ISと魔導師と 作:ゆっくりRUISU
ルイスが、ラウラから『スコールが逃げた』と連絡を受けた。
直後。
亡国企業のビルの屋上から、1機のISが飛び出した。
そのISは、1拍遅れて射出された平らな航空機に乗り込むと、
たちまち雲の中へ消えていった。
ル「シナンジュ!?スコールの奴か・・・!」
数秒で雲の中に消えていったISだが、ルイスはそれがなんであるかの検討がついた。
そして。
ル「『ディスチャージ・スピードモード』!追跡を・・・!?
ちっ!粒子が足んねぇか!」
先程のディスチャージ・ライフルモードの影響で、ゲルズゲーのビームから吸った粒子は
ほぼ空になっていた。
ル「ラウラ!スコールの奴はさっき目視した!もう飛んでった。
デルタプラスで追う!
そっちは施設で一夏を探してくれ!」
一息にプライベートチャネルに吹き込んでから、ルイスはデルタプラスを展開した。
ラ『わ、わかった!一夏の捜索を行う!』
ラウラの返答を聞きつつ、デルタプラスを航空機に変形させる。
そして、外付けブースターを展開、一気に飛び出した。
雲の上に飛び出すと、飛んでいるシナンジュは簡単に発見できた。
ル「待ちやがれ、スコール・ミューセル!」
ス「待てって言われて待つ奴はいないわよ?」
そう言いつつ、シナンジュは腕だけを後ろに回し、ビームライフルを放った。
それを横ロールして回避しつつ、ルイスも応射を放つ。
互いのビームが交差する中、シナンジュが高度を下げた。
ル「逃がすかよ!」
追うように、ルイスも高度を下げて雲に入った。
雲の中は、雷が飛び交っていた。
ル「荒天か・・・。ビームがロクに使えねぇな・・・」
ルイスがそう呟いた瞬間、ハイパーセンサーにノイズが走り始めた。
見てみれば、金属片が飛んでいる。
ル「チャフか・・・。
・・・ん?荒天と湿った金属?」
この意味を察したルイスは、高度を上げて雲を抜けようとした。
直後、落雷がルイスの周辺を覆った。
ス「・・・狙い通りね。これで失速した筈・・・」
スコールがそう呟いた瞬間、青い閃光が掠めた。
ル「やってくれたなこの野郎!」
見れば、デルタプラスの装甲にところどころススがついている。
ス「堕ちてなかったのね。残念」
そう言うと、スコールは再び高度を下げた。
ハイパーセンサーでチェックすると、どうやら雲を抜けたらしい。
ル「逃すかよ!」
今度こそルイスは高度を下げ、雲を抜けた。
直後、平らな航空機が目の前に迫ってきた。
ル「あっぶねっ!?」
咄嗟に変形を解除、人型に戻って航空機を蹴り飛ばす。
その間に、シナンジュは高度を急速に下げていた。
ルイスも、垂直に急降下する。
シナンジュが、眼下の施設のシャッターを潜った次の瞬間、シャッターが
閉まり始めた。
ル「間に合えよ!」
そのシャッターが完全に閉まる直前、ルイスは飛び込んだ。
以上でーす。
次は、VSビルドバーニング改めトライバーニング。