※いくらか列挙しておりますが、他に小説を見ていて分からない単語があればDMや感想欄で教えて頂ければ幸いです。
・P.C(平和世紀)
C.W歴最後の戦争であるデウス動乱の終盤で国際平和機関の代表によって決定された新たなる紀年法。本作の舞台となる、世界観。
・C.W(クリスタル・ウォー)
この世界観での人類初の宇宙戦争である地球連邦軍とデウス帝国との戦争の後で名付けられた紀年法。これを機に、150年以上もの間両陣営との争いが始まる事になっていく。
・クリスタル・ウォー
地球連邦軍とデウス帝国軍が引き起こした人類初の宇宙戦争の事。後の紀年法の名称にもなった。
・デウス動乱
C.W歴の中でも最大規模の、地球連邦軍とデウス帝国の戦争。およそ十年に渡る戦争であり、この戦争によって地球の人類の半数が失われた。
・Cコロニー
人類が宇宙に進出するに当たって建造されたコロニー。意訳としては、人類の叡智の結晶という意味からクリスタルと名付けられた。これらの群の事を、Cコロニー1群といった呼び方をする。
・Eフォン
正式名称Electronic phone。この世界観に於ける連絡デバイス。電話機能は勿論、友人や企業等の連絡ツールとしても用いられる。又、SNS(Social networking service)にも繋がっており、そこから様々な情報を得たりすることも可能。また、一部地域に限られるが宇宙空間にいる人とも交信する事が可能という、従来までのデバイスでは不可能と言われていた様々な機能が追加されている。インターネットは勿論、動画閲覧、配信、ショッピング等、日常に於いてあらゆる役割を担う。
ただし、Eフォンの回線には限界がある。それは、ビーム粒子によって強い電波障害に襲われるという事。その為、粒子が飛び交う紛争地域等や、回線上でビーム粒子を扱う戦闘が行われていたりすれば正確にメッセージ等が届けられないという問題がある。
・ベレーナジュニアハイスクール
モントリオールにある、レイ達が通っているジュニアハイスクール。モントリオールはこの世界観である日本の制度を採用しており、ジュニアハイスクールまでは義務教育扱いとなっている。一部、選択式の授業では専門的な知識を学ぶ事もある。
・ヒパック村
北欧、ノルウェーの田舎にある村。
・プチMS大会
プチMS、パワームを使って行われる大会。大抵は用意された薪をどれ程積めるかといった内容で競われる事が多い。新生連邦軍主催の場合は、上位入賞者は軍にスカウトされる事がある。
・MS乗り
どこの勢力にも所属していないフリーの存在。基本的にはMSのスクラップ等を集め、別のジャンク屋に売ったりして生計を立てる事が多い。その目的は組織によって異なる。
P.C時代ではデウス動乱後の混乱もあり、MS乗りの存在が大幅に増加したとされている。
・ジャンク屋
MSのスクラップや部品等の売買に関連する存在。世界各地に存在している。MS乗りとジャンク屋は切っても切れない関係であり、彼等と交流を持つ事が、MS乗りに関しては重要とされている。
・アステル家
デウス動乱時にデウス帝国にMS等の兵器を提供していた一族。内部に軍事企業、アステル・システムズがある。CEOはアステル家党首であるジンク・アステル。しかしアステル家という名称が世に広まりすぎており、アステル・システムズという名は然程言われる事がない。
・地球連邦政府軍
この世界観での地球圏を統一している一大組織。通称地球連邦軍、連邦軍。増えすぎていく人口過密状態にあった地球を一つの勢力に統一し、人類の宇宙進出へと発展させるきっかけとなった。地球連邦軍の中の組織として、国際平和機関(後の平和国連盟)が存在している。
・新生連邦政府軍
