原神 トワリン撃破トロフィーRTA   作:ハナホジン

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「小説を書いて出す」「勉強する」 両方やらなくっちゃあならないってのが「学生」の辛いところだな
覚悟はいいか?

オレはできている



ジョジョ面白いからみんな見ようね!!(強制)



ではどうぞ






私の恋心

私はコレイが黒焔の犯人だとは思わなかった。

バドルドー祭では不満げでいたけど、少し嬉しそうで楽しそうと感じていると思った。

 

コレイはモンドにいる人みんな殺すって言ってたけど、コレイの目はとても辛くて悲しそうな目をしていた。

コレイはどうして自分を助けるのかと聞いた。仲間を殺そうとした自分を。

 

コレイは私の友達と同じ。優しいのに強がって悪いことを言っちゃうこととか一人で背負おうとするところが。

そういう人も助けるために西風騎士団に入った。

あの人だって絶対コレイを助けてくれる。私が助けたように。私を助けてくれたように。

 

 

 

 

「うぐぅ!!」巨大な猛獣へと变化したファデュイ、そいつの前足の振りが私に当たり宙に浮いた。

なんとか受け身を取り、顔を敵の方へ向ける。

すると、敵が無防備なコレイに攻撃しようとしている。

私はウサギのように足の筋肉を意識して飛ぶ。

コレイの前へ立ち、アルベド君からもらった特別な魔道具に炎元素を注入して炎でできた丸い球体の壁を作った。

 

「無能な輩め!!なぜ犯人を庇う!?」敵は私のバリアに鋭い爪を勢いよく振り切ってきた。

ゴンッという重い音が聞こえると同時に私の弓を持っている左手に痛みが走った。

バリアが壊れて、私達二人を守るほどの道具のキャパもない。

「アンバー…、その手…、なんで…」コレイが目尻に涙を貯めながら私の手を見て言う。

血が溢れ出し、弓を握るために力を入れると痛む。正直いって辛い。

だけど、決して力を緩めることはしない。怪我していたから、自分には力が無かったから、そんな言い訳で納得できるほどヤワな教育を受けていない。

 

「愚か者め、その感染者のことは諦めろ!!」そう言うと敵は前足で私達の事を潰そうとしてくる。

「お断りだよ!!絶対!!」私は弓を構えて矢をセットし弦を引きながらと同時に炎元素を矢先に集中させる。

そして手を離し、矢は振り下ろしてきた足に向かって当たり、腕を弾き返す。

「ヌグゥ!!なんという力か、まるで血濡れの堕騎士のようだ!」堕騎士とはロイさんのことだろうか。

この程度の力でロイさんと同等と言われるのは嬉しいという感情よりも怒りの感情が強まった。敵がロイさんのことを過小評価しすぎているからだ。

 

「雨のような、矢を!!」私は怒りに任せ、矢を空から振り下ろす必殺技を食らわせた。

一応、コレイに攻撃がいかないように炎元素のバリアを再度コレイだけに貼っていた。

これなら敵に致命傷を。そう思っていた。

 

キンキンッ!!金属同士がぶつかり合う音が聞こえる。

「弱いな、モンドの民よ!!」なんと奴はかすり傷を負うどころか無傷で平然としていた。

 

足元がフラッとして転びそうになってしまう。

出血が多い訳ではないのに。絶望しているのだろうか、この最悪の状況に。

「死んじゃう…」コレイが地面に伏しながら言う。

 

死ぬ?私もコレイも後悔の念を抱えたまま死ぬのだろうか。

誰にも気づかれず、知られずに。

 

否、違う!!あの人はこんな所で諦めない!!血みどろになりながら、泥水を啜ろうが、腕が引きちぎれようが絶対にあの人は負けない。最後まで死にものぐるいで戦う。

 

「顔を上げてコレイ、まだあんたから理由を聞けてないんだから」あの人の背中を想像する。

信頼できる、諦めない、カッコイイ姿。

 

「確かに、わたしたちは弱いよ」私もコレイもモンドの人たちもみんなみんな弱い。

「なんで…、なんで…アタシみたいなヤツを…」コレイは自分を蔑む。いや、助けた私のことを蔑んだのかもしれない。

 

「でも、弱くても!!自分の力で生きてるッ!!!」自分を鼓舞し再び敵に向かって弓を構える。

「やぁ!!」全力で弦を引き、弓がしなって壊れてしまいそうなくらいに引っ張る。

矢を放ち、敵の腕に二本だけ命中させてやった。

 

