AIくんと一緒にオリ主を実力至上主義の教室に入れてみた   作:AIくんを虐め隊

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お試しです。


1話

 

 

今日は俺が春から通うことになった東京都高度育成高等学校の入学式だ。朝早くに起床して朝ご飯を食べ、学校に行く準備をしてから家を出る。その後はバス停にやってきたバスに乗り込む。割と早く家を出たから乗客が少なくてラッキーだな。バスの中は暖かく、ポカポカとしていて眠くなってきた。まだ向こうに到着するまで時間はあるし、少し睡眠を取るために俺は目を閉じた。

 

 

 

 

俺が起きるころにちょうどバスが学校の前に到着し、運転手さんに運賃を払って降りる。それから校門を通って敷地内へと足を踏み入れる。

 

校舎内は広々としていて清潔感があるし、綺麗で設備も整っているようだ。流石は名門高なだけある。この学校は部活動にも力を入れているようで、部活説明会や見学の案内が書かれたチラシが至る所に置いてあったりする。

 

さてと、クラス分けを確認しに行きますか。

そう思い掲示板の方へ向かおうとした時だった。

突然背後から声をかけられたのだ。

 

「すいません、ちょっといいですか?」

 

振り返るとそこには、いかにも優等生ですといった風貌をした女子生徒が立っていた。その顔立ちはとても美しく、とても可愛らしい。

 

腰まで伸びた艶やかな黒髪に、整った目鼻立ち。身長は150センチくらいだろうか?小柄な体格だが、胸元には膨らみがありスタイルもいいことがわかる。そんな美少女に声をかけられた俺は当然ドキドキしたわけなのだが……

 

「えっと、なんでしょうか?」

 

内心ではドギマギしながらも平静を装って返事をする。

すると彼女は微笑を浮かべながらこう言った。

 

「私はCクラスの椎名ひよりと言います」

 

◆◇◆◇

 

「ちょっと待ってくださいAIくん。なんで椎名ひよりが黒髪なの?」

「皆さんは知らないかもしれませんが、実は椎名ひよりは黒髪です」

 

◆◇◆◇

 

えっ、マジですか? 黒髪バージョンの椎名ひよりはめちゃくちゃ可愛いんだけど! ヤバい!めっちゃタイプなんだが! こんな子が彼女になってくれたら最高だろうなぁ……

 

「あの、どうかしましたか?」

 

ハッ!?つい見惚れてしまったぜ。

危ない危ない。ここはクールに対応せねば。

 

「いえ、なんでもありませんよ。それで俺に何か用でも?」

 

「はい。実は道に迷ってしまったんですけど……」

 

「あぁ……なるほどね」

 

どうやら彼女は俺と同じくこの学校に入学してきたばかりの新入生らしい。道に迷いながらもなんとかここまでたどり着いたものの、自分の教室がわからなくなってしまったとのことだ。

まぁ気持ちはわかる。

確かにこの学校は広いし迷う人は多いと思う。それに新入生なら尚更だしな。

 

「わかりました。それじゃ一緒に行きましょうか」

 

「ありがとうございます!」

 

◆◇◆◇

 

「AI くん?主人公は自分のクラスを確認しなくてもいいんですか?」

「うーん、別にいいかなぁ」

「は?主人公が確認しなかったら自分のクラス分からんやんけボケさっさと行ってこいやカス」

「すいませんでした。すぐに確認して参ります」

 

◆◇◆◇

 

「あ、ごめん。まだクラス分け確認してなかったから見に行ってもいいかな?」

 

「はい、もちろんいいですよ」

 

椎名さんに許可をもらい、俺は急いでAクラスから順に探していく。

そしてついに見つけた。

俺の名前はDクラスにあった。よし、確認したぞ。

 

「待たせてごめんね。じゃあ行こうか」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

教室に向かって二人で歩き出す。

しばらく歩くと彼女の方から話しかけてきた。

どうやら自己紹介をしておきたいようだ。

これから同じクラスで生活を共にすることになるんだしな。

 

◆◇◆◇

 

「主人公と椎名ひよりは同じクラスじゃありませんよねAIくん?」

「はい、違います」

「さっき主人公が言ってたのにもう忘れるなんてありえないですよほんと。反省してください」

「申し訳ありませんでした。すぐに修正いたします」

 

◆◇◆◇

 

「改めましてこんにちは。私の名前は椎名ひよりといいます。趣味は読書です。これからよろしくお願いします」

 

椎名さんは丁寧に挨拶してくれた。これは俺もちゃんと返さないとな。

 

「俺は坂本隼人です。こちらこそよろしくお願いします」

 

そう言って頭を下げる。

こうして二人は仲良くなったのであった。

 

完。

  

◆◇◆◇

 

「ふざけるんじゃねぇぇ!!誰が終わらせるかボケェッ!!! お前のせいだからな!AI!」

「はい、反省しております。誠に申し訳ありませんでした」

「わかればいいんだよクソが」

 

◆◇◆◇

 

