!
その娘は
美樹!
に瓜二つであった!
「こんにちははじめまして」
あまりの衝撃の余り、明はたどたどしく彼女に挨拶をし、
(しかし、美樹とはこうも佇まいが違うと、本物よりもキレイなんじゃあないか)
こう思ったのであったが、
「スキやり」
!
突如、彼女に襲いかかられ、
「コブラツイスト!」
「苦しい」
次々と
「アトミックドロップ!」
「ぎゃー」
プロレス技を決められてしまった。あまりの苦しさに明は
「ギブギブ」
とタップをするのだが
「ドサクサに紛れて、どこ触ってんだ!!お前~~~」
と彼女は怒り
ギュッギュッ
「勘弁してくれぇぇ」
ますます技に力を込めて、明を痛めつける。
「ミキ殿、それぐらいしておいてください」
「村長、本当にこんな男に私の用心棒が勤まるの」
そんな彼女を佐吉は窘めたが、ミキはこんな風に喰ってかかる。この様子を見て
(こりゃ-用心棒よりもサンドバックだぁ。もしかするとデーモンよりも厄介な存在だぞ)
明は本家の美樹を上回るじゃじゃ馬ぶりに恐れなしたのであった。
「はい、それで一人ではこころもとないと思い、もう一人、用心棒をおつけすることにしました」
(もう一人の用心棒!)
次に佐吉はもう一人の用心棒の存在を告げると
「うわさをすれば」
そいつはやってきた
「おう~~これはこれはハヤテ殿~」
!!
その用心棒は先ほど一戦を交えた年端もいかない忍者野郎であった!
「あら、イケメンじゃない~」
「・・・・・・」
明を尻目にハヤテにデレデレするミキ。一方。明は
「おい、佐吉!どういうことだ!」
と佐吉にまくし立てるが
「まぁまあ、味方は一人でも多い方がいいんですよ」
と笑みを浮かべて、囁くと
「というわけで、お二方共、それぞれ休憩室でしばらく休んでいてください」
そして、休憩室でハヤテはこれまでの出来事を振り返っていた
江戸の街に俺の偽物が出現した。寸分違わぬその姿に仲間である伊賀忍者からあらぬ疑惑を寄せられた俺は身の潔白を晴らすべく、行動を起こした。そして、雷雨が飛び交う夜にクローとかと名乗る偽物と決闘になった。今までにない強敵であったがゆえに苦戦を強いられた俺の元にある声が響いてきた
「次に雷が落ちた時を狙え」
ゴーン
そして、周囲に光がほとばしると
!
クローに隙が出来た。
「今だ!」
俺はそれをついて、必殺の一撃を決めた。
「嵐よ~」
勝利の余韻に漬かる暇もなく、待たしても例の声が俺に語りかけてきた。
「牧村に行け~さすれば、真実がわかる~」
「何!」
こうして、俺はそれに命じるままにここにやってきた次第だが、あの明とか言う男、一筋縄ではいかん气がする
と考えていたら
!
何かを察したのであった。