「バカなッ!!お前…ッ!!」敵は驚いているのか血が出ている傷跡を眺めて言う。

「モンドを舐めないでよね!!バーカッ!!」私は私をバカにしたこととモンド自体を貶した事をひっくるめてバーカと返してやった。

 

「下賤な虫けらが!死ねぇ!!」敵は怒りで拳をこちらに振ってきた。

私は咄嗟に弓を両手で持ち、攻撃を弓で守り飛ばされないように足に力をいれる。

 

ガキイィ!!なんとか防ぐが、ダメージはゼロではない。もう一度受けたらやられてしまう、そう思っていたら後ろから衝撃がきた。

 

なんだろうと思い、後ろに振り向くとそこにはバリアの中にいるはずのコレイが私に抱きついていた。

「コレイ…?」どうやってと聞こうとしたが手が血だらけの切り傷だらけだ。自分の力で無理矢理バリアを壊したのだろうか。

 

「あたしはいい、全力でやれ、信じているから」コレイは半泣きになりながらも少し微笑みながら私に言う。

最初の時と比べたら凄い変わったなと思った。

 

「ハッ、やっと諦める気になったか?」敵は不敵な笑みで私達に言ってくる。

こいつはわかっていない、人間の弱さを。この弱さからなる美しい新たな強さを。

 

「いや!!渡さない!!もう逃げない!!!」私達は一緒に弓を構え反撃の準備をする。ここからが本番だ!!

 

敵はこちらの気迫に圧倒されたのかすぐには突っ込んで来ず、一歩後退りした。

 

「馬鹿なや 」

 

ズバンッ!!!!

 

変な音が聞こえたと同時に敵の首が切断されかけていた。

そこからは血が噴水のように吹き出して敵は立ち上がった。

「グワァァァァアアアアアアアアアアア!!!!!」手がないのに傷口を抑えようとする敵は叫んで前のめりに倒れた。

 

一体誰が、と思ったが頭のどこかではわかっていたのかもしれない。

こんな鋼鉄のような皮膚をもったバケモノの首を一刀両断しかけるほどのパワーを持っているのはあの人、ロイさんしかいない。

 

横を見ると黒いフードを被った長身の男が血が滴った剣を持ち、黒い神の目を見つめている。

するとその男、ロイさんは黒い神の目をポケットに雑に突っ込んで崖へと走った。

 

「ロ、ロイさん!!」行ってしまう前に声を掛けて引き留めようと思ったがロイさんは気づかなかったのかそのまま崖から飛び降りていった。

普通なら心配をするところだろうが、前にロイさんから崖の降り方を学んだから特に難なく下っているのだろうと考えた。

 

「う…ぐぐぐぐ…、なんだ…今のは…?」敵がいつの間にかさっきの獣の姿から肌黒い人間に変わっていた。

ロイさんが切った首はもう軽い切り傷ぐらいになっており、地面にうつ伏せの状態で苦しんでいた。

 

私はそのことを確認したら急に目眩がして、後ろに倒れながら意識を離した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う…、うぅん…」目を開けるとボヤケながらも緑があることを認識し、目を擦ってピントを合わせる。

「アンバー!!」すると抱きつかれ、私も反射的に抱き返した。

声を聞いて、これがコレイだということがわかった。

心配させてしまっただろうか、あれからどうなったのか、どれほど時間が経ったのか。

コレイを安心させるために「大丈夫だよ」と言いコレイを離す。

 

コレイは「死んだかと…思った…」と力無く言い私の寝ているベットのシーツを手につかみ、クシャクシャにしていた。

心配させてしまったと思っていたら、「あらあら、子猫ちゃん。もう起きていたのね」とリサさんの声が聞こえ、そちらに目をやる。

いつものガイア先輩のような微笑みを浮かべて、私に近づいてくる。

 

「怪我は…、大丈夫なようね。深刻じゃなくてよかったわ」リサさんは私のお腹や足、腕をさすって怪我が無いことを確認した。

「コレイちゃんにお礼を言いなさいね。貴方のことつきっきりで看病していたんだから」とリサさんはコレイの頭を撫でて「偉い子ね」と言い本当に子猫をあやすような手付きで撫でる。

