いや〜やっとタイトルの「BLOODY」要素が出てまいりました、本文紹介の内容に殆ど触れられてないので結構焦ってます…ホントニドシヨ
※今回も艦娘は登場しませんが、次回は絶対出すので何卒…何卒ご容赦ください。
«CAUTION CAUTION»
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〈再生開始〉
雨を纏った石炭雲が整然と並んだコンテナを覆い出す、ポツポツと降り出した細雨の薄いベールに遮られた黄昏を切り裂いて銃声が反射した。
銃声の直後に密閉されたヘッドセットに若い男の叫び声が木霊する、親の声より聞いた5.56mm弾の軽く鋭いスタッカートが向かってきた重苦しい砲声に吹き飛ばされ、辺りに再び静寂が舞い戻った。
赤錆が目立つ10年物のコンテナに潜みながら復人省の男は息を殺す、さっきの砲声は艦娘の12.7センチ砲の砲声、艦娘の大多数を占める駆逐艦の主砲だ、艦娘が「豆鉄砲」と自嘲するその火力は…少なくともカルシウム製の外殻しか持たない、
しかし、いくら待てども黒いカチューシャのようなインカムからはノイズの波音以外聞き取れない。
雨水に釣られて見上げたガントリークレーンの巨躯が、ぼんやりとした夕日に照らされて男を嘲笑った。立った地面が波打つ錯覚に抗うように、男はコンテナの赤錆を引っ掻く、ザラザラとした不快感と鼻につくが男の理性を蜜柑の皮のようなコンクリートの繋ぎ止める
思えばそもそも最初からこの作戦は失敗して当然だった。放棄された埠頭に艦娘が居るという不確定情報、対艦娘戦には力不足な2個小隊、そして部隊位置の露見。
艦娘からしてみれば、そんな雑兵なんざ赤子の手をひねるように
クソッタレ、そう男は吐き出した。それだけならまだいい、南方戦線ではこんなこと日常茶飯事だった、抵抗できるだけまだマシな部類に入る方だ。通常の軍隊であれば指揮権の変更は確実に行われる筈だが所詮烏合の衆。
指揮系統が完全に切れてる、それに加えて殆ど代わり映えしない埠頭の構造が更に混乱を深めている。
そして焦って下手を打てば、さっきのように一瞬でコンクリートのシミになる。
夕焼けを背に受けて、一羽の機械仕掛けの怪鳥が空を飛び去る。主に空母が使う艦攻、1m程度の機体でも生身の歩兵には充分過ぎる脅威だ。レシプロエンジンの咆哮が真上を通過する、航空力学に適した機影が、一瞬ボールのような丸みを帯びたシルエットになって……瞬きする間に元に戻った。怪鳥が飛び去った空を見上げて、男は無意識に止めていた息を吸った、冷たい海風が今は吐き気を催す腐臭に変換される。
慈雨の細雨がだんだんと叩きつける横殴りの雨に取って代わられる、男の被った復人省の意匠が縫われたキャップが雨水を吸って重たく男の頭にのしかかった。作戦開始時刻からすでに2時間経過している、そろそろ帰還を考えるべきだろう、このまま時間を潰しても帰れる可能性が減っていくばかりだ。
まずいな、と男は強く小銃のハンドガードを握りこんだ。
放棄された埠頭の般入口は2か所しかない、部隊が襲撃された北口と西口、その中でも近いのは西の出入口、直線距離で600mと少し、全力疾走で3分足らずの目と鼻の先だ。コンテナの集合住宅を抜けて、艦娘が待ち構えられているかもしれない遮蔽物が皆無の200mの直線道路を突破できればの話ではあるが。
はっきり言って歩兵が艦娘と互角に戦えるのは不意遭遇戦に持ち込んだ場合の話だ、待ち構えられたらなすすべが無い。こっちは
無意識に左手でドックダグがあるはずの胸元を触った、すでに退役したはずなのに無いと無性に心配になる、自分が自分であると証明してくれる二枚の鍵。ベルトの無機質なICカードよりも手になじむひんやりとしたアルミが無性に恋しくなる。
遠くに雷鳴が響き出す、それに合わせるように水溜まりを踏み荒らしながら走る足音が空気を通して伝わって来た。ひどく焦って我武者羅なコンバットブーツの足音に、男は2500gの鉄槍を肩に当てる、ガラスに映された赤いレティクルを通路に向け、息を止めた。
荒い呼吸が近づく、警戒しながらも男は足を二足歩行する暴走列車に引っ掛けた。
雨に埋められた人影が慣性と重力に引かれてコンクリートの地面へ不格好なヘッドスライディングを決める。
人影をついさっきまで居たコンテナの影に曳航する、目が覚めた人影が叫ぼうとするのを左手で塞いで、右足で持っていた相手のライフルを蹴り飛ばす。
