がっこうぐらし!RTA強化禁止縛り女装男子ルート   作:ナナシマのゴンベ

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クソデカLEVEL UPを教えていただいたので初投稿です。


だいよんわ 3F制圧開始~2-A確保

 全編会話パートだったRTA、はーじまーるよー。

 前回は、3階奪還計画を立てた所さんまででしたね。

 

 早速、準備をしていきましょう。まずは「工作」スキルを取得し、高枝切りバサミを改造していきます。筆箱からカッターナイフを取り出し、刃で高枝切りバサミのネジを外せば……。

 はい、枝切りバサ槍さんの完成です。欲しい人を募集しましょう。さあ、今回紹介致しますのは、こちらの枝切りバサ槍! なんとこの商品、従来の製品と比べて半分の重さとなっております! なのに攻撃力は据え置き! 今回はお試し価格という事で、なんと無料で提供させていただきます! 先着2名、欲しい方はお早めに!

 

「「「「「……」」」」」

 

返事がない、ただの……。おっと、この先は不謹慎ですね(手遅れ)

 

「じゃあ、私が持つよ。まあ、使えるかは分かんないけどさ」

「わ、私も持ちます!」

 

チョーカー生徒と佐倉先生がお買い上げですね。お代は出世払いという事で。

 

 それでは、進軍開始です。陣形は以下の通りです。

 

・くるみ(シャベル)

・アス君(サックス)

・めぐねえ&りーさん(ロッカー)

・ゆきちゃん(めぐねえ用バサ槍)

・たかえ(バサ槍)

 

 まずは短距離では最速(長距離も2位)のシャベルくるみが偵察します。その後、アス君と一緒に露払いを行っている隙に、筋力2位と3位がロッカーを運びます。また、保険として殿(しんがり)に筋力4位を配置しています。

 それでは、アス君が扉を開けて突入開始です。まずはシャベルゴリラが駆け下りて、踊り場にいた矛盾塊を排除します。

 

 アス君も突撃しましょう。前衛二人が3階に着いたら、廊下にいる正しい日本語(複数のかれら)を始末します。

 かれらの残骸が残る為、後続の正気度にダメージが入りますが、仕方ないと割り切りましょう。恵体コンビがロッカーを運び終えたら、階段に置いて即席バリケードの完成です。

 

 では、前衛コンビでトイレのクリアリングを行いましょう。ゲームの仕様上、初期状態ではほぼ全ての扉が閉まっています。ただ、トイレだけは扉がなく、個室が開けっ放しなんですよね。なので、稀にかれらが出てきます。

 今のうちに、丸腰コンビには屋上へ戻ってもらいましょう。なお、ここでバリケードに使える物を探すように頼んでおかないと、りーさんが発狂します。(いつもの)

 トイレを確認したら、バサ槍組に隠れてもらいます。机でバリケードを作る際、人手は多い方が良いですからね。

 

「わ、私もやります。生徒だけに任せられません」

「それに、頭数は多い方が良いでしょ」

 

うーん、チョーカーのランサーはともかく、要介護(めぐねえ)は普通に足手纏いなんですよね。屋上の防衛でも頼みましょうか。

 

「それなら、悠里たちがやってくれてるよ。予備のスコップもあったし」

 

……あ、くるみちゃんのシャベル、1本だけじゃなかったんですね。

 

「しゃあねえ、4人で行くか」

 

ああ、諦めないでゴリラちゃん! ……知力1位・3位・4位の説得には、知力無振りのアス君では勝てませんね。ただでさえ「三人に勝てるわけないだろ!」と言いますし。

 それに、制圧するのは2-A教室だけです。まさか一発で確率1%のモンスターハウスを引くなんて……、

 

「ウゥウウウゥ……」×50くらい

 

はい、引きましたね。

 難易度Ultra-HARDでは、1クラス50人となっております。なのでモンスターハウスの上限は、担任と副担任を足して52人です。つまり、ほぼ上限という事ですね(白目)

