7つの異世界 そして『魔王』   作:ずーさん

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LIVE A LIVEの功夫編のストーリーです。その中の、最終局面での死闘の裏で、老師が激突した、2人の暗殺拳法家との激闘を深掘りし、予想・考察して投稿しました!

その暗殺拳法とは、、、、
あの作品の、、一子相伝の、あの拳法と、それと対に位置する暗殺拳法の使い手の達人であった!!


ー功夫編ー老師VS二人の暗殺拳法家

二人の暗殺拳法家、ソウズ、マンズ、、、彼らのその拳法は、、、

それは、今まで老師が長い人生で初めて垣間見る、一歩間違えば自分自身にも危険が及ぶ程の技を多数持つ、禁断の拳法である。ソウズの極めし『北斗神拳』、、、一子相伝の超強力な殺人拳法で、人体の内部を打ち崩し、その力加減によっては、そのまま内部を破壊し、身体が膨張し、破裂して死に至る、、、。その絶大な破壊力故に、使った自身をも蝕む諸刃(もろは)の暗殺拳法である!その為、使用を固く禁じられているハズであった、、。

 

そして、その暗殺拳法と対となる、

もう一つの拳法『南斗聖拳』を極めし者、、、マンズ!

『北斗神拳』とは逆に、人体の外部を、その強力な闘気の刃と化した拳・手刀・蹴りで切り刻み、切り裂き、、そして、その威力によっては、そのまま切断し、

死に至りしめる、、、。

これもまた、使う事を固く禁じられているハズであった、、。

そして、その『南斗聖拳』は、『北斗神拳』が一子相伝なのに対し、様々な流派が数多存在するのである。しかし、そのあまりの強大で残虐な技の多さから、長い歴史の闇に葬られていった、、、ハズであった。だが、こうして目の前に、

『南斗聖拳』の使い手が、現実に立ちはだかっている、、、!

 

その2つの暗殺拳法を、、

一体、何処で、どの様にして修得していったのか、定かでは無いが、、最早、今の老師には、そんな事、羽虫が飛ぶ様な些細な事。一刻も早く、この二人を倒し、レイに加勢してやらねば、、、!そんな時、暗殺拳法の使い手の一人、ソウズが、こう言った。

「よもや、我等の相手が、あの心山拳老師だとは、、光栄だな、、、!

丁度良い、、我等が暗殺拳法が、

老師相手に何処まで通用するのか、、試してみたいと思っていた!行くぞ、、、マンズ!!」

 

マンズが、

「あぁ、ソウズ!!我等が暗殺拳法こそ、、オディワン・リー様の次に『最強』であると、思い知らせてやろうぞ!!」

 

 

そして、勢い良く飛び掛かっていったのはソウズ!そこから、目にも止まらぬ無数の拳を、老師目掛けて痛烈に叩き込んでいった。その技を、

『北斗百烈拳』!

そこへマンズも加わり、天高く空中から老師目掛けて、両手から強力な手刀の技『飛翔白麗』を繰り出していった!だが老師は、その大半を流れる様な華麗な動きで往(い)なしていった、、、!!常人では目で追うのもやっとな程の凄まじい猛攻を、

まるで流水の流れの如く、躱(かわ)していたのであった。

 

そして老師は、

「どうした?、、、お主等の自慢の暗殺拳法とやらは、こんなモノなのか、、!?フォフォフォ、、、これならば、このワシも直ぐに、あっちの闘いに参戦出来そうじゃな!」

 

それを聞いたソウズとマンズは、

激しく怒りを顕にし、老いぼれ風情が調子に乗るなァァ~~!!、と言わんばかりの、より一層苛烈な猛攻を仕掛けていったのである。

しかし、その二人の攻撃を軽々と往(い)なし、躱(かわ)してゆき、カウンターの強烈な『老狐の舞』が炸裂し、ソウズとマンズ二人同時に全身の関節をキメていった!

