突進してからの流れる様な「烈風正拳突き」と「銅回し回転蹴り」の応酬を浴びせ掛けるも、、

全く堪えておらずノーダメージのオディ、、!

 

ニタニタ不気味な笑いを浮かべ、、

 

「フン、、これで、、本気なのか?高原ァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜!!?」

 

と痛烈に煽るのであった。

 

「何ィィィーーー!!!なら、、これならどうだ!!!!」

 

高原は激しく憤慨し、、怒りの超突進でオディに急接近し、眼前で消え、そして背後から「あびせ蹴り」、更に人体の内部に衝撃を与える「痛打」3連打をブチかますのであった!

 

その、止め処無い猛攻の前に多少よろめくも、ほぼほぼノーダメージのオディは、こう言った。

 

「その技、、何処かで見たな。、、あぁ、、、あの、、森部とか言うジジイのショボい技だな、、ククク、、!!」

 

と痛烈に煽るオディ・オブライトなのであった!!

高原の顔はみるみる強張り、その怒りと憎しみは天を突く勢いなのであった!!

だが、再び彼はこう言うのである。

 

「この程度の技ならば、俺でも出来るぞ!!日本古来の伝統武道、、、「骨法」とは、、

こう繰り出すのだ!!!!」

 

そして、高原目掛け超突進し、森部とよく似た型で「骨法鉄砲」を食らわす

 

流れる様な拳・蹴り・手刀・掌底を繰り出したオディ!!

たまらずダメージを負い、身体の内側からジンジンと響く様な激痛に襲われ、、片膝を付く高原。

だが、それでも決して諦める素振りを見せる事無く、己に喝を入れ、激しく鼓舞し気合いを溜めて痛みを緩和させ、その身体能力を向上させた。

 

だが、そんな程度の気合を見せたからと言えど、所詮、付け焼き刃、、焼け石に水、、アリが恐竜に勝てるとでも思ってるのか!!とでも言わんばかりの、見下す態度のオディに激しく怒りを顕(あらわ)にした高原!

 

そして、再びオディに突進して詰め寄ってからの、眼前で消えて背後から飛びヒザ蹴り「スパイラルニー」、続けてプロレスの大技「フランケンシュタイナー」「ジャーマンスープレックス」で思い切り叩き付けてからの、関節技の「アームロック」「クロスヒールホールド」「キャメルクラッチ」と、奔流(ほんりゅう)の如き怒涛の猛攻を繰り出した高原!!

 

森部の骨法「あびせ蹴り」のモーションから、ナム・キャットの得意な、上空からの強烈な飛びヒザ蹴り「スパイラルニー」に続き、マックス・モーガンやグレート・エイジャのプロレス技、そしてトゥーラ・ハンの関節技へと発展させたのである!!

 

それにはたまらずに苦悶の面持ちでしばらくダウンしていたオディだったのだが、、、

静かに起き上がり、、さも当然の様に平然としていたオディは、そこから甚大なる赤黒いオーラや瘴気を溢れ出していったのだ!!首や手足をボキボキ鳴らしながら、、

 

「フン、、やはり、この程度がお前の限界の様だな!、、手ぬるい、、手ぬるいぞォォ高原日勝~~~!!!!」

 

そして、更なる闘気・瘴気を横溢(おういつ)されるオディは、凄まじい咆哮を辺りに張り上げ、その身体能力を大きく上乗せしていったのであった!!

 

不気味な笑みを浮かべながら、高原に猛突進し、「骨法鉄砲」のラッシュを叩き込む!

更には、死神の大鎌で、その魂ごと刈り取ってしまうかの如き凶暴なるソバット「デスズサイズ」のラッシュも繰り出すのだ!

 

立ち所に全身を傷だらけにしていき、すっかり満身創痍(まんしんそうい)の高原は、全身を酷く痛め付けられ、左腕骨折・右目潰れ、内臓破裂で激しく吐血する、、、。

だが、それでも、必死に食らい付き、全身からマグマの如き闘気・気迫・気概を振り絞り、己に気合いを注入し、傷を緩和させ、身体能力も底上げさせたのである。

 

だがしかし、オディから受けた、そのあまりの大ダメージの所為なのか、直ぐ様、力を減退させてしまう高原、、。

 

そして、すっかり追い詰められてしまう高原は、そこから、起死回生の大技を展開するべく、闘気を徐々に高めながら、全身に紅蓮の闘気を纏っていった。そして、大きく天空に飛び上がるり、、!拳にマグマの如き高熱の覇気を纏い、その拳を振り下ろすのである!!

 

「食らいやがれ!!ハワイのジャッキー・イヤウケアから会得した、この俺の最強技、、、「大激怒岩盤割り」をなァァァーーーー!!!」

 

だが、今だに不敵な笑みを浮かべながら、崩す事の無いオディは、その激甚なる大技を、

いとも容易く、スッとカワしていったのである!!そして、凄まじい覇気を纏った彼は、目をカッと見開き、その凶悪な表情を更に強張らせ、まるで憤激する魔神の如きオーラを漂わせていた!そして、、、

 

「クククククク、、、お前には失望したぞ、、高原日勝、、もう、、お遊びはこれまでだ。

どうやらお前の実力を、買い被り過ぎていた様だ。、、、所詮はお前も、、有象無象のボンクラ共と、、同じだったなァ゛ァ゛、、、、安心しろ、直ぐにアイツ等の元へ、、送ってやる!!」

 

そして、またも凄まじい凶悪な咆哮を辺りに張り上げ、、限界まで身体能力を底上げしていったオディは、、!!

