MULAストーリー番外編短編集 作:Lcrcl (エルマル)
sideアルミ・マリオ
アルミ「アンタの、要件は?」
エラー「……気付いてたか、まぁいい」
スクッ
エラーは立ち上がると、冷静に話を始めた。
エラー「テメェの目的を聞き出す、それが要件だ」
アルミ「………」
エラー「色んな平行世界に行っては、情報だけ集めて帰っていく…怪しさ満点だ」
アルミ「…知ってたのね。まぁいいわ、教えてあげる。私の『計画』を」
エラー「計画…?そんなモンがあったのか」
アルミ「ええ…私の目的は…
遠い世界線から来る闇落ちした『私』から、この世界団を守ることよ」
エラー「闇落ちしたお前だと?…ありえなくもねぇな。だが」ギロッ
エラーは私を睨みつける。
エラー「どうやってソレを知った?予言を聞いたりしたにしてもお前が敵とは分からないハズだ」
アルミ「…そう思うわよね。でも…私の『勘』が言ってる。私の最も強大な敵は私になる、と」
エラー「………」
アルミ「アンタもそういうの、あるでしょ?例えば……そうね、『インク』とか」
インク…インクサンズは、平行世界の守護神的なヤツだ。でもその本質は無感情…感情のバイアルを定期的に飲まないと感情のないサイコパスになる。
エラー「アイツか…最近1つの世界でゴソゴソしてんのが気に食わねえな。でもテメェが言ってることには関係ないハズだぜ?」
アルミ「いや?インクはじきにその世界の人と一緒に、ある事をやらかすわよ。私が言ってる闇落ちした自分が来る、結構前にね」
エラー「何…!?(コイツ、どれだけ予言を聞いてるんだ!?)」
アルミ「アンタが知りたかった私の目的、これで教えたわよ?…対価、支払って貰うわ」
エラー「ッ……」スッ
おっと、臨戦態勢になってるわ。
アルミ「ストップ、私に戦うつもりはないわ。協力…もとい、同盟を組んで欲しいの」
エラー「同盟?…内容は?(コイツを敵に回さないだけでメリットがかなりある。インクの野郎を追跡できるしな)」
アルミ「互いが知りたがるような情報があったら互いに伝える。それと敵対しない。これだけよ」
エラー「乗った」
即答ね。
エラー「テメェのその底の知れなさ、嫌いじゃねぇ。見るだけでも面白そうだしな」
…完全に気に入られてるわね。私何かした?
(身に覚えしかないだろ)
アルミ「じゃ…あ、コレどうやって帰るの?」
エラー「転送なんちゃらでも使え」
アルミ「オーケー。転送火桜!」BLOOM!
シュッ
お、戻れたわ。
アルミ「まさかエラーが直々に私に会いに来るとは思わなかったわ…」
会った時マジで私をインクの仲間なんて思われてるんじゃないか、なんて思っちゃったわ。
サイコパス状態のインクとか絶対仲間だと思いたくないわよ。
アルミ「…ま、同盟結べたしいっか」
計画は今のところ順調。みんなを鍛えて、世界を守れるようにさえすれば、勝機はあるわ。
はい、って事で伏線回収。
ラスボスも確定しましたね。
次回もよろしくおねがいします。
誰の過去を知りたい?
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