緋弾のアリア〜堅実に行こう〜   作:さむはう

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中学時代

 

 拝啓 

 なぜ私はこんな世界にいるのでしょうか。12歳にもなり物事を少しばかり考えるようになった頃、私は唐突にそう思ったのです。こいつ頭おかしいのでは?と思われた皆々様、考えてみても下さい毎日毎日ニュースを見ればテロに誘拐、銀行強盗、発砲事件なぞは日常生活。慣れればどうってことはないなどと言う輩もおりますがいやいやとんでもございません。

 日常生活常に命の危険のある生活なんぞはまっぴらごめんであります。男なら怖がるな?怖いものは怖いんです。

 しかしこの世は無情、生まれてしまったからにはどうしようもございません。

 さてではそんな世の中に救いはあるのか?と考え調べた訳でありますがそれがそれが一応はあったのでございます。それが何かと言いますと「武装探偵」通称「武偵」と呼ばれる存在なのです。

 さてこの「武偵」とは何かということでございますが、説明いたしますとここ数年か数十年かは定かではありませんが 世界の治安が急激に悪化しましてそれに伴い犯罪者の凶暴化が進んでしまった訳であります。そこでどうしようか?となった時に 武装している探偵、要は武装した何でも屋を作ればいいと考えたのであります。そしてこの「武偵」が浸透していった結果世界各国それ専門の省庁が設置され公職ともなったと言うわけなのです。もちろん私立の武偵も存在します。そしてここ日本でも同様に「武偵庁」が設置され公安•警察・自衛隊などの人材が引き抜かれ成立したわけであります。

 さてここで何が救いかと言う話に戻るわけでありますが、私はこう考えたのです。

「相手が武装しているのならば自分も武装すれば良い!」と。気が狂っている?いえいえ正常です。

 そして日本で合法的に日常武装できるのはすなわち「武偵」すなわち「武偵」になれば己の身の安全を守り安くなる。こう言うわけなのです。もちろん終身の職業を武偵にする気はありません。私立の武偵にでもなって別の職業に就き武偵はを 副業にしてほぼ免許だけの状態にしてやろうという魂胆なのでです。武偵になる過程で技術を習得し合法的な武装ができれば良いわけなのですから。わざわざ危険な職業に就き続ける必要はありません。さてそこでそもそも武偵になるためにはどうしたらいい?と言うことでありますがこれまた調べると二つ程度のルートがありましてまず武偵中学校に入りましてそこから武偵高等学校に入る道、もう一つは一般中学校から武偵高等学校へ入る道があるのですが、もうこれは一択しか無いでしょうこんな特殊な訓練もしていないような人間がいき

なり高校からは無理がある上。物事は早い方がいいと言うことで武偵中学校に行こうと決意したのです。しかし急に思いついたものですから受かるかどうかこれ幸い体力には多少の自信があるので

受かると良いのですが……というか受からないと困ります。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 あれはなんなんですかまじでなんなんですか…‥…

 いやぁ甜めてました舐めてましたありゃバケモンの巣窟ですね。あんな中学一年生いてたまるかと言う具合のがゾロゾロとこちとら銃も撃ったことなければナイフや格闘技もやったこともない

 格闘戦では投げられる転がさられる極められるで散々、射撃に至ってはかすりもせず。いやはや 実技は通常の体力試験以外ボロボロでした。学科はきっちり取れたのでギリギリ合格かどうかと

 いったところでしょうか。祈るしかありませんね。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 届きました合否通知です。さてさてドキドキ‥‥‥

 ハイッ合格です。いやほんとギリギリ、ギリギリのギリギリでした。まあ当然と言ってはなんでしょうが武偵ランクはE、最低ランクですね。

 まあ極々一般家庭の一般人がギリギリとはいえ合格できたこと自体が奇跡のようなものですしね。これで晴れて自分も武偵の卵というわけです、高校進学へ向けて基礎から積み上げていきましょう。

 少なくとも中学校3年間はとにもかくにも基礎固めの訓練あるのみ張り切っていきましょう。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 さて晴れて神奈川武偵高附属中学校に入学し防弾制服に身を包み、ナイフと拳銃で武装して元気に学校生活を送っているわけですが、いや周りが強いのってなんのって

 格闘戦じゃあまず勝てません、射撃も初心者ですから下手で、ある日突然力に目覚め‥‥‥などということもありません。さてどうしようと思ったわけですが射撃訓練の教官がおっしゃるっていました。

 「射撃は訓練すればするほど上手くなる」と。なるほどなるほどと思いその日からひたすら射撃訓練、特に武偵の基本装備ともいえる拳銃の射撃、拳銃射撃を行いました。

 もちろん他の訓練も疎かにはしませんがもとよりバリバリに近接格闘をというタイプではありませんでしたので丁度良かったと言うこともありますが。いや近接格闘とかとてもじゃないけど

 いやですよ。必要な分はやりますけれども。そんなかんじでなんだかんだで一年が過ぎていったわけであります。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 さて私も2年生になったわけでありますが何か劇的に生活が変わると言うわけもなく去年と同様射撃を中心とした訓練にその他諸々の基礎技術を授業でと言う感じなのです。

 この時期になってくると優秀な生徒たちは段々と優し目のものからではありますが依頼を受けていくようになるようなのです。まあ私には一切の関係がございませんが。

 ふと別の話にはなりますが遠山キンジとか言う生徒がイジメられていた女の子を助けただのそれがとてもキザだったのでも実力はヤベーだのと言う話を聞きます。まあただの余談でございますよ。

 ちなみに近接戦闘に関してはまだクソ雑魚ですが射撃に関しては一年中やっていたおかげか随分とマシになりましたのですよ。まあこのまま射撃を伸ばし続ければミドルポジションの射手くらいには

 慣れるかなぁ〜なんて呑気に考えながらまた一年が過ぎて行ったわけであります。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 さて遂に中学生活も最後の年、3年生になったわけであります。ここいらで一つくらいランクを上げたいなぁと思い今年はクエストが全面解禁となるのでボチボチ簡単なものだけでもやって行こうかな

 と考えているわけであります。2年続けた射撃訓練の成果も出てきたのか射撃、特に拳銃射撃はかなり良くなりました。近接格闘は並といったところでしょうかまあ真面目に授業を受けているおかげ

 だと考えたい物ですね。そういえば前に話していた遠山キンジという生徒今度は助けた生徒やその他諸々の女子たちに利用され大変だそうです。ええこれもまた余談ですとも。

 そして一年が過ぎていったわけなのです。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 これで私も晴れて中学校卒業というわけです。最終的にアホほど撃ち続けた拳銃射撃は校内でも中々のものになったと自負しています。近接格闘はまあ並といったところ、これは変わらずですね。

 まあ中学校はどちらかというととにかく高校へ行くための基礎固めということで学校では割と訓練漬け、射撃が案外楽しかったというのもありました。そう言うわけで割とあっさりと卒業

 して行ったわけであります。最終的なランクは強襲科のDランク、まあよくもあんな惨状からここまでできるようになったものです。

 さてここからが本番です、中学校3年間きっちり基礎固めを行ったので高校ではそれを継続しつつもクエストを受けランクを上げていくつもりです。それでは張り切って行ってみましょう。

 

 

 ♢♢♢♢♢

 

 

 

 

 

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