乗り鉄探偵南 達仁 夏休み釧路・網走殺人旅行 作:新庄雄太郎
ピィーッ!。
達仁と歩夢と穂乃果達が乗った寝台特急「北斗星1号」は翌朝、函館でディーゼル機関車に交換し、札幌へ向かった。
「犯人は、9ミリ口径の拳銃を持っているって事になるわね。」
「達仁君、犯人は何処から寝台特急「北斗星1号」に乗って殺人が起きたのかな。」
「うん、犯人は前もって東北新幹線に乗って、寝台特急「北斗星1号」に乗ったのかな。」
と、穂乃果は言う。
「うん、それも考えられるな。」
「この射殺事件、何か関係しているかな?。」
ことりは、達仁に言った。
「ああ、と言う事はこの旅は事件になりそうだ。」
そして、食堂車に行き朝食を取った。
ぷーんとコーヒー、ふっくらオムレツ、列車は今登別。
「後、少しで札幌か。」
「うん。」
「おはよう、穂乃果ちゃん、ことりちゃん。」
「おう、歩夢ちゃんも起きたのか。」
「うん。」
「こんな時に、殺人が起きるなんて。」
「二人の被害者がツインデラックスで射殺され、犯人は何処で下車したかだ。」
「そこなのよね。」
「ああ。」
8時53分、寝台特急「北斗星1号」は定刻通り札幌駅に到着した。
「やっと、札幌ね。」
「うん。」
「でも、ツインデラックスで殺人が起きるなんて、まるで演劇のシナリオ見たいだわ。」
と、しずくは言った。
「ねぇ達仁君、これからどうするの。」
「そうだな、次の石勝線の特急「おおぞら3号」は9時53分だな。」
「でもね、この「おおぞら」にはね、ハイデッカーグリーン車が連結してるんだ。」
「へぇー、ハイデッカー車。」
と、穂乃果と歩夢達は驚いた。
そして、札幌駅で9時53分発の特急「おおぞら3号」が入線して来た。
「あれが、おおぞらか。」
「私は一度乗って見たかったのよ。」
「うん。」
達仁と穂乃果と歩夢達は、札幌発9時53分の特急「おおぞら3号」に乗り込んだ。
ファーン!。
札幌と釧路を結ぶ、特急「おおぞら3号」はその名の通りヘッドマークには丹頂鶴が描かれている、札幌を9時53分に発車し、途中停車駅は南千歳、トマム、新得、帯広、池田、白糠、終着札幌には14時46分である。
「うわー。」
「眺めがいいのね。」
「本当だわ。」
14時46分、達仁と穂乃果と歩夢達が乗った特急「おおぞら3号」は定刻通り釧路へ到着した。
「やっと、釧路だわ。」
「本当だ。」
「それより、阿寒湖へ行こう。」
「いいわね。」
そう言って、穂乃果と歩夢と侑達は阿寒湖へ向かった。
「ここか、阿寒湖ね。」
「本当だわ。」
「うん。」
阿寒湖は北海道東部、釧路市北部に位置する湖。全域が阿寒摩周国立公園に含まれ、道東を代表する観光地となっている。淡水湖として北海道で5番目に大きい。 特別天然記念物のマリモや、ベニザケの湖沼残留型であるヒメマスが生息する。
「あれ、何か浮いてる。」
「本当だわ。」
「何かな。」
と、近づいてみると、それは何と男性の死体だった。
「し、ししし、死んでる。」
キャーッ!
と、穂乃果と歩夢と侑は悲鳴を上げた。
「どうした。」
「大変だよ、阿寒湖で人が死んでるよ。」
「えっ。」
そして、阿寒湖で第二の事件が起きた。
そして、犯人はどんなトリックを使ったのか。
謎は深まっていくのだ