光の戦士と暁のベル・クラネルがダンジョンにいるのは間違っているだろうか 作:dukemon
1、
ベルは目が覚めると、暗黒期真ん中のオラリオにいる。
「これは一体……どういうことなんだ………」
彼はニーズヘッグに体を見てもらうため、アーテリスに戻って、宿屋で眠りについた。
時空転移できる第一世界のクリスタルタワーに行っていないし、この世界にはそういう術者がいるとは思えない。
しかし、眠りにつく前に誰かの声が聞こえたような気がする。
『ザルド……アルフィア………二人を助けて…………!』
「伯父さんとお義母さんを助ける。言われなくてもそうするよ。知らない依頼人さん」
ザルドとアルフィアを助けるために、何か必要なのか?
ベルは頭が熱が出るほど必死に考え込んだ。
今の時期は大抗争の少し前だ。これは実に都合がいい。たぶん依頼人はある程度ベルを送る時間をコントロールできるだろ。
しかし、先回りをし、村に行って二人を説得するのは不可能だ。この時点、二人はすでに村を出た。
それなら……狙いは………
「大抗争を止めること」
未来で収集した情報は大抗争に関することがあるが、詳しくはない。
闇派閥は人体爆弾を使った。
オラリオが炎上した。
多くの神々が送還された。
ザルドとアルフィアは闇派閥として戦い、戦死した。
それだけだ。
ベルは冷静に自分ができることを考える。
正義の派閥と合流するか?いや、彼らは確かに有能だけど、大抗争のあらましを見ると、初期は戦略的に敗北したとしかいえない。たとえ未来からの情報を与えても、それを掻い潜られるかもしれない。
闇派閥を片っ端から捕まえて、情報を吐かせるのか?いや、正義の派閥たちはもっとうまくやる。
今のところ、もっとも有効な手段は、どう考えても一つだけだ。
光の戦士でもそうするだろ。
「邪神探しだ」
2、
「神様、今回の結果です。ご覧ください」
「おお、なかなかのものだ。これは次の段階へ進むことができる」
主神の心からの称賛を受けた眷族は天に昇る気がする。
人とモンスターの異種混成、画期的な実験は主神でも支持されている。
次の実験に思いを馳せる時、衝撃を感じ、彼の意識が深い闇に落ちた。
ベルは気絶した神と眷族を縄できつく縛り、口に白布で塞いだ。
決意してからまだ半日しか経っていないが、獲物はすでに一匹を捕まえた。
たとえ神威が隠れても、魔力感知で簡単に神と人間を見分ける。
オラリオ中を歩き回って、怪しい動きを見せる眷族や神を追跡し、闇派閥らしい犯罪行為をする主神を気絶させる。
周りには護衛数名いるけど、ベルの身体能力はレベル8、全員を無力化するのはたやすいことだ。
神威が放たれても、ハイデリンと戦ったベルにとってそよ風でしかない。
「ビンゴだ」
部屋の中を探ったら、犯罪の証拠はたくさん出てきた。
この神はルドラといい、眷族がモンスターの密売と密輸をして、モンスターを調教し、人と冒険者を襲わせる。
さらに、人を攫い、モンスターとの交配実験や融合実験を行った。
その記録の惨状を閲覧したベルは吐き気がして、闇派閥の危険を再認識した。
「何者だ!」
「
異状を気づいた眷族の一人が屋内に入った途端、ベルの怒りの一撃に壁に突っ込まれた。
そのまま、邪神を担げて、窓から夜空に飛び上がった。
「各ファミリア代表、揃ったな。ではこれより緊急の闇派閥対策会議を始める――」
都市北西のメインストリート、別名『冒険者通り』にその建物が佇んでいる。
万神殿を彷彿させる作りは荘厳で、まさしく都市の中枢と言っていい。
迷宮都市の管理機関『ギルド本部』である。
その奥、百人以上を同席できる大型の会議室で、多くの冒険者たち円卓に腰を下ろした。
上級冒険者を前に、肥えたエルフという形容にふさわしいギルド長、ロイマン・マルディールは会議の開始を宣言した。