 現在、窓から教室を覗いた所さんですので、まずは扉を蹴り飛ばしましょう。詩なないまでも、数体まとめて動きを封じる事ができます。

 

「くそっ、窓からも来やがった!」

 

教室の廊下側にも窓があるので、そこを突き破ってかれらが出てきました。B組からD組までの教室にいるかれらはシュレディンガーのかれら現象によって反応しないのが不幸中の幸いですね。

 では、ゴリラちゃんに廊下の防衛を頼んで、アス君は教室に突入しましょう。

 

「ああ、こっちは任せろ!」

 

 まずは落ちている扉に飛び乗り、下敷きのかれらを踏み潰します。そうしたら、廊下に出ましょう。

 

「十流!? おまっ、何やって」

 

はい、正しい日本語が追いかけてくるので、一人ずつ頭を蹴り飛ばしましょう。数に劣る維新志士が使っていた方法ですね。

 終わったら飛び蹴りでダイナミックエントリーして、再び逃げます。で、追いかけてきた相手に後ろ回り蹴り、からの飛び回し蹴りです。

 

 そろそろですね。ある程度かれらが減ったので、教室に突入します。まずはロッカーを開き、すぐさま扉を蹴って閉じましょう。

 

LEVEL UP

 

どうやら、ロッカーの中に矛盾塊がいたようですね。

 はい、RTAのお約束を回収したところで、窓際のかれらから蹴り頃しましょう。その際、出入り口へ気を配るのを忘れずに。放っておくと要介護とか柚村とか佐倉先生とかめぐねえとか恵体教師とかが詩にます。(いっ敗)

 おっと、生徒のランサーがかれらの1体を刺札しましたね。見事な喉への突きです。が、放心状態になってしまいました。

 サックスを投擲して、後続の動きを止めましょう。ここで一つ小技、狙うのは敵ではなく床の適当な傷にします。

 そうすると、「投擲Lv.1」によって狙った通りの場所に当たり、毎回同じ軌道で反射します。1m圏外の相手でも確実に転倒させられる小技です。まあ、素直にスキルレベルを上げれば済む話なんですがね。

 

「……っ、ごめん!」

 

おや、どうやら覚醒たかえになったみたいです。刺し頃しては詩体を蹴り飛ばし、後隙なく攻撃を続けていますね。

 ちなみに、めぐねえは硬直しています。彼女のバサ槍は綺麗なままですね。

 

 はい、無事に2-A教室を制圧できました。これからバリケードを設置していきますが、消耗が激しい槍チョーカーさんには屋上組を呼んできてもらいましょう。こうすれば、りーさんとゆきちゃんが来てたかえさんが休んで、頭数は差し引き一人増えますからね。

 

「ああ……、わかった」

 

やはり、体力と気力が限界のようですね。フラフラと階段を上がっていきます。なお、噛み傷がない事は確認済みなのでご安心を。

 では、めぐねえとシャベルくるみにバリケードを建設させましょう。アス君の筋力は最下位タイなので、運搬に関しては戦力になりません。

 

「みんな、怪我してない!?」

 

おっ、りーさんが来ましたね。手には紐が握られています。え、まさか……(脳裏によぎる紐ルートへの恐怖)

 

(つる)植物を育てる時に、支柱を組むのに使うのよ。ゆきちゃんが見つけてくれたの」

 

さすゆき、やゆN1。正直、今は机を重ねただけのバリケードで済ます予定でしたが、紐があると大幅に時間を短縮できます。

 まずは、机運びを頼んで紐を受け取りましょう。

 

「ええ、任せて」

 

快諾してくれたりーさんから紐を受け取り、机や椅子の足を繋いでいきます。っと、刃物がないですね。

 

「あ、忘れてたわ。これ使って。まあ、とおるさんのなんだけど」

 

どうやら、アス君のカッターナイフを持ってきてくれたようですね。お礼を言って受け取りましょう。(一瞬、そのまま刺されると思ったのは内緒です)

