「はい、今日のすごろく券よ」分割思考で商勇を一人で操作してたらヒモ勇者と彼に貢ぐ女商人と誤解された 作:勇樹のぞみ
とういうか前回の過去のお話ですね。
とりあえず時系列はバラバラで炎上ネタごとに1話お届けって感じで。
「私、勇者さんのためにもっともっと働いちゃうね!」
レベルも12に、とうとう商人の特技『あなほり』を覚えたわ!
これはもう泊りがけで出かけて掘っちゃうしか無いわよね。
◇
【トッププレイヤー】ドラクエ3 VRの有名プレイヤーを語るスレ83【名物キャラ】
50:名無しの女魔法使い
ああああああああ!
かーわーいーいー!!
51:名無しの勇者
>>50
どうした、いきなり
52:名無しの盗賊
【速報】女商人ちゃんネコになる【悲報】
『ぬいぐるみ』のデザイン、ドラクエ11の『ネコのきぐるみ』みたいなネコ型フードの顔出し方式に変わったんだな
動物パジャマみたいで可愛いぞ
目撃してしまった某女魔法使いが壊れるのも分かる気がする
53:名無しの武闘家
あの商勇二人パーティの話ね
バハラタでヒモ勇者に鋼の鎧を買ってもなお、女商人ちゃんを前に出して肉盾に使ってたのには殺意の波動に目覚めそうになったが、ぬいぐるみが手に入ったなら少しは安心できるか
……いや、思い出したら腹立ってきたな、コスパ悪い鋼の鎧なんて飛ばして仲間の装備に金を回すのがセオリーだろ!
54:名無しの戦士
>>52
んん? 悲報ってどういうこと?
55:名無しの盗賊
『ぬいぐるみ』は非売品
宝箱からの入手は『サマンオサ南の洞窟』からだけど、女商人ちゃんのパーティはまだ船も手に入れてない
女商人ちゃんはレベル12でようやく『あなほり』を覚えた模様
あとはわかるな
56:名無しの遊び人
ヒモ勇者に貢いでばっかで自分は後回しな女商人ちゃん
自分の装備は『あなほり』で入手かぁ
57:名無しの魔法使い
って言っても、あなほりでアイテム拾えるのは1/4の確率で、その場に出現するモンスターのドロップ判定をするって話だろ
確かぬいぐるみを落とすのは……
58:名無しの賢者
キャットフライ(1/256)
キャットバット(1/128)
これを1/4するわけだろ、超低確率じゃん!
59:名無しの魔法使い
1/128の確率で氷河魔人がドロップする不思議な帽子狙って戦ったことがあるけど
二時間経っても手に入らずに発狂した覚えがあるんだが
その1/4って1/512じゃん!!
どれだけ掘ったの女商人ちゃん!!
60:名無しの盗賊
【悲報】女商人ちゃん「勇者さんが一晩付き合ってくれたから(照れ)」【悲報】
61:名無しの女魔法使い
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
62:名無しの女僧侶
しかも女商人ちゃんね、ぬいぐるみ掘りだすまでのあなほりで拾った1G、2Gっていう少額収入を一生懸命貯めたんだって分かるゴールドをちっちゃな手で握りしめて薬草複数買いしてるのよ
相変わらずヒモ勇者にホイミもしてもらえない様子で、それなのに勇者の分まで薬草を買って渡してるのよ
63:名無しの戦士
不憫すぎるだろ!
不憫すぎるだろ……
64:名無しの盗賊
何がヤバいって、女商人ちゃんのアバターってデフォ造形だけど、体格だけはリアルに合わせてか、その、ちっちゃいって言うか、ぶっちゃけ小、中学生、ロリっぽいのに精一杯背伸びしてお姉さんしてるみたいな感じじゃん
その子が >>62 みたいなことしてる時点で、絵面がね
いじらし過ぎて涙なしには見られないって言うか、AI入ってるNPCの道具屋の主人すら目頭押さえて泣きそうになってるのよ
65:名無しの女魔法使い
どうしてドラクエ3VRはPvPもPKもできないんじゃあああぁぁぁっ!