 

禍々しい赤黒いオーラ・瘴気を止め処無く横溢(おういつ)させ、、上空に飛び上がり、高原に襲い掛かるのであった!

そして、、オディの全身からは、限りなく漆黒に染まったドス黒い暗黒のオーラが垂れ流され、横溢していき、、!!超絶スピードでの上空からの飛び蹴り「アクロDDO」をブチ込んだのである!!!

 

 

その、超破壊力の大技をモロに食らってしまった高原は、大きくキリモミ状に放り出され、

地面を削りながら遠くへとフキ飛ばされたのであった。

フキ飛ばされた軌道からは、禍々しい邪気の痕跡が立ち込めていたのであった、、!

そして、、、全身を粉砕骨折し、大量の血を吐きながら絶命する高原日勝。

しばらくして、不気味な恍惚の笑みを一層大きくさせた彼は、、!

 

 

オディ・オブライト「落胆したぞ、、もう、死ぬとはなァ゛ァ゛ァ゛!!」

 

 

次に、別の像の前に立つオディオは、、、

 

「己の肉体を厳しく鍛えし者よ、、勝利すべきは、形の無い『心』などに流される者では無い、、最後に笑うのは、、、全てを捨て、強さを追及する者なのだ!!」

 

残忍な性格で且つ冷酷無比、、「心」を不要と言い切る中国拳法の達人、、そして、

拳法集団・義破門団を束ねる師範代総帥『オディワン・リー』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【功夫編 オディワン・リーVS心山拳継承者 レイ・クウゴ】

 

義破門団の道場最奥の、豪華な大広間にて親衛隊の数多の拳法家を撃破し、、

いよいよ師範代総帥である、オディワン・リーと闘うハズだった心山拳老師とレイ・クウゴは、、

突如現れた二人の暗殺拳法家、ソウズとマンズの出現により、心山拳老師は、そちらに回るのであった。

 

こうして、老師の担うハズだった大役を急遽抜擢されたレイ・クウゴが、いざ!!

義破門団師範代総帥、オディワン・リーの相手をする事に、、!!

彼女は、老師から学んだ数多の心山拳の技を駆使して闘うのである!

 

だがオディワン・リーは、そんな老師の弟子、レイ・クウゴを侮り、嘲笑いながらこう言う。

 

「何、、、貴様の様な死に損ないが私の相手だと?、、、老師では無く貴様が!?クククククク、、、これは傑作だ。流石の心山拳老師も、此処まで老いさらばえたか、、、!!フ、、フハハ、、、

フハハハハハハハァァーーーーー!!!」

 

激しい怒りと憎しみに内震え、レイは、、、

 

「あんまりジジイを悪く言うなよ、、!!馬鹿笑いもその辺にしときな、、!!勝負はやってみなきゃ、、、、分からないよ!!」

 

オディワン・リーが、

 

「フ、、餓鬼が、、、図に乗りおって、、、そんなに死に急ぐかーーー!?」

 

そして遂に、、、!!

義破門団により殺されたユンとサモの仇、、、復讐を誓った

弟子、レイ・クウゴと、残忍なる師範代総帥、オディワン・リーとの、、、

 

激闘の幕が切って落とされた!!

 

だが、完璧にナメきって余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)で不適な笑みを浮かべるリーに、激しく憎悪を燃やすレイ、、、!そのフザけた笑いを、このアタイが止めてやると言わんばかりに、

心山拳の脚技コンボを叩き込んだ!そう、「シマリス脚」と「水鳥脚」である。

 

しかし、オディワン・リーはソレを軽々とカワし、今だ不敵な笑みで見下すのだった。

 

なら、、これならどうだ!とリーの周りを囲みながら拳や手刀・掌底や蹴りを食らわす「星降拳」をお見舞いするも、またも軽々とイナし、カワされる。

 

多少のダメージを食らうも、ソレをモノともしていないリーは、、並々ならぬ闘気を漂わせながら、、!

 

「フハハ、、この程度で拳法家気取りか、、フハハ、、、フハハハハハハハハ!!!

片腹痛いわ!!、、、小娘、、拳法とはな、、こう使うのだ!!」

 

と、痛烈に煽り、そして攻撃を仕掛けるリー!!

 

深く構えを取り、気を張り巡らしていたレイだったが、、

眼前から、忽然と消え、瞬く間に彼女の背後に回ったリー!

そして、彼の両手足から青白い闘気が溢れ、狼の如く、素早く、激しい拳・蹴り・手刀を繰り出す「狂狼拳」を浴びせるのであった!

 

忽(たちま)ち手酷く痛め付けられるレイ。だが、必死に食らいつく姿勢を決して諦めずに、

渾身の力を込めた「竜虎両破腕」をブチ込むも、軽々とカワされ、、

次に素早い動きの「山猿拳」をブチ込むも、再びカワされ、、更に力強い「獅子の手」をブチ込むと、その腕をガッチリと捕んだリーは、、!

 

そのまま両腕両脚から炎を発生させ、もう片方の腕や脚でレイをボコボコに殴り、蹴る「狂装炎舞」を発動するのであった!

 

手酷く痛め付けられ、みるみる内に満身創痍(まんしんそうい)になっていったレイは、距離を取り、、

咄嗟(とっさ)に、大きく精神集中し、気を取り込み、傷を癒やし、その身体能力も底上げさせていったのだ。その技を「虎咆精気法」と言う。

 

そこから、レイは更に精神を研ぎ澄まし、、彼女の身体からはオレンジ色の闘気や覇気が溢れ出し、技の構えを取るのだった。

次の瞬間!レイの周囲からドラゴン状の巨大な闘気が横溢(おういつ)するのであった!