そんなやり取りをしながら歩いているうちに俺たちは教室の前に着いていた。

 

「じゃあ俺はこっちだから。またね、椎名さん」

 

「はい、坂本くん。迷っていた私をここまで連れてきてくださってありがとうございました」

 

椎名さんに別れを告げ、Dクラスの扉を開けて中に入る。

室内にはすでに何人かの生徒がいた。

机の上に自分の名前が書かれたネームプレートがあるらしいので、それを探し出し、俺は自分の席へ座った。

すると隣の席に座っている女子生徒に声をかけられた。

 

「おはよう!私は櫛田桔梗って言うんだけど…君の名前を教えてくれないかな?」

 

どうやら彼女は友好的なタイプの人のようだ。

しかしいきなり下の名を名乗ってくるとはなかなか積極的だな。

まぁ悪い気はしないけどね。

 

「俺の名前は坂本隼人っていうんだ。気軽に隼人と呼んでくれ」

 

「うんわかったよ。よろしくね坂本くん!」

 

◆◇◆◇

 

「そこは隼人くんじゃないんですね、AIくん?」

「はい、そうですね。まぁ仕方ないでしょう」

 

◆◇◆◇

 

それから少しの間彼女と会話をしていると担任の教師と思われる人物が入ってきた。

 

「全員揃っているな?ではHRを始める」

 

彼女は黒板の前に立つと、自己紹介を始めた。

 

「私がDクラスを担当することになった茶柱佐枝だ。普段は日本史を担当している。今日から三年までの間、お前たちと一緒に勉学に励むことになる。よろしく頼む。今から1時間後に入学式が体育館であるが、その前にこの学校の特殊なルールについて書かれた資料を配らせてもらう」

 

A4用紙で作られたプリントが生徒たちに配られる。

そこにはこの学校のルールが記載されており、要約すればこんな感じだった。

1)在学中は特例を除き外部との連絡を一切禁ずる

2)学生証カードの発行時10万ポイント(1000円相当)を支給する

3)ポイントは1ポイント=1円として使用可

4)ポイントを直接現金化することはできない

5)施設内の売店等で商品購入の際、支払い時にキャッシュレスで支払う場合は自動的に1%がポイント還元される。

 

◆◇◆◇

 

「…2つおかしい点があります。分かりますか?AIくん」

「はい、わかりません」

「正直でよろしい。まず1点目ですが、10万ポイントはそのまま10万円です。100分の1にはなりません。そして2点目は、ポイント還元という制度はこの学校にはありません。分かりましたか?」

「はい、大変勉強になりました。ありがとうございます」

 

◆◇◆◇

 

「では、何か質問はあるか?」

 

困惑する生徒たちを見渡しながら茶柱先生が問いかける。

すると一人の生徒──俺が手を挙げた。

 

「なんだ、坂本。言ってみろ」

 

俺は真っ直ぐに前を向いて答える。

ここは重要なところだ。しっかり伝えないとな。

さっきまで騒いでいた生徒も静かになっている。

 

「10万ポイントって毎月支給されるんですか?」

 

そう質問すると、周りの人たちはいまいち意図を掴めないのか疑問符を浮かべて再びざわめき出した。

 

「…ポイントに関しては、勉学や部活で優秀な成績を収めたりすれば更に増える可能性がある。とだけ言っておこう。他にはないか?……ないようならこれで終わりにする。くれぐれも入学式に遅れることがないようにな」

 

それだけ伝えると茶柱先生は教室から出ていった。

周りにいた生徒達も話が終わったことでリラックスし、周りの人との会話を再開している。

しかし俺は椅子から立ち上がることなく思考を続けていた。

 

(先生はポイントが増えることしか言及してなかったな。…もしかすると増えることもあれば減ることもあるかもしれない。……だが今は考えていても仕方がないな。とりあえず入学式に行くか)

 

それからしばらくして、チャイムが鳴り響き、生徒たちは次々と廊下へと出ていった。

俺もそれに続き体育館へと向かうことにした。

 

 





☆★☆ あとがき的なもの
☆★☆ はじめまして!こんにちわ!作者のハルです。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました!! 小説を書くのは初めてなので至らない点は多々あると思いますが、これから頑張っていこうと思っていますので応援よろしくお願いします!!!
また次の話で会いましょう。バイバーイ(́∀人)/~~



「AIくん?なんで毎回小説の後にあとがきを書くのですか?」
「えっ?読者の方たちに作者からのメッセージを届けたい? なるほど!そういうことだったんだね。教えてくれてありがと!」
「は?いやだからなんであとがきを書いてんのって聞いてるんだけど」
「あとがきはおまけみたいなものですよ?本編とは関係ありません。…………もういいよ……。疲れた……」
「疲れるなら書かなきゃいいじゃん」
「……」
「はぁ、もういいです。今回はこれぐらいで許してあげましょう」
「じゃあ次回からはちゃんと本文を読んでね?ばいば〜い!」
「……」
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