あれから数分間俺たちは乱戦状態になっていた。ミニガンが厄介で周りの被害を考えるとあまり避けることはしたくない。一人で突っ込むにはなんともないんだが後ろには帆波とたきながいる。どうしても避けることは叶わない。
「帆波!たきな!お前たちは先生を呼びにいけ!ここは俺と千束が引き受ける!」
「それじゃぁ翔さんが!」
「大丈夫だ!だから早くッ!」
「ッ!分かりました!」
…これで戦いやすくなったかな。
アイコンタクトで千束に指示を出す。なるべく短期決戦で…ッ!」
「オラオラオラオラッ!」
「ここで決めるッ!」
一体ミニガンの弾がいつきれるかなんて関係ない。真っ先に潰すだけだッ!
「まずはお前だぁぁぁぁ!!!」
「ぐッ!!」
剣の腹で相手をぶっ飛ばす。かなり吹っ飛んだから当分は動いてこないだろう。
「千束ッ!」
「任せてッ!」
千束は相手が撃ってくる弾を避けながら接近、ゴム弾で鎮圧する。千束は並外れた観察眼で弾を避けているが俺の場合、避けきれないから斬ってるだけなんだよな。
「さて、と。あとはお前らだけだぞ。早く投降してくれないか?」
「今なら少し痛い目見るだけで済むよ〜?」
「はんっ!投降なんてするかよ!俺は戦いたいだけだからなぁ!?」
「……。」
…あの男か。先生が言ってたのは。
『長身でいかつい身体付きの男がいる筈だがそいつは敵じゃない。俺たちの味方だ。』
先生が言うにはあの男のお陰でテロが起こることがわかったらしい。あいつはテロ組織のスパイだったようだ。
「おい、お前も手伝えよ。」
「…悪いな。俺は…。」
「スパイだ。だからお前を仕留めさせてもらうッ!」
そう言いゴム弾をテロ組織のボスに撃ち込む。この隙を逃すわけにはいかない。
「少年、やれッ!」
「お前は眠ってろッ!!」
俺はゴム弾の痛みで苦しんでいる相手の意識を刈り取った。
「助かった。あんたが先生の言ってた人で、間違いないんだよな?」
「あぁ。それにしても少年だけではなく、少女達も戦っているとは思わなかった。改めて、俺の名前は
「先生の知り合いだったんだ〜!私は錦木 千束!この人は私の師匠の大空 翔!」
「改めて、大空 翔だ。」
なかなか気さくな人のようだ。全く、途中まで動かないから焦ったわ、ほんと。
「どうやら終わっていたようだな。」
「先生!遅い!」
「悪かった千束、翔。こちらの方も色々と乱戦になっていたのでな。」
いや先生は悪くないだろ。千束、お前はぐちぐち言いすぎだ。そう思いながら千束の頭をぐりぐりしながら先生に話しかけた。
「先生、これで終わったんですよね…?」
「…あぁ。これで終わりだ。お前達もゆっくり休んでくれ。武器は持っててくれていい。帆波とたきなは外で待っている。翔と千束、行ってきたらどうだ?」
「わかった!行こっ!翔師匠!」
「あぁ。…最後に聞かせてくれ。死者は出たのか?」
「いや、出ていない。お前達のお陰でな。」
「そうか。」
守り、きれたんだな。この手で。多少の怪我人は出たものの死者は出なくてよかった…。
「翔師匠、お疲れ様。」
「あぁ、お疲れ様千束。」
テロ開始からどうやらかなりの時間が経っていたらしい。朝だったのにもう夜だ。吹き抜ける風が戦闘で火照った身体を冷ましていく。
「珍しいな、流れ星か…。」
願い事を叶えるという言い伝えがあると言われている。俺はそういうのを全く信じていないがこの時だけは何故か願い事をする気分になっていた。
(どうか、このまま。誰も死にませんように…。)
流れる星々が守り切った俺たちを祝福しているようだった。
テロ編終了です!次回から無人島試験に入ります!何度も言いますがどうか高評価を是非!低評価を下さる方は感想も一緒によろしくお願いします…!
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ヒロインは誰がいいか(アンケートで決まるわけではないですが参考の為)
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錦木 千束 一択だよね!
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井ノ上 たきな に決まってるよなぁ!?
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一之瀬 帆波 で決定!
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坂柳 有栖 こそが正義!
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椎名 ひより しか勝たん!