そうして、、、すっかり両手足を封じられ、成す術無し、、かに思われたのだが、何と!!

その、全身から溢れる気概と、暗殺拳法の名に懸け、老師を倒す!!と言わんばかりの激しい執念を燃やしていた、、、!

 

しかしそこは、熟練の達人である老師。「先んずれば人を制す」、、殺られる前に、、、殺る!!

その、何かを仕掛けて来る前に、

牽制していったのである。

渾身の力を溜め、闘気を纏った拳を突く『竜虎両破腕』をソウズに当てる!!

そこから、間髪いれずに宙返り蹴りでフキ飛ばす『シマリス脚』をマンズにお見舞いしていったのだ!!

 

 

だが、それでも一向に怯む事無く、、、ソウズの身体から紅いオーラ、マンズの身体からは蒼いオーラを放っていった、、!

そこから各々、独自の構えを取り、

深々と瞑想していった。そして、

その身体のダメージをみるみる回復させ、手足まで自由に動かせるまでに治癒されていた。

、、、この二人、、やはりタダ者では無い様である!!

 

次に仕掛けて来るのはマンズ!

高速の撹乱するステップでフェイントを掛けながら老師目掛けて突進し、その懐に潜り込み、まるで刃の様な蒼く鋭い闘気を拳や脚に纏い、

そこから手刀や蹴りを、まるで十字に描くかの如く発動していった!

この技は、、南斗聖拳の中でも特に破壊力に優れた、、南斗の派生流派である、『南斗鳳凰拳』の秘技である。その技の名は『極星十字拳』!

凄まじい闘気の流れをその身でヒシヒシと感じ、その強烈な斬撃を一撃でもマトモに食らえば致命傷は免れないのである、、、。

だが、それを数発程、躱(かわ)しきれずに当たってしまう、、。

だが、神がかり的な往(い)なしで、

その威力を軽減する事に成功した!

だが、安心したのも束の間、、、

突然、激しい突風が巻き起こり、

そこから無数の鎌鼬(かまいたち)が発生していった!

 

そう、次に攻撃を仕掛けて来たのはソウズ!!

その両腕を紅い闘気が纏い、独特な構えと動きを取っていき、強烈な風圧を発生させていたのである。

その技の名は『風殺金剛拳』!

その猛烈な技には、流石の心山拳老師の、その達人級の往(い)なしですら、躱(かわ)してゆくのは至極困難であったのだ、、、。

 

手酷くダメージを食らい、全身を打撲と切り傷だらけにする老師。

 

「グッ、、、ワ、、ワシがあと、もう十年若ければ、、、こんな程度、、、目では無いんじゃが、、ハァ、、、ハァ、、ハァ、、、ワシも老いてしまったのぅ、、じゃが、、、まだまだ、、お主等の様な不義の輩には、、、絶対に負けん!!」

 

 

そして、その精神を全集中させ、老師の身体からは、青白いオーラが漂っていた。そして、その身体の傷を軽減させていき、老師の、その技の精度、キレも冴え渡っていったのである!その直後、掌に集中し、集めた闘気をまるで弓矢の如く構え、

鋭い流線状の闘気をソウズとマンズ両者に食らわしていった!!

そう、『不射の射』である!

全身を射ぬかれた様な痛みが走り、

たまらずその場で膝を付く二人。

しかしその目は、相手を、、人を殺める者特有の、、、冷酷無比な、、

強烈な殺気を放っていたのである。

だが、そのダメージは、かなり堪えたと見え、何処と無く余裕が消え失せている様にも感じられた。

そんな二人を、まだまだ修行が足りない様じゃな!と、痛烈に非難するかの如く、その達人の風格・余裕をまざまざと見せ付け、、そして!!

俊敏な動きでソウズとマンズ両者を

追い込んでゆくのである。

 

そして、そこから怒涛の拳の突きや蹴り、手刀の猛攻ラッシュを展開していったのだ!!