地球連邦軍がデウス動乱を経て新たに名称を変えたもの。総司令はレヴィー・ダイル。デウス動乱後は新生連邦政府と平和国連盟に分裂し、地球圏の勢力がある状態となる。加盟国数は平和国連盟とほぼ同じ。平和国連盟に実情は監視されている筈なのだが、都合の悪い事実に関しては情報部があらゆる方法で隠蔽する為、その事実が国民に漏れる事はない。
・平和国連盟
デウス動乱後の地球連邦軍が分裂して出来た組織。名目としては、あくまでも新生連邦軍の監視という立場にある。通称平和国。
・国際平和連合軍
平和国連盟の軍。平和主義があるにも関わらず軍隊を持っているという、矛盾をしている組織ではある。基本的には災害時の緊急よ出動やテロ対策として存在している。
・デウス帝国
旧地球連邦軍と幾度か戦争をする事になった一大国家。初代皇帝、スージー・デウスから始まり、そこから皇帝は変わっている。C.W歴で最大の戦争であったデウス動乱では彼等の技術を見せ付けるのに十分な場ではあったのだが、地球連邦軍に敗れる事となった。
・デウス帝国残党軍
デウス動乱時に地球連邦軍によって敗れた勢力の残党軍。小惑星アポカリプスを拠点として宇宙で密かに暗躍している。
・氷河族
デウス動乱後の混乱期の中で、暗躍している謎の組織。ボスと呼ばれる組織がいて、そこから下部組織が幾らか存在し、戦後に成り上がってきた。戦後の世界で人間の数が減少し、貴重な存在となった為か、それを利用した人身売買、特殊麻薬売買、ジャンク屋にMSを売り付けるといった悪行を行っている。また、ボスの存在は、ボスが最も信用に値する人間にしかその姿、名前は知られていない。
・氷河族一部組織
氷河族の一部組織。メンバーは組織によって異なる。
・パニッシャー
氷河族の中でも裏切り者や組織に不利益を与える者に対して与えられる役割。基本的にはボスに忠実な人間に与えられる事が多いが、例外としてメイド・ヘヴンが該当している。彼の逸脱した人間性に対し、ボスが興味を示した為である。
・特殊麻薬
デウス動乱後になり流通する事になった麻薬成分。注射した人間は異常な興奮状態に襲われ、やがては薬物依存状態に陥る。未成年に処方すれば何らかのトラウマのフラッシュバック等、精神的な悪影響が懸念される。
また、強化モデルの研究機関ではこの特殊麻薬が被験者に利用され、人体のコントロール調節がされている。
・ビーム粒子
この世界観でのビーム兵器に用いられる架空の粒子物質。P.C歴以前にデウス帝国と地球連邦軍の宇宙間戦争を見越した、とある科学者が発見し、名称をビーム兵器のみに用いる事を軍や軍事企業との密約を交わした結果、これが現代にまで至っている。水中等の低温環境等では減衰率が極端に低下してしまう為、実用性はほぼ皆無。また、大気圏内では宇宙空間と比較して減衰率が上がってしまう為、大気圏内のビーム兵器の出力は宇宙空間時とは比にならない。しかし、大気圏内に於いても十分な火力は保つ事が出来る事から、どの勢力もこのビーム粒子を用いているのが現状。
ただし、MSでビーム粒子を運用するにあたってはビーム粒子貯蔵タンクが必要となり、これが枯渇すれば機体からビーム兵器を扱う事が出来なくなる。この世界観では所謂永久機関を開発するには至っていない問題が残されている。
・プラズマ粒子
ビーム粒子に次ぐ、新たな兵器を用いる為にある科学者によって発見された次世代の粒子エネルギー。ビーム粒子の問題として、粒子の残量さえあればバリアフィールドジェネレーターで防がれてしまうという問題がある。それを解決する為に開発されたのがこのプラズマ粒子である。基本的にはコロニーカノン等の戦略兵器等に用いられる事が多く、通常のMSのような兵器に用いられる事はコストの問題や技術の問題として存在していなかったが、近年ではこうした兵器が次第に開発されつつあるのが現状である。
・Cメタル
この世界観のMSやMA、戦艦等に用いられる装甲素材。このCメタルが資源衛星から発掘された事がきっかけとなり、地球連邦、デウス帝国共にMSの量産に繋がる事が出来た。