66:名無しの勇者
>>65
運営さん、こいつです
とは言えねぇ、分かりみがあり過ぎて
67:【運営No.24】
うんえい は ようすを みなかったことにしている。
運営も人の子よ
みなさん、女商人ちゃんを悲しませるようなことだけはしないでね
と注意だけはしておきますが
68:名無しの遊び人
はーい
◇
「そうそう。もーっと私に頼っていいのよ」
あなほりで得たお金で買った薬草を、自分が同時操作している勇者に渡して「私、役立ってますよ」の演技をする。
一般に商人が「弱い」「役に立たない」と思われている以上、ネトゲだと『寄生プレイ』だって思われかねないから、要所要所でこうやってアピールしないとね。
実質ソロプレイなので他人の目をそれほど気にする必要は無いのだろうけれど、好んで波風立てたりする必要などまったく無いのだし。
うちの勇者は性格が『ずのうめいせき』で最初の性格診断でなれる性格の中では一番賢さ、マジックパワーが得られる性格なのだけれど、この『ドラゴンクエスト3 VR』はスーパーファミコン版準拠らしく、ルーラの消費マジックパワーが8と高いのだから(その後のスマホ版等では、後のドラクエシリーズに合わせてルーラの消費マジックパワーが1まで下がっていたんだけど)帰還のための余力を残すためにもマジックパワーの節約は必要。
特に今回あなほりのために出かけた『バハラタ東の洞窟』、人さらいのアジトには、不思議な踊りでマジックパワーを下げるキャットバットが出るのだし、道中の回復はすべて薬草でまかなっておいたわ。
薬草はマジックパワーを消費しない上、回復量もホイミの30~39に対しファミコン版で35~49、スーパーファミコン版で30~40、ゲームボーイカラー版で35~50と高い上位互換。
リメイクならふくろに99個まで詰めることができるのだし。
欠点は、戦闘中にはふくろの中身を取り出したり使ったりはできないので、手持ちのものしか使えない、使える数が限られること、お金がかかることだけれども。
前者はボスキャラ戦以外では手持ちを使い切ることは滅多に無いし、後者は商人が『あなほり』を覚えたら、お金に困ることは無いんだから問題ないわ。
今買った薬草も『ぬいぐるみ』を掘り当てるまでの約6分間に1回掘り当てた『所持金の半額のゴールド』があるから余裕だし。
ともあれ、
「あなほりの有用性も誤解されているのよねぇ」
あなほりってまず1/2の確率で外れかどうかを判断して、当たりなら1/2の確率でお金かアイテムを拾う判定をする。
つまり1/4の確率でその場に出るモンスターのリストを上から順に、倒した場合のドロップ率を使って判定する訳だけれど。
今回、あなほりに利用した『バハラタ東の洞窟』の遭遇モンスターテーブルデータはこう、
『混成モンスター用(×5枠)』
00: あやしいかげ
01: さつじんき
02: ----------------
03: げんじゅつし
04: キャットバット
『1体のみ+混成5種をお供にするモンスター用』
05: わらいぶくろ
『単一種出現モンスター用(×4枠)』
06: あやしいかげ
07: さつじんき
08: ----------------
09: げんじゅつし
『夜のみモンスター用』
10: キャットバット
『1体のみ出現用』
11: ----------------
これを上から順にチェックするわけだけれども。
『夜のみモンスター用』にキャットバットが登録されているのがポイント。
プレイヤーの魔法使いさんに聞かれて、
「勇者さんが一晩付き合ってくれたから」
って答えたとおり、時刻を夜にしてあなほりを始めれば、ぬいぐるみのドロップ判定は一度に昼の二倍の2回、行われるようになる。
キャットバットがぬいぐるみを落とす確率は1/128だけれども、2回判定があるのなら倍の1/64ぐらいまでにドロップ率は上がるわ。