「今回の議題はオラリオを騒がせている『白騎士』。ルドラ神を始めに、五日間すでに五つの闇派閥主神を捕縛した正体不明の戦士………その前に、闇派閥の捜査はなんだ!遅すぎるだろ!!神が五柱も捕まったぞ!……ひぃ!」
上級冒険者の殺意を一身に注がれたロイマンは怒号を飲み込んだ。
列席している冒険者たちは全員疲れ果てて、いまでも眠り込んでしまうような顔をしている。
《ロキ・ファミリア》の団長フィンはすでに四徹している。
もっとひどいのは《フレイヤ・ファミリア》の団長オッタルと副団長アレン。遠征から帰ったすぐ闇派閥の掃討に都市中に回らされる。
この場にいる全員は白騎士の行動を好機を思っているから、飲まず食わずに一日中駆けまわしている。
遅いのは完全に人手不足のせいだ。
「ロイマン、前置きはいい。緊急会議なら大事な情報があるだろ」
フィンはロイマンの人格はともかく、能力を評価している。
彼が緊急会議を開催するのはよほどの理由があるはずだと思っている。
「え、ええ、白騎士から連絡が入った………今回の狙いはアパテーだ」
アパテーの名を聞き、円卓に座っている者は真顔となった。
前回の攻勢で多数の幹部を殲滅したが、不正の派閥は依然に闇派閥の主力であった。
かの女神の送還あるいは追放は正義の派閥の悲願と言っても過言ではない。
「しかし、彼はアパテー神はおそらく自分を誘い出す囮とみた。だから、自分が囮となって、包囲してくるはず闇派閥の構成員を一網打尽しようと協力を求めた」
「本人に会ったのか?」
「神の口を塞いだ白布に書いたメッセージだ。偽装はできない。それと、白騎士は今晩でアパテーを捕縛しに行く。この場で決断をする必要がある」
ダイダロス通り。それは都市南東に存在する広大な住宅街である。
住宅街といっても、その構造は混沌としか言いようがない。
重層的な作りは上下に伸びる階段をいくつも生み出し、入り乱れた道は区画の隅まで広がている。
「本当に迷えるところだ……」
ベルは未来でここに入ることはなかったが、光の戦士は数回踏み入り、ダイダロス通りの地図を作り上げた。
一人で冒険するたびに、いつも光の戦士と暁の血盟の有能さを身に沁み入れる。
未来の地図は今のダイダロス通りと少し違ったけど、おおむね正確だ。
ベルはフードローブを被って複雑怪奇の道を進んでいく。
(やはり、寂れている)
ロックが言ったダイダロス通りはスラムでありながら、生活感が溢れる場所だった。
チェスに興じる老人、紐に通された洗濯物はどこにもない。
その代わりにスリをしている子供たちや刃物を所持している住民など、犯罪や過激な自衛行為をする人がたくさんいる。
暗黒期という時代は人々から未来への展望を奪った。
それもその通り、今を生きるに必死だった人は未来を考える気力などない。
ベルは落ち着き払って、目的地に進んでいく。
少し離れている場所から闇派閥がこの周辺を包囲している。
さらに、正義の派閥はその包囲網を監視していると感知した。
目的地に到着した途端、ベルは竜騎士の全身鎧に換装し、建物に突っ込んでいく。
建物の中で三人しかいない。うち一人は神。
魔力感知に従い、ベルは地下室に向かった。
「ようこそ、白騎士くん。残念だが、アパテーはここにいないよ」
「いいや。大当たりだ。エレボス神。僕は、君の神意を問いたい。」
前髪は灰色としている神物。エレボス。
漆黒の鎧と臙脂のマントを纏っている戦士。ザルド。
黒きドレスを着ている灰髪の魔導士。アルフィア。
ベルは最終目的と対峙する
3、
「なぜ闇派閥を加担し、オラリオが滅ぶような計画を描いたか?」
「そんなことを聞いてどうする?もちろん、純然たる混沌を……」
エレボスは醜悪な笑顔で言い放った。