この技は「画竜天聖の陣」!!

やがて、無数のドラゴンの闘気がリー目掛けて襲い掛かり、その甚大なる闘気に晒され、当てられたリーは、次々にダメージを負ってゆくも、、

間髪入れず、全身から「狂装炎舞」を発動し、凄まじい炎を吹き上げ、レイのドラゴンの闘気を上回る闘気をもってして、モノの数秒でかき消したリーなのであった!!

そして静かに口を開く彼は、、

 

「フハハハ、、、貴様には失望したぞ。やはり、所詮はこの程度が貴様の限界の様だな。『心』などと、、、甘い事を宣う者に、この私が倒せるとでも思い上がったか?クハハハハ、、!!残念だったなァ゛?、、、フハハハハハァ゛ァ゛ァ゛~~!!、、貴様は、もう終いだ、、、果てよ、、、、!!」

 

ジリジリ詰め寄るリーに、絶体絶命のレイは、苦し紛れに鋭い弓矢の様な闘気を飛ばす技「不射の射」を射つも、反撃の飛び道具「飛爪」を食らったレイは猛毒に犯されていき、その身体能力を大きく低迷させていった。

 

そしてリーは、隣で熾烈に争っている老師を見て、こう言う。

 

「貴様を片付けた次は、、老師の番だ、、クククク、、、!!」

 

だが、そう易々と殺られるか!と激しく息巻き、再び「虎咆精気法」で傷を癒やし、身体能力を向上させる彼女。

やがて、大きく精神集中し、、気を高めていき、、、研ぎ澄ましていったレイは、、!!

 

大気が、地面が大きく揺れ、、凄まじい闘気がレイの全身を駆け巡り、横溢(おういつ)し、そして、、老師から学んだ心山拳最終奥義である、、「旋牙連山拳」を展開する!!

 

激甚なる闘気を放ちながらリーに超突進してからの、無数の拳・蹴り・掌底・手刀をブチ込むも、、!

その猛攻を尽(ことごと)くイナし、カワし、、防御し、、、そして、、奥義の最後の回し蹴りは、カウンターである痛恨の蹴りの一撃で大きくフキ飛ばしたリー!!

 

そして、、リーの全身からは、計り知れない赤黒いオーラや瘴気が漂い、溢れ出し、上空に飛び上がって行ったのだ!

上空の彼の脚からは高圧電流の様な凄まじい覇気・闘気が横溢(おういつ)し、そのままレイ目掛けて急襲するのである!!

目にも止まらぬ超速の連続蹴り「狂襲飛竜脚」を繰り出すオディワン・リー!!

 

地面が抉(えぐ)り、剥がれる程の、熾烈(しれつ)なる猛攻を、尽(ことごと)くお見舞いされてしまったレイは、、上半身を粉砕骨折し、そして首もへし折られてしまい、、敢(あ)えなく息を引き取り、、絶命するレイ。

 

不敵な、恍惚の笑みを浮かべ、、高らかに満足する彼は、、!

 

 

オディワン・リー「ここまで来れた事は、、称賛に値する、、!!」

 

 

次に、別の像の前に立つオディオは、、、

 

「混迷する乱世において、未来を築くのは、、『理想』などと言う戯言であってはならない、、。『魔』の力に、その魂を捧げても、、己の道を信ずる者で在るべきだ!!」

 

悪魔に魂を売り、日ノ本を、その絶大なる力による支配を画策する、幕末の城主『尾出 院王』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【幕末編 尾手 院王VS炎魔忍軍 おぼろ丸&坂本 龍馬】

 

天守閣の屋根の上にて、人外の化物に変身した城主・尾手(おで) 院王(いおう)は、まるで蛇と蛙を組み合わした様な醜悪な姿に変身するのであった!

 

尾手と対峙する炎魔忍軍の若き忍・おぼろ丸と、幕末の志士であり、明治維新のキーパーソンである坂本龍馬は、日ノ本の命運を賭けた激しい死闘を繰り広げるのである!!

 

不気味な笑いを高らかに掲げ、尾手は顎を小刻みに震わせて鳴らす波状攻撃「ゲコゲコ」をおぼろ丸と坂本に浴びせ、身体能力を減退させてしまった二人目掛け、無情なる追撃を仕掛けてゆくのである。首元の大蛇をブンブン振り回し、二人目掛け勢い良く叩き付ける「毒蛇ムチ」を食らわせた尾手!

 

おぼろ丸と坂本は忽(たちま)ち毒に犯され、そして何と!その周囲も毒の沼へと変貌させるのであった、、!ダメージを負い、能力も減退した二人は、、、

ズブズブと徐々に沈んでゆく身体をどうにか足掻き、藻掻いて、、忍の瞬発力を最大限に活用して、、おぼろ丸は、沈むスレスレのところで、辛うじて沼から抜け出す事に成功したのである!

急ぎ、坂本に目をやると、、身体の半分以上を毒の沼に引き込まれている、、。

そこで、おぼろ丸は、忍具である鉤爪を坂本の元へと投げていった。

坂本は鉤爪を慌てて掴み、命辛辛、毒の沼を脱出出来たのであった!

 

やがて、どうにか態勢を立て直した二人は、己を鼓舞していった。

 

おぼろ丸「ふぅ、、、今のは危うかった、、大丈夫でござるか、坂本殿!!」

 

坂本「いやぁ〜〜、、、生きてるっちゅ〜のは、、うんとありがたいこっちゃぜ〜〜!!」

 

おぼろ丸「フッ!、、その調子なら心配は無用でござるな!