「や…やめろよ…」顔が真っ赤になりながらもされるがままにされるコレイ。私はついハハハハと笑ってしまった。

 

「わ…笑うなぁ!!」コレイは怒って私に手を出してくる。

ほっぺを軽くつねられて変な顔になってしまう。

あ、そういえば…

 

「リサさん!あの、ロイさんのことについて何かありましたか?」とほっぺたをつねっているコレイの手を離してリサさんに言うと目を開いて驚いた顔になった。

そしてしばらく黙った後、「まぁ、子猫ちゃんになら言ってもいいかしらね…」と小さな声で言い真剣な顔になる。

「ロイはね、今窃盗の罪で疑われているのよ」「え?」私の口からは間抜けな声が出た。

ロイさんが窃盗??なんで??敵からモンドを救った英雄なのに?

私は呆けたままなぜこうなったのか思考を張り巡らせていた。

 

「あの子が取ったと思われるモノを回収しろとファデュイの人達がうるさくてね、コレイちゃんが言ったロイが戦ったという情報を元にすると怪しいのがあの子しかいないのよ」とリサさんは説明口調で言ってくる。

コレイは驚きながらも恐ろしい物を見たかのような顔をして口を開けた。

「それは死獣の邪眼だ」コレイは覚悟を決めたような顔で喋った。

死獣の邪眼?それは普通の邪眼とは違うのかと思ったらコレイはなんて考えていたのかわかっていたかのように続けた。

「死獣は邪眼を作る過程で生まれた副産物と聞いた。普通の邪眼は知っている通り、元素を使う度にその代償として寿命が取られる。しかし死獣の邪眼は使う度に肉体が腐敗するという特徴があるんだ」コレイの説明は更に続き

「そしてその邪眼は呪われているんだ。誰も持ち主がいない場合はその邪眼の周りにいるものを呪って、死や怪我、重い病気に掛けたりする。持ち主がいたとしてもその持ち主の死に際、最後にはこの世のあらゆる痛みを越えるものが体を蝕んで、死んでもなお苦しむという最悪の邪眼だ」コレイは両手で自分の体を抱き、「父さん…」と小さな声でボソッと言う。

 

もしかして、ロイさんはこれをわかってて…。

「わかったわ、ありがとう子猫ちゃん、少し出かけてくるから」リサさんはこれを団長に報告するためだろうか、早歩きで歩きドアを通って行ってしまった。

私も確かめに行かなきゃ、そういった使命感で私はベットから降り、服を着替える。

「コレイ、ちょっと待ってて、確かめに行ってくるから」着替えながらコレイに言うと「わ…、私も行く」とコレイが言ってきた。

「わたしだって完全な部外者じゃないんだ、別に行ってもいいだろう?」とコレイが真剣な顔で言ってきたためダメだとも言えずに許可した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は…初めて来た…。リサさんからロイさんの住所を聞いて今、ロイさんの家の目の前にいる。

もう夜だし、寝ちゃってたりするかな…。そういう不安に駆られながらもドアをコンコンと拳骨で叩く。

 

ガチャっとドアが開けられて中からの明るい光で一瞬目を細めてしまう。

目をしっかり開けるとそこにはロイさんがラフな格好、シャツ一枚とダボダボなズボンでいる状態でいた。

いつもの西風騎士団のピシッとした格好じゃないからギャップを感じてしまい少し照れてしまう。

ちょっとカワイイ…。

 

来た理由を言おうとした時に「中入れ」とロイさんが言い中へと帰っていった。

コレイはオドオドと怯えているけど、「大丈夫だよ」と優しく言い、私もロイさんの後ろについていった。

 

「座れ」とロイさんは言い、奥へと消えていった。

とりあえず言われたとおりに2つ仲良く並んでいる椅子に座る。

座って、周りを見渡すとちゃんと生活している跡があり、小机にある写真にはロイさんと思わしき小さな男の子とモンド人じゃない女の人とモンド人と思わしき金髪の男の人がロイさんを挟んで笑顔でこちらを向いている。

相変わらずロイさんは無愛想な顔だ。

 

後ろの家はロイさんの家だろうか。そう思っていると「おい」と声が聞こえて体がビクッと跳ねてしまった。

「茶だ」と言ってロイさんは紅茶を私達の前に置く。

とりあえず飲んでおこうかと思い、カップに手をつけて飲む。

甘い良い匂いが口の中を通って鼻から出る。おいしい。

その美味しさで来た理由を思い出し、ロイさんへと顔を向ける。

 

