ISと魔導師と 作:ゆっくりRUISU
では。
基地に甲高いアラームが鳴り響いた。
ナ「どうしたの!?」
ナターシャは無線に確認の声を吹き込んだ。
『亡国企業です!奴らISを使って襲撃して来ました!
現在、迎撃機が出ていますが・・・!』
無線の受け手がそういった時、無線が切れた。
ナ「狙いは新型?だとしたら警備を・・・」
ナターシャがそう呟いた時。
ル「おい!出してくれよ!ここで死んだら恨むぞ!」
ルイスが檻の中から騒いだ。
ナ「外に出たら尚更死にやすいけど、まぁいいわ!」
檻の鍵が解除され、手錠も外される。
ル「おっし、とりあえず出る!」
ナ「待ちなさい!一旦こっちに!」
そういって、先導されつつルイスは外に出た。
基地のとある場所
少し開けた場所では、一機のISがサブマシンガンを乱射していた。
兵士A「くっそ!まるで歯が立たん!」
現行最強兵器と目されるISが相手では、訓練されている兵士も
手も足もでない。
兵士達は、どうにかして剥離剤を使ってISを外さねば勝てない。
隙を伺うしかなかった。
その時、IS格納庫。
ここには、『天災』篠ノ之束が設計図を送り、アメリカ軍の作った
新型のISがあるのだ。
その為、ナターシャはルイスを引き連れつつ、ここまで来たのである。
幸い、敵の手はここまで回っておらず、新型も無事だった。
ル「このいくつか並んでんのは?」
ナ「ISよ。それよりよかった。新型は無事ね・・・!」
そういい、ナターシャが新型を動かす手段を考えたとき。
ル「後ろ!」
ルイスが叫ぶ。
だが、ナターシャが振り返る前に。
ISの影から出てきた人物が、ナターシャの頭にナイフを突きつける。
どうやら、その人影は女らしい。
?「おっと、動くなよ?コイツが死ぬぜ?」
その人物はルイスに対して、ナイフを見せつけつつそういった。
そして、その人物の空いている右手には、拳銃。
明らかにルイスを狙っている。
今のルイスに出来る事はない。
トンボキリとカズリは無い。
スペカも素手では使えない。
流石に負荷がでかすぎる。
魔力剣は作れるかわからない。
ルイスは腹をくくることにした。
チャンスを伺ったその時。
ナ「あなた、なんのつもり?」
ナイフを突きつけられたナターシャが、ソイツに尋ねた。
?「新型を盗ってくのに、誰か捕まえときゃあ楽だからな」
ソイツがそう答えた時、注意が僅かにルイスから逸れた。
その隙を突き、ルイスは一気に駆け出した。
唯一使えそうな、他の機体より装甲の多いIS ―まぁ新型― めがけて。
そして、銃弾が飛んでくる前にISに乗り込んだ。
ルイスは、
そのISの装甲が全て閉まった瞬間、膨大な情報が流れ込んでくるのを感じた。
それをルイスは分割思考をフル活用、受け入れる。
?「なんだ?あいつ。男でISが動くかっての」
そういい、ナターシャにナイフを突きつけていた女は、ISを展開、
拡張領域からサブマシンガンを展開し、ルイスの乗り込んだISに連射する。
爆発が起こる。
終わった。
サブマシンガンを連射した女も、ナターシャもそう思った瞬間。
二人は、爆風の中で、光り輝く2つの目を見た。
ル「『ビルドストライク』ねぇ・・・。
ま、とりあえずやるか!」
特にないです。