俺は
そんな人外化け物刻晴様の仕事スピードにここにいる大半にいる者はついていけず、刻晴様に渡された仕事を終わらせる為に午後10時まで残業している人がほとんど
昔このような勤務状況を見て刻晴様は言ったのだ
「あら、意外とまだできそうね。残業時間を増やそうかしら」
それは、尊敬すべき刻晴様の言葉ではなく悪魔の呟きだった。その時俺は強く願った「残業したくねぇ。遂に働きすぎて頭イカれたかこの上司」と。そして、その瞬間俺の刻晴様を敬う心は消え神の目を授かっていた
俺たちは団結した。普段は、食堂のおかずを奪い合っていたがその時の団結力は恐らく岩王帝君も驚くだろう。その結果、残業時間が増やされる計画は阻止された。それからというもの、俺は絶対に残業したくない男となったのだ
さぁ、今日の仕事も終わったこのまま退勤して、かわいいお姉ちゃんがいるお店にでもいこうではないか
「じゃあ、この仕事もお願いね」
「は?」
可笑しいな、この人は何を言っているんだ?
「刻晴様、もう午後5時半ですが?」
「えぇ、そうね。でも、残業すれば今日中に終わるわよ?」
「え、いや。俺は普通に定時で帰りたいんですけど」
「だから、この仕事を終えたら帰っていいわよ」
ふーーーーー。落ち着け深呼吸だ。上司を怒鳴ってクビだなんて真似は俺はしない。状況を整理しよう。俺は今さっき刻晴様に今日の分の仕事を終わらせた。その証拠に、刻晴様の机の上には俺が終わらせた仕事がおいてある
それで、今更追加で仕事だと?ふっ、何を言っているんだこの上司は
「刻晴様。落ち着いて下さい」
「なんで、私が落ち着かないといけないのよ」
「きっと、刻晴様は今日女の子の日で正常な思考でないのですね。早めの帰宅をおすすめします」
俺の言葉に刻晴様の手が止まった。もちろん、俺の口も止まった。やってしまったらしい。刻晴の顔に血管が若干浮き出てるきがするぞー
「それは、どういう意味?」
刻晴様の部屋に流れる重圧を肌でひしひしと感じている。時々、同僚との間で刻晴様に冗談は通じるかって話してたけど、どうやら全く通じなさそうだ。俺は、恐らくこの返答で今後の人生が決まるだろう
このまま璃月七星のもとで仕事ができるか
盗賊として生きるか
いや、しかし
後者で生きるのも楽しそうな気がしてきた。ぶっちゃけ神の目があるし行ける気がしてきた
退路ができたら、この状況において余裕が生まれてきたな。せっかく出しこのまま刻晴様を弄り倒してやる。なぜ日頃の鬱憤を今はらさないことがあろうか、いやない
「いや、俺も詳しくはよく知らないですけどね。女性は生理が来るとイライラするって言うじゃないですか。それで、刻晴様もイライラしててまともな判断ができてないんじゃないかなーって思って。だから、決して女性蔑視とかそういうのじゃなくて、ちゃんと刻晴様の身体を心配して言っているんですよ」
「そう。なら、安心して。別に生理とかじゃなくて普通だから」
俺の軽いジャブを刻晴様は若干苛ついた様子を見せるが軽くスウェーで受け流した。流石、璃月七星を担う人だ。煽り耐性も人よりかは高いということですか。しかし、どこまで耐えられるか見ものですよ
「だから、さっさとこの仕事を終わらせてきて頂戴」
「刻晴様・・・」
「何?まだ、何かあるの?」
怖っ。ちょっと、名前を意味ありげに呼んだだけで睨まなくてもいいじゃん
「それ、本当に今日中に終わらせないといけないんですか?俺には今週中でいいように見えるんですが」
「そうね。確かに今日中に終わらせる必要はないけど、これを今日終わらせるだけで明日の仕事の段取りがトントン拍子でうまくいくわよ」
いや、こっちはそんな仕事がトントン拍子でいったら困るんだよ。一日一書類が俺の主義なのに
「なるほど。それでは、この仕事は何時間後ぐらいに終わらせればよろしいのでしょうか?それと刻晴様の生理は何日後ですか?」
「そうね、1〜2時間で終わらせて貰えれば。それと、生理は多分3〜4日後・・・・・・・・」
「・・・ぷっ」
「殺すわ」
ヒュッという音を最大限まで高くしたようか音が聞こえた瞬間俺は身体をのけぞらした
「ヒエッ」
ぬ、抜きやがったこの人。なんの躊躇いもなく片手剣を。本当になんの迷いもなく、俺に横薙ぎに振ってきた。俺が、紙一重で避けていなければ今頃俺の胴体は真っ二つだったろう
「あっぶな。俺が、避けなかったら確実に死んでましたよ!パワハラだ!パワハラ!」
「今まで私に散々セクハラしてたやつが今更何言ってるのよ!」
「あっ・・・いや、それとこれは別問題ですよ!俺が、本当に死んでたらどうするつもりだったんですか!?」
「そうね・・・」
刻晴様は少しだけ考える素振りをしてから
「過労死ってことにしとくわね」
曇りのない笑顔でこう言った
駄目だこの上司。重度のワーカーホリックっていうだけでもヤバいのにそこに倫理観がなくなるとか、泣きっ面に蜂もドン引きするレベルだぞ。よくこんな人が七星になれたな
「胴体が真っ二つになる過労死ってそれもう過労死じゃないですよ」
「確かにその通りね。でも、安心して」
「というと?」
「ちゃんと隠蔽しとくから」
「もっっっっとやべぇんだよ!!!」
こんなに腹から声出したの久しぶりだわ!