ならば、、この面妖な化物をさっさと誅してやろうぞ!!このまま、日ノ本を支配されては、炎魔忍軍の名折れ、、いざ、、尋常に勝負!!!」

 

そして、おぼろ丸からは、並々ならぬ闘気や気合が溢れ出し、蒼白色のオーラを放っていった。対する坂本は、

 

「うんにゃ!!ここで一発、ガツンと気合を入れな、日ノ本を変えるなんて、夢のまた夢よ!!うんと頑張らにゃ〜、しょうまっこと(とても)、およけない(気分が悪い)!!

お天道様に叱られちまうぜよ!!!!」

 

そして、坂本は、真剣な面持ちを限り無く研ぎ澄まし、、眩いくらいの、金色の凄まじい闘志を燃やし、横溢(おういつ)し、放っていったのだ。

 

だが、それを不敵な笑みを浮かべながら眺めていた尾手院王は、醜悪な表情を更に不気味に強張らせながら、、

濃紫色の禍々しいオーラ・邪気を放っていった。そして、こう言ったのだ!

 

「フハハハハハハハハ!!!今だ、、このワシを倒すつもりでいるとはァァァ、、、実に不愉快だ、、、愚かなり!!この国を、、ワシの思い通りに動かせる暗黒卿を創り上げる、、。

そして、いずれは、、世界をも、この手中に収めなくてはならぬ!!

その為にも、、まず、、、この日ノ本を手に入れるのはァァ、、、このワシじゃあァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜〜!!!!」

 

 

そんな事は、この拙者が絶対にさせまい!と、激しく息巻きながら、攻撃を仕掛けるは、おぼろ丸!

懐から凄まじい数の手裏剣を取り出し、それを超速で連続で投げ付けていったのである。

その名も「手裏剣乱糸」!

夥(おびただ)しい数の手裏剣が尾手に突き刺さり、悶絶する。

その隙に、忍ならではの超速で尾手に詰め寄り、そこから刀を十字に斬り込む「十文字斬り」を食らわせた。

 

それにはたまらず血を流し、体勢を崩した尾手だったが、咄嗟(とっさ)に反撃の「毒の牙」で噛みつき、おぼろ丸は再度、毒に犯され、動きが鈍くなってしまう。

 

おぼろ丸の危険を察知し、急ぎ仕掛けたのは坂本龍馬。

鉄砲を構え、そこから「威嚇射撃」を放ち、尾手の注意を引き、、

その隙を掻い潜っておぼろ丸が超速で尾手に近づいて来た、、!

 

そして、刀に気合を全集中し、、決死の暗殺技「影一文字」をお見舞いするも、、、!?

大きく身体能力を低迷させた彼のその暗殺剣は、失敗に終わるのであった!

刀の太刀筋を読み取り、見切った尾手は、その巨体に似合わない軽快な動きでスッとカワしたのである!

 

そこから間髪入れず、おぼろ丸に噛みつき「吸血」する尾手は、生命エネルギー毎取り込み、傷を癒し、身体能力をも大幅に底上げしたのであった!

そしてそのまま、おぼろ丸を遠くへブン投げ、再度「毒蛇ムチ」を痛烈に浴びせ、、噛まれた傷口から猛毒が入り、、地面をのた打ち回り、苦しむおぼろ丸。そして、、

 

「むぅぅ、、、こ、、この様な、、事など、、あってはならぬ、、、、せ、、拙者が倒れては、、、ハヤテ殿や、、頭領、、、炎魔忍軍に、、、申し訳が立たぬ、、、、、、む、、、無念、、、、グフッッ、、、、、、、」

 

口から大量の吐血をし、傷口からも血を撒き散らしながら絶命するおぼろ丸であった。

 

 

そして、残された坂本龍馬にジリジリと詰め寄る尾手は、非情なる猛攻を持ってして、、

反乱因子は尽(ことごと)く蹂躙(じゅうりん)してせしめようと、怒涛の連撃を展開したのである!!

顎を激しく震わせて鳴らす波状攻撃「ゲコゲコ」で坂本を大きく弱体化させてからの、

そのまま「吸血」を仕掛けようとする!

だが、諦めの悪い坂本は、寸でのところでカワすのだった。大きく距離を取り、持っている愛銃の技「抜刀狼牙射術」で尾手の長い舌を射ぬこうとするも、、その弾力の有る舌で軽々と弾き返し、坂本の額をカスめ、赤い線が出来、そこから血が流れ出ていた。

だが、坂本は咄嗟(とっさ)に「威嚇射撃」で撹乱し、一気に詰め寄ってからの渾身の斬撃「北辰一刀流」で斬り掛かるも、、尾手のその長い舌で楽々と凪ぎ払ってから、、!

尾手の全身から赤黒い闘気や瘴気(しょうき)を止め処無く横溢(おういつ)させながら、、、

坂本を遠くへ弾き返しながら、、!!

強力無比なる威力へとなった「毒蛇ムチ」をクリーンヒットさせた後、額の傷口に猛毒が入り、そして、、

 

「グゥぅ、、、うぅぅぅぅ、、、、ほんに、、、ほんに、、、えずうて(辛くて)、、づつのうて(気掛かりで)、、づつのうて(心が痛んで)、、、しょうがないきに、、、だが、、、わ、、ワシが倒れても、、、また新たなる、、幕末の志士が、、、お前を、、、必ず、、、討つと、、、ワシは、、、信じちゅうぜ、、、、よ、、、グフッッ、、、、、、、」

 

そう言い終えると、目を見開いたまま、、苦悶の表情で憤死する坂本龍馬であった。

 

やがて、凶悪な赤黒いオーラをより激しく垂れ流しながら、、彼は、、!