ソウズに対しては、強烈な掌底と前蹴りをお見舞いする!そう、『獅子の手』と『百里道一歩脚』である。

対してマンズには、再度、全身の関節を固め、キメていってからの、

素早い拳でフキ飛ばしていった!!

そう、『老狐の舞』と『山猿拳』である。その、絶え間無い激流の如き猛攻を受け、すっかり満身創痍の二人、、、そんな二人に老師は、こう言った。

 

「惜しい、、、惜しいのぅ、、何故、こんな、、、人を殺める事にしか力を使えぬのじゃ、、、お主等の様な才能に満ちた若者と、、もっと違う形で出逢いたかった、、、。

とても、、残念で致し方無い、、、

その力を、人の役に立てる、正しい事の為に使っていけないのが不憫(ふびん)でならぬ。あの様な、、、オディワン・リーの様な不義の者の元に付いてしまい、、、、本当に残念でならないのじゃ、、、じゃが、、まだ今からでも決して、遅くは無い、、、!!、、言っても無駄だと思うが、敢えて聞こう。この、、、

ワシの元に来ぬか、、、!?」

そう問い掛ける老師だったのだが、、、

 

 

ソウズは、

「、、、何を言うかと思えば、、、フッ、、今更、他の者に降るなど、絶対にあり得ん!我等が自ら、、、己の意思で決めた道なのだ。

例え、それが破滅に導く魔の道だとしても、、な!!誰の指図も受けん!!」

 

マンズは、

「そう、、、我等の生き方を唯一認めて下さったのは、、オディワン・リー様ただ一人だった。、、、

路頭に迷っていた我等二人を受け入れ、迎え入れてくれた『義破門団』の為に、、生涯を捧げていくと固く誓ったのだ!しかし、そんな我等を、決して温かい言葉や激励、賞賛等は一切しなかった。それどころか、隙あらば何時でも殺しに掛かってきてもらって構わん、と。そう仰られた、、、勿論、初めは俺とソウズも躊躇した。、、だが、、、

その真意は、、、我等二人の実力を、何時如何なる時だろうと全力を発揮出来る様、常にその技を、鋭く研ぎ澄まして力を蓄えてゆけ、、、と。強く仰られたのだ。どんな状況でも、常に非情に、冷徹に徹しなければ【真の強さ】と言うモノは得られない、、、そう説かれていた。

その為には、例え師範であろうと、不様な体たらくを晒した、その時は、迷わず殺せ、、、と。」

 

そしてソウズが、

「だからこそ、我等、、俺とマンズは、常に一心同体。どんな状況でも常に冷徹に、、非情で在る事が出来、、強くいられるのだ!!

それを邪魔すると言うのならば、、、例え立派な心山拳の老師である、アナタであろうと容赦はしない、、、、!!」

 

 

 

その、非情なる暗殺拳法の使い手、ソウズとマンズに対し、しばらくの沈黙の末、深く頷きながら、こう言った老師。

 

「そうか、、、どうやら、お主等の決意は本物の様じゃな。、、じゃが、それ故に、、、その道を魔に染めてしまった事が悔しい、、、誠に、不憫(ふびん)でならぬわぃ、、、。お主等の様な、強い心を持つ者にこそ、、我が心山拳を、、、共に学んでいって欲しかった、、、、。じゃが、最早、、もう何を言っても無意味な様じゃ。ならば、いっそ、、、、どうか、、今度生まれ変わる、、、来世では、きっと、、、正しい道を歩んでくれ、、。我が心山拳の糧(かて)となり、、散って逝ってくれ!、、、ゆくぞ!!」

 

そして、その瞬間、静かながらも、

その凄まじい激しい闘気を内に秘め、、、一切の迷いの無い決意の眼差しで攻撃を繰り広げてゆく老師!

