「おじゃましま~す」
「ただいま〜」
二人で冬樹の家に入る
最初こそドキドキしたがもう慣れた、ここに来るのは何度目だろうもう数え切れない、などと思っていると嬉々とした声が聞こえてくる。
「いらっしゃ〜い。来てくれたんだね!やった〜」
ちなみに萌香はこの家の住人では無いが冬樹とは幼馴染のため、両親公認のお姉ちゃん的存在なのだ。
「…ちょっと上がらしてw」
抱き着いて来た冬樹に離れるよう促すが
「えぇ〜やだ〜シュラ兄ぃの匂いもっと嗅ぎたい〜」
こんな事を言うから外や学校では会えないのだ。いや、嬉しいんだけどね
「とりあえず離れてあげな冬樹」優しい包み込む様な声が玄関に響く
「むぅ…」
頬を膨らませる何だこいつ可愛過ぎるだろ、衝動的に頭を撫でてしまった
「?!今撫でた?シュラ兄撫でたでしょ」
「ご、ごめん?」
訳が分からずとりあえず謝る俺こいつのことだからむしろ喜ぶと思ったんだがな〜
と、そんなことを考えたら
「シクシク…うぇ〜ん…」
と言った調子で泣き出してしまった
隣で萌香が鬼の形相で立っているのを目で見なくても本能的に感じる、これは殺すときの気配だ、恐らく殺気?的なものだろう俺にも分かるあたり相当な事だろう
やべぇ俺終わったかも
「うれじぃよ…」
えぇ…嬉し泣き?マジ?
と、隣の殺気が消えた…
「良かったね冬樹、それじゃパソコン貸してもらうよ」
と言って萌香は奥の部屋に入ってしまう、萌香はYou Tube Twitter ニコ動と言った様々なネットに自作の歌を投稿している、その人気は凄まじい物で初投稿した動画は一年前にも関わらず、3億再生を突破している某ユーチューバーの王をも余裕で超えてる
様々なレコード会社、アイドル事務所等からたくさんのスカウトを受けたが全て追い返しているそれも全て超有名所ばかり、本人いわく今まで通りの生活を続けたいとのこと。
萌香の家にはパソコンが無く、曲などを作ってはここに来て組み立てたり、録音したり、投稿したりするそう。
「それじゃベット行こっか♡」
本当に急に爆弾発言飛んでくるのだけはどうにかしてほしい、彼氏彼女なわけでもないんだから語弊を生む言い方は本当によしてほしい
ちなみに冬樹の言うベットとは自分の部屋のこと
まぁ床でも部屋ならどこでも寝っ転がるらしいからあながち間違いじゃあないんだけどな〜
「お前そろそろ話し方気をつけろよ、将来彼氏とかできるかもしれないし相手からドン引きされるぞ」
「大丈夫、私はシュラ兄以外の男に興味ないから」
朗報 俺氏彼氏として見られていた件について
まぁ自惚れるのはやめておこう
「そんなこと言ったってそんな口調じゃ外でデートとかしてやれねぇぞ」
「えぇ〜それはやだ〜」
駄々をこねる冬樹本当可愛い
「まぁいいやずっと立ってんの疲れたからとりあえず座らしてくれ」
「いいよぉじゃあお菓子用意してくるね」
と言って台所に向かう冬樹
とりあえず部屋に向かう俺
ラブコメのヒロインが住んでいるような部屋 まさにザ・女子って感じの可愛らしい部屋
「入るよ〜」
「自分の部屋なんだから必要ないだろ」
「だって兄(にい)がいるじゃん」
そんなことを言いながら入ってくる冬樹
お菓子の中には、アルフォート ルマンド たけのこ ポッキーなどお菓子の金字塔達が揃っていた。
俺は真っ先にポッキーに手を伸ばす
手が触れ合う
「あ、良いよ食べて」
「じゃあ一緒に食べようよ」
と言って口に咥えたポッキーをこっち向けてくる
そして唐突に始まるポッキーゲームあまりに自然な流れのため乗ってしまいそうになる
おい、uぷ主これラブコメじゃないんだよな?ふざけんなよまじで冬樹に変な事させんなよ
(すいません…)
「いやいや、そういうの良いからw」
「いうぇいうぇほぉんなこといふぁないで(いえいえそんなこと言わないで)」
「いやいや何言ってんのか分かんねぇからwとりあえずそれ食ってから話せよ」
「…兄ノリ悪い…」
少し拗ねてしまったようだ
「ごめんごめんじゃあほらあ〜んしてあげるから」
「やった〜」
俺何やってんだろ自分から変な事はさせるなとか言ったのに俺がさせてんじゃねぇか。
「俺そういうの向いてないからw恋愛沙汰は向いてねぇんだよ俺」
「そっか〜じゃあ教えてあげようか?」
やっぱこいつ外で会いたくねぇこいつもはや一種のヤンデレだろ
説明しよう!ヤンデレとは大きく分けて三種類いるのだ、
①猟奇系
ツベなどで見かけるヤンデレは大体これ、自分の愛する人に近づく奴は誰だろうと殺す、ヤンデレの最終形態、結果的に恋人に関わろうとするやつは全員消えればいいと思ってるタイプ
手段を選ばず、監禁、暴力、拷問などあらゆる方法で好きにさせようともしてくる
②束縛系
メンヘラと勘違いされがちだが、全然違うメンヘラは結局優しくされたいだけ優しさを貰えるなら誰でもいい、ヤンデレは一途完全にその人に依存してしまう、このような違いがある
今日は何やってたの?、さっきの人誰?など言葉で攻めてくる、完全にその人を周りから遮断させ自分以外と孤立させようとしてくるとりあえず他の人と話してるのが許せないタイプ自分が一番じゃ無いと嫌だってなる大体はメンヘラと同じ危害を加えてくる事はあまりない
③依存系
同棲してこようとしたり毎日会ったり、弁当やお菓子などをあげたり、自分無しじゃいられなくする、要するに自分に依存させてくるタイプ
上2つよりかは危険度は低いがやはりヤンデレめっちゃしつこい。
等など色々あるが冬樹は典型的なヤンデレ、一方的な愛を押し付けようとしてくるタイプである、自分がその人に依存しているのだ。
だがまだ冬樹の場合はまだ軽度でそこまで酷くはないしシュライグも思いを寄せていることからそこまで危険性は無いが、問題はシュライグが恋人的な意味で好まれていると自覚していないことである。
以上解説終わり!
お菓子を食べ、雑談をしていたらもう6時を過ぎていた、台所からはハンバーグのいい匂いがする。
「もうこんな時間か、そろそろ帰るよ」
「えぇ〜〜〜〜」
大分溜め長いなw
「しょうがねぇじゃん課題も残ってるし」
「じゃあ僕が教えてあげるよ」
「だってお前じゃ分かんねぇだろwとりあえず休みたいし帰るよ」
「えっちょっと…行っちゃった」
玄関まで来たがまだ萌香の靴は置いてあったあいついつまで居座るんだよ
萌香とは家が近いので一緒に帰ろうと思ったが、まぁしょうがない帰るか
日が暮れて空が青みがかった黒に染まっている
「寂しぃな俺も彼女欲しいなあ」
(シュライグよ彼女はもういるぞ)
何か聞こえた?まぁいいや
飯何にすっかなあ
今回から冬樹出禁にしようかないつ規制かけられるかも分かんねぇ
冬樹お前船降りr…
殺気…嫌な予感がするのでまた出ます
それじゃあみなさんまた今度