よう実×リコリス・リコイル   作:名無しの冒険者

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目的を達成するなら1人よりも2人でやった方が良い。それが摂理だ。

 清隆と友達になってから早1週間が経過した。水泳の授業で周りの男子は女子の方から恥ずかしがって目を背けてたり、一之瀬とお茶、清隆と遊んだりと充実した平和な学校生活を送れていた。そう送れて"いた"である。その理由は目の前の少女が原因である。

 

 「翔君?今変なこと考えていませんでした?」

 「いや考えてない。ただ、この1週間はとても充実していたと思ってな。」

 「ふふっ。そうですね。私もこの学校は楽しいですよ?面白そうな人、この学校のシステムなどあらゆるものが私を飽きさせませんから。」

 「そっか。良かったな有栖。」

 「ええ。勿論翔君に少なからずとも好意を抱いておりますので今とても楽しいです。」

 

 そう坂柳 有栖(さかやなぎ ありす)の存在にある。今から2日程前、急に俺のクラスにきてお茶に誘われたことから始まる。彼女は世間でいう天才でありこの学校の理事長の娘だそうだ。なぜかお茶の話題にチェスが出てきて1局を指すことに。何故かあっさりと倒してしまったことからこのようなことになってしまった。

 

 「翔君、今日のこの後暇でしょうか?よければチェスのリベンジをさせて頂きたく…。」

 「わかった。今日は付き合ってやるからそんな目で俺を見るな。」

 「ふふっ。ありがとうございます。」

 

 彼女は俺をライバル認識してしまったらしい。俺は何事もなく平和に過ごしたいとまでは言わないが面倒ごとには関わりたくない。

 

 「さてとやりましょうか。」

 「あぁ。先行は譲る。」

 「随分と舐められたものですね…。その舐めた態度ごとぶっ倒してあげます。」

 

 チェスは基本的に先行が有利とされておりその先手を譲ると言うのは舐めたように見られてもおかしくはない。けどそんなギラギラした目で俺を見るなって。

 

 「今日のチェスでは10万ポイントを賭けます。」

 「そんじゃ俺もそれで。」

 

 考える時間の間もなく駒を進めていく。実際チェスには必勝法が存在するがそれは幾億ものパターンを覚えないといけないのでそれはほぼ不可能に近い。が、ある程度の動きは予測できる。

 

 「…チェックメイト。」

 「私の、負けですね。」

 

 今回もなんとか俺の勝ちで終えることができた。マジでこの子強い。本当に。危うく負けそうになった。

 

 「本当に強いですね翔君は。約束の10万ポイントです。」

 「あぁ。ありがとう。有栖はやっぱり賭け試合に参加してるのか?」

 「えぇ。かなりポイントを稼げますので。」

 

 この学校は賭け試合を黙認している。お互いのポイントを賭けて試合を行い賭けた分を勝った方が貰うという簡単な仕組みだ。俺は入学初日からこのシステムに気が付いたが賭け試合に参加したことがない。ポイントに今は困っていないからな。ある程度この学校のシステムが明らかになった時に参加するのが一番だろう。

 

 「いくら賭け試合に出ているとはいえそんなに俺にポイントを渡しても大丈夫なのか?」

 「問題ないですよ。生活が余裕を持ってできる金額を残して賭けてますので。」

 

 こいつは本当に優秀なやつだ。今後クラス対抗が行われるとするならば必ず障害となる存在だろう。と思っていたのだが。

 

 「今後クラス対抗が行われるでしょうが私は翔君が不利益になる様な事はしないつもりです。私、翔君に惚れているので。」

 「……は?」

 

 はぁぁぁ!?何言ってんだこいつ!?揶揄ってるのか!?いやこの顔、仕草で本気だとわからせてくる時点で尚タチが悪い!俺は恋愛なんてしたことがないし分からないんだよなぁ…。こいつが可愛いのはわかる。俺は男だからそれぐらいはわかる。だが恋愛に関しては話が別だ。

 

 「悪いが俺は恋愛というものをしたことがなくてな。そういうことはなるべくやらない様にしてるんだ。」

 「そう、ですか。」

 

 取り敢えず今はここで引いてくれ!頼むマジで!

 

 「ふふっ。今日はこの辺で勘弁してあげます。けれど、絶対に振り向かせて見せますから覚悟、しといて下さいね?」

 

 そんな可愛い表情で俺を見るなァァァァ!……まじで俺こう言うことに免疫がないのかもしれない。帆波といい有栖といいなんて奴らだ。

 

 次の日の放課後、俺は清隆と共にゲームセンターに来ていた。

 

 「清隆!そっちは任せた!」

 「オレに任せろ。翔は俺の背中だけ守ってくれ。」

 

 俺らがやっているのは某ゾンビを銃で倒すゲームである。意外とこれは難しいもので少しでもかするとゲームオーバーである。かなりのハードゲームだ。

 

 「よし、今回はなんとかクリアできたな。」

 「あぁ。難しいものをクリアするとこれだけ達成感が湧くのか。良いものだな。」

 「だよな?よし、明日も学校あるし今日は上がるか。」

 「そうだな。」

 

 

 

 「なぁ清隆。」

 「なんだ?」

 「俺はある目的があってこの学校に入学した。それは話したよな?」

 「あぁ。俺の護衛とは別に、だろ?」

 「そうだ。この目的を達成するには何かを犠牲にする必要が出てくるかもしれない。そうしないと達成できない目標なんだ。」

 「そこまでして達成したいものなのか?」

 

 この目的だけは達成しなければならない。例え俺の命を投げ出そうとも必ず達成してみせる。

 

 「清隆。もし俺がその目的を達成する為に手伝ってくれといったら手伝ってくれるか?」

 「勿論だ。オレはお前の友人だからな。それぐらいはしてやるさ。」

 「…ありがとう。」

 

 清隆が協力者になってくれるなら頼もしい他ない。1人よりも2人って言うしな。逆に俺はお前の友人として平和で楽しい日常を過ごせるようにサポートするよ清隆。




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入学前、翔が千束とたきなと一緒に帰るシーンがありましたがその時のシーンを話にして欲しいかどうか。

  • して欲しい!
  • するに決まってるだろ!?
  • いらない
  • 書いてくれるなら書いて欲しい
  • さっさと書けやぼけぇ!
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