ソウズ、マンズは、とっさに構え、老師を迎え討とうとするが、それよりも速く間合いに入っていき、

そこから山猿の様な素早い動きで翻弄し、熊の様な強力な拳・掌底を各々に叩き込む!そう、『山猿拳』の動きから『クマの手』や『とうばんじゃん』だ!その力強さは、まるで老師の弟子、サモ・ハッカの重い攻撃の様である。そして、次に仕掛けるは、まるでシマリスの様に軽やかなステップで飛び回り、宙返り蹴りをお見舞いし、二人の周囲を高速で旋回しつつの無数の手刀、連続蹴りを叩き込んだ!そう、『シマリス脚』からの、『星降拳』『水鳥脚』の連携技だ!その俊敏さは、まるでレイ・クウゴのソレに酷似する。

そして更には、その片方の掌に炎、もう片方の掌に凍気を宿し、高熱の手刀と極寒の手刀を交互に繰り出してゆく!また更には、両方の掌に竜巻の様な闘気を宿し、無数の真空波をぶつけていったのだ!!そう、

『炎手刀』『凍手刀』からの、『空破旋風手』の連続攻撃だ!

それは、老師の弟子の中でも、一番の気概と心を見せた、ユン・ジョウの熱き魂を具現化したかの様であった、、、!!

 

手酷く深傷を負ったソウズとマンズ、、、だが、その並々ならぬ不屈の執念と意地を見せ、再び二人の全身からは、溢れる凄まじい闘気を放出し、その形相は両者共々、、、

完全に魔に墜ちた、、邪悪な、、、

鬼の形相そのモノであった。

ソウズからは、まるで真っ赤な血の様なオーラを、、、

マンズからは、暗い深海の様な冷酷無比を体現したかの如く紺青のオーラを熾烈に放出しながら、、、

 

 

口火を切ったのはソウズ!!

まるで、激しく廻る車の如く、老師の周りを高速で旋回しながら、無数の素早い拳・手刀を叩き込んでゆく

『翻車爆裂拳』!!そこへ、絶え間無く、続け様にマンズが老師に接近し、倒立してからの、脚を高速旋回させ、その衝撃波で切り裂く『南斗裂脚斬陣』を、連続で立て続けに食らった老師は大きく仰け反り、口からは血を噴き出していた、、、。

身体の至る所を痛め付けられかなり苦しそうであった。だが、しかし、

こんなモノ、、、どうと言う事は無い!!と、かなり息巻いて無理をしているのは、誰が見ても明らかであった、、。

 

そんな瀕死状態の老師は、かなり強がった様な立ち振舞いで、、、

 

「どうした、、?もう終いか、、、!?お主等の様な、、、

魔に墜ちた曇った拳なんぞ、、このワシの敵では無いわ、、お主等の実力なんぞ、、、このワシはおろか、あっちで熾烈に闘っている我が弟子、、、レイ・クウゴの足元にも及ばないじゃろうて、、フォフォフォフォ、、、お主等は、、、本当に、、哀れじゃのぅ、、、、フォッフォッフォッフォッ、、、、、、」

 

と、激しさこそ無いものの、痛烈に、二人の心を深く抉(えぐ)る様な言葉を浴びせ、蔑(さげす)んでいった老師!!

 

それには、ハラワタを煮え繰り返す、猛烈な怒りを顕にし、激しく憤慨していったソウズとマンズであった、、、!!

 

そしてまたもや、ソウズとマンズ両者から、激しい闘気が溢れ出ていき、その甚大な気迫が横溢(おういつ)していた!!

 

 

 

次の瞬間!!、、、両者が同時に勢い良く老師に猛突進していくと、

そこからソウズが、夥(おびただ)しい数の拳や蹴りを超絶スピードで叩き込んで行った、、!それと同時に、

マンズが両手を、まるで鋭い鷹や鷲のクチバシの様に猛烈に、超絶スピードでツイばむかの如く切り刻んでいった!そして、そこからバク転しながら老師を蹴り上げ、更に倒立した状態から強烈な、目にも止まらぬ脚技の応酬を繰り出して来たのだ!!

