がっこうぐらし!RTA強化禁止縛り女装男子ルート 作:ナナシマのゴンベ
神山先生の屍を超えて進むRTA、はーじまーるよー。
前回は職員室を制圧し、主人公のアス君が覚醒した所さんまででしたね
さて、皆さまは七日目<あめのひ>を乗り切る条件を覚えておりますでしょうか?
「故意感染ルート」の「霞身」兄貴姉貴によると、イベントを素早く終わらせる校内放送の発生条件は、
・元生徒の『奴ら』を確認する〇
・教室に集まる『奴ら』を確認する〇
・混雑時(昼)の食堂を確認する
・非混雑時の食堂を確認する
・夜間には『奴ら』が減ることを確認する
・朝から増えてくることを確認する〇
の3組です。〇の付いているものは、既に確認済みです。え? 朝から増えてくる事は確認してない? 朝の畑仕事の最中に確認済みです。ちょっと外を見れば済む話ですからね。
なので、既に下校時刻である今「非混雑時の食堂を確認する」を行いたいと思います。まずは、購買と調理実習室を覗く事を提案しましょう。
「もう、今日は休んでもいいんじゃないかしら……」
やはり、
「それは……、そうね、ほとんどないわ」
次に、くるみちゃん。このままだと、シャワーを浴びてから、また血まみれの制服を着る事になるよ?
「だよなあ。……それに、とーるの靴も変えないとマズいだろ」
あ、そうでしたね。カポエイラのせいで耐久度の減少が早いんですよね。普通なら、一足あれば十分なので忘れてました。
「けど、胡桃も十流も疲れてるだろ?」
チョーカーさんが心配してくれますが、押し通します。もし、二階にかれらが大量にいたら諦める、と譲歩しましょう。
「そうね。生鮮食品とか、今のうちに保存が利くように料理したいもの」
「わかったよ。でも、危ない事はなし。奪って逃げるだけだからね」
りーさんとチョーカーさんが賛成に回ってくれました。では、作戦を立てましょう。まずは二階の地図を出します。これも、後衛組+
「バックヤード?」
「確か、倉庫だったり、休憩室だったりする場所よね」
「あれ? 倉庫って、一階にもなかったか?」
「って事は、こっちのバックヤードはただの休憩室か」
そうなると、食料は厨房で、服は購買で買うしかないですね。厨房で食料を確保し、一人か二人を購買に派遣して服を回収しましょう。
もうすぐ下校時刻なので、食堂にいる人も少ないはずですし、厨房から投擲物で誘導・処理できます。
「よし、じゃあ購買には……あたしとゆきで行くか」
「え、わたし!? とーくんじゃなくていいの?」
「十流と胡桃は分けるべきだろ。私も一応は戦えるけど、自衛くらいしかできないよ」
ごりらちゃんとゆきちゃんが購買に行くみたいですね。ゆきちゃんなら全員に合うサイズの服や靴を判別できますし、護衛兼荷物持ちのクルミがいれば問題ないでしょう。
また、厨房に「料理」と「目利き」を持つりーさんが残るのも必要です。運搬兼要介護のめぐねえは監視しておきたいですし、たかえとの二人態勢を取れるのはうま味<あじ>です。うん、最適なチーム分けでしょう。
「それじゃ、出ぱーつ!」
「待って、ゆきちゃん。その前に、鞄を持ってこないと」
「あ、りーさん頭いい!」
では、鞄を用意している間に校長室の元校長<かれら>からマスターキーを奪ってきましょう。合流して二階に降りるまでは倍速です。
はい、二階に着いたら、まずは階段で待機します。ゴリラが厨房に入り、処理したタイミングで非戦闘員を護衛しつつ厨房に向かいましょう。
あ、やっぱり購買のバックヤードから飛び出すかれらがいましたね。靴の耐久度がギリギリなので、帰り道を考慮してカッターナイフで処理しましょう。
刃を伸ばし、首に突き立ててカウンターします。カッターナイフは破損しても刃が折れるだけであり、刃を伸ばすか変えるかすれば再利用が可能です。しかも確定で破損クリティカルが出せる上に、破損時はかれらの体内に刃が残るので出血も少ない優れものです。
「……来たか」
食堂を監視していたクルミ・クルミが振り向きましたね。その顔には疑念が浮かんでいます。
「一人しかいなかったぞ。
「少ないわね……」
よし、「非混雑時の食堂を確認する」をクリアできましたね。
「何はともあれチャンスだね。廊下にもいなかったし」
では、手はず通りに進めましょう。まず、アス君には「持ち運び」スキルを習得させます。職員室でレベルアップした分を使います。
この「持ち運び」スキルは、あくまで
まずは、しゃがみ状態になって適当なバッグを1つ背負いましょう。次に、両肩に米袋10kgを1つずつ担ぎましょう。で、立ち上がります。
しゃがみ状態になって、腰ではなく足で持ち上げる。現実世界でも有効な持ち運びテクニックですね。
更に、頭の上に炊飯器でも乗せてもらいましょう。りーさん、その炊飯器ちょうだい!