P.C時代ではデウス動乱後の混乱もあり、連邦政府に公認されていないCメタルの宇宙からの輸入が行われたりしているのが現状である。
・ハイ・バッテリー
MSの動力源として存在しているエネルギー源。その初期モデルは伝説とされているファースト・ガンダムに用いられていたとされており、当時のバッテリーシステムで連続して可動出来る活動時間は40時間程度であったとされている。
現在のハイ・バッテリーは技術の進歩により、推進剤やビーム粒子の問題を別枠と捉えれば、ほぼ、半永久的な活動が可能であるとされている。だがこの恩恵を受けられるのはMSのみであり、一般家庭の家電や電気自動車等はこうした恩恵を受けられない。それは電化製品と比較してその出力や電圧そのものが段違い過ぎるという事と、ハイ・バッテリーが普及する形になれば、家電製品などの売り上げに大きく影響してしまうという企業側の問題が生じている為でもある。それらを普及させまいと、MSを開発する軍事企業の利権が横行しているのがこの世界の現状である。
核融合炉を利用した動力を用いる手段も検討されていたとされるが、その場合は地球環境への悪影響を懸念する声も上がっていた為、結果的にハイ・バッテリーを利用する事となったのである。
元々ハイ・バッテリーはCメタルを合成し、元々の電気技術の問題を大きく解決した事が由来で存在している。存在そのものはエコロジーと呼べるものだが、一方でそれが利権によって戦争の兵器であるMSにのみ用いられているという妙な現象が起きている。
・Gハイ・バッテリー
ハイ・バッテリーを巨大兵器(MA等)に用いられているもの。その莫大なエネルギーゲインを使い、巨大なMSや MAを操る事が出来る。
・ヒューマニアフレーム
人間の筋骨格や血管に見立て、電子機器の配線や動力パイプを設計したフレーム。MSの量産が本格的に進んだ時代から、現代に至るまで採用されているフレームである。
・モビルスーツ(MS)
人型の機動兵器。MSという略称で用いられる事が多い。この世界観でのMSの始祖はデウス帝国との最初の戦争時に開発されたとされる、ファースト・ガンダムと呼ばれるMSを始祖としている。
・モビルアーマー(MA)
人型ではない、異形の形状をした大型機動兵器。所属問わず用いられている。主な役割としては拠点防衛用や、攻撃用として用いられる事が多い。また、MSが変形してMAになる、TMSの存在も近年開発されている。
・シンギュラルタイプ
人類が宇宙進出するにあたって出現したとされる人種。その発現メカニズム等は謎に包まれている。一部の人間は脳内で閃くような感覚に陥り、それが危機的状況を脱したりする事があるという。
・アドバンスドタイプ
シンギュラルタイプを上回る、未知なる力を持つ存在。その詳細は全てが謎に包まれている。
・強化モデル
デウス動乱時に生み出された技術。人体を扱い、それを基軸にして脳機能の強化、身体機能の強化をされた人種である。元々はデウス帝国の技術だったが、後に連邦軍側にも技術が知られる事となった。
・特殊強化モデル
強化モデルを更に戦力特化した存在。MSを操る事に於いては絶大な能力を発揮するが、言語機能の劣化や感情コントロールのエラー等といった問題も生じる。また、特殊強化モデルによっては何らかの形でストレス解消をしなければ死に至るといった問題も抱えている者もいる。
・アーステクロノジー
デウス動乱以前から地球連邦軍に兵器を提供している軍事企業。デウス動乱後に社長にスルース・ディアンが就任。それ以降は強化モデルの研究機関としての役割も果たすようになった。
・サイラックス社
国連軍に兵器を提供している軍事企業。デウス動乱後に国連と密約を交わし、以降兵器提供を続けている。
・クレーディト・メカニクス社
デウス動乱以前から存在していた民間の軍事企業。主にMS乗りなどに戦力提供をしている。