そして、、大きく蹴り飛ばした老師を、勢いをつけた苛烈な跳び蹴りで追撃し、更に蹴り飛ばしていった、、、!そして更には、そのフキ飛んだ老師目掛け、ソウズが拳全体に深紅の凶悪な闘気を纏い、それを一気に大放出していったのである!!

 

そう、、それは、ソウズの『北斗神拳』の、『北斗百烈拳』より更に強力な、高速の、上位に位置する大技『北斗千手壊拳』!!

しかも、同様の技を脚でもやってのけたのである。そう、『北斗千脚壊拳』だ!!それを、痛烈に叩き込まれていき、、更には、マンズの

『南斗聖拳』の、『南斗血粧嘴』からの、『烈脚空舞』から、更に

『南斗獄屠拳』で蹴り飛ばされ、

そこへ、ソウズの『北斗剛掌波』が、心山拳老師に直撃し、そのあまりの強烈で怒涛の暗殺拳法のラッシュを尽(ことご)く、浴びせられ、食らってしまった老師は、最早、、、

今にもその命の灯が消え失せてしまいそうな程に疲労困憊、、気息奄奄(きそくえんえん)、、半死半生の状態で死地をさ迷っていた、、、、。

 

地面にへばり付き、のたうち廻り、

大量の血を吐血しながら、、、

必死に懐に手を差し伸ばす。

取り出したのは、老師の山頂で取れた薬草、、、だが、もうこれが最後の一枚であった、、、。それを口に含み、飲み込んでいったが、その特効の薬草を持ってしても、その、

あまりに甚大なダメージの老師には、然程(さほど)効果が見られなかったのだ、、。

 

 

 

その老師の様を見ていたソウズは、

 

「心山拳老師とは、、この程度なのか、、、?斯(か)くも不様、、、どんなに凄い、驚異の達人ともあれ、老いには勝てぬ、、、か。フン、、アナタには幻滅したぞ、、、老師!」

 

そしてマンズは、

 

「そうだ、、、仲間・信頼・愛だの、、師弟だの、、そして、、、『心』だのと!!甘い事をホザいている、、、それ故に、我等に勝つ事など、、、絶対にあり得んのだ!!心山拳老師、、、アナタは今ココで、、誰にも看取られる事無く、、、一人寂しく朽ち果てるのだ!!!」

 

それを聞いた老師は、もう残り少ない命の炎を激しく燃やし、奮起して立ち上がった、、、!!

苦しそうに咳き込み、口からは大量の血が溢れていった、、。

そんな状態の老師が、二人に向け、

こう言い放った、、、!

 

「お主等は、、救い様の無い愚か者じゃ、、、本当の、、真に強い人間にとって、如何に『心』が大事なのか、、、!それが分からぬのであれば、、最早これ以上の問答は無用、、、このワシ自ら、、全精力、、全生命を賭け、、心血を注ぎ、、、お主等に引導を渡してくれようぞ、、、、!!」

 

そして老師は、心山拳最終奥義の構えを取る、、、。

 

 

 

深く、、深く呼吸をし、やがて大地が轟音と共に激しく揺れ、大気がビリビリ震えていった、、、!!

だが、そんな老師の前に立ち塞がる様に、「させるか!!」と息巻き、

ソウズとマンズは各々、、、

互いの暗殺拳法の奥義の構えを取っていったのである!!

 

ソウズの『北斗神拳』奥義・『北斗七死星点』が炸裂した!!

それは、独自の呼吸法により、極限まで増幅させた力を溜め込み、そして、その驚異の力で北斗七星の形に相手を突く大技である!

 

対してマンズは、『南斗聖拳』最高火力を誇る流派である、、『南斗鳳凰拳』の奥義・『天翔十字鳳』をお見舞いしていったのだ!!