錯乱した新兵ほど厄介なモノは無い、錯乱しなければ上々、戦場で味方討ちしなければそれだけで合格ライン、それが新兵というナマモノだ。
そして敵と戦うだけでなく、錯乱した新兵を制止するのも古参兵の仕事だ。
男はぎりぎりまで平静を取り繕った声で訊く。
「おいお前、煙草持ってるか?」
新兵の虚ろで何処か恐怖に満ちた目は動かない。
完全に戦場に呑まれている、男は何も言わず……平手打ちを喰らわせた。
新兵の顔が苦痛にゆがむ、瞬座に脳が反応できないのか頬の筋肉が垂れ。、ポカンとした表情に変わる。
男はもう一度ゆっくりと、かつ語気を強めて問う。
「煙草を持ってるかと聞いているんだ、俺はカウンセラーじゃないからなお前の絶望なんざ興味は無い、さっさと質問に答えろ」
数瞬、時が止まった感覚が場の空気を支配した。
無意識に歯ぎしりする新兵の瞳に怒りの
さっきまでの放心状態から理不尽、不条理、何故いきなり打たれた理解できたからこそ噴出した怒りだ。
――そうだそれでいい、怒りは強すぎると自己を見失うが、適量の怒りは意識を覚醒させるスパイスになる。
「そんなもの……持ってません、自分は喫煙してる奴らをぶち殺したくてたまらないくらいの嫌煙家です」
新兵が震える声で絞り出す。
「そこまで口が回れば大丈夫だな……奇遇なことに俺もヤニはやめたさ、肉体が資本なんだからあんなもので肺を燻製するわけにゃいかんからな」
人はどこまでも下劣にできているらしい……新兵のさっきまでの慌てぶりを見て、男はさっきまでの恐怖が多少掻き消えた気がした、これなら右ポケットの気付け薬に頼らなくとも頭は働く。
男が渡した水筒を新兵が飲み終えたのを見計らって、男は話す。
「とりあえず、俺が囮になるからさっさと逃げろ」
「そんな事できないです、俺も戦います!」
「はっきり言って今のお前は戦えない、それにここで共倒れになると
「そんなッ……」
ことない……と続けようとして、自分の醜態を思い出したのか新兵は唇を噛んだ。
遠くで気の抜けた、それでも天を劈く轟音が響く。
少し遅れて着弾、榴弾が持てるエネルギーを四方八方に爆風と破片として雨粒を吹き飛ばして拡散した。
新手だ、それもとびっきり厄介な奴。
男の脳内でひっきりなしに警告音が鳴り響く。
12.7㎝砲……カノン砲の低伸弾道性は貫徹能力には優れるが、それ故曲射には不向きだ。
いや違う、それにしてはあまりにも砲声が早すぎる。射程の短い
どちらにしろ面倒に面倒が上塗りされた事には違いない。あぶり出しでする面制圧砲撃じゃない、確実に
居場所を知られたか、想定内だが何処か喉につっかえる違和感が取れない。
――何故今更砲撃する?
砲撃の機会なんていくらでもあったはず、トラックが止まった時に殲滅していれば、こんな事態にはならなかったろう。
「お前、逃げるとき偵察機に捕捉されたか?」
初めての砲声と轟音、新兵の肩が震えているのは寒いからだけじゃない。
「いえ……わからないです」
「だろうな、知ってる」
元々偵察機の線は薄い、そもそも監視していたら俺達が合流する前に仕留めていたはずだ。
俺達は紳士じゃないし、連中だってクリケットをしてるわけじゃない。
それにこんな雨天下じゃ本来の能力を出せるかすら怪しい、いつだって気象は戦場の不確定要素だ、どっちに転ぶかなんて神じゃなきゃ正確にわからない。
海上では水平線に届く艦娘のレーダーも違う。この鉄の箱は電波を跳ね返す遮蔽物だ、この迷路の全容は分かってもクラッタ―に隠れた人間を見つけ出すものじゃない。
ヘッドセットの中で電子的なさざ波が砂浜に飛び込んだ、ハッと息を飲んだ男を新兵が不安げな子犬のようにこちらを見てくる。
そうだ、まだある、自分たちはなにもしなくとも相手が勝手に位置情報を教えてくれる兵装。
「逆探か……」
「逆探?」
「無線で位置がバレてる。ほら、刑事ドラマでよくあるやつだ、電話から相手の住所を特定したりするアレ。」
逆探はレーダーのように自分から電波を出すのではなく、相手の無線を受け取るパッシブタイプの機器だ。これなら自分達は痕跡を残さず、相手の居場所はわかる。
――だがそれは
「新兵、お前無線使えるか?」
新兵は装具を確かめる、無い…何処かで落としたのか見つからない。
「ッ……持ってません」
新兵がもっと詳しく探そうとするのを止めて、男が続ける
「無いならいい、というか、無い方がいい。」
もし無線がつけっぱなしでも、有効な撹乱として役立つ。