「嘘はやめてくれ。戯言を言ったら君を送還する。僕にはできるし、躊躇うつもりもない。神殺しの罰があるなら、甘んじて受けよう」
ベルはきっぱりと虚言を断ち切った。
「彼は本気だ。エレボス」
「わかっている、ザルド。なら白騎士、俺の質問を答えたら、神意を教えよう。等価交換だ」
「問題ない。質問は?」
「神を恐れぬ、闇派閥に大きな痛手を与えた白騎士に聞こう、正義とはなんだ?」
「心。命は自分の正しさを信じ、歩きたい未来を掴み取ろうとする。それを正義と呼ぶ。歩きたい未来を邪魔をするものが現れたら、相手を悪と呼び自分を正義を呼ぶのは普通だ。結局、どちらも正義で、心に従ったに過ぎない」
「ほう、なかなか的に射た見解だね。じゃあ、白騎士、君の正義、君の心、君が歩きたい未来は?」
これまでの旅路を思い出す。
過去に囚われた竜。
強き正義をもって、信じる心を失った帝国。
原初を取り戻したい神々。
命の答えを求める青き鳥。
終末より生まれ、命の光を見せた雄牛。
「………僕は…灯火になりたい。絶望に沈んだ者の足元を照らせる僅かな光に。怒りと悲しみに自分を失う者に己を取り戻す印に。それはやがてどんな終末でも乗り越えると、僕は信じている」
エレボスは笑い出した。
本当に嬉しそうに何度も拍手した。
「見事だ。白騎士、君は、かの生ける終末を打ち砕く者、最後の英雄になる気があるのか?」
最後の英雄という言葉がベルの記憶を呼び覚ました。
かつて、ザルドとアルフィアはそれについて話し合ったことがある。
“私たちの選択が下界を滅ぼすかもしれない”
(あの時の僕は、何もわからなかった。)
幸せの日々がいつまでも続くと思い込んでいたから、家族の迷い、苦悩を断ち切れなかった。
「どうして、最後の英雄というものを欲しいのか?僕はその称号に意味を見出せない」
「それは何故?」
「救ってくれる英雄を待つより、みんなで立ち向かうのはいいと思うから。みんなは自分ができることをして世界を救うなら、最後の英雄などどうでもいい」
「絵空事だね」
「英雄が絵空事を現実にするものだろ?」
「確かにそうだ。なるほど、君の考えを理解した。褒美で、俺の神意を教えよう」
そして、そのは開戦の狼煙となった。
大鐘楼の音はダイダロス通りに響き渡った。
崩れた建物の中から、三つの影が飛び出した。
戦士の男性は背負っている神を眷族に渡した。
「ヴィトー、こいつを連れてできるだけ遠く離れろ。余波で送還されるのは流石に笑えない」
「白騎士は私たち二人で戦わなければいけない強敵だ」
外の部隊を指揮しているリヴェリアは黒色のドレスを纏う魔導士が闇派閥の幹部と話しているのを見て瞠目した。
「【静寂】のアルフィア……!?なぜあなたが闇派閥などに」
「白騎士に話したが、闇派閥のような雑兵ごときに手を焼いた小娘に言う義理はない」
かつての飲み仲間が敵となり、眼前に現れたガレスは完全に動揺した。
「ザルド……どうして……」
「去れ、今の貴様と語り合う時間も、興味もない」
二人はわずかな対話の後、白騎士と向かい合った。
全身に白き軽鎧、顔の上半は兜に覆われる白騎士は冷静に告いだ。
「賭けの条件はいいか?僕が勝ったら、君達は闇派閥から離れ、山奥に隠居する。君達が勝ったら、僕はこれから闇派閥の件に手出しはしない」
「ああ、いい」
「無論」
「じゃあ、始めよう」
「【
詠唱が終わる前、閃光と化したベルはアルフィアと衝突し、彼女を吹っ飛ばした。
ザルドとアルフィアは決して油断していない。
事実上、初見でありながら、アルフィアはしっかり手刀で攻撃を防いだ。
「詠唱が強制的に中断された……スキルか」
もともと、このような奇襲ではアルフィアの詠唱を中断できない。
だが、ありえない事態は確かに起こった。
(インタージェクト成功!それに、二人が離された!)