「え、炊飯器? 乗せるの? 頭に?」
疑問符を大量に浮かべつつ、アス君の頭に炊飯器を乗せてくれました。本来、頭の上に物を乗せると、バランスを取る為にQTEが必要という
では、厨房の警備をチョーカーネキに任せて、アス君は三階に戻りましょう。一回、汚染の少ない職員更衣室に置いて戻ってきます。
「ん、ああ、分かった。とりあえず、主食は確保できたな」
「私も着いて行っていいかしら?」
あ、りーさんも荷物を置きに行くんですね。では、未来の学園生活部部長をエスコートしつつ階段を上り、職員更衣室に炊飯器と米と食材を置きましょう。
荷物を置いたら厨房に戻ります。まだまだ生鮮食品はありますからね。
「触るな!」
! くるみちゃんの声ですね。厨房は無視して購買に向かいましょう。あ、りーさんは先に厨房に戻っててください。
「わかったわ、二人をお願い!」
正気度が高いのか、聞き分けが良くて助かります。では、改めて購買へ向かいましょう。
「……ごめん、ごめんね……」
「あ……、違う、ちがうんだ……」
えー、ゆきちゃんがうずくまって泣いていて、くるみちゃんが立ちつくしていますね。周囲にかれらの姿はありません。
え、何があった? 知力が再下位タイのアス君では、状況の判断も聞き取りもできません。とりあえず、カポエイラの基本ステップであるジンガを踏んで、ワンパターンボーナスでも稼ぎましょう。
ワンパターンボーナスとは、スキルに合う動作を何回も行う事でスキルのレベルアップを行えるシステムです。え? 強化禁止じゃなかったのか?
今回の縛りは、あくまでポイントをスキル習得にのみ使う、という縛りです。ポイント振り以外の方法で強化する事は、縛りに抵触しません。
え? そんな解説している場合か? うるせえ、走者も混乱してんじゃ!(開き直り)
「えーっと、何があったの?」
あ、話上手姉貴が来ましたね。そういえば、今回のりーさんはシャベルを装備していました。だから、自衛くらいは、できるんですね。
ちなみに、りーさんのシャベルは不壊属性ではありません。検証の結果、覚醒イベントで恵飛須沢胡桃が先輩を頃した場合、使った武器の耐久が無限になると分かりました。
ここで精密ドライバー等の使い捨て緊急回避アイテムを使うと、何度でもカウンターを繰り出す事ができます。ただ、無限になるのは耐久だけなので、銃を使っても弾数は有限のままです。なぜか
「あー、落ち着いたか?」
はい、冷静になりました。では、チョーカー師匠が調査した情報を基に作成しました再現VTR、どうぞ。
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由紀と胡桃は、バッグを二つずつ持っていた。
「うし! これで大丈夫だな」
胡桃が棚を倒して、美術室側の扉にバリケードを作った。
「おぉ~、くるみちゃん力持ちだね」
それを見て、由紀は目を輝かせた。
「そうかあ? それより、さっさと集めちまおうぜ」
「うん!」
それから、二人は順調に荷物を集めた。全員分の制服(なぜか男物も)とジャージ、下着、更に十流の分の上履きも調達した。
「あ、ホテチ持ってこうよ!」
「嵩張るし微妙じゃね? そっちのフルブリングにしようぜ」
「筒のやつ?」
「それそれ」
なんて言いながら、床に置いたバッグに荷物を詰めていった。
「あとは……、ウェットティッシュでも隙間に入れてくか」
「らじゃ!」
そうやって、詰め込めるだけ詰め込んだバッグは、結構な重さになった。
「う~、重い~」
由紀は、一つ背負うだけで精一杯だった。
「持つよ」
両肩に一つずつバッグを吊るしていた胡桃が、最後のバッグを取った。その時、シャベルは床に置いていた。さっきまで両手で荷繕いしていたから。
「じゃあ、シャベルはわたしが持つね」
少しでも胡桃の負担を減らす為に、由紀は最後の荷物を持とうとした。
「触るな!」
胡桃が由紀の手を弾いた。
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どうやら、くるみちゃんは「ブランケット症候群」の精神異常を発症していたようですね。
ブランケット症候群――或いは「ライナスの毛布」とは、スヌーピーのキャラであるライナスが常に毛布を持ち歩いている事に由来する、特定の物を常に手放さない依存状態です。
このゲームでは、依存対象が奪われそうになると一時的に正気度が減少し、短絡的に取り返そうとします。そして、取り返すと正気度が本来の値に戻ります。
つまり今回の場合、
1. ゆきがくるみのシャベルに触れる(奪おうとする)
2. くるみの正気度が一時的に減少。ゆきを突き飛ばす。