 

 

尾手院王「この姿を見た者はァ゛ァ゛、、最初で最後だァ゛ァ゛ァ゛~~!!」

 

 

次に、別の像の前に立つオディオは、、、

 

「戦にて敗れし魂達よ、、お前達の願いを阻む権利を持つ者など、居はしない、、!、、さぁ、、無法の世に、その力で、、新たな歴史を創るのだ!!」

 

善良な人々を散々苦しめる、無法者集団・クレイジーバンチを束ねる

ボス『O・ディオ』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【O・ディオVSサンダウン・キッド&マッド・ドッグ】

 

小さな金脈の町・サクセズタウンのBAR店内にて、しゃがれたふてぶてしい男の怒号を耳にする。そう、ボスのO・ディオだ!彼はこう言う。

 

「出てこォい!!出てこねぇなら、、店ごと蜂の巣にしちまうぞォォ!!!」

 

、、、意を決して、店の外へと出て行くサンダウンとマッド!

 

O・ディオ以外の全ての部下を、町人達の協力の元、張り巡らされた数々のトラップにて、尽(ことごと)く蹴散らす事に成功したサンダウン一行は、揺るがぬ勝利を確信するのであった!

 

だが、それを絶対に良しとしないディオは激しく憤(いきどお)りを見せ、ブチ切れ、大きく能力までも向上してゆくが、、そこへ、サンダウン・キッドが、すかさず弾丸を一発お見舞いする。

 

腹部に、ズドンと!確かに命中したハズのディオは、、さも平然と構えるのであった!

ならば、次は俺の番だ!と息巻き、マッド・ドッグが素早い速撃ち「イナズマ撃ち」を心臓にブチ込むも、依然としてディオは、ニタニタとうすら笑いを浮かべるのであった、、!

 

おかしい、、血の一滴すら流していないディオに、、見も知れぬ恐怖を覚えていた二人であった、、。

 

そこで初めてディオは自慢げに、二人に種明かしをしたのである。そう、ディオは予(あらかじ)め、服の下に防弾チョッキを装着していたのであった!

それを見たマッドは、こう言ったのだ。

 

「ケッ、、どおりで何とも無ぇ訳だ!こりゃー、打つ手無しだ、、、いやぁーーまいったまいった!!お手上げだァァーーーー!!!」

 

それには、いつも冷静沈着なサンダウンも、驚いた顔をしてマッドを見ていた。だが、、更に彼は、こう言い放ったのだ!

 

「男と男の神聖なる決闘に、あんなモン着てくる様な臆病者野郎にゃ、、俺達二人は絶対に!負ける事など、あり得ないぜ!!

、、、オイ、キッド!お前も何か言ってやれ!!」

 

痛烈に煽り散らしたマッドに続き、サンダウンは!

 

「、、、フッ、、、クレイジーバンチの面汚し、、か。、、それに、、そんな大層な獲物に頼らないと、、満足な勝負一つも出来ない腰抜けと見える、、、。大の男が聞いて呆れるな、、、フフフフフフ、、、、消えろ、、、!!!!」

 

マッド以上に、痛烈に、且(か)つ強烈に痛いところを突き、全否定していったサンダウン!!

 

 

そして、、それを聞いたディオはワナワナと打ち震えながら、、激しく激昂し、、激しく怒り狂い、、凄まじい形相で怒号を張り上げていったのであった、、!!

 

「ググググググ、、、テメェ等ァァ、、この俺様が、、、!?クレイジーバンチの面汚しだとォ゛ォ゛ォ゛ォ゛~~~~!!!グググ、、、、グググググググググ、、、、、、!!、、、

ウガァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛~~~~~!!!もう許さねぇぞォ゛ォ゛ォ゛ォ゛~~~~!!!!言わせておけば調子付きやがってェ゛ェ゛ェ゛ェ゛、、、塵も残さず、、跡形も無ぇくれぇの、、、ボログズにしてやるぜェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛~~~~~~!!!!」

 

そして、肩に背負っている大型の銃器・「ガトリング砲」を二人目掛けて思い切りブッ放していったのである!!

 

夥(おびただ)しい数の弾丸の暴風雨の如き、その苛烈(かれつ)な攻撃の前に、サンダウンとマッドは、ただただ逃げ回る事しか出来なかった。

何度も、何度も、ガトリングの弾道スレスレでどうにか回避しながら、、二人はギリギリのところで建物の影に身を隠したのであった。

 

マッド「ヒュー、、、危うく蜂の巣になるところだったぜ、、。オイ、キッドォォ!!

テメェ、煽りすぎなんだよ!俺まで巻き込まれるところだったぞ〜〜!?」

 

サンダウン「フッ、、、お前には言われたくないな、、、。」

 

マッド「何を〜〜〜!!?、、、ま、、どっちもどっち、、それはお互い様って奴だな。」

 

と、冗談混じりに軽口を交わしていった二人であった。

そして、懐からハマキを取り出そうとしたマッドだったが、どうやらディオから逃げ回る際に落としてしまったらしく、サンダウンにハマキを強引にせびり、二人で一服しながら、作戦を練っていったのだった。

 

その時!またも、しゃがれた、ふてぶてしい怒号が町中に響いていった!

 

ディオ「出てこォォーーーい!!コソコソとネズミみてぇに逃げ回りやがって!!!!