ベルにとって、最初の一撃でどれだけ優勢を稼ぐのは勝負の分け目と理解した。
勝利条件は二人を救うこと、だから時間稼ぎで、病と毒による活動限界を狙うのは無理だ。
そうしたら、二人は消耗によって死ぬ。
今でもかなり危険な状態だから、短期決戦しかない。
【千年の怒り、千年の憎しみ、それは孤高なる汝を縛る鎖】
空に飛ばされたアルフィアに、ベルは追撃した。
並行詠唱と共に、槍の攻撃が続く。
空中で跳躍しながら下から振り上がった攻撃を、彼女が的確に捌いていく。
それでも、攻撃の衝撃と反動で、数百メートルの高度に打ち上げられた。
身動きが取れない空で、アルフィアは守勢に回し、動きを見極めようとする。
その瞬間、ベルはアルフィアから離れて、空を蹴って全速でザルドに接近した。
【我は希う。この詩は汝に希望の火を灯すことを】
初手はアルフィアとザルドを離す。
魔法でザルドを倒し、最後はアルフィアを倒す。
これはベルが考えた唯一の勝機。
二人が完全に足並みが揃ったら、定めた条件で勝利するのは不可能だ。
【我が父祖ニーズヘッグ、愛情に狂う偉大なる天竜よ】
「この魔力は……詠唱。狙いはザルドか!」
一般的に、神々は詠唱を共通語で訳している。
しかし、ベルが詠唱しているのは竜詩。
魔力を込んだ咆哮。この世界には存在しない魔法体系。
竜語がわからぬ人々は初見では絶対に出遅れる。
対人戦において、究極の初見殺し。
【どうか、この一槍は汝の前路を照らし、前に進む勇気を与えんことを】
ザルドは構えて、全身全霊で応戦している。
ベルの狙いを理解したアルフィアは第一魔法を詠唱した。
【
出遅れてもなお早い魔法。
その衝撃はベルの内臓にも届いているが、それでも彼は牙を嚙み締め、詠唱を完遂した。
「うぐっ【これこそ、希望の竜詩】」
ベルが投げ出した槍は三重に展開した魔法陣を貫通し、増幅された純白の流星がザルドに着弾……していない。
彼が振り落した剣はわずかな罅が入ったが、それと拮抗している。
(伯父さん……君はこれほど……)
二人はかつて黒竜に敗れてから、己を責めている。
故に、次代の踏み台となると望んでいる。
本来、その覚悟は今の人間を受け止めるべきものだ。
未来からくるベルにはその資格はない。
(それでも、僕は二人を死なせない!)