3. ゆきの正気度が下がる。
4. くるみの正気度が回復する。自分の行いを把握し、正気度が減少する。
という流れですね。…………、なんだこれ地獄かな?(なお、外の状況)
せめて喧嘩になっていれば良かったのですが、自罰的な状態では正気度が減少する一方ですね。とりあえず、シャワーでも浴びてきてもらいましょう。
「……ああ、少し頭冷やしてくる」
「……、え、でも、とーくんの方が汗かいてるのに……」
渋るゆきちゃんには、やりたい事がある、と言って断りましょう。実際、今のうちにやっておきたいですからね。
それでは、厨房に戻って荷物を回収してから、三階に帰りましょう。炊飯器をもう一つと、バッグ2つを持っていきます。
はい、三階に着いたら、まずは職員休憩室の詩体を捨てていきましょう。「持ち運び」スキルがあれば、工夫して持ち上げた者を運ぶ事もできます。これで、一人で死体遺棄が可能になりました。
それと、捨てる前にポケットを漁っておきましょう。スマホと財布、教師からは更に車の鍵を入手できます。
無事に職員休憩室を綺麗にして、シャワーを浴びられる状態まで復旧できました。ちょうど、食材も生徒会室に運び終えたようですね。
えー、シャワーの順番ですが、ゆきちゃん&くるみ(女子更衣室)、めぐねえ&たかえ(男子更衣室)、りーさん&アス君(空いた方)の順番になりましたね。りーさんは料理をする為、アス君はやりたい事がある為、辞退した形です。
では、まずは物理実験室に向かいましょう。実験用の振り子や上皿天秤用の錘、スマホを使ってボーラを作っていきます。
今回作る簡易ボーラは、2つの手頃な重量物を紐で繋いだ道具になります。これを回してから投げる事で、相手の足などを縛って転倒させる事ができます。また、単純に重量物なのでダメージも期待できます。
特に、投擲武器なので「強肩」スキルでのノックバックは転倒を誘発するボーラと相性が良く、転んで頭を打って詩ぬ事も期待できます。また、手にした武器が壊れやすくなる「全力」スキルも、着弾時には手放している投擲武器には適用されません。
【あ、これロックないや】
おっと、ロックのないスマホは別で使うので取っておきましょう。指紋や網膜・顔認証も詩体を使えば突破できるので当たりですね。まあ、今回は既に詩体を遺棄しているので手遅れですが。
よしよし、大量にできたので配っていきましょう。ボーラは用途を説明すれば非殺傷武器扱いになるので、ゆきちゃんやめぐねえも装備できます。特にゆきちゃんの射撃センスなら、的確にかれらを倒してくれるでしょう。
なお、このバージョンではNPCの武器も耐久・弾数は有限です。ただ、ボーラは修理も簡単なので、七日目<あめのひ>でも最終日でも使用できます。
では、配っていきましょう。
「あ、とーくん!」
「あら、もう終わったの?」
「……ん、おう」
ゆきちゃんは……元気そうですね。ちゃんと仲直りできたようです。
りーさんは料理中ですね。一つしかないコンロでカレーを作り、炊飯器でご飯を炊いているようです。いや、片方の炊飯器では何かを作っていますね。
そして、くるみちゃんは顔が暗いですね。ただ、野菜をみじん切りにする気力はあるようです。というか、まな板や包丁も持ってきたんですね。
「ちょうどいいわね。とおるさん、このお鍋をテーブルに持ってってくれる?」
おかのした。
「ゆきちゃん、ひき肉取って。くるみ、野菜ちょうだい」
「らじゃ!」
「おう」
どうやら、りーさんはそぼろ煮を作るようですね。大量の塩分で腐敗を防ぐ、というのは理にかなっています。
そうだ、要介護<めぐねえ>のいない今のうちに、ボーラを渡しておきましょう。好感度を稼ぐには良いタイミングです。
「ありがとう!」
「サンキュ」
「あら、くれるの? ありがとう、大事にするわね」
レベルアップはしませんでしたね。まあ、いいでしょう。(KMNライダーSLMN)
劇的なイベントではなく、こうして少しずつ好感度を稼ぐ方が、依存される確率が下がりますからね。
「上がったよ」
「お待たせしました」
おお、チョーカー生徒と要介護教師も来ましたね。では、アス君もりーさんと一緒にシャワーへ向かいましょう。
ここで、りーさんの好感度を稼ぎます。バリケード作成などで少しずつ甘えていましたし、ボーラを渡した時の反応を見るに嫌われている事はないはずですが。
今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
所持スキル
音楽、カポエイラ、×××××、×××××、投擲、工作、全力
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