乗り鉄探偵南 達仁 夏休み釧路・網走殺人旅行   作:新庄雄太郎

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遂に、犯人の謎が解かれた。


第5章 解かれた謎

暫くして、北海道警察のパトカーが到着した。

 

「やはり、溺死ですね。」

 

「本当。」

 

「ああ、恐らく犯人が突き落としたんだろう。」

 

「おー、その可能性がありますな。」

 

「はい。」

 

「あのー、あなたは。」

 

「俺は音ノ木坂学院の南 達仁だけど。」

 

「オー、あなたが有名な高校生探偵の、釧路署の叶です。」

 

「同じく、道警本部の橘です。」

 

そして、被害者の身元が分かった。

 

「警部、身元が分かりました。」

 

「おお、本当か。」

 

「はい、被害者は山内 源蔵さん54歳です。」

 

「おう、その人は資産家の。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、犯人に銃を突き付けて、突き落として殺害したのか。」

 

「はい。」

 

「拳銃って、9ミリ口径じゃないでしょうか。」

 

「どうして、それを。」

 

「はい、実は俺と穂乃果達は寝台特急「北斗星1号」に乗っていたら射殺事件が起きたんです。」

 

「なるほど、犯人は同一人物の可能性がありますな。」

 

「ええ、道警はその線で捜査してみます。」

 

そして、達仁と穂乃果達は阿寒湖を見物した後は、釧路の街を見物した。

 

「ロマンチックな町ね。」

 

「本当だわ。」

 

次の日、達仁と穂乃果と歩夢達は8時55分の快速「しれとこ」に乗って知床斜里へ向かった。

 

釧路と網走を結ぶ釧網本線の快速「しれとこ」は8時55分に釧路に発車し、遠矢、塘路、茅沼、標茶、磯分内、摩周、川湯温泉、緑、札弦、清里町、中斜里、知床斜里、止別、浜小清水、北浜、藻琴に停車し終着網走には11時48分に到着する。

 

「やっと網走ね。」

 

「今の季節は、知床なんだって。」

 

「へぇー。」

 

11時48分、定刻通り網走に到着した。

 

「ここへ来ると、美しいわね。」

 

「あれ、達仁君何考えているの。」

 

「わかったよ、犯人が使った列車トリックが。」

 

「本当。」

 

達仁は、こう推理した。

 

「犯人は、新幹線を利用して寝台特急「北斗星1号」に乗ったんだよ。」

 

「そうなの。」

 

東京発19時00分 東北新幹線「やまびこ57号」に乗車

 

仙台着21時09分 下車

 

仙台発21時13分 寝台特急「北斗星1号」に乗車

 

ツインデラックスで射殺

 

東室蘭着4時52分 下車

 

東室蘭発7時16分 特急「すずらん1号」に乗車

 

札幌着8時56分  下車

 

札幌発9時33分  特急「おおぞら3号」に乗車

 

釧路着14時46分 下車

 

阿寒湖で転落死

 

「なるほど、犯人はそれを利用したって事ね。」

 

「ああ、恐らくな。」

 

「つまり、犯人は「やまびこ」と「北斗星」と「すずらん」と「おおぞら」に乗って北海道へ行ったって事ね。」

 

「そうだ、犯人は必ずいる筈だ。」

 

と、達仁は言った。

 

 




そして、いよいよ最終決戦です。
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