【
アルフィアは後ろに向かって魔法を放ち、その反動によってザルドのところに直進する。
第二魔法で竜詩を止めるつもりだ。
それより早く、ベルは空を蹴って、ザルドが持つ黒剣を拳で殴った。
もともと限界に近い剣はこれで完全で砕けた。
そして、大地が崩落し、三人が落ちていく。
4、
「……結局、勝負は一体どうなったのか?」
夜空の下で、ザルドは当然の疑問を投げた。
そこはオラリオの外、三人は故郷に帰る途中だ。
「引き分け……かな?」
ベルは首を傾げる。
目的が達成された今、勝敗など関係はないと彼は思っている。
「私の勝ちだろ」
「「そりゃそうだが………!」」
あの一分未満の戦いで、最後まで軽傷だった人はアルフィアだから、彼女が言った通りだ。
希望の竜詩は三人を巻き込み、ダイダロス通りを大穴を開いた。
さらに、その下にいる闇派閥の基地、人造迷宮グノッソスの天井も破壊した。
常時第二魔法を展開しているアルフィアはほぼ無傷。
ベルは重傷。ザルドは戦闘不能。
グノッソスで戦闘が続行しようとする二人だが、ベルの兜はボロボロと砕け散った。
「最初から正体を明かしたら、話くらい聞いてやった」
「いや、戦わずに説得は不可能だろう。お義母さんは僕と同じ頭が固いから……痛い!」
容赦ない拳骨がベルに襲った。
交渉した結果、ザルドとアルフィアはオラリオに一年の時間を与えた。
もし、一年後両大派閥は暗黒期を終結できないなら、今度二人は全力でオラリオを滅ぼしに行く。
この件はフィンとオッタルにも伝えた。
「話しても信じられないだろ。未来から来たベルとか」
「まあ、こっちのベルは僕にならないだろ。それでいいと思うよ。さすがに十六歳で人間辞めるのは………」
「もしここのベルがそうなったら、俺は一緒に辞めよう。解毒剤というのはお前の血だろ。聞いた通りの作用なら、スキルで効果を増幅すればいける」
ザルドの毒は竜の血を飲み、自己進化と自己再生で治せる。
死ぬ確率は大体6割。
依頼主の情報によると、これは最も成功率が高い手段だ。
それに対して、アルフィアの病は簡単だ。
かつて、ハイデリンが与えた光の加護は幻竜に封じられたことがある。
つまり、ドラゴン族は神の加護を封じる手段がある。
依頼主は術式を知っているから、スキルを封じて、数日で病の進行を完全に止めた。
これからはどう生きるのか、二人次第だ。
村の前で、ベルは二人と別れを告いだ。
そして、かつて自分がアーテリスに転移した山道に行った。
空中に、穴がぽつりあいている。
ベルはそこを迷わずに飛び込んだ。
「本当にありがとうございました」
白き鱗と赤い目をするドラゴンは次元の狭間で頭を下げて、ベルに礼を言った。
「いや、礼が言いたいのは僕のほうだ。ありがとうございました。仁竜。第八霊災の未来に生きる僕。もう一度伯父さんとお義母さんに会えるなんて、夢みたいだ」
最初におかしいと思っているのは、なぜ呼ばれたのは光の戦士ではないのか。
彼はこの事件を文字通り制圧できる。
答えは簡単だ。ベル・クラネルが干渉できるのはベル・クラネルの時空だけだから。
「ラハさんを送り出した時、アシエンの襲撃があった。僕は相手を追い払うために、クリスタルタワーの外壁にしがみついて応戦した。そのため、時空転移の衝撃に狭間に取り残された」
「そして、その影響で極めて限定的に時空転移が使えた。しかし………帰還はやはり無理なのか?」
「うん。第八霊災世界のベル・クラネルは僕だから、それを目印にして転移できない。可能性があるなら、アゼムのクリスタルだが……僕が知っているエメトセルクがあの人の転生にそれを渡すとは限らない」
白き竜は寂しそうに笑っている。
「一緒に来ないのか?」
「いや、あなたの世界のベル・クラネルはあなた。僕ではない。ここで迎いが来るのを待つよ。さあ、行くがいい」
狭間に光の道が浮かび上がった。
ベルは一度振り返って、宣言した。
「絶対に君を元の世界に戻すよ」
グ・ラハ・ティアは決して彼のことを見捨てないし、光の戦士もそうだ。
何とかして仁竜の世界と連絡を取って、帰還方法を探すだろ。
「ありがとう。期待しているよ」
こうして、ベル・クラネルは自分の世界に帰還した。
基本的に、こっちのベルはザルドとアルフィアに勝てる。
長期戦なら普通に勝てます。
一対一は完勝できます。
しかし、二対一かつ短期決戦ならすごく苦戦します。