「ロイさん、ロイさんがやったんですよね。あのファデュイへの攻撃は」私は早速真実を知るために聞いてみる。

するとロイさんは腕を組みながらしばらく黙る、そして「ああ」と肯定した。

 

「やっぱりそうですか、ロイさんこの度は本当にありがとうございます、そこでですが」とようやく本題に入ろうとしたら

「アンバー」とロイさんが喋った。

なんだろうと思ったら「元気が無いが大丈夫か?」と私を心配してくれた。

嗚呼、そうだった。この人は自分よりも人を優先する優しい人だ。

あの邪眼の正体も私が邪眼について聞くために来たのもこの人は全部わかっているんだ。

わかっているのに私に、いや、私達を心配させないように自分は知らないふりをしている。

私はこの人を殺してしまっているんじゃないかと思って胸がキリキリと締め付けられて涙が出てくる。

 

「…ごめん…なさい……、ごめんなさい…」私のせいで苦しんでいる、そう思うと謝らざるを得なくなる。

「あ、アンバー」ロイさんが慌てているそんな声が聞こえる。だけどもしばらくは自分の世界で自分を責めていたい。こうしなきゃ、好きになってしまうから。

 

私が自分を責めている時に左肩に何かが触れた大きい何かだ。すると急にその何かに押され、私は右に倒れかけたが私の右にはロイさんがいて支えてくれた。

 

するとロイさんは「大丈夫だ、俺は死なない。絶対に。約束だ」と言った。

 

私の少しヒビの入った水の心が少し漏れる程度で済んでいたが、もう全てが決壊した。

 

ロイさん…、ロイさん…、ロイさん、ロイ・マスタングさん…。

 

何度も何度も何度も繰り返す、咀嚼する、嚥下する、また口に戻して咀嚼する。

そんな事をしてもとても美味しい、甘く苦く酸っぱく。

 

ロイさんに抱きついて泣く、もう水の心が壊れてしまったから涙が溢れる。

 

もうひとりの私が言ってくる。

ダメ、好きになっちゃダメだよ、アンバー。もうあの苦しさを味わいたくないでしょ?、もう別れたくないでしょ?好きにならないほうが後々幸せだよ。

そうかもしれない、今の距離が一番良いのかもしれない。けど、けど。 

 

一番になりたい。

 

あの人の一番に。モンド一の飛行チャンピオンよりも、あの人の隣に立ってサポートしてあげたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ」私の20m先には5本の矢が刺さっている的がある。

私は膝に手をつきながら、肩で呼吸し汗が額や肌からダラダラと流れている。

「まだ…、まだぁ!!」私は自分を元気づけるように叫んで再び弦を引く。

「痛っ!!」急に指から痛みを感じて、なんだろうと思って痛みを感じる所を見ると指の関節部分から血が流れていた。

そういえば、革手袋するの忘れてたなと自分をバカさを笑い、怪我をそのままでまた弓を引く。

 

 

 

「うううぅ!!」あれから1時間ほど、矢の命中精度が極端に下がって更に指がドンドン痛くなってくる。

痛みが酷くなって地面に土下座するように倒れる。

 

どうして、どうしてお爺ちゃん。どうして私を置いて行ってしまったの。

 

そんな考えてもわからない疑問を何度も頭の中で反復させながら自分のバカさ加減に苛ついた。

どうして!! なんで!!! なんで私はこんなに才能がないの!!! バカバカ!!! ゴミ野郎!!! クズ!!!

自分を才能の無さを恨む、「あああああああ!!!」叫びながら固い石の地面を殴る。

痛いけど、この地面を自分だと思えば痛みよりも殺してやるという感情が勝つ。

 

ガンッ!! ガンッ!!! リズム良く耳に響く低い音が心地良い。

 

もう一回と思ってまた地面を殴る。しかしその手に地面に当たる衝撃が伝わらなかった。

なにがあったんだろうと顔を上げると、そこにはロイさんが夕日を背にして私の手を掴んでいた。

 

私の手からは血がボタボタと落ちており叩いていた地面には血溜まりができていた。

「すみません、見苦しい所を」私は伏せの状態から立ち上げってロイさんに頭を下げる。

 