(正確には単純に足し算されるわけでは無いけれども、低確率帯では足し算に近い値になるのが確率計算の面白いところね)
5回まで連続で行えるあなほりをフロア切り替えでリセットしながら続けると、18分程度で4個、一つ平均5分もかからずにゲットできる。
「今回、私は6分程度でゲットできて終わらせたけど、別にリアルラックが、運が良かったわけでもないのよね」
ということ。
氷河魔人が1/128でドロップする不思議な帽子なんかも「二個取ろうとしようとしたら2~3時間かかった」というようなプレイ動画が多く挙げられているけど、あなほりなら参照するグリンラッドの遭遇モンスターテーブルデータが、
『混成モンスター用(×5枠)』
00: ----------------
01: ビッグホーン
02: ひょうがまじん
03: ----------------
04: ひょうがまじん
『1体のみ+混成5種をお供にするモンスター用』
05: ----------------
『単一種出現モンスター用(×4枠)』
06: ----------------
07: ビッグホーン
08: ひょうがまじん
09: ----------------
『夜のみモンスター用』
10: ひょうがまじん
『1体のみ出現用』
11: スノードラゴン
というものなので、昼でも一度に3回のドロップ判定があり、装備できる者が3人居たとしても(勇者は装備不可なので)必要な3個が30分程度で集まるという。
そして夜なら…… さらにもう一回、一度に4回のドロップ判定が働くことになり、3個が10分で集まることも珍しくないって話。
一般には「使えない」「あなほりwwwww」「商人とかお前の存在意義がわからんのだけど」なんて言われるし、ドロップアイテム狙いなら盗賊に盗んでもらった方が早いっていう意見もあるけれど。
実際には盗賊に盗んでもらいアイテムを稼ぐというのは高レベルの盗賊を複数人用意しての話だし、戦闘を素早く終わらせるだけの強さも必要。
つまり『ゲームクリア後のやり込みなら』って話であって、攻略途中でドロップアイテムを狙うなら、あなほりの方が圧倒的に早いのよね。
戦って勝つ必要も無いんだし。
「それに同時に『所持金の半額』を1回、旅人の服を2着、そして幻術士が戦闘後に1/16の確率でドロップするすごろく券が9枚も手に入ったし」
これで思う存分、すごろくで強化をすることができるわ。
割と認識されていないことだけれども、すごろくでリセットも無しにアイテムを取り尽くすのは困難で、攻略サイトなんかでも「セーブしておいて、ダメならリセットで再チャレンジしましょう」みたいなことがしれっと書いてある。
タネ使用時、最高の上昇値が出るまでリセットするプレイに対し「リセマラは飽きちゃって自分はできませんねー」と言う人(タネ入手の手間暇とリセットのわずかな手間を比べれば、タネを入手するための手間の方が圧倒的に大きくて飽きるはずなのだけれど)でも、すごろく場ではリセットしまくるのが現実だったりするの。
でも、
「これだけの数のすごろく券が手に入るなら、リセットしないで済むわ」
死の危険が無いすごろく場は安全に勇者のレベルを上げるのに最適。
一々リセットするなんて経験値がもったいない。
それにすごろく券がたくさんあるのなら、床を調べて希少なアイテムを拾うことを狙う余裕だってできる。
だから、
「私、勇者さんのためにもっとも~っと働いちゃうねっ!」
これからもどんどんあなほりを続けちゃうんだから!
需要があったようなので続けてみました。
とういうか前回の過去のお話ですね。
とりあえず時系列はバラバラで掲示板炎上ネタごとに1話お届けって感じを考えてますが、最初のキャラメイクから通しでやった方がいいかと迷っているところです。
さて、どうしたものか……
みなさまのご意見、ご感想等をお待ちしております。
今後の展開の参考にさせていただきますので。