機動戦士ガンダム Living Days   作:すからぁ

125 / 125
あとがき

 思えばこの作品は非常に長い作品となってしまったなと、思います。

 元々は自分が中学2年生の終わり頃に、何気なく、日常とガンダムをミックスさせた作品を書きたいという、至極単純な思いからこの作品を執筆するに至った訳であります。

 

 

 

 正直、ここまで長編にする気はありませんでした。しかし色々と書きたいエピソードを書いて行った結果、このような大長編作品になってしまった次第であります。

 

 

 

 改めて思うと、自分はこれ程にガンダムと言う作品が好きだったんだなという風に思う訳です。所謂テレビシリーズの外伝や、アナザ―ガンダムの外伝とかそういう訳じゃなく、オリジナルのアナザーガンダム。世界観の構築を一から一人でしなければならないというのは、実は非常に大変なのです。恐らく余程好きでなければ出来ない事だと思います。

 

 

 

 この作品を書いていて思ったのは、ガンダムをはじめとしたリアルロボット作品って、多くの人が協力し合って初めてあの壮大な世界観を描けるのだなっていうのが思いました。勿論、監督の実力も伴う訳ではありますが。

 

 

 

 書いていて途中、無謀な事をしているのだなと思った事は何度もあります。設定の矛盾や地図の位置取りとか、移動距離は大体どれぐらいの時間が掛かるのかなーとか、ある程度のSF要素を入れたり。出来るだけリアルな部分はリアル(リアルロボットだし)でやるようにしていました。

 

 

 

 今回の舞台の大半は地球上という事もあり、現実の地図を参考にして、土地の周辺の地域や地形を見て、大体のイメージをしながら記載していきました。主にはグーグルアースとかを参考にした次第であります。ありがたく使用させて頂きました。

 

 

 

 まえがきでも書かせてもらった通り、今回の話のテーマとしては、主人公、レイ・キレスの日常と戦場の行き来の話を主軸に、人間とは何か、そして、人間の矛盾を中心に描かせて頂きました。だから、“ガンダム”と冠している二次創作作品にはなりますが、正直真新しい、斬新な設定とかは実はそこまでしておりません。

 

 

 

 登場している機体は既存の版権のMSを参考にさせて貰っているものばかりです。一部オリジナルな形状をしている(イメージ)機体もありますが、大抵は元ネタの所に記載しています。

 

 

 

 ビーム粒子とかは宇宙世紀ガンダムシリーズのミノフスキー粒子をベースにしていますし、それ以外の粒子はビーム粒子に対する対抗策という形で出しています。しかし、これらはあくまでも戦闘シーンで用いられる程度にしかないんです。基本的には主人公、レイ・キレスを主軸に置いた群像劇として見て貰えれば幸いです。

 

 

 

 話が進むにあたって、多くの勢力の話が突如出てきたりして、もしかしたら混乱してしまったかも知れません。でも、全ては一つの物語に繋がるという仕組みにしていきました。従って、主な勢力図だけでも主人公の所属する、セイントバードチーム、新生連邦軍、平和国連盟、アステル家、氷河族、デウス残党軍、その他勢力といった形で、結果的に多くの人間模様が描かれた作品となりました。故に、妙に複雑で長い物語となってしまったのは、筆者のまとめる能力のなさが露呈してしまったなぁと思う次第でございます。もしこのガンダム作品以外の次回作があるのならば今度はまとまった話を作って行ければと思います。そして、その中でも最後まで見て頂いた方に関しては本当に、感謝しかありません。

 

 

 

 実際、この作品を投稿するのはかなり迷っていました。というのも、元々この作品自体完成自体したのは2021年の初夏の頃で、それまでは中学2年生の頃からずっと書いていた作品の延長として執筆していたのですが、余りに長いストーリーとなってしまった事や、途中で様々な設定を盛り込んでしまったが為に物語の辻褄が合わない部分が出て来てしまったりして、そこから大幅な修正が必要になってしまった次第でございます。

 つまり、終盤の展開は殆ど修正を加えていなかったのですが、最終話とエピローグを書いた後に1話からテコ入れをし直すという、自分でも何をやっているんだと言わんばかりの事をし始めた訳です。

 

 

 

 何故この事をしたのかと言うと、昨今の新型コロナウイルスの存在が大きく関係しておりました。新型コロナウイルスに伴う外出制限や自粛。それに伴い在宅時間の延長。こうした事が重なり、自分に出来る事は何かと思った時、何かエンタメを作りたいという欲求が出て来たという訳です。

 

 

 

 その中で目を付けたのが、執筆途中だったこの作品でした。しかし中学2年生が書いた文章、それも文才の欠片もない人間が書いた文と言うのは残念ながらとても人様に見せられるような内容とは言えなかったのです。内容も辻褄が合ってなかったりして、その辺りは最終話の執筆後に仕事をしながらも隙間時間を見て趣味がてら修正、執筆していきました。

 

 

 やがて2022年の初夏。つまり1年掛けてこの話は全てが繋がり、ある程度の辻褄も合っていき、いつかは投稿してやろうと思い、新型コロナウイルス第七波に該当する7月頃に投稿を開始して行った次第でございます。

 幸いにも、拝見して貰っている数も増えていき、感想も頂く事がありました。こうした感想を頂けた時、自分は本当に小説を書いて良かったなと、思いました。

 

 

 

 恐らくガンダム小説を書くのなら、テレビシリーズの二次創作やそれに該当するキャラクターを出したりした方が確実に数字は延びるとは予想しておりました。しかし、自分は敢えて、独自の世界で作り出したガンダムという作品を投稿したかったという欲が強かったのです。

 

 

 

 当然ながら、容姿がどんなキャラクターなのか分かる筈がありません。イメージもないのに、どうやって話を見て行けと言うんだとなるのは分かっておりました。しかし、完全にオリジナルであるが故にそこに登場するキャラクター、MS等の兵器は読んで貰った方のイメージ通りに動くという体験をして貰いたいという気持ちもありました。

 

 

 

 しかし、自分の中ではイメージが出来ており、それ故にキャラクターに対して愛情を込めて執筆を続けることが出来ました。これ程の長編になりながらも最後まで続けることが出来たのは、やはりこの作品に出て来るキャラクター達が好きであるが故なのだと、思います。途中でネタが尽きそうになったりする事もありましたが、やはりそのキャラクターがどうなって欲しいのかと言う事を考えた時、小説執筆の為にキーボードを動かすことが出来たのはこの作品に対する情熱があったからなのだと、思います。

 

 

 

 これはあくまでも趣味活動ではありますが、この趣味によって多角的に物事を考えたりする事が出来るようになったり、仕事をする上でもキーボードの早打ちが出来るようになったりと、良い影響も多々、ありました。確かに利益にならない事ですし、自己満足の世界ではありますが、それでもこれは自分にとってしたかった事です。それが叶っただけでも、自分にとっては幸せ以外の何者でもありません。読んで下さる方や、感想を下さる方に関しては本当に感謝しかありません。物語を見て、どう感じたのか。どう疑問を抱いたのか。自分と違う、建設的な意見が聞くことが出来るというのはこれ程に有意義で、幸せな事なのだと考える事があります。これが対話で、コミュニケーションなのだなと、考えたりもします。だから感想には全て返信しておりました。嬉しいから、それだけです。

 もし機会があれば主要キャラクターの背景とかについて語る事も出来ればと思います。

 長くはなりましたが、本作品を拝見して頂き、誠にありがとうございました。

 

 

なだれすからー

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:50文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。