連中はまだイニチアチブを掌握出来ていない、受動的な逆探を使っているならこちらが先手を取れる。
――推察通りなら相手はまだ
勝機はまだこの手にあり。
一瞬で体の中でをアドレナリンが血管のバイパスを通って全身に行き渡り、戦場の命のやり取りでしか手に入らない興奮感が体を温める。
男は一つ大きく深呼吸をした。体は熱く、しかし脳は冷たく、前いた部隊の小隊長の格言だ。
この雨は我々に味方してくれるらしい、幸い偵察機はさっき以来飛んできてない。補給か、天候不順か、はたまたそれ以外かなんて知らないが、この機会は有効に使わせてもらおう。
おもむろに新兵が震える手を制御しながらライフルに手を掛けた、そのままチャージングハンドルを引く、軽快な金属音と共にマガジンから初弾が薬室に押し込められた。
涙か雨かわからない水滴だらけの顔には確かに覚悟の双眸が宿っていた。
「俺が囮になります……その隙に逃げてください」
男は鼻を鳴らした、無謀もいいところだ。
「童貞野郎が一丁前に口を聞くな、こっちは艦娘をファックするのが仕事だったんだ、お前よりは艦娘相手は慣れてる。それに今のお前じゃ時間稼ぎにもならん。」
男もコッキングハンドルを引いた、先端が黒と赤のツートンカラーの弾頭が付いた弾薬が排莢口から飛び出す、それと共に発条の力で次弾が叩き込まれた、擦れたラバーグリップがしっかりと手にフィットする。
どんなに兵器が発達しても、最後に勝敗を決めるのは歩兵の小銃だ。
我々にとって
「新兵、俺が合図を出したらお前は西搬入に走れ、俺はぎりぎりまで時間を稼ぐ。」
また爆音が砲声より早く響き渡る、今度はコンテナを少し飛び越えた、それでもどんどんと近くなっている。
明らかに単独での砲撃、相手としても虎の子なのだろう一発一発慎重に狙っている。
砲手もいい腕だ、殺したくなるぐらいに。
ピリッとした硝煙の香りや雨と絡まった細かいコンクリートの破片が男のアドレナリンの分泌を促す、たまらずとある歌詞を口ずさんだ。
明らかに軽い弾帯を確認しても弾丸は一発も見当たらない、銃に刺さったこれが最後のマガジンだ、後は腰にぶら下げた穴あきチーズさながらの円筒と自決用の拳銃しかない。
この曲だったら俺がIRAのテロリストで、連中がブラック・アンド・タンだ。男が自嘲的に笑みが水鏡に写りこむ。
いやブラック・アンド・タンよりもたちが悪い、少なくともIRAが戦ったイギリス人は三枚舌を持った
ふと熱くなった体が氷水に入れられたかのように、急速に冷めあがる感覚が体を駆け回る。
今回ばかりは帰れないかもしれないな。
新兵のようなわからない恐怖では無く、相手を十分理解しているからこその恐怖が地面からブーツの底から這いあがって来た。
アドレナリンにくるまれた恐怖感が暴れだして、グリップがグリーズを塗りたくったように滑る。
神妙な面持ちで時計の針を追い続ける新兵に男はブーケを投げた、一瞬反応が遅れた新兵が慌ててキャッチする。
「それはお前が持っとけ、弾除けのお守りだ」
ネックレスの先の2枚の銀貨かぶつかり合う金属音がコンテナに反響する。
「ドックタグなんて、こんなもの貰えませんよ、縁起悪い」
「あぁでもな、艦娘との戦いでドックタグを使う方が稀だ、それに最近はDNA鑑定なんて便利なモノもある」
ドックタグの名の通り2枚の銀片は持ち主の歯に一枚挟み一枚もって帰る、戦場で死体の身元確認で使われるアルミの首輪、肉片が誰か教えてくれる最後の砦。
凹んだ文字列を銀の金属板が霧に揉まれた夕日を受けて乱反射した。
「人が死ぬ時は2度ある、心臓が止まった時と世界から忘れられた時」
「ネイティブアメリカンの諺ですね、なかなかいい趣味してますよ」
新兵は口角を上げて不格好に笑った、その瞳からはナトリウムが溶け込んだ水がしたたり落ちている。
「博識だな……だからお前が持ってろ、死んで地獄で苦しめないのも辛いからな」
これは約束なんかじゃない、相手にへの押しつけがましい呪いだということなんて重々承知している。
それでもこれを預けられるのはこいつしかいない、何か確信があるわけでもないのに生存本能がそう叫んだ。
「俺達には職務がある、お前の仕事は一刻も早く情報を持って帰る事、俺の仕事は一刻も長く稼ぐ事だ。だからそんな顔するなよ、折角のいい男が台無しだぞ」
きっと今の俺はこいつよりも不格好な笑みを浮かべているのだろう。
自分の影が、過去が己を偽善者と糾弾し続ける、その中でも一際醒めた目が矢となり男の心を貫いた。
何も言われなくとも分かる、これは糾弾の目じゃない、己に問う目だ。
