戦姫絶唱シンフォギアXS   作:たかのさん

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第3話

-S.O.N.G本部-

 

「敵の正体は、佐藤美穂。1番最初に私を虐めた人です。」

 

「やっぱり!」

 

「そうだったのか。確かに言い止まる訳だ!」

 

「チッ!そう言うことか!」

 

「なるほどね」

 

「そう言うことかデスか……」

 

「!…そうだったんですか……」

 

「そうか……」

 

「響……大丈夫?辛くない?」

 

「大丈夫だって!そりゃ辛いよ。でも、これはきちんと解決しなくちゃいけない大切なことだから!」

 

「そうだな。小日向が言うように辛いことではあるだろう。だが、響が大丈夫だと言ってるんだ。大丈夫だ」

 

「お姉様…はい!私は大丈夫です!未来は心配症なんだから!」

 

「もう響ったら。」

 

「(この二人の関係誰も突っ込まなくなったわね。慣れって怖いわね)さて!これからどうするか相談しましょうか」

 

「賛成」

 

「了解デス!」

 

 

 


-???-

<美穂side>

 

『あーあ。しまったなー。感情の赴くままに喋るなんてー。絶対バレたでしょー。最悪』

 

私は自分のアジトに帰ってきていた。

 

『こうなったのも……あの雪音クリスが来たせいだーなぁ。よいしょ』

 

私は変声機が着いた服を脱ぎつつも話す

 

「あのお方が言うには、遠距離で火力が高く移動するためのものがある雪音クリスは、戦闘に参加することが少なくなっているって言うから、ある程度のノイズを放って置き、他の装者とS.O.N.G本部(響の大切なもの達)をやっつけられたのに!」

 

■■■■■

 

■■■様!すみません……失敗してしまって……」

 

■■■■■

 

「ありがとうございます!」

 

■■■■■

 

「これは?まさか!?」

 

 

 


-S.O.N.G本部-

<響side>

 

「うーん。まずは美穂の持つ大量のノイズたちをどうしましょうか?」

 

「確かにな」

 

「そうだな」

 

「そうね」

 

「うん」

 

「?」

 

「どうしようね」

 

みんな私の意見に賛成してくれたみたい。ん?

 

「ん?いや、待て。1人だけ分かってないやついたよな?」

 

「私も思ったよ。クリスちゃん。1人だけなんもわかってなかった人いたよね?」

 

「ギクッ!ど、どうしたんデスか?そんなことないと思いますデスけど……」

 

「じー」

 

私は切歌ちゃんを見つめる。絶対切歌ちゃんだと思うし

 

「どうしたんデスか?響さん?私を見て…ハッ!私じゃないデスよ?」

 

いや、絶対そうだと思うんですけど…

 

「「「「「じー」」」」」

 

ほら、みんな見てるし

 

「はい…私デス…」

 

「もう、言ってくれても良かったのに。まぁ、いっか。」

 

「ではなんでノイズを何とかしないといけないんデスか?」

 

「一応みんなにも言うけど、それは、美穂は沢山のノイズを放っていて、そしてその狙いは私達を疲弊させて、一気に叩くようにしていた。つまり今無きイグナイトモジュールや、デュオレリックや絶唱のように一気に殲滅できるものを使う必要が出てくると思う。でも……」

 

「あ!殲滅はできたとしても、イグナイトやデュオレリック、絶唱はそれはそれで危険ってことデスか?」

 

「そう言うこと。それでは逆にピンチに陥ってしまうからどうしよう?って話をしようと思ったの」

 

「了解デス!」

 

「ちょっと待ってください!」

 

「どうしたの?エルフナインちゃん?血相変えて。」

 

実はさっきまでいなかったエルフナインちゃんがやってきた

 

「はい。先程疲弊についてのお話をしていましたね。実はそれに関していいご報告がありまして」

 

「そういえば、エルフナインは何か作っていたようだけどそれに関連してるの?」

 

「はい。そうなります」

 

「それで、どういった物を作ったのか?エルフナイン。」

 

「はい!私は今回絶唱によるフィールドバック等に着目しました。皆さんご存知だと思いますが、これらはシンフォギアの適合率が関係しています。」

 

「そうだな。適合率が上がれば上がるほどシンフォギアの力を最大限に引き出すことが可能になるな。」

 

「はい。翼さんが言った通りシンフォギアの適合率はとても重要な物です。なので、リンカー以外で適合率を上げる方法を模索していました。」

 

「リンカー以外でですって!?」

 

「はい。リンカーは今でこそ量産が可能になっており、リンカー以外での適合率の上昇を測る必要はないと言う意見もあると思います。」

 

「では、なんでデスか?」

 

「切ちゃんの言う通り」

 

「はい。ですが、最近はリンカーが必要なくなってきてるのはご存知でしょうか?」

 