天高く舞い昇ったマンズが、両腕を水平に掲げ、まるで十字架の様な構えを取った。そこから、老師目掛けて急襲し、目にも止まらぬ超高速の、無数の斬撃を繰り出してゆく大技である!その、あまりの超絶スピードからか、まるで何も攻撃を仕掛けず、そのまますり抜けて行ったかの様にも見えるのだ、、、!

 

そんな、ソウズとマンズ両者の暗殺拳法の最終奥義を食らい、

絶体絶命だと思われた、、、。

が、、、その激甚(げきじん)な超絶ラッシュを、その全てを往(い)なし、、躱(かわ)していった老師!!

 

だが、その凄まじい拳風・拳圧や、強烈な闘気に晒された老師の身体に、みるみる痛々しい斑の痣の様なモノが広がっていき、、、身体から蒸気が立ち昇る程の高熱に侵され、

その身は確実に蝕まれていき、、、

『死』へと近づいていった、、、。

 

 

だが、次の瞬間!!

ソウズの『北斗七死星点』最後の強烈な一突きが、、、老師の左脇腹にメリ込み、、アバラを粉砕し、内臓も破裂させていった、、、。

更には、マンズの『天翔十字鳳』の斬撃の一太刀により、左肩から右脇腹まで、バッサリ斬られてしまっていた、、、、。

 

激しく咳き込み、、、夥(おびただ)しい大量の血を口から吐き、、悶え苦しんでのたうち廻る、、、。

最早、いよいよ事切れる寸前であった、、、、。

 

だが、それでも決して奥義の構えを止める事は無かったのである!

 

大地と、、、空間と、一体になり、

より強大に、、大地がその轟音と共に激しく振動し、大気にはバチバチと電気や閃光まで走っていき、

ビリビリと震えていったのであった、、、!!

 

そして、老師の周囲から衝撃破の様な大きな波紋が広がっていった!!

そして遂に、、この、、、心山拳最強の奥義を持ってして、この死闘に終止符を打つのだ、、、、!!

 

目映い光輝く金色のオーラを纏い、、そして、、、!!ソウズとマンズの周囲を超高速の旋回から、

目では決して追えないくらい超絶スピードの拳・手刀・蹴りを、とんでも無い数を叩き込んでゆく、、、

 

 

『旋牙連山拳』を発動していった、

心山拳老師であった!!!!

 

そのあまりの衝撃で、地面が直線状に深く抉(えぐ)れ、その先の壁にメリ込み、絶命するソウズ、、、!!

 

そしてもう一方は、天高く勢い良く、まるでロケットの様にフキ飛び、天井に激突し、そのまま落下し、地面に強打され、仰向けで絶命するマンズ、、、!!

 

 

こうして、ようやく長く辛い死闘を終わらせた老師であったが、、、

その身体は手酷く痛め付けられ、

心身共に、、、気力・体力共に全ての生命力を使い果たし、、今にも事切れてしまいそうな、、風前の灯の老師であった、、、。

 

 

そして、、、その時!!

上空を勢い良くオディワン・リーがフッ飛んでいき、背後に有る、

巨大なドラに叩き付けられ、部屋中にけたたましい大きな音が鳴り響いていった!!

 

どうやらレイも、ようやく、あの師範代総帥、オディワン・リーを倒す事が出来た様であった、、、!!

 

そしてその総帥は、白目を剥き、

口から大量の泡を吹きながら激しく痙攣を引き起こし、全身をバキバキに骨折している、、、!!

 

レイの放った『旋牙連山拳』の、

老師にも負けない強力なソレの破壊力をまざまざと目の当たりにしたのであった!!

 

そして、だらし無く小便まで垂れ流しながら気絶している総帥、オディワン・リーに、以前の様な悠然とした覇者の風格など、微塵も感じられなかったのである。最早、こうなってしまっては、そのまま絶命するのも時間の問題だろう。

 

 

 

そうして、倒れている老師の元に、

レイが駆け付けて来るのであった、、、、!!

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