MULAストーリー番外編短編集   作:Lcrcl (エルマル)

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ノーアの名前の発音を英語にすると
「know a piece(peace)」となります。
訳すと「一部を知れ」または「平和を知れ」です。
苗字を考えた時この意味を込めました。



その子はノーア・ピース

sideノリオ・ピース

 

ノリオ「酷い有様ですね…」

 

グリッチの襲撃。その被害は甚大でした。

ジーノさんが1度死に、マリオさんは2度目の死を迎えました。その他にも大量の一般人が…

町は少しずつ復興していますが、やはり拮抗しているようですね。

 

ノリオ「…おや?」

 

「うぅっ…」ブルブル

 

瓦礫の壁付近に緑髪の女の子が座っていました。

そっと彼女に近づきました。

 

「おじさん、誰?」

 

ノリオ「ただの通りすがりですよ。…それにしても、こんな所で何してるんです?お父さんお母さんは?」

 

すると、女の子は…

 

「っ、もういないよ…」

 

もういない?…まさか。

 

ノリオ「黒い生命体の犠牲に…?」

 

「うん…私をかばって殺されたの…」

 

ノリオ「ッ……」

 

「おうちもボロボロになってしまって、ココにいるしかなくなっちゃった…」

 

この子に、何とかしてあげられないのでしょうか……そうだ!

 

ノリオ「…貴女、お名前は?」

 

ノーア「ノーア…」

 

ノリオ「ノーア、貴女は私が拾います。貴女はコレからノーア・ピースです」

 

ノーア「え…?」

 

ノリオ「立てますか?」

 

ノーア「…立てない」

 

ノリオ「なら、こうしましょう」スッ

 

ノーア「わっ」

 

そっと彼女をおんぶしました。

 

ノリオ「さぁ、新しいおうちへ帰りましょう」

 

ノーア「……うん!」ニコッ

 

コレが、私が初めて見た彼女の笑みでした。

 

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sideノーア・ピース

 

ザッ

 

桜が舞い散る季節のある日。

 

ノーア「お父さん…」

 

『ノリオ・ピースの墓』

 

私は、お父さんの墓の前にいた。

 

ノーア「今でも、私を拾ってくれたことに感謝しかないよ」スッ

 

お父さんが被ってた帽子をそっと墓石に乗せる。

 

ノーア「…いや」サッ

 

コレは、私が被るべきだ。

 

パサッ…

 

元々被ってた帽子と重ねてお父さんの帽子を被る。

 

ノーア「どうせ重なってるし、変わらないよね…?」

 

お父さん…いや、ノリオ・ピースさん。

 

ノーア「今まで本当に、ありがとう…!」うるっ

 

しばらく、私は墓の前で泣くのだった。

 

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sideノリオ・ピース(精神)

 

シュッ

 

「やれやれ、どうやら私も転生したようですが…ん?」

 

日花「可愛いわね、未例♪」

 

未例「わぁ〜♪」

 

日花さん?

まさか…やるほど。

 

ノリオ「コレは予想外でしたね」

 

日和「………」

 

MULAストーリー 未例編に続く




いい感じに書けました!

次回もよろしくおねがいします。

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  • 平行世界関連
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