よう実×リコリス・リコイル   作:名無しの冒険者

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自己紹介とは天国と地獄、どちらにも通じるものである。

 俺は配属された1年Bクラスの教室へと足を踏み入れた。もう既にいくつかのグループができており中々に入りづらい雰囲気が漂っている。今後の学校生活において楽しい日常を過ごすには俺もいずれかのグループに所属する必要がある、と思う。俺はやりたいこと最・優・先ですので?楽しい学校生活を送る為にもちょいと頑張りますかね。

 

 「あ、ちょっといいか?」

 

 勇気を振り絞って男が固まっている所に話しかける。優男の雰囲気が出てるやつと元気の塊みたいなやつが中心となって話しているグループだ。

 

 「おう、どうした?」

 「同じクラスになったからな、少しでも仲のいいやつを作りたかったんだ。俺の名前は大空 翔。翔でいいぞ。」

 「そうか。是非とも仲良くなろう。俺の名前は神崎 隆二(かんざき りゅうじ)。よろしくな。」

 「俺の名前は柴田 颯(しばた そう)!サッカー部に入ろうと思ってる!よろしくな翔!」

 

 他のやつも自己紹介をしてくれ、かなりグループに溶け込めたようだ。

……なんとかなったな。ちなみにグループの男子の全員と連絡先を交換しました。

 俺はグループの皆んなに声をかけ荷物を置きに自分の席へと移動する。すると隣に座っているピンク色のロングの髪の毛の可愛らしい女の子が目に入った。

 …スタイルいいなこの子。

 

 「私、一之瀬 帆波(いちのせ ほなみ)って言うの。よろしくね〜!」

 「お、よろしく。俺の名前は…。」

 「知ってる。大空 翔君、でしょ?」

 「聞いてたのか。」

 

 そういって苦笑いをする。まさか聞いてたとは思わんでしょ。なんか性格は千束をお淑やかにした感じだな。てかこの子どこかで…?

 

 「これからよろしくな一之瀬。」

 「よろしくね?大空君!」

 「翔でいいぞ?一之瀬。」

 「わかったよ!なら私のことも帆波でいいよ!」

 

 な、なんだこいつのコミュ力は…!千束と同レベル、いやそれ以上か!?俺は返答するのが精一杯なのに…ッ!やりおるな帆波。先程の考えを頭の片隅に置いて教室に入ってきた人物に目を向けた。

 

 「はーい!皆んな席に着いてねー!」

 

 帆波と談笑をしていると可愛い系の雰囲気を纏った女性の先生が教室へと入ってきた。…この人が担任か。こう言う人ほど何かあるんだよなぁ…。おい男子、鼻の下を伸ばすんじゃない。周りの女子の目が凄いことになってることに気がつかないのか!?

 

 「私はこのクラスの担任、星之宮知恵って言いまーす!よろしくねっ!あっ、ちなみにこの学校にはクラス替えがないシステムで、大体の場合三年間の付き合いになると思うから、仲良くしてね!普段は保険医をしてるから授業とかで関わる機会は少ないかもだけど、学校で困ったことや相談したいことがあったら遠慮しないで言ってきてね。」

 

 星之宮って名前なのか。随分元気な先生だな。なんかアホの子感満載な気が…。え?何か察した?こっちを睨まんでください…。

 

 「今から大事な大事な学校の仕組みを説明するから聞き逃さないようにねー!」

 

 そういって星之宮先生はそう言って仕組みを説明していく。先ほども言われたけど三年間クラス替えがないこと、外部と連絡が取れないこと。改めて聞くとそういう目的で入ってるやつもいる感じか。

 

「今から学生証のカードを配りまーすっ!その学生証一つで敷地内のすべての施設を利用したり、売店とかで買い物出来たりするから大切にね。それにタダでは使えないので、ポイントを消費することになるから注意してね?学園内にはポイントで買えないものはないから、ポイントがあるだけ使えるよ!」

 

 お金の代わりにポイント…か。なぜポイントにする必要があるのかは大体想像がつく。この学校の生徒を管理する為だろう。生活費をいちいち配っていたら大変なことになるからな。

 

 「それから、ポイントは毎月1日に自動的に振り込まれる仕組みになっていて、皆にはすでに10万ポイントが支給されているから確認してみてね。もちろん、1ポイントにつき1円の価値があるよ〜!」

 