「え?そうなの?エルフナインちゃん?」

 

「はい。マリアさん達は5年以上戦って来ました。その影響で適合率が上がっていき、今ではリンカーを必要としない第一種に近い状態まで来ているのです。」

 

「確かにマリアたちの力が以前と比べて上がってきてると思ったが、そこまでだったとはな」

 

「凄いよ!みんな!いつの間に!?」

 

「へへへ。すごいデスよね!」

 

「実は私達も知らなかった」

 

「そうだったんだ…とりあえずエルフナインちゃん、どうだったの?」

 

「はい。やはりリンカーに変わる物を作るには、とある現象を私達人間の英知の結晶を使って再現するようにしました。」

 

「なるほど!私達人間たちの力でシンフォギアを強化するってすごいことを思いついたのね!」

 

「んで。再現したのはどんな現象なんだ?」

 

「えっと…その…」

 

「なんだ?歯切れ悪いな。さては変なこと言うつもりじゃ!?」

 

「響わかる?」

 

「うーん。危険でいて、なおかつ、適合率を上げる方法は……融合症例とか?それしか私は考えられなかったけど…」

 

「響さん、それで正解です…」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

「融合症例だと!?」

 

「って師匠も知らなかったんですか!?」

 

「ああ、作るための材料は頼まれたりはしたが、詳しくは聞かなかったからな」

 

「そうなんですか……(司令としてはどうなの?信頼してるってことなんでしょうけど、今更ね)」

 

「てか、あの融合をよ。殺さないように再現するってどうすんだ?」

 

「はい。それについては今から説明します。」

 

「よろしく頼んだエルフナイン君」

 

「よろしくねエルフナインちゃん。」

 

「わかりました。では、皆さん融合症例について今一度考えてみて下さい。なぜ融合症例は適合率が上がりやすいのか」

 

「そうか!融合症例は立花に突き刺さった奏のガングニールが内部で膨大なエネルギーとなっていた。つまり……」

 

「そのエネルギーを再現し、外部から入れることで、危険がないようにするってわけだ!」

 

「その通りです。」

 

「「「「おおーなるほど」」」」

 

「それで、完成したの?」

 

「一応完成しました。とはいえ、恐らく完璧には再現しきれてはないとは思います。」

 

「わかったよ。エルフナインちゃん。じゃあ出来上がったやつお願いします」

 

「はい。わかりました。これが出来上がった物です」

 

「「「「「「「「おー。これが」」」」」」」」

 

エルフナインちゃんが見せてくれたのはオレンジ色の腕輪?だった

 

「これは響さんのもので、皆さんの色に合わせてみました。」

 

「なるほどー。じゃあ翼さんは青色って感じ?」

 

「そうなりますね。ただ、クリスさんと調さんの色だけ大変でしたが……」

 

「なんでデスか?」

 

「ほら私達は黄青白緑紫で、わかりやすい色だけど、クリスちゃんと調ちゃんはどっちも赤色系統だからね。そうだよね?エルフナインちゃん?」

 

「そうですね。結局赤とピンクにしましたが……」

 

「なんか悪ぃな」

 

「すみません」

 

「いいえ。気にしないでください。」

 

「よし!こうしてっと!」

 

私達は腕輪型の物をつける

 

「おっ!ピッタシだ!」

 

「こりゃいいな」

 

「てか、これって!?」

 

「どうしたの?クリスちゃん?」

 

「いや、これよく見ると…」

 

腕輪をよく見てみると……

 

「あ。ほんとだ。これスマートウォッチじゃない?」

 

「そうだ。エルフナインに強化アイテムを作るなら、多機能の方がいいのではないのかと思い、スマートウォッチの様な多機能の腕輪はどうかと言ったのだ」

 

「そう言うことだったのね……」

 

「まあ、つまりはエルフナインちゃんが言ってた、『人類の英知の結晶』ってこれも入ってるんでしょ?」

 

「そうですね」

 

「で、なんの機能があるんだ?」

 

「それについてはこの説明書を渡しますね。色々機能がありますからね」

 

「説明書もあるんだねー。ん?この時代に?まあ別にいいか」

 

「ですが、とりあえず覚えておきたい機能がひとつありまして…」

 

「なんだ?」

 

「現在は響さんのだけに実はもうひとつまだテスト段階ではありますが、機能をつけておりまして」

 

「何?」

 

「私にその機能をつかってデータを取るってこと?」

 

「そうなりますね。響さん1回貸してください」

 

「はいどうぞ」

 

私はエルフナインちゃんに渡した。

 

「これでよしっと。はい。返しますね」

 

エルフナインちゃんは何かをして返してくれた

 

「なになに?ん?なんともないk…」

 

『おはようございます!マスター!』

 

「「「「「「「「………え?ええええええええええええ!?」」」」」」」」

 

『あ。やっちゃったかも』

 

次回へ続く

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