 

「どういたしまして」

 

やはり、りーさんの正気度は高いようですね。流石TYコンビ。

 さて、工作スキルを活かしてバリケードを改造したら、適当なタイミングでOKを出します。アス君が作成担当、筋力上位三名(くるみ・めぐねえ・りーさん)が運搬担当になった事で、切り上げるタイミングをアス君が指示できるようになりました。

 バリケードに強度が求められるのは七日目(あめのひ)以降なので、性能の向上は翌日以降で構わないんです。ただ、NPCに判定を任せると、安全を求めるがあまり可能な限り最高品質のバリケードを作ろうとします。だから、アス君が作成する必要が、あったんですね。

 

「次は階段か……」

 

誰ともなしに呟き、ロッカーの上に机や椅子を置いていきます。最下段をロッカーで嵩増ししているので、こっちは短時間で作成できました。

 

 今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「じゃあ、私が持つよ。まあ、使えるかは分かんないけどさ」

 そう言って、私は槍を受け取った。だから今、二年生の教室の前に立っている。

 

「「「ウゥウウウゥ……」」」

「「「「「ウゥウウウゥ……」」」」

 それなのに、教室を埋め尽くす程に多い()()()を見た途端、固めたはずの覚悟が()けていく。

「ノックもしてないってのに、熱烈な歓迎だね」

十流が呆れたように呟き、扉を閉める。けれど、その扉についている窓の向こうには、迫り来る大群が

「どうぞ、お構いなくってな!」

蹴り飛ばされた扉に押し潰された。

「くそっ、窓からも来やがった!」

胡桃の声で、意識が廊下に戻る。そっちにも、()()()の群れがいた。

「背中は任せた!」

「ああ、こっちは任せろ!」

十流が教室に飛び込み、胡桃は廊下でシャベルを振るう。と、急に十流が戻ってきた。

「十流!? おまっ、何やって」

「ビンゴっ!」

教室から出てきた()()()が、次々と頭を蹴り潰されていく。その後も、教室に入っては出て、釣られた()()()を蹴り倒していく。

「そろそろですね」

十流が教室に飛び込み、その中で暴れ始めた。胡桃は廊下の()()()を倒している。私の目の前の出入り口から、一体が出てきた。

 怖い。血に塗れた制服、生気のない肌、不気味な足取り。

 

『……あなたは、生き、て……』

 

 ふと、声が聞こえた。名前も顔も知らない誰か、でも、人を傷つけないように自らを封じた尊い人。ああ、そうだ。私は、生きなきゃいけない。だから!

「うあああぁあああああぁああああっ!」

そいつの首に槍を突き立てる。動きが止まった、死んだ。足音。また来た。

「たかちゃん!」

十流が叫んだ。()()が転ぶ。脚に物が当たったみたいだ。()()()の足元に、見覚えのある金属が転がっていた。サックスだ。十流のサックスは新品同然だった。なのに、それを惜しげもなく振るって、私を守る為に戦っていた。昨日、口を付けるパーツを捨てた。今日は、本体さえも捨てた。私を守る為に。

「たかえっ!」

胡桃のシャベルが目の前にあった。()()の腕を阻んでくれた。引き戻す勢いのままシャベルを振り、胡桃は()()()の群れを斬り払う。あいつは、好きな人を殺した道具で、私たちを守ってくれている。二人とも、大切なものを失って、それでも、残ったものを守る為に戦っていた。

「……っ、ごめん!」

死体を蹴って、槍を引き抜く。そのまま、転んでいる()の頭を貫く。

 

 もう、迷いはない。

 

「こっちは任せて!」

めぐねえを背中に回し、槍を構える。これで、十流も胡桃も、誰かの安全に気を配る必要はない。

「「任せた!」」

二人の声に合わせるように、槍を突き出した。

 

 




所持スキル
音楽、カポエイラ、×××××、×××××、投擲

習得スキル
工作

残りポイント:1
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