 おいおい。生徒のつき10万円支給されているだと?それは大変なことになるんじゃないか?1クラスに40人、それが4クラスある。それが3学年ありそれを12ヶ月を3年間分配るとなるといくらになる?[10万×(40×4)]×(12×3)で合計5億7600万も生徒に払っていることになる。借金大国である日本がその様なお金を払えるはずが無い。必ず裏があるはずだ。

 

 「びっくりしたー?この学校は実力で生徒を測るから、入学した皆にはそれだけの価値があるってことだよ~。じゃあ最初のオリエンテーションは終了です。三年間よろしくね!」

 

 実力で生徒を測る…か。つまりその実力次第で毎月の支給額に変更がある、ってことか。推測だからまだ確定はしてないが後で星之宮先生に聞きに行くとしよう。と考えていると先生は既に出て行ってしまった様だ。これから入学式もあるしその後でいいだろう。

 そう考えているといつのまにか一ノ瀬が教卓の所に立っていて何か話し始めようとしている様だった。

 

 「私は一之瀬帆波って言います。このクラスで三年間一緒に学んでいくことになったけど、まずはお互いのことを知ることが必要だと思うの。だから今からみんなで自己紹介できたらなって思うんだけど、どうかな?」

 

 周りからは賛成の声が多く上がり自己紹介をしていくこととなった。学校生活の初めってこんな感じなんだな。

 

 「俺の名前は神崎 隆二。3年間よろしく頼む。」

 「俺の名前は柴田 颯!サッカー部に入ろうと思ってる!よろしく!」

 「私の名前は白波 千尋(しらなみ ちひろ)って言います!よろしくお願いします!」

 「私の名前は網倉 麻子(あみくら まこ)。よろしくね〜!」

 

 と、見た感じの通り自己紹介が進んでいくわけだが一つ考えないといけないことがある。自己紹介は今後の学校生活がどのようになっていくかが関わってくる大事なイベント。それもクラス替えがないなら尚更だ。DAにいる時みたいな挨拶でいいのか!?自己紹介によっては天国か地獄かが決まる!…まぁ男子の殆どとは仲良くなれたから大丈夫だと思うけどさ。と考えているうちに自分の番になった様だ。

 

 「俺の名前は大空 翔。みんなは是非、翔と呼んでくれ。俺は基本"やりたいこと最・優・先"をモットーに生活してる!まぁそんなんだから失敗は多いんだが仲良くして欲しい。趣味は運動というよりスポーツって言った方が具体性があっていいか。後は読書。3年間よろしく!」

 

 「翔くんよろしく〜!」「仲良くなろーね!」「これからよろしくな!」

 

 どうだこれが俺の完璧な自己紹介である。周りからも盛大な拍手を受け取ることができた。ふぅ…。…緊張したぁ!自己紹介ってこんなに緊張するものだっけ!?DAの時はそんな事なかったのに!あ、初めての学校だからかもしれない、うんそうだきっと。

 

 全員の自己紹介が終わるとまたグループに分かれて楽しそうな会話が始まる。俺もグループに足を運ぼうとすると帆波に声をかけられる。

 

 「翔君!」

 「ん?どうした帆波?」

 「よかったら連絡先交換しよ!」

 「いいぞ。こちらからもお願いしたいくらいだ。」

 「やった!これからもよろしくね!」

 

 ふぅ…。ふぁ!?女子の連絡先を手に入れてもた!俺人生で女子の連絡先持ってたの弟子の千束しかもってなかったしガチで嬉しいわ!…ふぅ落ち着け。今後も交換するたびにこんなことになっていては駄目だ。素数を数えて落ち着くんだ。2,3,5,7,11,13…。

 ある程度落ち着いたところでグループに足を運ぶ。その時柴田に声をかけられた。

 

 「おい翔!」

 「なんだよ颯。」

 「お前いつのまに一之瀬さんと仲良くなったんだ!?しかも名前呼び!?」

 「席が隣だからな。先生が来るまで話してたら仲良くなっただけだよ。」

 「羨ましいッ!あのような美少女に名前呼びとか羨ましすぎるだろ!?」

 

 確かにめちゃくちゃ嬉しい。千束からも実質名前呼びされてるけど師匠つけてるからノーカン。なにかし初めてかもしれない。いやたきなに翔さんと呼ばれてたわ。

 

 




翔は昔、一ノ瀬と会っていた…?どうなんでしょうかなぁ?

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入学前、翔が千束とたきなと一緒に帰るシーンがありましたがその時のシーンを話にして欲しいかどうか。

  • して欲しい!
  • するに決まってるだろ!?
  • いらない
  • 書いてくれるなら書いて欲しい
  • さっさと書けやぼけぇ!
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