、、いいか!!?5つ数えるまでに出てこねぇなら、、、建物ごと蜂の巣にしちまうぞォォォ゛ォ゛〜〜〜〜〜!!!!」

 

「ひと〜〜〜つ!!、、、、、ふた〜〜〜つ!!、、、、、」

 

こいつはマズイ、、!!このままでは、、二人まとめて、あの世行きだ!

 

「みぃ〜〜〜〜っつ!!!、、、」

 

そこで、サンダウンとマッドは一か八か、、、建物の両サイドから飛び出しながら、挟撃しつつディオの退路を絶ってからの連続攻撃を仕掛けてやろうと画策したのである!

 

「、、、よぉ〜〜〜〜っつ!!、、、、オイオイ、本当に撃っちまうぞォ゛ォ゛ォ゛〜〜〜!?良いのかァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜〜〜!!?」

 

サンダウンとマッド二人は、腹を括(くく)り、、銃を握りしめながらタイミングを見計らい、、建物から身を乗り出す準備をした。

 

「いつ〜〜〜つ!!!!タイムオーバーだぜ!!!!」

 

そして、ディオは再び「ガトリング砲」を建物目掛けてブッ放していった!!

建物がどんどん惨たらしく破壊されてゆく、その最中、、、!!

そこで両サイドから勢い良く飛び出した二人は、そこから怒涛の技の応酬を展開していくのであった。

 

 

マッドは、まるで稲妻の如き超速早撃ち「イナズマ撃ち」を「乱れ撃ち」し、お見舞いした!

それと同時に、サンダウンは狙撃技「サイドワインダー」の構えで貫通弾「ピアッシング」と炸裂弾「ホローポイント」を交互に連射していったのである!

 

その、咄嗟(とっさ)の奇襲攻撃に対応が追いつかなかったディオは、防弾チョッキ以外の箇所所々も負傷したのであった。左腕・左肩・右足をブチ抜かれたディオは、血を噴き出しながら両膝を付いて倒れ込むのであった、、。

 

チャンス!!と言わんばかりに、更なる猛攻をけしかけようとする二人は、、

ゆっくりと立ち上がり、天を仰ぐ、その異質な様にたじろぐのだった。

そして、、O・ディオから放たれる、ただならぬ、、激甚なる、そして禍々しい、赤黒い瘴気(しょうき)にも似たオーラを横溢(おういつ)させていた様を見て、二人はまるで蛇に睨まれた蛙の様に金縛りにあったのである!!、、、そしてディオが口を開く。

 

 

「テメェ等ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛、、、、この俺様を、、、本気で怒らせちまったなァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜〜!!!もう勘弁ならねぇぜ、、、何もかも、、全て、、、ブチ壊してやらァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

 

般若の如き凶悪なる形相で、猛烈に激昂し、痛みすらモノともしない振る舞いをし、その身体能力をも大きく底上げさせていったディオは、、!!

そして、先程のとは比較出来ない程の、超強力になり、リミッターの外れた「ガトリング砲」を発射するのであった!!

 

銃口から放たれる、その凄まじい弾丸の暴風雨は、まるで二人の逃げ場を先回りするかの様に降り注いでいったのだ。

それでも何とか必死に食らいつきながら、、次々とカワしてゆく二人だったが、、!?

マッドの脇腹に弾丸がクリーンヒットし、、動きの止まった彼に、尽(ことごと)く集中砲火し、みるみる蜂の巣にされていった、見るも無惨なマッド・ドッグは、そのまま大量の血を全身から噴き上げながら絶命する。

 

 

幾度となく、、決闘を繰り広げてきた男、、マッド・ドッグは、もう戻ってこない、、、。

 

そして、サンダウンの中で沸々と溢れる虚無感、、喪失感、、、そして深い悲しみ、、、やがてソレは、

グツグツと煮え滾(たぎ)る深い、、深い怒りへと変化していったのである、、、!!

そこには、己の力が及ばず助けられなかった不甲斐なさ、そして激しい憤り、もどかしさ等、、様々なモノが混在し、、、

 

サンダウンは静かにマッドの亡骸の元に歩み寄り、マッドの帽子を手に取った。、、それを胸に掲げ、、、そして決意した、、!

何としてもマッドの無念を晴らし、、憎き仇敵、O・ディオを討ち果たす事を、、、、!!

 

 

サンダウンはディオ目掛け、、

怒涛の「乱れ撃ち」を発動し、その速度・威力は徐々に上昇し、やがて頂点にまで達した大技「ハリケンショット」を展開した!!

 

だが、大きくパワーアップしたディオの前には、全く堪えていないのである!

そして、、再三「ガトリング砲」を構え出し、そしてブチかましたのだ!!

 

必死にカワそうとすると、、その瞬間!!何と、足元に転がっていたディオの部下・パイクが辛うじて生きており、サンダウンの足元にしがみ付いたのであった!

 

そして、パイクは、、

 

「で、、、ディオの頭(かしら)ァァ、、、お、、俺がコイツを、、引っ捕らえておきやす、、、このまま、、、俺ごと、、その「ガトリング砲」をブッ放して下せぇ、、、、ど、、、どの道俺は死ぬ、、、こんな俺でも、、、最期くらい、、、頭(かしら)の役に立ったと、、、地獄で、、、自慢させて下せぇ、、、、だから、、、構わずブッ放してくれ、、、、ディオの頭(かしら)ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

凄まじい力で羽交い締めにされ、全く身動きの取れないサンダウン。

小物のパイクの何処にそんな力が有ったのか、、恐らく決死の覚悟を決めた最期の悪足掻きなのであろうか、、!?