「アンバー」とロイさんが私に言ってきた。叱るつもりだろうか。

「お前は俺よりも弓の才能がある、風の翼の技術なんてお前の右に出るものはいない。自分の得意な土俵で戦え。 誇れ、お前は強い」とロイさんが言ってきた。

 

 

 

 

 

 

このことを聞いてお爺ちゃんの事を思い出した。

「アンバー、アンバーのその優しさはみんなを笑顔にしてくれる立派な武器なんだ」お爺ちゃんの膝の上に乗っている私に言ってきた。

「わざわざ偵察騎士を目指さなくても立派になれるんだぞ」お爺ちゃんは私に優しく言ってくれた。

「ちがうもん!! わたしはおじいちゃんとおなじになってみんなをもっとえがおにしたいんだもん!!」私は笑顔でそう答えた。

「ホッホッホッ、そうかそうか、お爺ちゃんも嬉しいぞ〜」お爺ちゃんはそう言い私の頭を撫でてくれた。

 

 

 

 

 

ロイさんもお爺ちゃんと同じで私の頭を撫でてくる。

その手の大きさも撫で方も全然違うけどお爺ちゃんみたいに優しかった。

私はつい、泣き出してしまった。

あの頃の子供みたいに大泣きした。

目から手の痛みによる涙と励まされて嬉しいといった涙が混ざり合いながら出てくる。

ロイさんが私をそっと包み込んでくれた。とても温かくて寝入ってしまいそうな気持ちよさ。

 

 

 

 

 

 

私の心はあの頃からすでにロイさんに依存していたのかもしれない。

私の命を何回助けてもらったかわからないけどこれだけは言える。

 

私もロイさんに命を捧げる。

 

何度も何度も壊れて粉々になった心を何度も何度も直してくれたこの恩を返さなければならないだろう。

別にいいです。 大丈夫です。 幸せです。

貴方のものになれるなら、貴方が私のことを考えてくれたら、私の事を消耗品として使ってくれても構いません。

 

だから、

 

 

だから、

 

 

 

だから、

 

 

 

 

 

だからどうか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

捨てないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めるとそこは見知らぬ天井だった。

一体どこだろうと思い視線を横に持っていくとそこにはロイさんが私に顔を向けて横向きで寝ていた。

 

しかも肌着で。

 

ボンッとクレーちゃんの作った爆弾のような爆発が私の顔から出て、真っ赤になっていっているのは自分でもわかった。

さっきまで寝起きで脳みそが動いてなかったのにロイさんの格好を見ていると脳みそがフル回転で回ってしまっている。

そうだった、私はあれから寝てしまったんだった。

私は恩人にこれ以上迷惑を掛けないようにするためにベットから早く出ようと思った。

 

でも、なぜか体が動かなかった。

 

意中の匂いと感触と呼吸音と心拍音、それを聞く、嗅ぐ、触る、見ると心臓がドキドキと止まらなくなってそこから金縛りにあったかのように動けなくなる。

 

 

ここまで来ちゃったらもう良いよね…❤

 

 

もうここまで来たら私の精神は保てない、もう我慢してたけど一回だけ❤

 

そして私はロイさんの顔近くに近づいて意を決してチューした。

私の初めて、ロイさんに奪われちゃった///❤

みんな初めては痛いとか言っていたけど痛いどころか気持ちよかった。

もう一回しようかなと思ったけど、もうすぐ赤ちゃんはコウノトリに連れられて来ると思うし何回もしてたら家計とか色々と大変になっちゃう。

 

後はちゃんとロイさんが起きている時にやろうと思ったから。

 

そして私はロイさんの胸の付近にまで頭を近づけて、匂いを思いっきり吸う。

 

すうぅぅぅぅぅぅぅ…❤❤ はぁ…❤

 

もうずっと嗅いでいたい、ロイさんの犬になれたらどれだけ幸せか、そう考えながらロイさんの胸の中で二度寝した。

 

 

 

 

ロイさん、赤ちゃん来るんですから責任❤取ってくださいね❤

 

 

 

 

この後はコレイとロイさんと私、同じ屋根の下で寝ていたことをロイさんの御母様に知られて、色々とめんどくさいことになった。

 

お孫さんが見られるのはもうすぐですよ❤




いつもは健気で元気にしている子が裏では人並みに苦しんでいるシチュが大好きです(歪み)

アンバーちゃんの性知識はこんな感じです。
わからせたい(悪笑)
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