「というか、刻晴様?こっちにジリジリ近寄ってくるのはなんなんですか?怖いんですけど?あの、生理の件で刻晴様をからかったのは謝るので、剣を収めて欲しいんですけど!!」
「・・・・・・・・・」
駄目だこの人目が漆黒に堕ちてる。このままでは、定時に帰るどころか本当に俺の命が危うい
誰か誰か来てくれ!!
「刻晴様、失礼してもよろしいでしょうか?」
キターーーーーーーーーー!
「えぇ、いいわよ」
一旦刻晴様も目にハイライトを灯し、さっきの殺気が嘘のように落ち着いた様子で自分の椅子に戻った。あ、ダジャレを作るつもりで言ったわけじゃないよ
「おや、双毀さんもいたのですか」
「はい、少し刻晴様にようがあったので。でも、もう終わったので俺は失礼しますね」
お辞儀をしてから、扉にてをかけようとした瞬間ビリッと扉から一筋の雷光が発せられたのに気付いた
刻晴様の方を向くと平静を装い仕事の話をしていた。邸さんは気づいていないようだ
もう1度扉に手をかけようとするとまたも、いや、次はバチバチッと厳つい音を発した雷光が扉から発せられた
さらにもう1度刻晴様の方を向くと、やはり平静を装っているし邸さんは気づいていないようだった。恐ろしく速い雷光、俺でなきゃ感電してるね・・・
これは、刻晴様のただでは帰さないというメッセージというか普通に俺を殺そうとしてる
俺の炎元素だと過負荷反応をして、俺が自爆するしな・・・
くそっ、あの猫耳だと思ったら、ただ髪を結んでるだけでめちゃくちゃタイツが似合うくらいで調子にのるなよぉ
こうなったら、俺もとことん付きあってるやるよ
「おや、双毀さん。出ていったはずでは?」
「いえ、そういえばまだ用があったのを思い出しましてね」
「そうですか。それでは、お先に失礼します」
「えぇ、また明日」
明日仕事に来るとは言ってないけどな。さて、これでまた二人っきりだな
「また、二人っきりね」
なんで、考えてることが一緒なんだよ
「私から逃げなかったことは褒めてあげるわ。今なら私の脚を舐めて許しを請うなら、許してあげてもいいわよ」
「えっ・・・」
なんすか・・・急にそんなご褒美を出してきて・・・こわっ・・・
刻晴(ふんっ。流石の双毀もこれには驚いて二の句が告げないみたいね。なにせ他人の脚を舐めるなんて屈辱でしかないものね)
「それで、本当に許して貰えるんですか?」
俺は恐る恐る喉から声を振り絞ってきいた。さっきまでの刻晴様の様子を見ていてそれだけで許して貰えるとは思えない。ましてや、そんなご褒美の上に許してくれるなんておかしすぎる
「えぇ、勿論よ。信じられないのなら、玉衡としてあなたと契約を結んであげましょうか?」
「じゃあ、お願いします」
『契約』それは、璃月にとって最も重要とされている言葉。契約を蔑ろにすることは璃月では遠回しな社会的な死を意味する。そこまで、言うなら信じよう
刻晴が一瞬で用意した契約書をきちんと確認して、俺がサインするのを確認したら刻晴様もサインした
「ふぅ、これで契約は成立ね」
契約書を見て頷く刻晴様。この人今はセクハラしたことにキレて若干理性失ってるから特に気にしてないけど、自分がセクハラされたことを自分の脚を舐めさせて許します、なんて内容の契約書を後々振り返ったら黒歴史でしかないよな
俺だったらあまりの恥ずかしさのあまり爆炎樹に突っ込むわ
「じゃあ、さっさと舐めなさい」
椅子にどかっと座って、右脚を差し出す上司の姿を見て一体部下である俺はどのような感情を抱けばいいのか?