もはや、どうする事も出来ず絶体絶命の彼は、、、

 

ディオ「パイク、、、お前ェ、、でかしたぞ。、、、グッッ、、、、お前ェの死は、、、無駄にはしねぇぜ!!ハハッ、、、最後に大仕事をしてくれたな、、パイク!!、、、あばよ、、、、!!!!」

 

一瞬、戸惑いを見せるも、パイクの気持ちを汲み取ったディオは、、、

そのままパイクごとサンダウンを蜂の巣にしたのであった!!

 

凄まじい閃光と、視界を覆い尽くす程の弾幕の嵐、、こぼれ落ちる大量の薬莢(やっきょう)、、

そして、、全身から激しく血をブチ撒けながら、憤死するサンダウン・キッド、、、

パイクの亡骸を悲しげに見つめ、、その後、凶悪な赤黒い闘気を放出させながら彼は、、!

 

 

O・ディオ「クレイジーバンチに逆らう奴にゃ、、、『死』あるのみ、、!!」

 

 

最後に、像の前に立つオディオは、、、

 

「お前が敗れなければ、、蔓延(はびこ)りはしなかっただろう、、愚かなる『人間』などと言う生き物は、、、改めて、、非力な人間共に見せ付けてやるのだ、、野生の純粋なる力を!!」

 

超巨大な絶滅危惧種の恐竜、、食物連鎖の頂点に君臨せしティラノサウルス『おーでぃーおー』、、、その像の目が紅く光り、そして、、、!!

 

 

【おーでぃーおーVSポゴ&ゴリ&べる&ざぎ】

 

ポゴとゴリは、敵対部族の生け贄の祭壇にて、べるを助けるべく、敵対部族の次期頭領・ざぎと激しく拳を交えていた。すると、、

 

ズシーン、、、ズシーーン、、、、ズシーーーーン!!!!

 

大きな地鳴りが起こり、それは次第に大きくなり、一際大きな地鳴りと共に祭壇が陥没し、

奈落へと真っ逆さまに落ちていってしまったのである!!

 

祭壇にて闘っていたポゴ、ゴリ、ざぎ、柱に括り付けられたべる、見届け人の敵対部族族長の

5人は、どんどん下へと落ちていった、、、。もはやこれまでかと、死を覚悟した一行、、。

 

だが、不思議と痛くも何とも無い!それもそのハズである。

奈落の真下には、無数の動物の骨が大量に敷き詰められており、それがクッションになって無事助かったのであった。

 

 

しかし安心したのも束の間、、、再び、ズシーン、、ズシーーンと地鳴りが起こり、

そして、5人の眼前には、超大型の恐竜・ティラノサウルスの、「おーでぃーおー」が現れたではないか!!

足元に転がる無数の動物の骨、、それはつまりは、、そうゆう事なのである。

新しい獲物がまた落ちて来たと、ソイツは大きな口を開け、凄まじい咆哮を鳴り響かせた!

 

「ギャォォォォォォォーーーーーー!!!!」

 

そこで、敵部族の族長が、こんな所で死んでたまるか!と、同じ部族である、ざぎやべるを

他所にそそくさと逃げて行った。

 

だが当然ながら、おーでぃーおーからそう簡単に逃げおおせるハズも無く、その大きな口で簡単に丸呑みにされてしまった族長。バリッボリッと鈍い咀嚼(そしゃく)音がし、、

そして、族長の被っていた冠だけがカランカランと、ポゴ達の足元に転がって来た。

 

そして、ソイツは一際凄まじい咆哮を張り上げながら、ポゴ達に襲い掛かって来た!!

 

「ギャォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ーーーーーーーー!!!!!!!」

 

 

おーでぃーおーは、ポゴ達を睨み付け、、そして、耳を劈(つんざ)く凄まじい咆哮を張り上げ、巨大なシッポで4人まとめてなぎ払おうと、振り回した。寸でのところでカワすが、4人共散り散りになってしまう、、。

 

こんなとんでも無い奴相手に、ちっぽけな人間数人が、どうにか出来るのだろうか!?

辺りには絶望感が漂い始めていた、、。そんな絶望的な状況を変えようと、勇んで先陣を切ったのはゴリ!

ウホウホッと大きな雄叫びを上げながら胸を鳴らし、おーでぃーおーの注意を惹き付けるのであった。

そして、注意がゴリに向いているその隙に、後ろからポゴが全力で殴り掛かって行くのである!

 

だが、、おーでぃーおーの、その分厚い皮膚には殆ど通用せず、ほぼノーダメージ、、。

軽く気分を害されたのか、ポゴを睨み、鋭い爪で引き裂いた。

傷口が焼ける様に熱く、そして、凄まじい激痛と共に出血したのであった。

それを見ていた、べるは、急ぎポゴの下に駆け寄り、薬草を取り出して傷口へと押し当てた。

そうしてどうにか応急処置されたポゴは、フラつきながらも何とか立て直し、己を鼓舞して声を張り上げた!

 

そんな、諦めの悪い人間(バカ)は、こうしてくれる!!

とでも言わんばかりに、全身から赤黒いオーラや瘴気(しょうき)が溢れ出し、、そのまま上空にジャンプしてからの、全体重を乗せた「急降下」を仕掛けていった!!