黙れ、そう男は心の中で呟いた。
死ぬ時ぐらい過去を忘れさせてくれ、死に様ぐらい己に決めさせろ。
そう叫べば叫ぶほど、誰かの血だまりが己を追い詰める。年若の少女が風船のように膨らんで爆ぜた。
――これで分かっただろう、お前は死んだ所で罪からは逃れられないんだよ。
自分じゃない誰かの……いや見知った冷徹な温度を感じさせない瞳が嘲笑う。
また砲弾が熟れた柘榴のように破片をまき散らす、追い立てられるように男が走り出した、少し遅れて新兵も走り出す。
新兵は振り返らない、それでも心から祈るように願う。
「
「幸運は自分のために祈っとけ、お前は運気が足りていないらしいしな」
男が暗闇に溶け込んだ後、数度モーターの子守唄が鳴り響き、埠頭は再び永遠の眠りに戻った。
〈再生終了〉
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事案報告書8-157-A12
発生日:2022年9月██日
事案発生地点:東京都██区旧██埠頭
事案概要:9月█日2█時公衆電話から匿名の通報を受け警察から復人省に移管されました。本事案に対処するために復人省艦娘事案対処部第8課からAー1及びA-5小隊からなる偵察部隊が編成されました。
偵察部隊は9月██日昼頃に██埠頭に到着、埠頭の捜索に入ろうとした時。潜伏していた所属不明艦娘(以後対象をロミオと呼称)の襲撃を受け、この襲撃により偵察部隊の指揮官及び職員6名が戦死、残存兵力は混乱により撤退する部隊と突入を決行する部隊に分かれました。
撤退した部隊は概ね██時までには帰還しましたが、突入部隊は通信可能距離の問題によつて消息が不明なままでした。その後█7時頃に突入部隊の救出のため、同第8課からA-6及びA-7小隊と汎用ヘリによる救出チームの編成が進んでいたところ、突入していた████3等職員からの連絡により、前述のロミオ以外にも特殊兵装を使う艦娘(以後対象をジュリエットと呼称)の存在が示唆されたため、救出チームの投入は一時見送られました。同時に投入予定であった無人偵察機のみが偵察活動を行いましたが、悪天候により目標の発見には至りませんでした。また████3等職員の証言から艦娘が航空戦力を保有しているため、ヘリの投入は中止され、連絡から3時間後陸上から救出チームが投入されましたが、対象ロミオ及びジュリエットは発見できず、対象の血痕らしきものが搬入口まで続いていたことから、対象は逃亡したものと思われます。
その後、警察による封鎖と特殊清掃部による戦場清掃が行われ、本事案は終結しました。
備考:████3等職員の証言から敵艦娘が逆探を使用している可能性があります、無線の扱いには十分注意してください。
備考2:9月██日現在、対象艦娘は発見されていません。
投入戦力
復人省艦娘事案対処部8課
偵察部隊A-1、A-5小隊
救出チームA-6、A-7小隊
職員被害
█████2等職員
███2等職員
████3等職員
████2等職員
███准2等職員
████4等職員
█████3等職員
█████3等職員
███3等職員
████3等職員
████3等職員
██4等職員
████3等職員
████3等職員
████3等職員
████准2等職員
███3等職員
████3等職員
████3等職員
████3等職員
███3等職員
████准2等職員
███3等職員
████4等職員
███4等職員
███3等職員
████3等職員
████3等職員
負傷
軽傷10名
重症4名
追記1
2022年9月█1日
現場の血痕から陸上に居た
追記2
2022年9月█3日
████2等管理官権限により、DD-[削除済み]に限り
ROEがパターンCからパターンAに格上されました。
その他の対象に対してのROEは変更されていません。
補遺1
死亡した███2等職員及び████2等職員から、政府機関に登録されている小銃の、どれにも合致しない線条痕が刻まれた5.56㎜NATO弾が検出されました。
補遺2
又近隣住民へのインタビューから過去数週間の間に不審な漁船や人物の目撃情報が上がっています、このことから現在反社会的勢力の関与が疑われています。
[2040年4月15日機密指定解除済]
見切り発車のせいで二話目がなかなか悲惨です…
後々二話目を書き直したいで候!
投稿頻度は結構不定期なので生温い目で見守ってやってください…