答えはこの機会にもっとこの上司を恥ずかしめてやろう、である
これまで、散々このワーカーホリック上司に合わせてきたおかげで、多くのストレスが溜まっていた
俺はそのストレスをこの上司のSランクの脚をみて癒やすか、大人のお店に行ってお姉ちゃんたちとキャッキャウフフするくらいである
そして、その脚が今俺の前にどうぞお食べくださいと差し出されているのだ。据え膳食わぬは男の恥、徹底的に辱めてやるぜ
ゲヘヘへへへへへへへ
「刻晴様知ってますか?」
「何を?」
「脚を舐めるのにも最低限のルールがあるんですよ」
「それほんと?」
怪訝そうな目になる刻晴様。そんなんあるわけないでしょ。刻晴様を辱める為の嘘ですよ
「ほんとです。働き詰めであまり遊ばない刻晴様にはわからないかもしれないけれど、脚を舐めるのにもちょっとしたルールがあるんです。俺は普段から子供が入れないようなお店に出入りしてるんでわかります」
「あなたサラッととんでもないこと言うのね。それで、どうすればいいの?」
ふっ、これだから刻晴様はチョロいって言われるんだよ。ルールとか規則とかの言葉を出せば、騙されちゃうんだから
既に蜘蛛の糸にかかりかけている、彼女を見ているとどう料理してやろうか舌なめずりを禁じえない
「先ずは、そのタイツを脱いでください。タイツがあったら、舐めにくいでしょ?」
「そうなの?まぁ、確かにわからなくもないわね」
こう言ってスカートの中に手を入れてタイツを脱ぎだした。みなさ~ん!璃月七星のストリップショーですよー!!、と思いっきり叫びたいぐっと我慢する。他の野郎にこんな特等席渡せるかよ
「脱いだわよ。次はどうするの?」
「それじゃあ、そこの椅子に座って舐められたい脚を出してください」
俺の言葉通りに動いて、普段七星として座っている椅子に腰掛けた。正直ここまで、うまくいくとは思わなかった
「では、失礼します。刻晴様」
「えぇ」
彼女前にひざまずき、まるでガラスの靴を扱うように脚を触った。細すぎず、太すぎず心地よいさわり心地がする肉つき。璃月七星としての威厳を保ちながも、決して威張ることのないスカートから出る脚はすらーっとしていてまさに美脚という褒め言葉がふさわしい
そんな脚に俺は、さっきまでの繊細な手付きが台無しになるほど舐め始めた
「ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ」
「んひっ!?」
真夏の日乾いた喉を水で潤すように、一心不乱に舐めた。ちょっと、汗の味がした
そして、刻晴様は未知の感覚に声音に戸惑いの色を隠すことができない
「っ、ひぁっ!ちょ、ちょっと舐めるってそんな必死に舐めなくてもぉ!?」
目の前に綺麗な形をしている親指があったので、試しにむしゃぶりついてみた。すると、刻晴様はなんとも乙女な反応をしてくれるではないか。顎をそらして、口を大きく開き涎を垂らす。なんて、やりがいがある女なんだ
「んっ、ちょ、ちょっとくしゅぐったい〜」
ペロペロ
「ぁ、はぁ、いいかげんにやめてってイッてっ!るでしょ!?」
ペロペロ
「いい加減にしないとっ!切りきじゃむわよ」
そんな、ろれつがまわらない状態で言われてもな。脚をバタバタとさせるも、俺がバカ力で押さえつけてるせいで抜け出せず、身体全身を、くねくねさせるその姿は、もう快感にヨガっているようにしか見えなかった
そして、そんなに身体をよじらせると、その短いスカートとの相乗効果で普段見えない物も見える
「あっ、パンツ見えた」
「っ!?」
その一言で、しまった剣を再び抜いた刻晴様。だが、そんな状態で抜いた剣が俺にあたるはずがない。まぁ、抜いてる時点で、大したものだが
「はぁ、はぁ、この変態!今度こそ切り刻んで、群玉閣の池の鯉の餌にしてやるわ!」
キッと睨む目と紫電を纏う剣を見て、俺は今度こそ逃げる覚悟をした
「そんなん嫌に決まってるでしょ!」
「あっ、こらっ!待ちなさい!!」
俺は脱兎の如く部屋を飛び出し、塀を飛び越え、璃月の街で上司と共に鬼ごっこをした
この日。刻晴様が職場から消えたことで、全員定時で帰れたとさ。めでたしめでたし
多分続かないけど、好評だったら続けるかも?
見たい刻晴
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ヤンデレ刻晴
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ツンデレ刻晴
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甘えてくる刻晴
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変態刻晴