 

そのターゲットとなるのは、、やはり、ポゴ!!そして、、凄まじい速度で急降下していった、おーでぃーおーが踏み潰したのは、、、ポゴでは無く、、、、何と、べるなのであった。

 

ポゴが踏み潰される直前に、身を挺(てい)してポゴを突き飛ばし、、べるが犠牲になったのであった。

 

全身をバラバラに粉砕され、踏み潰され絶命する、べる、、、

 

ポゴ「、、、え?、、、べ、、、べる、、、、!?、、、、うぁぁぁ、、、、、うぁぁぁァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜!!!!べる〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

ちくしょおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!よくも、、よくも、、、よくも、、、よくもォ゛ォ゛ォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

ポゴは、べるを殺られた激しい憤(いきどお)りや怒りにより、全身からメラメラと燃え滾(たぎ)るオーラを放っていった。そして、腹の底から叫び狂い、咆哮(ほうこう)を張り上げ威嚇するも、平然とする、おーでぃーおー!

 

そんなおーでぃーおーに、激しく突っ込んで行き、体当たりを食らわし、手にした鈍器で激しく殴り続け、渾身の力で何発も蹴りまくるも、ほとんどダメージを食らわない、おーでぃーおーは、その大きな口をカパッと開き、、そして、「かみ砕き」ながら、、その鋭い爪で「引き裂き」をされたポゴは、見るも無惨な姿で絶命する。

 

 

そこで、ずっと見ていた敵対部族の時期頭領であった、ざぎは、ポゴの死体を見て、今まで争ってきた数々のやり取りや様子の記憶を回想し、、やがて嘆き悲しみ、沸々と怒りが込み上げる、、、!!

 

そして、その身体能力を大きく向上させた、ざぎは、渾身の力を振り絞り、強力無比な回転蹴りを頭部にブチ込んだのであった。

 

若干ダメージを負ったものの、おーでぃーおーは、激しく気分を害してしまう。

そして、大気を震撼(しんかん)させる程の凶悪な咆哮を叫び狂い、、大幅にパワーアップさせた!!

全身から赤黒いオーラ・瘴気を横溢(おういつ)させながら、ざぎ目掛け、その巨大なしっぽでの「なぎ倒し」でフキ飛ばし、そして間髪入れず、天空にジャンプし、「急降下」し、、

べる同様にバラバラに踏み潰された、ざぎは全身を真っ赤に染め上げながら、、敢えなく絶命する。

 

 

そして、最後に残されたゴリは、絶望的な面持ちで怯んで後退りする、、、。

そう、、動物の野生の本能が、教えてくれているのだ、、コイツには、やはり、、、手を出してはいけなかったんだと、、。絶対に勝つ事など不可能なんだ、、、と!!

 

だがしかし、このまま引き下がって満足する様な諦めの悪い性分では無いのは、今は亡きポゴ同様、、。

意を決して、自分より遥かに格上の猛獣に立ち向かうゴリ。

 

遥か太古より、定められてきた運命、、絶対的な、、食物連鎖の定義を覆(くつが)えさんと言わんばかりに、全身から覇気を放出し、半狂乱で、おーでぃーおーに立ち向かうゴリは、、

 

凄まじい勢いで突進してからの、何回も何回も引っ掻き、殴り、蹴り、頭突きをし、そして牙を突き立て、、その分厚い皮膚を引きちぎり、食べていったのである。

 

だが、それに酷く腹を立て、憤慨した、おーでぃーおーは、食物連鎖の頂点の王の逆鱗に触れてしまったゴリは、、、食べるとゆうのは、こうするのだ!とでも言っているかの如く、思い切り「かみ砕き」され、上半身の片方を引きちぎられ、、間髪入れず、その鋭い爪で「引き裂き」され、、そして、大きなしっぽで「なぎ倒し」され、、大きくフキ飛ばされる、、、そして、、!

 

全身を凶悪な赤黒いオーラ・瘴気を熾烈(しれつ)に纏っていき、止め処無く横溢(おういつ)させた、おーでぃーおーは、大きく天空にジャンプし、ゴリ目掛けて全体重を乗せた「急降下」をお見舞いし、、!!

 

、、、とても言葉で言い表せない程の凄惨な骸(むくろ)と成り果てたゴリは、絶命したのであった。

そして、最後に、ソイツは凄まじい勝利の咆哮(ほうこう)を、、鬨(とき)の声を張り上げるのであった!!

 

 

おーでぃーおー「ギャオォオオ゛オ゛ォォォ゛ォ゛ォ゛~~~~〜〜〜!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

そして、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

SF・近未来・現代・功夫・幕末・西部・原始、、、

数多の時代・場所に生きる『人間』達に、尽(ことごと)く、『破滅』をもたらし、、凶悪な面持ちで、、最早、完全に『魔王』と成り果てたオディオは、刻一刻と変革してゆく世界の鼓動に、歓喜の声を張り上げ、

不気味な、恍惚の笑いを浮かべていたのであった、、、!!

 

 

「フハハハハハ、、、思い知ったか!、、『幻想』に囚われた人間共よ、、!!我々こそ、、、真の『勝者』なのだ!!

フフフ、、、ハハハハ、、、、

フハハハハハハハハハァァ~~~~!!!、、、、ハ~~ッッハッハッハッハッハッハァ゛ァ゛ァ゛ァ゛~~~~~~!!!!」

 

 

、、、そして、魔王山を降り、かつての思い出の残っていたであろう様々な場所を巡って行った彼は、、誰一人居なくなった世界にて、立ち尽くしていた。

 

だが、その面持ちは、、、酷く虚しく、悲しみに溢れていたのであった、、、。

本当にこれで良かったのだろう、、、『人間』への復讐の果てに、彼に待ち受けていたものは、、何か有ったのだろうか、、!?

 

そして、『魔王』・オディオの、その禍々しい表情が『勇者』・オルステッドの凛々しい表情と重なって写し出され、、、そして、、

 

静かに目を閉じ、うつ向いていったのである、、、、

 

 

 

 

、、、、、、、SAD END、、、、、、、

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